平成26年第1回定例会
平成26年第1回定例会議事日程
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 会期の決定 | |
3 | 諸般の報告 | |
4 | 町政執行方針 | |
5 | 教育行政執行方針 | |
6 | 一般質問 | |
磯野議員「街づくりについて」
高齢化社会を迎えライフスタイルも大きく変化する中、全国各地の市町村で街づくりに取り組んでいるのは周知のとおりでありますが、なかなか思うように進んでいないのも事実であります。わが町においても離島も含め過疎と高齢化が進むなか、医療、福祉、産業等それぞれに問題を抱え、街づくりにも苦慮しているところでもあります。これはまた過疎地だけの問題でもなく都市部においてもその周辺地域では、空き店舗などの問題も起きており、それぞれの地域で商店街の活性化などに取り組んでいるところでもあります。札幌市などを例にとっても白石区、中央区、発寒、麻生などで大学生を中心に商店街再生事業に取り組んでいる事例が新聞等で報道もされました。 そういうなか、わが町においては、平成14年に商工会を中心に「羽幌町中心市街地活性化タウンマネージメント構想」が作成され、これをもとに「集積店舗建設事業」が計画され官民協力のもと「ハートタウンはぼろ」がオープンしました。しかしながら国内の経済状況が変化する中、「ハートタウンはぼろ」の経営状況も厳しい状況が続き、結果として現在町に支援を要請しているところであります。この問題については、議会においても特別委員会を設置し議論を続けてきたところでもあります。 そこで、この街づくりに対する町長の考え方を伺います。 1.過疎と高齢化が進む中での街づくりというのは、大変難しい事業だという事はだれもが認識をしているところであり、そしてまた大きな期待もしているところですが、そういう中でわが町では官と民が協力をしてこの商業施設を建てそれを核として産業振興と街の活性化を図った事業をスタートさせました。 この事業については、私は他の過疎化に悩む町村に画期的なモデルを示したものと評価をしていますが、町長はこの事業について何を期待し、これをどういうふうに街づくりに生かしていこうと考えているのか。 2.街づくりというのは、そこに街があり人が住んでいる限り、行政と議会に課せられた永遠の課題でもあります。それはまた、お金も含めあらゆる面で行政と民間が協力してやらなければなかなか成功しないものと考えます。特にその計画が行き詰った時には、行政の協力がなければその再生はありえません。そういうピンチの時こそ、この街づくりに対する行政と議会の知恵と努力、そして町民の力を結集することによりその再生がかなうものと考えますが町長の考えは。 3.街づくりというのは、単に産業の活性化のためだけではないと考えます。たとえば今わが町の大きな課題として道立病院の充実のための医師や看護師確保の問題がありますが、これなどもわが町がいかに街づくりや人づくりについて行政と民間が協力して取り組んでいるかという事を相手に伝えるということも医師や看護師確保のための重要な要素だと考えています。そのためにもこの「ハートタウンはぼろ」の問題を一刻も早く解決をして街づくり事業を再生させる事が、ひいては道立病院の充実などにも大きな力となると考えますが町長の考えは。 4.この「ハートタウンはぼろ」の空き店舗の問題については後継テナントも決まり、その経緯については、特別委員会でも報告されたところですが、行政と民間のこれまでの長い間の努力が実ったものと高く評価しているところです。この後継テナントの入居について、町民の中には既存の店舗に対する影響などが懸念されるとの声もあると聞いていますが、しかしまたその相乗効果は大変大きいものと考えます。街なかに核となる店舗があることにより、そこに人の流れができ、賑わいが生まれ、それにつれて周辺の店舗も賑わい、そして街が元気になり、人が元気になると考えます。特にこの地域に住む高齢者にとっては、歩いて行けるこの地域でほとんどの用事が足せるという利点があります、また離島や他町村からこられ通院などでバスを利用される人たちにとっても、その間に買い物ができるという事も大きな利点と考えます。それこそが町長の言うコンパクトな街づくりの目指すところと考えますが、町長の考えは。 5.この施設を町が買い取るために税金を投入することについては、様々な意見があることは承知しているところですが、私はこの税金の投入がけっして無駄なものとは考えません、またこれにより町の財政がひっ迫するとも思いません。それは新しい店舗がここに入ることで、40人ほどの新たな雇用が生まれます。この人たちがわが町で働くことにより税収という形で町に還元されます、またこの人たちがここに住んで生活する事により新たな消費が生まれそこからも間接的に税収として町に入ります、また人口が増えることは交付税の増にもつながります。これこそが街づくりの目指すところであり、町の補助金投入の理想的な形であると考えますが町長の考えは。 6.この交付税については、国では新たに平成26年度から、地域経済活性化に取り組むための財源として、地方財政計画の一般行政経費に「地域の元気創造事業費」として3,500億円が計上されたと聞いています。この地域の元気創造事業に係る財政措置としては、 1:普通交付税の通常の算定に加えて、各地方公共団体が地域経済活性化に取り組むための財政需要を算定する。 2:算定にあたっては、人口を基本としたうえで、各地方公共団体の行革努力や経済活性化の成果指標を算定する。 3:各地方公共団体の様々な行革努力や地域経済活性化の努力を反映するため、全国的かつ客観的な統計データが存在する指標を幅広く選定する。 4:この算定については、当分の間の措置とし、地方公共団体の取り組みを息長く支援する。とあります。 これこそが今羽幌町が進めている街づくり事業に合致するものと考えます。今こそ、このピンチの時こそ官民挙げて知恵を絞り、こういう財政措置なども最大限に利用し、「ハートタウンはぼろ」を再生させ、街づくりを進めていくべきではと考えますが町長の考えは。 |
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金木議員「「ハートタウンはぼろ」の町有化について」
これまで、「ハートタウンはぼろ」をはじめとする中心市街地問題について、キーテナントであるスーパーが撤退することとなったときの24年6月と、町による施設買い取り方針が示されての25年12月と、2回の定例会で一般質問を行いました。このなかで共通して指摘したのは当初計画の見直し、再検討です。 このほど、後継テナントとして道内最大手のスーパーである「コープさっぽろ」が入店することとなりましたが、すぐそばの1丁半ほど離れたところにもスーパーがあり、ハートタウンオープン時の再来と思えてなりません。施設の買い取りによる町有化についても、当初計画には全くなく、町にとっては固定資産税収入の期待ももたれ、推進されてきた事業であったはずです。 この間の、施設の「町有化」方針をはじめ、これまでの委員会等での審議の疑問点などについて質問します。 1.1月末、各家庭に配布された町発行の「町民のみなさんへ」と題したチラシに対して、「寄せられた意見のうち、過半数となる35件の公金投入による町有化には反対とする意見が寄せられた。また、会社の経営責任を指摘したり、町民説明会や住民投票を求める声などもあった」とのことだ。こうした意見にどう考え、対処するのか。 2.町が補助金を交付した物件をさらに公金で町が買い取ることが可能なのか。平成16年にハートタウンへ補助金を交付した際の補助指令書に基づけば、羽幌町が第三者となりうるのかどうか、疑義が生じないか。 3.施設整備時に国等から交付された補助金の返還要件について、町が買い取った場合の説明が不十分ではないか。経済産業省では「会計検査院がダメだと言えばダメなのでそのリスクは伴うことになる」と言っている。町が買い取った場合でも、補助金返還の可能性があるのではないか。 4.町は、「本施設が中心市街地にとって核となる重要な施設となるものと考え、存続のための様々な手法を比較検討した結果、町有化によって施設を存続させることが最善の方法であると判断した」と説明している。施設の存続を前提とする前に、多額の町費を使ってまで施設を町有化し事業を継続する必要があるのかどうか、広く町民の合意形成をめざす努力が必要ではないか。 5.「町有化する」とした場合でも最善の方法は、これ以上の公費を伴わない解決方法である。負債残額を会社側の責任で処理させた後、無償譲渡を受けた場合には国等への補助金返還も生じない。それでも会計検査院から返還を求められた場合には、町長、副町長以下、管理職員等の給与カット、議会議員の報酬カット等も視野に入れた対応で乗り切るなど、ハートタウンと町、町議会が真剣に対策を協議すべきであると考えるがどうか。 |
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小寺議員「中心市街地活性化におけるハートタウンはぼろへの支援について」
羽幌町としてハートタウンはぼろの施設を買い取る予算を計上し、施設の町有化を進めようとしている。しかしその前提には町民の理解を得ることもあったが、現時点では十分な理解を得られていないと考える。町は単なる説明で終わることなく、より多くの町民がメリットだけでなく、デメリットも含め長期的な展望と計画を十分に理解した上で進めて行くことが必要だと考える。 過去の委員会や一般質問でも触れたが、町民に対して正確な情報の提供をすることと、住民に理解を得る為に充分な説明を改めて行うことが不可欠だと私は考える。 そこで次の通り、質問します。 1)平成14年に作成された羽幌町中心市街地活性化基本計画は町民と共に時間をかけ、作り上げられた。しかし、事業開始から約10年が経過しても十分な効果がなく、町も計画のみで担うべき役割を怠ってきたと考える。今回の施設町有化を決めるについては、あまりにも拙速であると思う。中心市街地活性化について今の時代にあった新たな具体的な計画を作ることが必要であると考えるがどうか。 またそれに伴い、新たな支援策を再考すべきと考えるがどうか。 2)ハートタウンはぼろを運営してきた株式会社ハートタウンは、運営責任だけでなく、十分な説明責任も取られていないと考える。しかし、町としても計画の一端を担い、多くの町税を使って施設建設や会社設立への支援を行ったにも係わらず、10年間にわたる長きにわたり、施設のあり方について評価や再検討などしてこなかったと考える。町はこの行政責任をどのように感じているのか。また、誰がどのように取ろうと考えているのか。 3)昨年9月に㈱ハートタウンから羽幌町に支援の要請書が提出され、11月に羽幌町が支援計画(案)を所管の委員会に提示された。その後経営の悪化の原因とされた1階テナントの出店が決まり、2月に契約が行われた。他のテナントも退店や移動などがあり状況が大きく変化している。 ㈱ハートタウンは町有化を希望しつつ、羽幌町とも十分な協議や合意を得ないまま進み、経営状態や契約についても未公開部分があり、不信感が伴っている。 今後施設が町有化されることで、契約が継続される前提であるにもかかわらず、町や議会にも十分な情報が開示されないことについて町はどう考えるのか。また町はなぜ積極的に会社側の経営等の全容を明らかにするために調査を行わないのか。 4)株式会社ハートタウンはまちづくりの会社として設立された。しかし約10年間はテナント管理とゴミ袋の管理が主な事業として行われてきた。本来行うべきまちづくりの事業は資金難を理由にほとんど行われてこなかったと考える。 施設の町有化によって、株式会社ハートタウンの今後の役割について、町はどのように考えているのか。 |
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小寺議員(2)「4期16年間の舟橋町政について」
舟橋町長が町長に就任し4期16年が経ち、今年の11月には町長選挙が行われる予定となっている。16年前に羽幌町の未来を担う為に、民間出身の候補として立候補し、様々な諸課題に積極的に取り組まれたことと思う。また近年は町にとり大きな転換期を迎え、難しい町政運営を強いられてきたことと推測される。 そのような中、「協働によるまちづくり」や「コンパクトなまちづくり」、「民に出来ることは民で行う」など町長から強いメッセージを町民に送り、長年町政にご尽力されていたことと思う。 この難しい時代だからこそ、今多くの町民は不安や期待の中で、今後の町の進むべき方向や町長の動向について深い関心を持っている。 そこで16年の長きにわたり行われてきた町政運営と今後の町長の動向について質問します。 1)4期16年、また今期3年4ヶ月の町政執行の町長ご自身の評価を。 2)町民からの16年間の町政への声や評価を町長ご自身がどう捉えているのか。 3)執行方針にも触れられている通り、現在様々な課題が残されているが、次期も町政を担っていくと考えているのか。 |
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日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 報告第1号 | 平成25年度定期監査報告(第3次)について |
4 | 報告第2号 | 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」
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5 | 報告第3号 | 放棄した私債権の報告について |
6 | 議案第3号 | 職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例 |
7 | 議案第4号 | 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 |
8 | 議案第5号 | 羽幌町奨学基金条例の一部を改正する条例 |
9 | 議案第6号 | 羽幌町社会教育委員の定数及び任期に関する条例の一部を改正する条例 |
10 | 議案第7号 | 羽幌町青少年問題協議会条例の一部を改正する条例 |
11 | 議案第8号 | 羽幌町介護予防・生活支援事業実施条例の一部を改正する条例 |
12 | 議案第9号 | 羽幌町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例 |
13 | 議案第10号 | 羽幌町教育研究所設置条例を廃止する条例 |
14 | 議案第11号 | 戸籍事務の一部委託に関する規約について |
15 | 議案第12号 | 留萌中部障害程度区分認定審査会共同設置規約の変更について |
16 | 議案第13号 | 留萌地域公平委員会共同設置に関する規約の変更について |
17 | 議案第14号 | 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について |
18 | 議案第15号 | 平成25年度羽幌町一般会計補正予算(第9号) |
19 | 議案第16号 | 平成25年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) |
20 | 議案第17号 | 平成25年度羽幌町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) |
21 | 議案第18号 | 平成25年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第3号) |
22 | 議案第19号 | 平成25年度羽幌町下水道事業特別会計補正予算(第1号) |
23 | 議案第20号 | 平成25年度羽幌町水道事業会計補正予算(第1号) |
24 | 議案第1号 | 羽幌町中小企業経営安定支援基金条例 |
25 | 議案第2号 | 羽幌町企業振興促進条例 |
26 | 議案第21号 | 平成26年度羽幌町一般会計予算 |
27 | 議案第22号 | 平成26年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算 |
28 | 議案第23号 | 平成26年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算 |
29 | 議案第24号 | 平成26年度羽幌町介護保険事業特別会計予算 |
30 | 議案第25号 | 平成26年度羽幌町下水道事業特別会計予算 |
31 | 議案第26号 | 平成26年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算 |
32 | 議案第27号 | 平成26年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算 |
33 | 議案第28号 | 平成26年度羽幌町水道事業会計予算 |
34 | 発議第1号 | 羽幌町各会計予算特別委員会の設置並びに委員の選任につ
いて |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 議案第1号 | 羽幌町中小企業経営安定支援基金条例(予算特別委員会審査報告)
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4 | 議案第2号 | 羽幌町企業振興促進条例(予算特別委員会審査報告)
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5 | 議案第21号 | 平成26年度羽幌町一般会計予算(予算特別委員会審査報告) |
6 | 議案第22号 | 平成26年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
7 | 議案第23号 | 平成26年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
8 | 議案第24号 | 平成26年度羽幌町介護保険事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
9 | 議案第25号 | 平成26年度羽幌町下水道事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
10 | 議案第26号 | 平成26年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
11 | 議案第27号 | 平成26年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
12 | 議案第28号 | 平成26年度羽幌町水道事業会計予算(予算特別委員会審査報告) |
13 | 同意第1号 | 羽幌町監査委員の選任について |
14 | 同意第2号 | 羽幌町固定資産評価審査委員会委員の選任について |
15 | 発議第2号 | 議員の派遣について |
16 | 発議第3号 | 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について |
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