平成24年第1回定例会
平成24年第1回定例会
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 会期の決定 | |
3 | 諸般の報告 | |
4 | 町政執行方針 | |
5 | 教育行政執行方針 | |
6 | 一般質問 | |
金木議員 「保育事業民間移行の場合における親族問題について」
さる1月30日に開催された当議会の文教厚生常任委員会において、町は、まき幼稚園を運営している「学校法人 泉学園」から「認定こども園」開設の計画が通知されたことを報告しました。合わせて、町は、保育事業について、以前から「可能であれば民間に担っていただきたい」という考えがあり、「これを機会に民間活用を進めるタイミングと考え、今後計画を提出した泉学園との協議を行った上で、実施に向けて取り組んでいきたい」との考えが示されました。 この日の後、2月16日にも同じ議題で常任委員会が持たれ、長時間に及び審議が行われましたが、保育事業は、保育に欠ける乳幼児に対する重要な児童福祉事業であり、小中学校の義務教育へとつながる、子どもたちへの大切な施策であることから、より慎重、丁寧な対応が求められていると認識しているところです。 これまでの常任委員会では、「認定こども園」構想と合わせた「保育事業の民間移行」について、1月に入ってから知ることとなったにもかかわらず、「3月中にも答申を受けて、方針を決定したい」とする町の姿勢は、あまりにも拙速すぎること、その答申の諮問を行うこととなった「児童福祉施設検討委員会」は幼稚園、保育所、小学校など、関係機関関係者ばかりが名を連ね、有識者や一般住民といった利害関係のない第3者がふくまれていないこと、この「検討委員会」での審議内容の公開などをめぐって議論が続いています。 1月30日の常任委員会において、町長と泉学園理事長は2親等の親族関係にあり、「実弟である町長が、実兄が行う幼稚園事業者へ、町の保育事業を任せることは、法令法規上、あるいは政治倫理上、どうなのか」と、町の見解を質したところ、「学校法人が、自らの方針として認可を受けて実施する業務である」として、「自由に法人が実施する分には問題はないと整理している」と、副町長が答弁されました。この点について、改めて町長の見解とその根拠、疑問視する町民への理解の図り方についての考えはどうか、質問します。 |
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平山議員 「羽幌町における医療の現状と対策について」 昨年、11月末天売診療所長が病気療養の為離任しました。突然の事で、天売島民の皆様には、医師不在という状況のなかで、大変不安な日々を過ごしていた事と思い胸が痛む思いです。 後任の医師が決まらない中、函館、そして留萌市立病院等からの協力を得、医師を派遣してもらい診療体制をなんとか維持していますが、冬期間、フェリーの運航も1日1往復しかなく、天候によっては欠航になり派遣医が島に渡れず、休診になったりする状況もあります。高齢化率の高い島民の皆様におかれましては、医師不在の状況は不安であり、大きな問題と受け止めます また、道立羽幌病院におきましても、今年1月から、常勤の医師が1名退職し4名となりました。常勤医の負担を軽減する為に、内科の診療体制が、今迄の午前診療が3人体制から2人体制に、もちろん午後の診療体制は休診となりました。診療体制は縮小となっており、休日、時間外の診療も全ての患者を受け入れる事が出来なくなりました。救急体制だけは、なんとか維持されていますが、4人の常勤医の診療体制は最低限の人数と思います。 今回、突然の天売診療所長の離任、そして道立羽幌病院の固定医4名という現状からも、羽幌町における医療体制は最悪な状況に陥った事と受け止めています。 北海道でも応援医師、常勤医師の確保に向け努力はしていますが中々見つからない現状です。羽幌町としては、医師不足、医療体制の充実が大きな課題となっておりますが、今回の天売島の診療所の現状からも、喫緊の問題と受け止め、早急に対策を考える必要があると思います。この事から次の点について質問します。 1) 天売診療所の常勤医不在となった事態について、町長として、どの様に受けとめ、どのような対応策を考えたのか 2) 今回、留萌市立病院等、他医療機関からの支援を受けたが、今後、他医療機関等との連携も必要と思うが、どのように考えているのか。 3) 医師確保において、医師研究資金などの他に、今後、考えていることはあるのか。 |
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船本議員 「地域経済の活性化対策について」 本年4月から、第6次羽幌町総合振興計画がスタートし、今後10年間の「まちづくり」を目指し、その計画の実現に向け全力で取り組んでいかなければなりません。しかし、長引く景気低迷の中、少子高齢化の進展、人口の減少、さらに商店の廃業、企業の倒産、縮小等で従業員の解雇など、雇用不安が広がり、深刻な状況となっております。 特に、人口は年々減少しており、新総合計画の平成33年度の想定人口は6,082人となっておりますが、現在の人口(1月末)8,024人を少しでも減少を緩和、抑制するための施策が必要不可欠であります。 私が提言致しますのは「企業誘致」「刑務所施設誘致」等であります。 かって昭和54年4月(本社・大阪市)オカハシ、縫製工場を誘致し、北海道岡橋株式会社羽幌工場として、従業員は当初、80名を雇用する企業立地でありました、平成12年6月会社の都合により、21年間の羽幌工場は廃止、撤退となりました。この間、多種多様な影響が街の活性化につながったのであります。当時、他町村から、豪雪の町・空港から遠い羽幌町に企業は来ないと、ささやかれたそうですが、住民の理解のもと理事者や担当職員の熱心な努力で企業誘致は実現したのであります。 さらに、法務省は刑務所の新増設方針を打ち出したことから、平成14年羽幌町も地域振興対策として、刑務所誘致を行うための期成会を立ち上げ、20歳以上の町民を対象に住民署名運動が実施され、6,272人(81%)多くの署名を頂き、誘致活動を行いましたが、残念ながら候補地として選定されず断念しましたが、住民・行政・議会・産業・経済・労働・奉仕団体等35団体のメンバーが一丸となって誘致活動に取り組んだ例は余りありません。 企業誘致等は税収や雇用を生み、地域経済の活性化につながります。今こそ、元気な羽幌の実現に向け、誘致活動に取り組むべきことを提言し、質問いたします。 1 北海道では、企業誘致に全力を上げて取り組み、高橋道政2期目の4年間で222件の成果を上げています。この中に、羽幌町に立地の企業も1社が含まれ、現在、43名が雇用されております。 企業誘致は長期にわたる活動でありますが、今からでも遅くはありません、新年度から企業誘致に取り組むことについていかがお考えか。 2 現在、刑務所施設では高齢化が進み介護を受けなければ日常生活が困難な受刑者が増えていると同時に、高齢者専用施設が不足していると報道されております。 当時(平成13~14年)は全国の50に及ぶ自治体が刑務所誘致活動を行ったのでありますが、その後は活発な誘致活動は聞かれませんが、先般、旭川市が「仮釈放者更正施設」の誘致活動に取り組む方針と報道されております。 我が町も官民一体で、国の施設や企業の誘致活動を行い、地域経済の活性化を図ってはどうか。 |
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小寺議員 「今後の高齢者に対する包括支援について」 昨年12月に羽幌町内で町内在住の高齢者が関係する事件が起こりました。1つは、高齢者が徘徊で行方不明になり、多くの関係者、役場職員、警察、消防なども捜索にあたりましたが、残念なことに翌日雪の中で発見されました。またもう1つは、老夫婦が自宅で自ら命を落とすという悲しい事件もありました。 羽幌町では人口における65才以上の割合が35.6%となり、約3人に1人が高齢者となっています。こうした現状を踏まえ、今後も高齢者による痛ましい事件や事故が起こらないように対策を取ることが求められると考えられます。そして町民全体の課題として各関係者や組織が連携し、情報を共有しながら行動していくことで、未然に事故を防ぎ、素早い対応が取れると思います。高齢者の方々も含め町民が安心してこの地域に暮らしていけるように、行政の積極的な働きかけが必要だと考えます。 そこで、次の通り、質問します。 1 町民、行政、警察や消防とは、現在どのような連携が行われており、今後それぞれの役割と課題はなにか。 2 平成12年度から「羽幌町はいかい高齢者SOSネットワーク」が組織されていますが、今後より迅速に組織だって行動する為にどのような具体的な活用を考えているか。 3 高齢者への生活や福祉等の現状の把握や実態調査を行う予定はあるのか。 4 行政と福祉団体や民生委員、町内会などとの情報の共有と連携、活用はどのように行っていくのか。 |
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小寺議員(2) 「保育園建て替えにおける行政の説明責任について」 昨年の9月、12月の議会一般質問でも取り上げられ、文教厚生常任委員会でも度々長時間の議論が行われている保育園の建て替え問題は、子どもを預けている親だけでなく、町民の大きな話題となっています。 先日も委員会内で副町長が「町民の中に誤解や噂があり充分に説明しなくてはいけない」との発言もあり、行政でも町民の関心を認識していると思われます。 誤った情報によって混乱する状況では、今後の議論にも影響があり、また保育に携わる職員、子どもを預ける親にも不安が広がる恐れがあると思われます。 この件で、今後の行政への不信感が起こることがないように、町長自ら町民への充分な説明を行う責任があると考えます。 そこで次の通り、質問します。 1 保育園の建て替えについて、現状はどのような段階にあるのか。 2 「学校法人 泉学園」の計画をいつ知ったのか。 3 民間か公立か、財政状況だけの議論ではなく、教育・福祉を包括的に捉えた検討がどのように行われているのか。 4 老朽化した保育園の建て替えが遅れるのであれば、保育環境の改善の為にも修繕などを行っていく必要があると思うがどうか。 5 町民への説明責任をどのように果たしていくのか。 |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 報告第1号 | 平成23年度定期監査報告(第3次)について |
4 | 承認第1号 | 専決処分の承認について「羽幌町税条例の一部を改正する条例」 |
5 | 議案第8号 | 羽幌町税条例の一部を改正する条例 |
6 | 議案第1号 | 羽幌町国民健康保険税条例 |
7 | 議案第2号 | 羽幌町都市計画税条例 |
8 | 議案第4号 | 羽幌町公共下水道認可区域外流入分担金条例 |
9 | 議案第5号 | 羽幌町表彰条例の一部を改正する条例 |
10 | 議案第6号 | 羽幌町課設置条例の一部を改正する条例 |
11 | 議案第7号 | 羽幌町特別会計条例の一部を改正する条例 |
12 | 議案第9号 | 羽幌町立公民館条例の一部を改正する条例 |
13 | 議案第12号 | 羽幌町営住宅管理条例の一部を改正する条例 |
14 | 議案第13号 | 羽幌町営改良住宅管理条例の一部を改正する条例 |
15 | 議案第16号 | 羽幌町有林条例を廃止する条例 |
16 | 議案第17号 | 羽幌町と苫前町における一般旅券の発給申請受理及び交付に係る事務の委託に関する規約について |
17 | 議案第18号 | 羽幌町と初山別村における一般旅券の発給申請受理及び交付に係る事務の委託に関する規約について |
18 | 議案第19号 | 北海道市町村総合事務組合規約の変更について |
19 | 議案第20号 | 平成23年度羽幌町一般会計補正予算(第7号) |
20 | 議案第21号 | 平成23年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) |
21 | 議案第22号 | 平成23年度羽幌町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) |
22 | 議案第23号 | 平成23年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第3号) |
23 | 議案第24号 | 平成23年度羽幌町下水道事業特別会計補正予算(第1号) |
24 | 議案第25号 | 平成23年度羽幌町港湾上屋事業特別会計補正予算(第1号) |
25 | 議案第26号 | 平成23年度羽幌町水道事業会計補正予算(第1号) |
26 | 議案第3号 | 天売島ネコ飼養条例 |
27 | 議案第10号 | 乳幼児等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 |
28 | 議案第11号 | 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例 |
29 | 議案第14号 | 羽幌町水洗便所改造等補助金条例の一部を改正する条例 |
30 | 議案第15号 | 羽幌町水洗便所改造等資金貸付条例の一部を改正する条例 |
31 | 議案第27号 | 平成24年度羽幌町一般会計予算 |
32 | 議案第28号 | 平成24年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算 |
33 | 議案第29号 | 平成24年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算 |
34 | 議案第30号 | 平成24年度羽幌町介護保険事業特別会計予算 |
35 | 議案第31号 | 平成24年度羽幌町下水道事業特別会計予算 |
36 | 議案第32号 | 平成24年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算 |
37 | 議案第33号 | 平成24年度港湾上屋事業特別会計予算 |
38 | 議案第34号 | 平成24年度羽幌町水道事業会計予算 |
39 | 発議第1号 | 羽幌町各会計予算特別委員会の設置並びに委員の選任について |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 議案第3号 | 天売島ネコ飼養条例(予算特別委員会審査報告) |
4 | 議案第10号 | 乳幼児等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
5 | 議案第11号 | 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
6 | 議案第14号 | 羽幌町水洗便所改造等補助金条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
7 | 議案第15号 | 羽幌町水洗便所改造等資金貸付条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
8 | 議案第27号 | 平成24年度羽幌町一般会計予算(予算特別委員会審査報告) |
9 | 議案第28号 | 平成24年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
10 | 議案第29号 | 平成24年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
11 | 議案第30号 | 平成24年度羽幌町介護保険事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
12 | 議案第31号 | 平成24年度羽幌町下水道事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
13 | 議案第32号 | 平成24年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
14 | 議案第33号 | 平成24年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
15 | 議案第34号 | 平成24年度羽幌町水道事業会計予算(予算特別委員会審査報告) |
16 | 同意第1号 | 羽幌町固定資産評価審査委員会委員の選任について |
17 | 諮問第1号 | 人権擁護委員の推薦について |
18 | 発議第2号 | 議員の派遣について |
19 | 発議第3号 | 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について |
20 | 意見案第1号 | 道立羽幌病院における地域医療の充実を求める意見書の提出について |
21 | 意見案第2号 | 地域医療の充実を求める意見書の提出について |
22 | 意見案第3号 | 国の出先機関改革に関する意見書の提出について |
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