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戸籍の電算化がスタートします

町では、戸籍証明の発行にかかる時間の短縮、戸籍記載の正確性向上などを図るため、コンピューター(電算化)での管理による戸籍事務電算化の運用を6月30日から開始します。
これにより、戸籍証明の様式が変更され見やすくわかりやすくなります。

戸籍が電算化されて何が変わる?

  • 待ち時間が短縮→戸籍の届出が正確、迅速に処理され、証明書の発行までの時間が短縮されます。
  • プライバシーの強化→戸籍の原本が現在の紙媒体から磁気媒体へ変わり、プライバシーの保護が強化されます。
  • 見やすい、わかりやすい→記載内容が、縦書きの文書形式から横書きで項目化されたものに変わり、見やすく、わかりやすくなります。

戸籍証明の様式・文字などの変更点

電算化後は戸籍の証明書の呼び方が変わります。戸籍謄本(全員のもの)は「全部事項証明書」、戸籍抄本(個人のもの)は「個人事項証明書」という名称になります。
 なお、証明手数料は現在と変わりません。

様式

戸籍証明書の新旧対照表
現在 電算化後
名称 戸籍謄本(全員) 戸籍の全部事項証明書
戸籍抄本(個人) 戸籍の個人事項証明書
様式 縦書き 横書き
文章体 箇条書き(項目ごと)
漢数字のみ 算用数字
用紙 白紙 改ざん防止用紙
B4判またはB5判 A4判

電算化前の戸籍謄本

電算化後の全部事項証明書

戸籍に用いられる文字

 戸籍に記載されている氏名は、個人を識別するために社会生活上たいへん重要なものです。しかし、手書きから始まった戸籍の記載は、書き癖や略字、崩し文字などにより辞書に載っていない文字で記載されていることがあります。
 今回の電算化により、そのような文字は『常用漢字』や『人名用漢字』、その他漢和辞典に『正字』または『俗字』として載っている文字に置き換わることになります。

※置き換えられる文字の例

地番表示の「の」を削除

 これまで本籍の地番表示が『○○番地の△』というようになっていた場合は、番地の後の『の』が削除され『○○番地△』と表示されるようになります。
 併せて、住民票の本籍欄の表示からも番地の後の『の』が削除されます。なお、住民票の住所欄の表示については変更はありません。

参考例  (現在)南町1番地の1 → (電算化後)南町1番地1

今までの戸籍は?

 電算化後、今まで使用されていた戸籍は『改製原戸籍』として150年間保存されることになります。
 電算化の時点で死亡や婚姻などによって戸籍から除かれている方は、電算化後の戸籍には記載されません。それらに関する証明が必要になった場合は、この『改製原戸籍』を請求していただくことにより交付を受けることができます。

戸籍の附票は?

 戸籍に記載されている方の住所の履歴を記録した『戸籍の附票』も、今回の戸籍電算化に伴い電算化されます。電算化後の戸籍の附票に記載される履歴は、電算化時点の現住所から始まることになります。従前の住所の記録が必要な方は「改製原附票」を請求してください。

お問い合わせ先

町民課総合受付係 TEL:0164-68-7003 お問い合わせフォーム

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