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平成27年第6回定例会

平成27年第6回定例会

議事日程第1号 平成27年12月10日(木)
日程番号 議案番号等 件名等
1 会議録署名議員の指名
2 会期の決定
3 諸般の報告
4 行政報告
5 一般質問
6 寺沢議員 「羽幌町のまち・ひと・しごと創生総合戦略について」

 「羽幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の素案が10月7日開催の特別委員会に示された。そこには「1、活発な産業づくりによる元気なまちの創生」「2、多くの人が集い魅力を感じられるまちの創生」「3、子育てしやすい優しいまちの創生」「4、住み続けたいと思うまちの創生」の4つの基本目標およびそれぞれにおける数値目標、そして「人口ビジョン」が示された。そののち町民の意見を聞くパブリックコメントを経て、10月中には総合戦略が策定されたものと考える。
 5カ年計画の2年目となる平成28年度は、総合戦略の重点化と具現化が図られる年という認識に立ち、以下の質問をする。

1.基本目標を達成するため、特に雇用創出のために次年度はどのような仕組みづくりまたは事業に重点を置き、具体的な施策を打つのか。
2.同時に、住宅の確保が喫緊の課題となるが、空き家の活用・撤去(用地活用)および民間賃貸住宅建設促進の対策をどのように進めるのか。
3.離島地区は個別の計画を持つ必要があるが、それぞれの島で雇用を創出し、人口減少を食い止めるため、どのような施策を展開するのか。
4.来年度以降の計画期間4年の年次計画を、どのように描いているのか。
阿部議員 「高齢者支援策について」

 2025年には、団塊の世代が75歳以上となり、超高齢社会となるが、人口の少ない過疎地域では、都市部と比較して、高齢化社会としての問題が、5年、10年、先行していると考えられる。
 羽幌町も人口の減少とともに、高齢者が抱える生活課題を支える担い手不足が懸念されており、特に冬などは、高齢者が抱える不安が多くなると考えられる。
 また、高齢になるほど、住み慣れた住宅で生活を継続したいという希望が強くなる傾向にあるが、築年数の経過や、加齢に伴う身体機能の低下により、住み慣れた住宅では、生活を継続するのが困難となっている。
 人口の減少、高齢化の進展に伴い、今後、高齢者のみでの世帯が増加することが予測されるため、高齢者への生活課題への支援策として、以下の点について質問する。

1.現在、町が行っている高齢者等の除雪サービスは、高齢者事業団が作業受託をしているが、今後、高齢者世帯の増加に伴い、今以上に労力の確保が必要と考えるが、今後の対策として考えていることはあるのか。
2.近年、豪雪地帯では、高齢者が屋根の雪下ろし作業中の転落による事故が多発しており、雪下ろしを行うことが困難な高齢者への支援が必要と考えられる。今後、支援等の考えはあるのか。
3.介護保険法改正により、今後、在宅介護が増加すると思われる。バリアフリー化などの住宅改修は保険給付の対象となるが、今後、当町としての課題と対策は何か。
4.高齢者が住む住宅は、築年数が経過しており、壁、屋根等が劣化しており、安全面などから改修が必要と思われる。住宅改修助成制度が延長となる予定であるが、「高齢者枠」や助成制度の見直しをすべきと考えるが、どうか。
小寺議員 (1)「自治基本条例と住民投票条例について」

 近年多くの自治体で「まちづくり条例」「まちづくり基本条例」等の自治基本条例が制定されている。
 自治基本条例は、地域課題への対応やまちづくりを誰がどんな役割を担い、どのような方法で決めていくのかを文章化したもので、自治体の仕組みの基本ルールを定めた条例である。多くの自治体では、情報の共有や住民参加・協働などの自治の基本原則、自治を担う住民、首長・行政等のそれぞれの役割と責任、情報公開、計画・審議会等への住民参加や住民投票など自治を推進する制度である。
 羽幌町では、現在情報公開や住民参加による各種審議会等も行われているが、総合的な自治基本条例制定について十分な議論を行うことが必要であると考える。
 また自治基本条例を制定する多くの自治体では、住民参加や協働の役割の中で住民投票の制度を取り入れている。将来に向けての大きな課題や住民間や議会と行政の中で議論が対立した場合にも住民の声を直接聞くことのできる制度であるが、現在羽幌町ではこうした条例や制度はない。
 そこで次の通り、質問します。

1)羽幌町における自治基本条例制定の必要性の認識と取り組みについて
2)羽幌町でも早急に住民投票条例の制定化をする必要があると考えるがどうか。
小寺議員 (2)「医学生修学資金の創設について」

 羽幌町では北海道立羽幌病院や民間病院があるが、医療体制の充実や診療科目の拡大などを望むものの、慢性的な医師や看護師不足により町民の医療への不安や不自由な状況が続いている。
 羽幌町においても、看護師等修学資金の貸付や医師研究資金等貸与を行い、医師や看護師の確保に努めている。
 短期的即効性のある施策はもちろんだが、医学生のための奨学金制度を創設し、今後5から10年をかけ長期的な展望に立った投資を行うことも大切であると考える。
 医師になりたいという夢やいつか医師として羽幌町で働きたいと思える学生を時間をかけて育てていくことは、未来への医療体制の充実に必要なことと考える。
 そこで次の通り、質問します。

1)現在行っている看護師等修学資金や医師研究資金等の現状について
2)現在の看護師等修学資金制度を拡大し、医学生修学資金の創設をすべきと考えるがどうか。
金木議員 「広域ミックス事業とし尿処理手数料について」

 現在、留萌中部3町村では、し尿や浄化槽汚泥を下水道終末処理施設の羽幌浄化センターで処理をする広域ミックス事業を来春の開始に向けて、その前処理施設の建設が進んでいます。この建設への概算事業費としては約7億4,000万円で、このうち行政人口に占める水洗化接続率2分の1を補助要件に、国から約3億7,100万円の補助を受けています。補助要件が達成できなかった場合には、補助金の返還が求められる可能性もあると言われ、水洗化接続率の見通しが気にかかるところであります。また、し尿処理手数料についても所管する委員会において審議されてきましたが、低所得者対策の実効性や汲取り料金の集金方法など、さらに疑問に思うところがあり、以下、質問をします。

1.水洗化接続率の現状と供用開始となる来年4月時の見通しはどうか。また、補助要件が達成できなかった場合の対応はどうか。
2.し尿処理手数料での低所得者層への軽減措置として、道町民税非課税世帯を対象にしているが、世帯数やその比率などを把握しなければ軽減効果が判断できないと思うが、どう考えているか。
3.「し尿等の処理に関する条例(案)」の条文では、処理手数料の徴収方法について「別に定める」とあるが、どのような方法を考えているのか。
4.し尿処理手数料の将来的な見直しについて、「経費や処分料が2割程度の増減が生じた段階」としているが、その可能性や時期について、どう考えているのか。
村田議員 「高齢者の運転免許証の自主返納に対する後押しを」

 近年、ニュース、新聞等で高齢者の交通事故が目につきます。事故件数を見ると若者の次に高齢者が多く、羽幌町においても高齢の運転者が増えています。生活をする上で一度自家用車を持つとその便利さから、運転免許証をいつかは返納しなければならないと考えても、なかなか返納までには至らない現状だと聞きます。
 現在、運転免許更新時75歳以上の方には、講習予備検査が義務づけされており、認知症と判断された場合、最悪免許取り消しとなります。これから益々高齢の運転者が増えてきますが、物損,人身事故等を起こしてしまうと人生を変える事にもなりかねません。
 高齢者で不安に思う方の運転免許証自主返納を促すための後押し支援として、本町においても是非施策が必要と考えます。
 ついては、以下の通り質問します。

1.具体的な後押し支援策として、羽幌町の公共交通機関の無料化、ハイヤー乗車券の交付等、メリットを考えながら取組む必要があると思うが、いかがか。
議事日程第2号 平成27年12月11日(金)
日程番号 議案番号等 件名等
1 会議録署名議員の指名
2 諸般の報告
3 報告第7号 平成27年度定期監査報告(第2次)について
4 承認第13号 専決処分の承認について「平成27年度羽幌町一般会計補正予算」(第8号)
5 議案第57号 羽幌町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例
6 議案第58号 羽幌町し尿前処理施設設置条例
7 議案第59号 羽幌町し尿等の処理に関する条例
8 議案第60号 羽幌町民間賃貸集合住宅建設促進助成条例
9 議案第61号 羽幌町税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例
10 議案第62号 羽幌町住宅改修促進助成条例の一部を改正する条例
11 議案第63号 羽幌町雇用促進助成条例の一部を改正する条例
12 議案第64号 指定管理者の指定について
13 議案第65号 指定管理者の指定について
14 議案第66号 平成27年度羽幌町一般会計補正予算(第9号)
15 議案第67号 平成27年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
16 議案第68号 平成27年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
17 発議第20号 議員の派遣について
18 発議第21号 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について

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