平成24年第3回定例会
平成24年第3回定例会
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 会期の決定 | |
3 | 諸般の報告 | |
4 | 行政報告 | |
5 | 一般質問 | |
船本議員 「住宅改修促進助成金制度の延長及び拡充について」 羽幌町住宅改修促進助成制度は、快適な住環境の整備、並びに地域経済の活性化を図ることを目的に、平成22年度から3ヵ年の助成期間として実施され、本年度をもって終了となる。これまでの3ヶ年を、私しなりに総括しても、経済的な自己負担の軽減、地域の景気対策、雇用対策等、経済効果は図りしれない、多くの成果があったと評価いたします。 そこで、今後の地域経済の活性化対策について提言し、質問いたします。 1 これまで3年間の、各年度の補助申請件数と決定件数について。 2 本制度実施に伴い、その経済効果について、どのように評価しているか。 3 地域の厳しい経済状況を考慮し、今後の住宅リフォーム工事等の見込みについてアンケート調査を行い、本制度を当面延長すべきと思いますが、どのようにお考えか。 4 新築住宅の建設も、残念ながらあまり見込めない状況の中で、町外業者による工事が多く見られる事から、町内業者への発注工事並びに解体工事等も補助対象にした制度の拡充を図ってはどうか。 |
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船本議員(2)「リハビリ訓練及び高齢者に対する総合体育館の無料開放について」 「総合体育館」は町民の心身の健全な育成と健康増進並びに町民生活文化の向上に寄与するための施設であります、現在、多くの町民が体力増進に利用しております。その中で何らかの疾病を患い、退院後、回復を信じ夏期間は町道(歩道)、冬期間は(総合体育館)で、リハビリ歩行訓練に取り組んでいる住民が多くいると伺いました。 町道(歩道)での歩行訓練は非常に危険な箇所があり、つまづいて転倒でもしたら大変なことになる等、家族の皆さんが心配している状況から、夏・冬、年間通して安心してリハビリ歩行訓練ができる施設を提供すべきことを提言し、質問いたします。 1 この様なリハビリ歩行訓練の必要な住民の方々に、安心してリハビリに専念できる施設「総合体育館」を無料開放してはどうか。 2 高齢者の方々も体力増進のため、ウォーキングに取り組んでいる住民が多く見られますが、町道(歩道)は危険な箇所が多いことから、65歳以上の高齢者の住民の方々にも、安心して体力増進に取り組める施設「総合体育館」を無料開放してはどうか。 |
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金木議員 「複合商業施設からのスーパー撤退問題について」 道新をはじめとする、地元新聞3紙が5月30日付けで一斉に、中心市街地にある複合商業施設「ハートタウンはぼろ」に出店している「中央スーパー」撤退の動きを報道しました。 羽幌町では「中心市街地活性化基本計画」および「タウンマネージメント構想」を作成し、この計画が平成14年に国へ提出され、中心市街地活性化の起爆剤として17年に完成したのが、この複合商業施設であると認識しています。つい先ごろオープン7周年を迎えたばかりのこの施設からのスーパー撤退が現実となれば、買い物客の人の流れは大きく変化し、施設の運営に多大な影響がでるものと思われます。 施設建設に関わっては補助金を支出し、経営面では筆頭株主である羽幌町として、今回の事態についての見解や動き、今後の対応など、町民には全く見えていません。「ハートタウンはぼろ」は株式会社であっても、「第3セクター」と位置づけられ、今後の対策責任では羽幌町も当事者であると考えられます。よって以下、答弁を求めます。 ①今回の事態について、町からの助言など、どう関わってきたのか。 ②「羽幌町中心市街地活性化基本計画」の位置付けは、現在どうなっているのか。 ③複合商業施設対策をはじめとする中心市街地活性化事業についての、今後の対策・方向性を示してほしい。 |
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金木議員(2)「泉学園による「認定こども園」計画に対する町の対応について」 ① 先の3月定例会の一般質問において、町長は「泉学園が計画する認定こども園は、町が請負、又は、業務委託を行うものではなく、自主的に運営するもの」と答弁され、質疑のやりとりの中でも、福祉課長は「泉学園が自主的に行うもので、請負契約は発生せず、法令規定には該当しない」との見解を示されました。ところが、4月2日開催の文教厚生常任委員会において、「認定こども園」事業が始まった場合に、「3歳未満児の保育は、どうなるのか」「保育士の確保は大丈夫か」「万が一、経営に行き詰ったときには補助していくことになるのか」といった疑問が出されるなかで、「障がいをもっていることで入園を引き受けない場合は、どうなるのか」との質問に、「それについては、契約等で定めることとなる」と答弁されました。 町と「認定こども園」との間で交わされる「契約等」というのは、どのようなものか。また、町における民間事業者への責任・責務をどう考えているのか、明確な見解を示してください。 ② 5月15日付けで泉学園から「認定こども園」の整備計画と支援の要望が出されたことにより、今定例会に施設整備のための補正予算案が提出されています。 「認定こども園」の場合、施設整備のための基金申請と「こども園」認定のための申請と、2段構えとなっており、「こども園」の認定審査にあたって町は道から意見を求められることになります が、それは来年の話だといいます。施設整備のための「安心こども基金」活用が今年度限りと見込んでの対応のため、町の方針決定との「ずれ」が生じていますが、先に予算を執行しておいて「認定こども園」を認めないというのも考えづらい状況です。この流れでいけば、今回の施設整備のための補正予算計上、「認定こども園」認定審査のための意見、就学前施設のあり方としての民間移行へといったレールを、すでに敷かれてしまったともみてとれます。 果たして、町は、どこまでこれらのことを関連づけて考えているのか、いないのか。「町も主体的に、どうあるべきか、考えていく」ということばを、信じてよいのか、現在の考えを聞かせてほしい。 |
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森議員 「持続可能な行政経営(まちづくり)の実践について」 現在、羽幌町財政における歳入面(収入)をみると、過疎化の進行が止まらず、経済活動の縮小による、町税収入の落ち込みが続いており、また国の財政状況も好転せず、地方交付税は、一時のような急速な減少傾向は小康状態ではあるが、今後の伸びは期待できず、将来的には、不安定要素が大きい現状である。一方、歳出面(支出)は、産業活性化、地域医療、社会福祉の充実など、多くの課題が山積している。 財政を破綻させず、行政運営を進めていくためには、基本原則である「最小の経費で最大の効果を上げる」ことを実践していくほかに有効な手立ては無いと考える。またそのためには将来を見据えた新たな長期財政計画が必要と考える。 本年、まちづくりの基本理念、基本目標を明示しその実現にむけて、総合的な指針として、第6次羽幌町総合振興計画(平成24~33年度)を策定したが、財政面では今後3年間の実施計画が付記されたのみであり、不十分である。また、羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22~27年度)を持っているが。この計画は、事業に実施における過疎債利用のための期間限定的計画といえる。唯一財政面を中心とした長期計画としては、平成18年策定の「自立と共生へのまちづくり計画」が上げられる。この計画は3町村合併協議会が解散した後、まちづくりは自立と自主を基本にすえ、歳入・歳出の平成27年まで大胆に予測し、財政破綻をさせない意志を示した画期的な計画であった。しかし大きな支出を伴う羽幌小学校改築が含まれていない点、平成25~27年度にかけて普通建設事業費(道路等公共事業かかる全ての経費)が3年間で9億8千万円である等、今では現実と離反している部分が多くなっている。以上の観点から、以下の質問をする。 1 自立と共生へのまちづくり計画と過去(平成18年~23年)の予算執行状況の差異について。またどう評価しているか。 2 新たな長期財政計画の必要性をどう考えているか。 3 近年急速に地方自治体に導入が進んでいる公共施設マネジメント(計画に改築、大規模補修が含まれていない老朽化施設、羽 幌町庁舎・旧児童会館他多くの社会教育施設等を含む)の導入についてどう考えるか。 4 義務的経費(人件費、公債費、扶助費等)と投資的経費(公共施設整備等)以外の一般行政経費(町民サービス充当等)の確保についてどう考えているか。 5 持続可能の行政経営(まちづくり)の実践のため、最も必要なことは何であると考えているか。 |
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小寺議員 「交流人口拡大への対策と施策について」 平成24年5月末時点で羽幌町の人口は7,934名。先程出された第6次羽幌町総合振興計画の中にある人口推移では平成33年には人口が6,082名と予想されています。 少子高齢化や厳しい経済状況の中、福祉、介護、医療の不安から定住人口がさらに減少することにより、町が衰退していくのではないでしょうか。人口の減少が税収を減らし、住民へのサービスの低下や負担の増大を招くことになりかねません。 現在の人口を維持することも難しい時代ですが、今後さらに産業の充実と定住人口を増やす努力と共に羽幌町を訪れてもらう人や羽幌町と関わりを持ってもらう人を増やすこと、羽幌町の交流人口を増やすことにも力を注ぐべきと考えます。 現在、羽幌町ではホームページ上でも合宿のサポート、移住・定住情報やまちづくり応援寄付金などの情報を発信し、町外にも目を向けています。しかし制度やPRだけでは十分な結果が得られず、しっかりとした目標や目的を掲げていかなければいけないと考えます。 町民と行政が共に同じ課題と目標を掲げ、力を合わせて行動することが必要な事であり、またこの町と関わりを持ってもらう人が増えることにより、長期的にみて交流人口が増え、町にも活気と明るい材料になると考えています。 そこで次の通り、質問します。 ① 現在人口減少に歯止めをかける施策をどのような形で行っているか。 ② まちづくり応援寄付金を積極的に運用し、効果的な活用を考えていくことが必要と思われるが、活用の課題と今後の計画・目標をどのように考えているか。 ③ 今後町内にある既存の社会教育施設の建て替え、修繕、整備の際に、単独の目的で考えるのではなく、広く様々な用途や目的に合わせ、交流人口拡大のための利用も含めて長期的に整備することが必要と思うがどう考えているのか。 ④ 人口や交流人口を増やすために、行政と町民が協力していかなければいけないと思うが、町民と行政がどのような役割を果たしていくべきと考えるか。 |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 報告第2号 | 平成24年度定期監査報告(第1次)について |
4 | 報告第3号 | 平成23年度羽幌町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について |
5 | 報告第4号 | 平成23年度羽幌町港湾上屋事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について |
6 | 承認第2号 | 専決処分の承認について 「羽幌町税条例の一部を改正する条例」 |
7 | 承認第3号 | 専決処分の承認について 「羽幌町国民健康保険税条例の一部を改正する条例」 |
8 | 承認第4号 | 専決処分の承認について 「羽幌町都市計画税条例の一部を改正する条例」 |
9 | 承認第5号 | 専決処分の承認について 「平成24年度羽幌町一般会計補正予算」(第1号) |
10 | 議案第39号 | 羽幌町離島振興計画策定住民委員会条例 |
11 | 議案第40号 | 羽幌町就学前子育て支援審議会条例 |
12 | 議案第41号 | 羽幌町印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例 |
13 | 議案第42号 | 羽幌町税条例の一部を改正する条例 |
14 | 議案第43号 | 羽幌町住宅改修促進助成条例の一部を改正する条例 |
15 | 議案第44号 | 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22年度~平成27年度)の変更について |
16 | 議案第45号 | 平成24年度羽幌町一般会計補正予算(第2号) |
17 | 議案第46号 | 平成24年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第1号) |
18 | 発議第4号 | 議員の派遣について |
19 | 発議第5号 | 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について |
20 | 意見案第 号 |
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