友好町村・富山県平村(現・南砺市)
こきりこの里、平村との友好の絆
【友好町村提携】 昭和54年9月11日
平成21年に友好町村提携30周年を迎え、10月28日、南砺市平地区で記念式典がおこなわれました。
羽幌町からは、舟橋町長はじめ一般公募の参加者を含め、訪問団一行24名が訪問。式典では、30周年を祝って、羽幌町からはオロロン鳥のバードカービングを、平地区からは、こきりこ踊りの和紙のちぎり絵を記念に交換しました。
記念品を交換する舟橋町長と平地域交流の会中島会長
贈られた和紙のちぎり絵
両町村の係わり・友好のあゆみ
明治29年 富山県平村より40戸が羽幌町の平地区に入植。
明治33年 富山県平村より獅子舞道具を持ち帰り「平越中獅子舞」として保存、伝承が行われました。
昭和51年、獅子舞の調査と行政調査を機に交流がはじまり、昭和54年9月、平村で友好町村調印式が行われました。
平村は竹製の楽器、ササラを打ち鳴らしながら踊る筑子(こきりこ)唄のふるさとでもあります。
昭和54年には、羽幌町筑子唄愛好会が設立され、こきりこ唄を伝承。
伝承された当初は羽幌の平地区の方々が愛好会を組織して伝承していましたが、現在は、平地区のみならず、羽幌町筑子唄保存会として広く活動。羽幌小学校では毎年5年生が学芸会で発表するなど、町の文化として受け継がれています。
また、昭和54年から毎年、文化交流作品展の開催も続いています。
平地域はこんなところ
平地域(旧平村)は「合掌造り」と呼ばれる茅葺きの家屋の集落が日本を代表する美しい山村集落です。
国指定の史跡として昭和45年12月に指定されています。さらに、 平成7年12月ユネスコの世界遺産に文化遺産として登録されています。
平成16年11月平村を含む富山県砺波地域8町村が合併し、人口5万人を越える南砺市が誕生しています。
合掌造りの集落は世界文化遺産に指定されています
羽幌町に伝承されている「こきりこ踊り」
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