予防接種
予防接種は、感染症のまん延を防ぐため、予防接種法および感染症予防法に基づいて、国と地方公共団体が責任をもって実施しているものです。お母さんが赤ちゃんにプレゼントした病気に対する抵抗力(免疫)は、百日せきや水痘(みずぼうそう)では生後3ヵ月までに、麻しん(はしか)やおたふくかぜでは生後12ヵ月にはほとんどが自然に失われていきます。そのため、この時期を過ぎますと赤ちゃん自身で免疫をつくって病気を予防する必要があります。その助けとなるのが予防接種です。
子どもは発育とともに外出の機会が多くなり、感染症にかかる可能性も高くなります。予防接種に対する正しい理解の下で、お子さんの健康に注意していきましょう。
個別接種
子どもの予防接種はすべて個別接種となっています。下記の表を参考に接種スケジュールをたて、すこやか健康センターまでお申し込みください。
ワクチン名 | 対象年齢 | 回数・間隔 | 標準的な接種期間・回数 | 備考 | |
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五種混合ワクチン(ヒブ+四種混合) | 生後2か月~5歳未満 | 【標準】 生後2か月以上7か月未満で接種開始 |
【初回】 20日以上の間隔をおいて3回 |
【初回】 20日~56日以上の間隔で3回 |
すでにヒブワクチンまたは四種混合ワクチンを接種している場合は原則接種できない。 |
【追加】 初回接種(3回)終了後6か月以上の間隔をおいて1回 |
【追加】 初回接種(3回)終了後6か月~18か月の間隔で1回 |
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ヒブ (インフルエンザ菌b型) | 生後2か月~5歳未満 | 【標準】 生後2か月以上7か月未満で接種開始 |
【初回】 1歳未満に27日以上の間隔で3回 |
【初回】 1歳になるまでに、27日~56日までの間隔で3回 |
※1歳未満に初回の2回目・3回目を終えられなかった場合は、その分の接種は行わず、初回接種の最後から27日以上の間隔をおいて、追加接種を1回打つ。 |
【追加】 初回接種(3回)終了後7か月以上の間隔で1回 |
【追加】 初回接種(3回)終了後7か月~13か月の間隔で1回 |
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(生後7か月以上1歳未満で接種を開始した場合) | 【初回】 1歳未満に27日以上の間隔で2回 |
【初回】 1歳になるまでに、27日~56日までの間隔で2回 |
※1歳未満に初回の2回目の接種を終えられなかった場合は、その分の接種は行わず、初回接種1回目の接種後27日以上の間隔をおいて、追加接種を1回打つ。 | ||
【追加】 初回接種(2回)終了後7か月以上の間隔で1回 |
【追加】 初回接種(2回)終了後7か月~13か月の間隔で1回 |
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(1歳以上5歳未満で接種を開始した場合) | 1回 | ||||
小児用肺炎球菌 | 生後2か月~5歳未満 | 【標準】 生後2か月以上7か月未満で接種開始 |
【初回】 27日以上の間隔をおいて3回 |
【初回】 1歳になるまでに、27日以上の間隔で3回 |
※初回2回目を1歳超えて接種した場合は、初回の3回目は行わず、2回目から60日以上の間隔をおいて追加接種を打つ。 ※初回2回目・3回目の接種を2歳未満に実施できなかった場合、その分の接種は行わず、初回接種の最後から60日以上の間隔をおいて追加接種を1回打つ。 |
【追加】 1歳以降に、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1回 |
【追加】 1歳0カ月以上1歳3か月未満の期間に、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1回 |
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(生後7か月以上1歳未満で接種を開始した場合) | 【初回】 27日以上の間隔をおいて2回 |
【初回】 1歳になるまでに、27日以上の間隔で2回 |
※初回2回目の接種は2歳未満に行うこととし、それを超えた場合は行わない。 | ||
【追加】 1歳以降に、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1回 |
【追加】 1歳以降に、初回接種終了後60日以上の間隔をおいて1回 |
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(1歳~2歳未満で接種を開始した場合) | 1回接種後、60日以上の間隔をあけてさらに1回 | ||||
(2歳~5歳未満で接種を回した場合) | 1回 | ||||
四種混合 | 生後2か月以上7歳6か月未満 | 【初回】 20日以上の間隔をおいて3回 |
【初回】 生後3か月以上1歳未満の期間に、20日から56日までの間隔をおいて3回 |
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【追加】 1期初回(3回)終了後、6か月以上の間隔をおいて1回 |
【追加】 1期初回接種(3回)終了後、12か月~18か月までの間隔をおいて1回 |
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二種混合 | 小学6年生 | 1回 | |||
BCG | (生後3か月~)1歳未満 | 1回 | 生後5か月以上8か月未満 | ||
麻しん風しん混合 | 【1期】 1歳以上2歳未満 | 【1期】 1回 | 【1期】1歳になったらなるべく早く | ||
【2期】小学校入学前の1年にあたる間(年長さんに該当する年度) | 【2期】 1回 | 【2期】 接種期間になったらなるべく早く |
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水痘 | 1歳以上3歳未満 | 3か月以上の間隔をおいて2回 | 1歳0カ月以上1歳3か月の間に、1回目接種。接種後6か月~12か月間隔をおいて2回目 | ※水痘に罹患した方、又は水痘ワクチンを2回以上接種している方は対象外 | |
日本脳炎 | 生後6カ月以上 7歳6カ月未満 |
【標準】 3歳に達した時から4歳に達するまでの期間 |
【1期初回】 6日以上の間隔をおいて2回 |
【1期初回】 3歳に達した時から4歳に達するまでの期間に、6日から28日までの間隔をおいて2回 |
※特例措置として、20歳未満の方も定期接種対象者となります。詳しくは日本脳炎のページを参照ください。 |
【標準】4歳に達した時から5歳に達するまでの期間 | 【1期追加】 1期初回(2回)終了後、6カ月以上の間隔をおいて1回 |
【1期追加】 4歳に達した時から5歳に達するまでの期間に、おおむね1年あけて1回 |
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9歳以上13歳未満 | 【標準】9歳に達した時から10歳に達するまでの期間 | 【2期】 1回 | 【2期】 9歳に達した時から10歳に達するまでの期間に1回 |
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B型肝炎 | 出生後すぐから1歳に至るまでの間 | 4週間隔で2回接種、更に初回接種から20週以上経過した後に1回 | 生後2か月に1回目、4週間以上の間隔をおいて生後3カ月に2回目接種。更に1回目から20週以上経過した後に生後7~8か月で3回目接種。 | ||
ロタウイルス | 1価 | 生後6週~24週まで | 2回(経口接種) | 生後8~15週未満までに1回目接種。27日以上の間隔をおいて生後24週になるまでに2回目接種 | |
5価 | 生後6週~32週まで | 3回(経口接種) | 生後8~15週未満までに1回目接種。27日以上の間隔をおいて生後32週になるまでに2回目、3回目接種 | ||
子宮頚がんワクチン | 2価ワクチン(サーバリックス) | (右記の接種間隔で出来ない場合) 1回目から1ヵ月以上あけて2回目接種、1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上あけて3回目接種 |
1回目から1か月後に2回目接種、1回目から6か月後に3回目接種 | ※1年以内に3回接種を終えることが望ましい。 ※キャッチアップ接種対象者:平成9年4月2日生まれから高校2年生まで ※羽幌町では病院の体制により、2価ワクチンは接種できません |
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4価ワクチン(ガーダシル) | (右記の接種間隔で出来ない場合) 1回目から1ヵ月以上あけて2回目接種、2回目から3か月以上あけて3回目接種 |
1回目から2か月後に2回目接種、1回目から6か月後に2回目接種 | |||
9価ワクチン(シルガード) | (右記接種間隔で出来ない場合) ①1回目が15歳未満の場合 1回目から5か月以上あけて2回目接種 ※1回目と2回目の期間が5か月未満の場合、3回接種が必要 ②1回目接種が15歳以上の場合 1回目から1ヵ月以上あけて2回目接種、2回目から3か月以上あけて3回目接種 |
①1回目接種が15歳未満の場合 1回目から6か月後に2回目接種 ②1回目接種が15歳以上の場合 1回目から2か月後に2回目接種、1回目から6か月後に3回目接種 |
ワクチンの種類 | 曜日 | 時間 | 場所 | 必要なもの | 料金
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五種混合(Hib+四種混合) | 毎週水曜日 |
午後2時00分~ | 道立羽幌病院 小児科外来 | ・母子健康手帳 ・予診票 |
無料 |
BCG | |||||
四種混合 | |||||
麻しん風しん | |||||
B型肝炎 | |||||
Hib(ヒブ)・小児肺炎球菌 | |||||
水痘 | |||||
ロタ | |||||
二種混合 (小学6年生) |
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日本脳炎 (生後6か月~13歳未満) |
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おたふくかぜ・インフルエンザ (任意接種 ※1) | |||||
日本脳炎(高校1年生~20歳未満) | 月~金曜日 |
診察時間内 (火・木のみ午後診察あり) 受付 午前8時00分~11時00分 午後1時30分~3時00分 |
道立羽幌病院 内科外来 | ||
子宮頸がん(HPV) | 毎週火曜日 | 午後3時00分~3時30分 | 道立羽幌病院 婦人科外来 |
※1 任意接種とは、希望者の判断で受けるもの。任意接種により健康被害が生じた場合、独立行政法人医療機器総合機構に基づく給付が受けられる。救済額が定期接種時の約2分の1となる。
※2 子宮頚がん予防ワクチンは、平成25年6月14日に厚生労働省からワクチンとの因果関係を否定できない持続的な痛みがワクチン接種後にみられたことから、適切な情報提供ができるまでの間、積極的な勧奨を差し控えるよう勧告がだされていました。令和4年度から積極的な干渉が再開となることに伴い、これまでに積極的な干渉の差し控えにより、接種機会を逃した方へ公平な接種機会を確保するため、従来の定期接種の対象を超えて接種(キャッチアップ接種)を行うこととなりました。キャッチアップ接種の対象者は平成9年度から平成18年度に生まれた女性の方で、キャッチアップの対象期間は令和4年度から7年度の3年間です。子宮頸がん予防ワクチンの有効性や副反応について理解したうえでお申込みをお願いします。ご不明な点があればすこやか健康センターまでお問い合わせください。
町内の医療機関で任意接種を接種した場合、一部対象に接種費用を町が全額負担します。詳しくは下記を参照ください。
【申込について】
接種希望日の8日前までにすこやか健康センター(℡:0164-62-6020)に予約してください。
任意接種(おたふくかぜ)もすこやか健康センターで予約することができます。必ず予約してから接種するようお願いいたします。
※インフルエンザについては、申込期間内に接種医療機関(道立羽幌病院、天売診療所、焼尻診療所)へ直接申し込みください。
(注)里帰り出産などによりやむを得ず町外の医療機関で定期接種を受ける場合、接種費用を全額町が負担します。希望者はすこやか健康センターまでご連絡ください。
(注)接種当日は保護者(父母・養親)同伴が原則ですが、都合上、保護者以外(接種を受けるこどもの健康状態を知っている祖父母、親族など)が同伴される場合には委任状の提出がなければ接種できません。委任状が必要な場合は予約の際にお伝えください。
(注)天売・焼尻地区は、日程など個別にお知らせします。
子どもに関する任意接種の費用を全額町が負担します
一部の年齢を対象に、子どもに関する任意接種を町内の医療機関で接種した場合、接種費用を全額町が負担します。
ワクチン名 | 対象年齢 | 回数・間隔 | 標準的な接種期間・回数 | 費用助成対象年齢 |
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おたふくかぜ | 1歳以上 | 2回 | 1歳以上に1回目接種。小学校入学前の1年にあたる間に2回目接種 | 1歳~7歳未満 |
インフルエンザ | 生後6カ月~12歳まで | 2回 | 1回目を11月頃、3~4週間後に12月頃に2回目接種。 | 生後6カ月~12歳まで |
13歳以上 | 1回 | 遅くとも12月までに1回接種。 | 13歳~高校3年生まで |
お問い合わせ先
健康支援課保健係 TEL:0164-62-6020 (すこやか健康センター内) お問い合わせフォーム