2010年5月
東京都立杉並工業高校の天売島での修学旅行(2010年5月13日)
修学旅行のため2泊3日の日程で天売島を訪れる東京都立杉並工業高校のみなさんが11日午後、到着しました。
フェリーターミナルで地元のみなさんの歓迎を受け、それぞれ宿泊する宿へ移動。夕方にはウトウの帰巣を観察して初日を終了しました。
2日目は寺沢孝毅さん(天売在住)の講演会でスタート。スライドを見ながら環境について学んだあと、釣り体験や天売高校の水産実習に参加するなどそれぞれの班にわかれて行動しました。
水産実習では、カレイのくん製づくりに挑戦。天売高校生の見本をみながらでしたが、慣れない手つきに悪戦苦闘しました。
この日の交流会は外でバーベキュー。網の上には海の町ならではの新鮮な海産物がいっぱいです。
最終日の13日も班別行動です。港では、漁業体験として網はずしのお手伝い。魚を傷つけないよう神経をつかいながら作業に取りかかり、漁師さんの大変さを身をもって体験しました。
ちびっ子ランドの園児や小中学生、デイサービスに通うお年寄りのみなさんとも交流を深めていました。
また、滞在中に地元貢献事業として港や学校周辺などで休憩ができるベンチをつくってくれたほか、フェリーターミナルの看板にイラストを描いてくれました。きっと、これからの観光シーズンに活躍してくれることでしょう。本当に助かります。ありがとうございました。
杉並工業高校のみなさんは、今日の2便のフェリーに乗り羽幌で一泊。明日14日は、札幌市内を観光して東京に戻るそうです。
みんなでつくろう安全安心のまち(2010年5月12日)
5月11日、春の地域安全運動の実施に伴う総決起集会が羽幌警察署前で行われ、町内の様々な団体のみなさんが130名参加し、安全で安心して暮らせる地域づくりを誓いました。
集会では、子ども向けの防犯ソング「いかのおすし」の音楽にあわせて、まき幼稚園の園児たちがかわいいおゆうぎを披露しました。
【いかのおすし】
いか・・・知らない人についていかない
の・・・・知らない人の車にのらない
お・・・・大声をだす
す・・・・すぐ逃げる
し・・・・何かあったらすぐ知らせる
楽しく踊って、普段から「いかのおすし」と覚えておくといいですね。
また、羽幌地区防犯協会と羽幌警察署が募集していた「振り込め詐欺被害防止標語」に、羽幌小学校から次の二人が選ばれ、舟橋町長から盾が送られました。
(受賞の二人は小学校が授業中のため、代理で保護者の方が盾を受けとりました)
【受賞者と標語】
羽幌小学校6年 沢岡 響くん 「オレオレに 言わず聞かずに あてにせず」
羽幌小学校6年 佐藤未来くん 「うそだった そうなる前に 相談を」
ようこそ羽幌へ、そして天売島へ(2010年5月11日)
天売島をメインに修学旅行を行う東京都立杉並工業高校(田神仁校長)の3年生が羽幌町に到着し、フェリーターミナルで歓迎式が行われました。
修学旅行は、生徒・引率教員あわせて137名が参加。自然の中で行う清掃活動や島民との交流を深め、社会に貢献できる資質や自覚を養うことを目的に今日から3日間、天売島に滞在します。
式では、公務不在の舟橋町長に代わり本間副町長が「羽幌町の自然を堪能して楽しい思い出をつくり、有意義な旅行にしてください」と歓迎のことばを述べました。
いよいよ乗船の時間。生徒たちは大きなスーツケースなどを抱え、船酔いしないか不安げな顔をみせながらタラップをのぼって、船内に入りました。
滞在中は、バードウォッチングや天売小中学生・高校生と一緒に講演を聴いて交流を深めるほか、地域貢献事業としてベンチ製作や港にある看板のペイント作業などを行う予定です。
その様子の一部は後日、フォトクリップでご紹介します。