令和3年第2回定例会
令和3年第2回定例会
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 会期の決定 | |
3 | 諸般の報告 | |
4 | 行政報告 | |
5 | 町政執行方針 | |
6 | 教育行政執行方針 | |
7 | 一般質問(3名) | |
阿部議員 「スポーツ振興と羽幌町総合体育館の管理運営について」 スポーツ振興は、地域スポーツの推進、少年団活動、学校体育、更には、健康の増進に資するスポーツ機会の確保や、スポーツによる地域おこし等と多岐にわたっており、国が平成23年に制定したスポーツ基本法では、スポーツを通じて「国民が生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活を営む」ことができる社会の実現を目指すことを理念としている。羽幌町でも、羽幌町教育大綱のなかで生涯スポーツの普及・促進を図るとしており、基本方針に基づき各施策に取り組んできていると思うが、課題も多いと考える。 また、羽幌町のスポーツの拠点となる羽幌町総合体育館の管理運営を、これまで13年間にわたり指定管理者として業務を行ってきた羽幌町体育協会から、令和3年度より町直営で管理運営することとなり、これまで羽幌町体育協会が指定管理者業務仕様書に基づき行ってきた、施設利用者に対しての必要な指導や助言、スポーツ活動の支援・促進のためのアドバイスといった、地域における健康づくりや、青少年の体力と競技力の向上といった取り組みが、今後も継続されるのか懸念するところである。 そこで、羽幌町のスポーツ振興として、スポーツ少年団・部活動の現状と課題、スポーツの場となるスポーツ施設の整備、スポーツの拠点となる羽幌町総合体育館の管理運営と、関係する団体との連携が今後の羽幌町のスポーツ振興に繋がると考え、以下の質問をする。 1.各スポーツ少年団の選手・指導者に対しての支援状況と、少年団組織本部の活動と運営状況はどのようになっているのか。 2.部活動においては、教員の働き方改革により部活動指導員の配置が促進されているが、部活動指導員の導入、外部指導者の活用状況と今後の課題は何か。 3.スポーツ施設の整備については、町民に対してのスポーツ機会の提供、各種競技の練習や大会、合宿誘致等にとって重要となるが、今後の整備計画は。また、施設の使用目的によっては、今後の整備方針も考えていかなければならないと思うが、施設整備の方向性はどのように考えているのか。 4.本年2月10日に開催された文教厚生常任委員会において、令和3年度より羽幌町総合体育館の管理運営を、指定管理ではなく町直営で行うとの説明があった。これまで羽幌町体育協会が行ってきた指定管理業務の評価と、指定管理者として、羽幌町のスポーツ振興に対しての貢献度をどう評価しているのか。 5.羽幌町総合体育館の管理運営について、羽幌町体育協会が指定管理者業務仕様書に基づき行ってきた、施設利用者に対しての指導や助言、スポーツ活動の支援・促進のために必要なアドバイス等は町直営でも継続していけるのか。また、それができない場合はどのようなことを想定しているのか。 6.羽幌町総合体育館の指定管理者から羽幌町体育協会が離れることにより、羽幌町のスポーツ振興が後退するのではないかと懸念するが、羽幌町のスポーツ振興を担っている団体でもある羽幌町体育協会との連携を、今後どのように図っていくのか。また、羽幌町としてのスポーツ振興のビジョンはどのように描いているのか。 |
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平山議員 「羽幌町総合体育館の管理運営について」 羽幌町総合体育館の管理運営については、平成20年4月からこれまで指定管理で実施してきている。令和2年9月25日に開催した文教厚生常任委員会で、令和3年4月から始まる第4期指定管理者の選定に係る募集要項の説明を担当課から受け、令和3年2月10日開催の文教厚生常任委員会において公募の結果、特定非営利活動法人羽幌町体育協会一者からの申請を受けたが、事業提案の審査の結果、選定委員会において総合評定点数が判断基準点数に満たず、指定管理者の候補者決定に至らなかったことから、今後の管理運営については「直営管理とする」との説明があった。 これまで、指定管理者として羽幌町体育協会が実施してきた事業の一つにスポーツの普及振興及び町民の健康、体力の増進を図るためのスポーツ教室等を開催している事は承知している。今後直営管理になるが、利用料金については当面の間は据え置き、利用者への運動指導や助言等のソフト面での対応は極力水準を落とさぬ様に努めていくと説明があったが、これまで体育協会が実施してきた事業と同じレベルでの事業を継続して実施して行く事ができるのか、又、町は、スポーツ振興と体育館の管理については別物であり、体育協会と一緒になって連絡を取り合い進めていくとしているが、はたしてどうでしょうか?難しい問題ではないかと思います。直営管理で本当に町民の健康、体力の保持、増進を守って行く事ができるのか疑問です。この様な事から次の事について質問します。 1 今後のスポーツ振興についての考え方、事業内容、計画はどのようになっているのか。 2 利用料金について、当面は据え置きとしているが、値上がりとなると町民から理解を得られると思うか。 3 直営管理のメリット、デメリットは何か。 4 管理運営に関して、再度、指定管理にすべきと考えるが如何か。 |
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村田議員 「新型コロナウイルス感染症の収束とアフターコロナを見据えた町づくりについて」 新型コロナウイルスの感染が確認され1年余りが経ち、いまだ収束しておらず心配しているところであるが、そのような中、ようやく差した一筋の光明がコロナワクチンの接種であると考えられる。いかに安心して多くの国民に接種を受けてもらえるかが重要であり、最大限の準備と情報発信をしなければならない。 町としても同じであり、接種体制の構築等について、本年1月28日開催の新型コロナウイルス感染症対策特別委員会において説明を受けたが、一人でも多くの町民に接種を受けてもらうためには、万全の準備と情報発信が必要であると考える。 また、国や北海道はデジタル化や脱炭素化社会などアフターコロナを見据えた、令和3年度の予算編成を打ち出しているが、町としてもコロナ収束後を見据えた、経済の回復と未来に対応できる町づくりが必要であると考え以下について質問する。 1.コロナワクチンの接種については、安全性や副反応などの不安があれば接種率が上がらない事が懸念される。今後の課題として集団接種のシミュレーション実施の有無や、基礎疾患を持っている方、離島での対応などどのような対策を考え準備をし、どのように情報を発信していき接種率を上げていくのか。 2.町のすべての産業や福祉関係の課題として、事業継承や担い手不足、労働力確保に向けてICT等も活用しながら課題解決に向け対応していくべきと考えるがどうか。 3.国も進めている人口減少対策や移住定住対策も重要課題であり、リモートワーク、ワーケーションや地域おこし協力隊の取り組み強化等を推進するため、空き家を利用してサテライトオフィスや移住等体験用住宅などの整備をし取組みを進めるべきと考えるが、町としてはどのような対策を講じていくのか。 |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 一般質問(2名) | |
小寺議員 (1)「第7次羽幌町総合振興計画について」 町政執行方針でも触れられていたが、令和3年度は第6次羽幌町総合振興計画の最終年度となり、現在は令和4年度に施行予定の第7次振興計画の策定に向けてアンケート調査等を行っている。駒井町長にとってご自身で手掛ける初めての振興計画となるが、これまでの10年間の情勢や動向を踏まえ、各事業等をしっかりと検証し、これからの10年のこの町の未来を見据えた計画策定が必要と考える。 国政や世界の情勢、自然環境や経済などは10年前には想像できないほど変化しており、新型コロナウイルス感染症は世界中に影響を与え、町民生活や価値観にも大きな変化を及ぼしている。一方羽幌町では、10年前と比べ人口や企業も減少し、また、医療体制の脆弱など不安要素もますます大きくなっている。出生者数も減少し、高齢化率は令和2年1月1日現在、42.35%で北海道の平均高齢化率31.7%より高い水準になっている。また商業施設の町有化や指定管理制度から直営での事業継続など、町政運営の大きな方向転換も行ってきた。今後もさらなる変化が予想され、町民の生活にも直接的な影響を与えると考えられる。 羽幌町総合振興計画は、町の将来像、基本理念、基本目標を示す最上位計画と位置づけられており、羽幌町の未来を左右する重要な計画である。長期計画を立てる際には、以前の計画の評価や検証を十分に行い、10年後にどのような町になっていくのか長期的なビジョンを具体的に描く必要があると思われる。より具体的なビジョンを描くことにより、計画がより明確となり、今やるべきことが見えてくると考える。しかし、町民からは未だに町長の進める政策や10年後の羽幌町が見えないとの不安な声も多く聞くことがある。羽幌町総合振興計画は最上位計画と位置づけられているが、町民への次期計画策定についての情報の提供や共有は現時点では十分ではないと考える。町長の考えや今後の方向性をしっかりと町民に伝えていくことがさらに必要だと考える。 そこで、次のとおり質問する。 1点目、第7次羽幌町総合振興計画の策定方針は。また現計画からの変更点等は。 2点目、町民アンケートの回答状況と具体的な課題とは。 3点目、今後の策定に係るスケジュールは。 4点目、町民参加の委員会や審議委員会、また議会との調整はどのような形で行っていくのか。 5点目、町長が思い描く将来の羽幌町とは、現時点でどのような町なのか。また、具体的なビジョンやビジョンを達成させるための方法は。 |
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小寺議員 (2)「議会インターネット中継実施に係る予算措置及び協議について」 羽幌町議会は、今期から議会広報広聴常任委員会を設置し、町民への情報の提供や発信、よりわかり易く多くの方に読んでいただけるような議会広報の編集、現時点では延期となっているが町民との意見交換会を開催している。また初めての試みとして全町民対象の「町民アンケート」を実施し、多くの回答を頂いた。回答の中には議員や議会への新たな提案やアイディアだけでなく、厳しい意見も多く頂くことができ、今後の議員、議会活動の中で活用していきたいと考えている。議会として町民への広報広聴の機会を重視している中、議会として次年度の予算にインターネット中継とタブレット端末導入に係る費用を要求したが、予算化は見送られた。インターネット中継に関しては全議員の総意として3度目の要求であったが、具体的な説明もなく査定結果のみが提示された。 昨年の一般質問の答弁で町長自ら「議会側と協議を行う」との答弁があり、議会側から資料を作成し、以前の問題点を解消する説明を行ったと聞いている。しかしその中では行政側からは具体的な対案や予算に係る説明もないまま、今回も予算計上は見送られている。 また、一昨年の一般質問に対しても「町民や議会が町政について関心を持てるよう効果的かつ効率的な手法を検討する」との答弁もあったが、今回の執行方針には、昨年と同じ内容で具体的な事業も計画されていない。 新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年は町政懇談会も行われていない中、町民の声を広く聞く機会もなく、また町広報誌やホームページでも積極的で効果的な広報の改善は行われていないと考える。 議会での町長や議員の発言を多くの町民が早く、正確に知りたいものと私は考えており、アンケート結果にも表れている。 コロナ禍で傍聴の機会が失われている中、議会のインターネット中継は大きな意義と効果があると考える。積極的で効果的な情報発信にインターネット中継を活用することは重要である。町長が執行方針で語られたように「誠実、透明で公正、公平な信頼の高い町政運営」を行うためにも今後も議会との協議検討を進め、議会のインターネット中継を早急に行うべきであると考え、以下のとおり質問する。 1点目、議会との協議の中で、町側の考え方についての説明がなかったのはなぜか。 2点目、執行方針にある「町民主体の推進」の方策にあるホームページを中心とした積極的な広報には、議会のインターネット中継が効果的で必要と考えるがどうか。 3点目、新型コロナウイルス関連の予算を活用することも考えられるがどうか。 4点目、議会でのインターネット中継や配信に積極的でない理由は何か。 5点目、町側の考える具体的な町政について関心を持てるよう効果的かつ効率的な手法は。 6点目、行政側や教育委員会にある既存のパソコンやカメラ、設備を使って無編集で録画中継の配信は予算をかけずにおこなうことも可能だと思うがどうか。 7点目、議会のインターネット中継に行政側の人的な協力は得られるのか。 8点目、今後の協議はどのように行っていくのか。 |
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金木議員 (1)「子ども医療費の無料化拡大について」 昨年の10月から11月にかけて羽幌町議会が実施した町民アンケートでは、「子ども医療費の無料化」について、196人が回答した内の183人がその必要性を評価し、高い関心のある施策であるという結果が示された。 令和元年9月定例会一般質問においても、高校生までの無料化拡大を求めてきたが、「高校生の子を持つ保護者の経済的支援として有効」との認識を示しつつも、「恒久的な財源が必要となる事業」であり、幼児教育の無償化や国保事業に係る影響など「総合的に精査しながら判断していきたい」とのことであった。 医療費無料化拡大への必要財源として、近年増加傾向にあるふるさと納税による応援寄付金や地域福祉基金などを利用しながら、町民アンケートでも要望の声が高い子ども医療費の無料化拡大を実施すべきと考えるが、見解を伺いたい。 |
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金木議員 (2)「特別障害者手当の周知と今後の対応について」 特別児童扶養手当等の支給に関する法律では、精神または身体に障がいを有する20歳未満の障がい児と、20歳以上であって著しく重度の障がいの状態にあるため、日常生活において常時特別の介護を必要とする特別障害者に手当を支給することが定められている。 昨年12月2日、衆議院の厚生労働委員会で、特別障害者手当の周知が不十分で、自治体によっては受給できていない例があると問われ、厚生労働大臣は「周知することは大変重要だ」「国が示す障がい程度の認定基準、これに従って、各医師の診断書という形で判断をすることになっておりますが、しっかりこれからも、周知するように、我々としても努力してまいりたい」と答えている。 特別障害者手当は、障がい者本人や配偶者、扶養義務者の所得制限があるものの、障害者手帳を持たない要介護4や5の人でも該当するケースがあるという。これまでの、羽幌町での周知や広報の状況、相談や申請の実績、今後の対応などはどう考えているか。 |
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4 | 報告第1号 | 令和2年度定期監査報告(第3次)について |
5 | 議案第5号 | 羽幌町議会議員及び羽幌町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例 |
6 | 議案第7号 | 羽幌町公告式条例の一部を改正する条例 |
7 | 議案第8号 | 羽幌町離島振興対策実施地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例 |
8 | 議案第9号 | 羽幌町国民健康保険税条例の一部を改正する条例 |
9 | 議案第10号 | 羽幌町総合体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 |
10 | 議案第11号 | 羽幌町国民健康保険条例の一部を改正する条例 |
11 | 議案第12号 | 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例 |
12 | 議案第13号 | 羽幌町情報通信基盤施設の設置及び管理に関する条例を廃止する条例 |
13 | 議案第14号 | 令和2年度羽幌町一般会計補正予算(第15号) |
14 | 議案第15号 | 令和2年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号) |
15 | 議案第16号 | 令和2年度羽幌町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) |
16 | 議案第17号 | 令和2年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第3号) |
17 | 議案第18号 | 令和2年度羽幌町下水道事業特別会計補正予算(第1号) |
18 | 議案第19号 | 令和2年度羽幌町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) |
19 | 議案第20号 | 令和2年度羽幌町水道事業会計補正予算(第2号) |
20 | 議案第6号 | 羽幌町いじめ問題専門委員会等条例 |
21 | 議案第21号 | 令和3年度羽幌町一般会計予算 |
22 | 議案第22号 | 令和3年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算 |
23 | 議案第23号 | 令和3年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算 |
24 | 議案第24号 | 令和3年度羽幌町介護保険事業特別会計予算 |
25 | 議案第25号 | 令和3年度羽幌町下水道事業特別会計予算 |
26 | 議案第26号 | 令和3年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算 |
27 | 議案第27号 | 令和3年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算 |
28 | 議案第28号 | 令和3年度羽幌町水道事業会計予算 |
29 | 発議第1号 | 羽幌町各会計予算特別委員会の設置並びに委員の選任について |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 議案第6号 | 羽幌町いじめ問題専門委員会等条例(予算特別委員会審査報告) |
4 | 議案第21号 | 令和3年度羽幌町一般会計予算(予算特別委員会審査報告) |
5 | 議案第22号 | 令和3年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
6 | 議案第23号 | 令和3年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
7 | 議案第24号 | 令和3年度羽幌町介護保険事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
8 | 議案第25号 | 令和3年度羽幌町下水道事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
9 | 議案第26号 | 令和3年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
10 | 議案第27号 | 令和3年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
11 | 議案第28号 | 令和3年度羽幌町水道事業会計予算(予算特別委員会審査報告) |
12 | 同意第1号 | 羽幌町固定資産評価審査委員会委員の選任について |
13 | 発議第2号 | 議員の派遣について |
14 | 発議第3号 | 各委員会の開会中の継続調査及び審査について |
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