2012年8月
羽幌町議会報告と懇談会(2012年8月31日)
羽幌町議会報告と懇談会が30日、中央公民館で開催されました。
11名の全議員が揃っての開催ははじめてで、よりよいまちづくりを推進しようというのが目的で行われ、町民35名が参加しました。
はじめに、総務産業常任委員会と文教厚生常任委員会から特に住民に関心の高い、羽幌港中央ふ頭の整備計画や保育園・羽幌小学校の建替事業などについて経過報告がされました。
また、懇談会では、参加した方々から積極的な意見が寄せられ、活発に意見交換がされました。
天売島・焼尻島から、自衛隊の大型ヘリコプターでの島民搬送訓練(2012年8月30日)
30日、国民保護法に基づく天売島、焼尻島の住民搬送訓練が自衛隊の大型ヘリコプターにより行われました。
訓練は、有事(災害発生時も想定)により、両島が孤立したため、羽幌町が北海道知事に自衛隊出動を要請し、国民保護法により自衛隊が出動したという想定で、羽幌町と陸上自衛隊北部方面総監部との共同によるものです。
訓練には、両島で一般公募により応募の38名が参加。旧焼尻中学校と天売小中学校の各グラウンドからヘリコプターに乗り、町スポーツ公園の陸上競技場まで搬送されました。
自衛隊員に誘導されて次々と降りてきた島民の方々からは「風が強い日だったけど、思ったより揺れなかった」「音が大きくて少し驚いた」「災害などのときのためには安心と思った」との声が多く聞かれました。
陸上競技場では、ヘリコプターから降りた参加者や、見学に訪れた多くの町民にむけて「心と身体を癒してください」と、陸上自衛隊北部方面音楽隊によるミニコンサートも行われました。
また、ミニコンサートは、島民を帰路も両島までヘリコプターで搬送し、順調に訓練を終た午後、中央公民館小ホールで町民一般を対象にも開催されました。
「海を越える握手」「アメイジング・グレイス」などのほか、会場の小さなお子さんからのリクエストに答えて「アンパンマンマーチ」も演奏。会場から大きな拍手を受けていました。
「羽幌町防災ボランティアきずなの会」が誕生(2012年8月29日)
「羽幌町防災ボランティアきずなの会」が誕生しました。9月1日の「防災の日」を設立日として、29日、中央公民館で設立総会が行われました。
昨年3月11日に発生した東日本大震災の被災地で、さまざまなボランティア活動に携わった方たちが集まり、積極的に民間ボランティアの賛同者を募って設立に至ったものです。
「万が一、この羽幌町で災害が発生した場合、すぐに支援活動ができるボランティアの体制づくりが必要」という熱い想いに、2団体37名が参加して発足。設立準備会世話人代表の江幡昭さんが会長に選出。。平時からの防災知識と技術向上のための研修会の開催や防災意識の啓発活動などの事業計画を決めました。写真は、総会で選出された役員のみなさんです。
「羽幌町の防災対策について」と題して、町総務課の伊藤雅紀総務係長により設立記念講演も行われ、災害支援や防災への活動に、改めて気持ちをひとつにされていました。
交通事故のないまちを目指して(2012年8月27日)
羽幌町交通安全町民大会が25日、レストパークで行われました。
この時期は、暑さや疲れによる過労・居眠り運転など悲惨な事故が多発するため、交通事故に対する認識を深めようと町交通安全協会などが実施。各事業所や団体、町内会など約250名が参加して行われ、大会では、交通事故犠牲者への黙祷を捧げたほか、児童、青年・壮年、高齢者の各代表者が交通安全宣言を行い、交通事故のない安全で安心して暮らせるまちづくりを誓い合いました。
中学生と高校生は文化講演、小学生は芸術鑑賞の事業がありました(2012年8月25日)
24日、戦場カメラマンの渡部陽一さんによる講演会が中央公民館で行われました。
地域人権啓発活性化事業として、町内の中学生と高校生を対象に開催されたものです。また、いちい大学の学生や教育、人権擁護など関係者も参加し会場の大ホールは満席、いっぱいでした。
ステージを左右に移動して、大きなジェスチャーを交えて話す渡部さん、あのゆっくりとした独特の語り口調に、笑いをさそう場面もありましたが、会場は引き込まれるように真剣に聞き入っていました。
渡部さんは、写真で戦争の悲惨さを伝えようと戦場カメラマンになったといい、「戦争の最大の被害者はいつも子どもです」と強調。「イラクの子どもたちは、学校で勉強ができることがなによりも幸せと感じ、日本のように休日は家族とゆっくり過ごすことができる国は、世界ではまだまだごくわずかです」と話されていました。
世界に目を向け、平和の大切さや、命の大切さが心に大きく響いた講演でした。
さて、この日は、小学生を対象の芸術鑑賞事業もありましたので、次にご紹介します。
羽幌小学校体育館では、芸能集団の乱拍子による「太鼓をたたいて遊ぼうコンサート」が行われました。
大きな大太鼓の音でスタートしたコンサートは、軽快な太鼓のリズムに子どもたちもノリノリで参加していました。後半は白い毛の獅子舞も登場し、最高に盛り上がったコンサートとなりました。
男性のための簡単料理教室「夏バテにのりきる鮮やかメニュー」(2012年8月24日)
23日、「男性のための簡単料理教室」が開催され「夏バテをのりきる鮮やかメニュー」にチャレンジしました。
食生活改善推進協議会がすこやか健康センターで年2回実施しているもので、今回の参加者は13名。食生活改善推進員8名の手ほどきを受けながら、ちらし寿司と からふる小鉢、お吸い物を楽しく調理しました。
残暑で暑い日が続いていたので、お酢を使ったさっぱりメニューはちょうどいいタイミングでしたね。
離島地区町政懇談会で活発に意見交換(2012年8月24日)
町長と天売、焼尻両島のみなさんが語り合う「離島地区町政懇談会」を両島研修センターで開催しました。
21日が天売、22日は焼尻、それぞれ午後6時30分から開催。町長ほか担当課長やそれぞれの島の支所長ほか関係職員が出席しました。
町からは、来年度フェリーターミナルなどが新築移転する羽幌港中央埠頭の新しい姿についてや、羽幌町津波避難計画についてを説明。また、天売島では9月からの小型風力発電や電気自動車の実証実験を前に、羽幌町エコアイランド構想などについても説明し、話題提供しました。
意見交換では、先日の緊急地震速報が話題となり、防災の大切さを再確認したほか、島の生活に密着した話題が多く話し合われました。
子育て教室「うさこちゃんあそびの広場」(2012年8月21日)
夏休みも終わり、残暑の厳しい日となった今日、「うさこちゃんあそびの広場」におじゃましてきました。
「うさこちゃんあそびの広場」は、幼稚園や保育園に入園していないちいさなお子さんと保護者を対象に毎週火・金曜日にすこやか健康センターで開催されている子育て教室です。
今日は、絶好の水遊び日よりとなり、子どもたちはじょうろなどのおもちゃで水をかけあって気持ち良さそうに遊んでいましたよ。
恒久平和を願って(2012年8月20日)
羽幌町戦没者追悼式が中央公民館でしめやかに執り行われました。
式典には遺族や来賓49名が参列。戦没者369柱の名簿を献上して黙祷を捧げ、畑弘親遺族会会長などの追悼のことばの後、参列者全員が献花し、戦没者諸霊のご冥福を祈りました。
北海学園柔道部合宿(2012年8月17日)
先日の野球部に続き、北海学園大学柔道部の羽幌合宿がはじまりました。男子9名、女子2名のあわせて11名が、武道館で今日から20日までの日程で練習が行われます。
寝技練習では、タイムを測り4分間1セットの練習を10セットを行ったり、立技や打ち込みの練習など厳しい練習に励んでいました。
この合宿で、個々の強化が図られ、9月1日・2日に開催される全道学生柔道大会での活躍を期待しています。
焼尻島民納涼盆踊り大会(2012年8月16日)
14日は、焼尻島でも盆踊りが行われました。島民や観光客、お盆で帰省されたみなさんが大勢参加し、ふるさと焼尻のお盆の夜をにぎやかに、そして和やかに過ごしました。
「焼尻納涼盆踊り大会」として、実行委員会の主催により毎年開催されているもので、漁協横の会場では、大漁旗がはためき、中央に設営されたやぐらと提灯の灯りがお祭りムードを盛り上げていました。
まずは、やぐらの上からのもちまきでスタート。カラオケ大会に続き盆踊りが行われました。今年はオリンピックの開催直後とあって、柔道の金メダル選手に扮した踊り手も登場し会場を沸かせていました。
ふるさと大盆踊り大会(2012年8月15日)
商工会青年部主催のふるさと大盆踊り大会が14日、はぼろバラ園で行われました。
はじめに子ども盆踊りからスタートし、華やかな浴衣姿の子どもたちが元気いっぱいに踊り、日も暮れて一般盆踊りでは、カールおじさんなどのユニークな衣装を装い、やぐらを囲み北海盆歌にあわせて踊り、大きな輪を作っていました。
会場には、やきとりやわなげなどの出店もたくさんあり、帰省された家族とともにお盆の一日を楽しんでいました。
最後の大抽選会では、町内の各商店から出品された羽幌の特産品やテレビなどの豪華景品をめぐり、番号が読み上げられるたびに、歓声が上がっていました。
また、今年は羽幌町商工会青年部創立50周年記念事業として、午後から総合体育館横で世代間交流広場を設け、規模を拡大して開催され、四輪バギー乗車体験や水てっぽう作り体験などで子どもたちは大はしゃぎで遊んでいました。
オロロン鳥(ウミガラス)の情報(2012年8月14日)
天売で調査活動中の環境省羽幌自然保護官事務所から、オロロン鳥(ウミガラス)の情報です。
7月31日付けのフォトクリップでヒナが確認された様子をお伝えしましたが、7月21日から8月4日かけて無事に10羽のウミガラスが巣立ったようです。昨年は7羽が巣立ち、2年連続で成功となり、今回の巣立ち数が2桁となったのは16年ぶりだそうです。巣立ったヒナは海上で親鳥に世話をしてもらい、2ヶ月ほどたつと独立するそうです。
来年は、今年を上回る飛来と巣立ち数に期待したいですね。
(写真提供:環境省羽幌自然保護官事務所)
カメラ設置の様子や、撮影した動画は北海道海鳥センターホームページでご覧いただけます。
>>北海道海鳥センターホームページ「海鳥日記」
>>ウミガラス(オロロン鳥)情報
焼尻港防波堤の壁画がきれいに(2012年8月13日)
11日、羽幌高校ボランティア「ゆきんこ」が、焼尻港防波堤の壁画の色が薄くなってきたため塗り直しをしました。
同メンバー16名で、高さ3メートル・幅100メートルの壁画を刷毛やローラーを使って、一日がかりでていねいに塗りました。
防波堤は、焼尻島の玄関口とあって、きれいに塗り直された壁画は、観光客のみなさんの目を楽しませてくれることでしょうね。
ゆきんこは、特老「しあわせ荘」の慰問やリングプルの回収などさまざまなボランティア活動を行っています。今回は、焼尻島まで行ってのたいへんな作業だったと思います。ご苦労さまでした。
北海学園大学硬式野球部~羽幌合宿(2012年8月10日)
北海学園大学硬式野球部が今年も羽幌町で7日から10日まで強化合宿を行ないました。監督・選手総勢52名がスポーツ公園で朝から夕方までみっちり練習に励みました。ランナーをつけたノックでは、監督からワンプレーごとにアドバイスされ、連携プレーなどを選手間で確認し合っていました。
このあとは、同大学柔道部が17日から20日の日程で合宿にやってきます。武道館で練習を行いますので、ぜひご覧ください。
「動けるからだと働く頭!」めざして毎日元気に運動を~介護予防教室(2012年8月9日)
「動けるからだと働く頭!」と題した介護予防の事業がすこやか健康センターで行われました。
住み慣れた地域で安心して暮らせるよう健康づくりや介護の支援を行っている地域包括支援センター(すこやか健康センター内)が毎年開催しているもので、今回は39名が参加しました。
さっぽろ健康スポーツ財団の佐竹恵治さんと東京都健康長寿医療センターの大渕修一さんを講師に、運動することで、頭が活性化し元気になり、認知症の予防にもつながると、毎日の運動の大切さを学びました。
実技では、自宅で手軽にできる体操を全員で体験、みなさん、自分にあったペースで体を動かしていました。
また、午後は「地域に根ざした介護予防 ~今こそシルバーパワーだinはぼろ」と題した講演も行われました。
楽しい夏の夜~「しあわせ荘」で盆踊り会(2012年8月9日)
8日、特別養護老人ホーム「しあわせ荘」で盆踊り会が行われました。入所者や家族と職員、それに浴衣姿の日赤奉仕団はじめ、町内会や事業所など13団体がボランティアとして参加、みんな一緒に楽しく夏の夜のひとときを過ごしました。
昨年秋まで、3年間にわたって改築工事が行われていたため、盆踊りの開催は4年ぶり。新しくなった「しあわせ荘」の広い駐車場にはやぐらが設置され、北海盆唄と太鼓のリズムが響くのなか、大きな踊りの輪ができました。車椅子を押してもらったり、手を引かれたりして踊りに参加する入所者も多く、周りで見ているみなさんも手拍子でたいへん盛り上がっていました。
サンセットビーチCUPビーチバレーボール大会(2012年8月6日)
4日5日の両日、「サンセットビーチCUPビーチバレーボール大会」が開催されました。
開催から10年を経過したこの大会は、例年キャンセル待ちのチームがでるほどの人気の大会となり、夏のサンセットビーチを代表するイベントのひとつとなっています。今年は町内や全道各地から80チーム288名の参加がありました。
軽快な音楽の流れるビーチの特設会場では、どの試合もスピード感あふれるアタックやレシーブで熱い戦いが繰り広げられました。
2日目の5日は、雨の中の試合となりましたが、どのチームも雨に負けないエネルギッシュなプレーを見せてくれました。
チーム力の強化を~札幌静修高校野球部合宿(2012年8月2日)
町内で強化合宿をしている札幌静修高校野球部と、羽幌高校、天塩高校の各野球部の合同練習が1日スポーツ公園で行われました。
合同練習では、試合形式のノックで、走塁や守備練習が行われ、監督からのアドバイスを受けながら、細かい部分の連携などを確認しました。札幌静修高校をはじめ、各校にとってもチーム力の強化になったほか、互いに交流もでき親睦が図られたようです。
7月27日から練習に励んだ札幌静修高校の合宿は8月2日で終了しますが、どのチームもこれからはじまる秋季大会での活躍を期待しています。
また、今後も羽幌町内でのスポーツ合宿の予定が続きます。
8月7日から14日は、北海学園大学硬式野球部。8月17日~20日は、同大学柔道部やってきます。大学野球や柔道を見る機会は、あまりないと思いますのでこの機会にどうぞご覧ください。
羽幌町ではスポーツ合宿を誘致しています。羽幌町での合宿生活が充実したものとなるよう、町全体で心から応援してあげたいですね。
姉妹都市:石川県内灘町との交流事業が続いています。(2012年8月1日)
羽幌町の姉妹都市である石川県内灘町で、交流事業が続いています。スポーツを通した子どもたちの交流事業と内灘町民夏まつりへの出店参加の様子をご紹介します。
写真はミニバスケットボールクラブの子どもたち。石川教育長を団長として、小学校5,6年生のメンバー17名と指導者や保護者25名が7月29日に内灘町に到着。30日に内灘町のチームと合同練習や交歓試合で交流を深めました。きっと、夏休みの大切な思い出になったことでしょう。
一行はこの後、友好村の南砺市平地区なども見学、研修し8月1日帰町予定です。
子どもたちが内灘町に到着の前日28日は、内灘町の夏のイベント「内灘町民夏まつり」が開催されました。
羽幌町から、役場職員3名が出向き、羽幌町の水産加工品の紹介と焼尻めん羊の試食会を行い、羽幌町をPRしました。会場の内灘町総合グラウンドは大勢の町民のみなさんで大盛況、羽幌の味覚を楽しんでいただきました。