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令和5年第4回定例会

令和5年第4回定例会

議事日程第1号 令和5年6月22日(木)
日程番号 議案番号等 件名等
1 議席の指定
2 会議録署名議員の指名
3 会期の決定
4 諸般の報告
5 一般質問(4名)
阿部議員 『町長選挙での公約と関連する商工業振興策について』

 駒井久晃前町長の逝去に伴う町長選挙が5月23日に告示され、森町長は「未来に希望が持てるマチづくり」を掲げ当選された。主な公約として、財源確保に向けたふるさと納税の拡充、地域交通の充実、旧宮坂デパート解体に向けた調査、リフォーム補助事業の再開、学校給食費の無償化など、多くの町民が、公約の実現に期待していることと考える。
 しかしその一方で、近年の人口減少に伴う労働力不足や、コロナ禍による企業の疲弊など、様々な課題があると考えられ、公約の実現に向けては、特に商工業の振興が必要だと考える。
 そこで、町長選挙での公約と、公約実現に繋がると考えられる商工業振興策について、町長の考えを伺う。

 1.ふるさと納税の目標とする寄附額と、新たなPR方法等は考えているのか。また、拡充するにあたり現時点での課題は何か。
 2. ほっと号、福祉ハイヤー事業の見直し・拡充について現時点での考え方と、今後、高齢者支援として、新たな地域交通等に取り組む考えはあるのか。
 3.旧宮坂デパート解体に向けての調査開始時期と、解体後の土地の有効活用について、現時点での考えは。
 4.リフォーム補助事業については再開するとの考えだが、事業再開の時期と事業内容について変更等はあるのか。
 5.商工業者からは利子補給率上乗せ分1%への見直しを、以前から求められているが、商工業者からの要望に対して現時点での町長の考えは。
 6.商工業振興策として現在も実施されている、新規創業者支援や後継者対策、また、雇用促進助成制度等の見直し・拡充などは、人口減少対策や労働力の確保となり、町長が掲げた選挙公約の実現にも繋がると思うが、これに対して町長の考えは。
佐藤議員 『羽幌港・天売港の港湾整備について』

 羽幌町におかれては、港湾管理者としての立場から、漁業者要望を受け中央に様々な要請をされて来たと理解している。
 これまで、福寿川護岸整備、防波堤延伸による静穏度対策、外港護岸整備、ホタテ養殖荷揚場背後地整備など継続の事業も進められていることに感謝申し上げる。
 一方で、羽幌地区においては新規漁業者の増加、漁船更新による大型化など漁船数や漁船規模に特にここ数年大きく変化をしている。しかし、現状の港湾では狭隘問題が漁業者間で大きな問題となっており、係船箇所や荷揚岸壁の確保などが漁業経営に大きく影響を及ぼしている。
 外港の工事完成も含めて漁船係留岸壁や天売焼尻地区の一時係留岸壁の確保など直近の課題、将来的な課題を港湾管理者として整理し、予算には限度があるため将来ビジョン構想を練り上げ港湾の利用頻度が高い漁業者と意見交換するなど、段階的に整備を進めることが必要ではないか。
 そのため次のとおり、町長の考え方を伺いたい。

 ①港内狭隘化の実態把握と漁船の荷揚と係留する岸壁の確保を早急に検討するべきと考えるがどうか。
 ②港湾を活用する将来ビジョン構想を港湾管理者として作成する考えはないか。
 ③新規漁業者は、作業保管庫もない人もいると聞くが、その対応として空き地利用を求めたが断られた。国や道が推し進める新規漁業者や担い手対策の一環として積極的な土地利用を促進するべきである。地域住民へは羽幌町が理解を求め地域産業の発展に寄与することが町の姿勢ではないか。
 ④離島漁業者の一時的な係船岸壁の活用方法を町長として考えるべきではないか。
 ⑤天売港では、以前より越波や風害で港湾利用に支障があるため、その防止策の要望を行ってきているが、港湾管理者として中央関係機関への要望は実施されているのか。実施されているのであれば、その対応結果を天売地区漁業者に回答しているか。
 ⑥これらの港湾整備事業は強く国等への要請と連携が必須であり、改めて今後の方針を伺いたい。
工藤議員 『建築業の振興を図るための事業推進について』

 現在、町の建築関連の補助事業としては、羽幌町空き家対策補助金制度があり、空き家をリフォームする際の補助のみが実施されている。今住んでいる家をリフォームする際の補助制度としては、平成22年度から平成30年度までの9年間、住宅リフォーム助成制度が実施され、町民に好評かつ、町全体の経済活性化にも効果があり、事業者の営業活動にも寄与した制度であったが、その後は実施されておらず、また、個人が新築住宅を建設する際の補助制度も実施されてこなかった。
 昨今の厳しい経済状況の中にあっても、町内の各建築業者、個人事業者においては日々創意工夫を重ね、業績向上と事業継続に努めている。町内の各産業に仕事があり雇用の場があることこそが、町全体の経済活性化につながっていくものと考える。
 町が地元建築業者の施工による個人住宅の新築建設やリフォーム等の補助制度を実施し、建築業の事業を活性化させることが、町を発展させていくことにつながるものと考える。このようにして、町民が生き生きと暮らしていける羽幌町にするべきと思い、次の質問をする。

 1.住宅リフォーム助成制度によって、9年間で299件の家屋がリフォームされ、助成総額は5980万円、施工事業者の総事業費は5億5900万円にものぼり、建築業の活性化に大きく寄与したものと考える。この事業を再度実施することで、快適でいつまでも住み続けられる住環境を整えるとともに、経済活性化を後押しすることができると考えるが、どうか。

 2.町内の建築業者が施工する新築住宅は近年減少傾向にある。新築住宅建設助成制度を新規に事業化することで、町民が地元業者を利用して新築住宅を建設する気運が高まり、建築業者や関連する業種への経済波及効果も見込まれる。地元業者での建設による町内全体の経済波及効果も大きいと考えられることから、この制度を創設し、町の経済活性化を推し進めるべきだと思うが、どうか。
金木議員 『高齢者・介護の次期計画策定に向けて』

 高齢者に関する保健福祉事業や介護保険事業の総合的な計画として、取り組む課題、目標を定めた第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画は最終年度を迎えており、次期の計画策定に向けて見直しを行う年度である。折りしも、この3年余りは新型コロナウイルス感染症の影響から、高齢者向け施設や在宅要介護者などにも介護サービスの利用に変化がみられているのではないか。また、高齢者に関わる地域支援事業も盛り込まれてはいるが、さらなる支援を求める要望も聞かれている。次期計画策定に向けた考え方について、以下、質問する。

 1 次期計画策定に向けた検討に入っているのか。策定に向けたスケジュールは、どのように考えているか。
 2 今期の介護サービスの利用状況に新型コロナウイルス感染症の影響があったかどうか、今後も影響するのかどうか、検証と予測も検討すべきではないか。
 3 今期の介護保険料は前期から引き上げられ、基準額で年間6万6000円である。基本は年金からの徴収だが、負担する金額としては限界感がある。保険料についての見解や見通しはどうか。
 4 高齢者の中には、身体機能の低下や病気、けがなどによって、排せつのサポートが必要となった結果、日常的に紙おむつ等の使用で、経済的な負担が増えている人もいる。こうした高齢者や世帯に紙おむつ等の給付・助成はできないか。
 5 病気やけがの治療、その後の検査等で、近隣の医療機関では対応できないことから、遠距離の医療機関を利用せざるを得ない場合、交通費の負担も大きい。バスなどの公共交通を利用するしかない、特に低所得者世帯・高齢者への交通費助成を検討してほしい。
議事日程第2号 令和5年6月23日(金)
日程番号 議案番号等 件名等
1 会議録署名議員の指名
2 諸般の報告
報告第3号 令和5年度定期監査報告(第1次)について
4 報告第4号 令和4年度羽幌町一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
5 報告第5号 令和4年度羽幌町一般会計事故繰越し繰越計算書の報告について
6 報告第6号 令和4年度羽幌町下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について
7 報告第7号 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」
8 報告第8号 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」
9 議案第28号 羽幌町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例
10 議案第29号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画(令和2年度~令和6年度)の変更について
11 議案第30号 令和5年度羽幌町一般会計補正予算(第3号)
12 議案第31号 令和5年度羽幌町下水道事業特別会計補正予算(第1号)
13 同意第4号 羽幌町農業委員会委員の任命について
14 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
15 発議第8号 議員の派遣について
16 発議第9号 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について
17 意見案第1号 ゼロカーボン北海道の実現に資する森林・林業・木材産業施策の充実・強化を求める意見書の提出について

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