平成30年第9回定例会
平成30年第9回定例会
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 会期の決定 | |
3 | 諸般の報告 | |
4 | 行政報告 | |
5 | 一般質問 | |
阿部議員 羽幌町における住宅整備と建築業の振興について 住宅は生活の基盤でもあり、住宅を整備することで住み慣れた地域・住宅で暮らし続けることができると考える。そのためにも民間住宅、公営住宅等ともに共通して考えられることは築年数に応じて、こまめな修繕やリフォーム等を重ねることにより、住宅の平均寿命を延ばすことが必要だと考える。 また、老朽化した公営住宅等は、安心・安全・快適な住まいを提供するためにも計画的に建替えも行わなければならない。 そして、それら住宅の建設・リフォーム等には様々な種類の建築業者が担っているが、近年は人口の減少、高齢化により人手不足が懸念されており、将来的には町が発注する住宅、施設等の建設・改修工事等に大きな影響があるものと考える。羽幌町の建築業は、これまで地域経済の活性化と雇用を支えてきており、羽幌町にとっても、建築業の衰退は大きなダメージとなると考える。 住宅の整備は移住・定住の促進にも繋がり、それら住宅を羽幌町の建築業者が施工することによって、地域経済の活性化と雇用の創出が図られると考え、町民が安心・安全・快適に住み続けられる住宅の整備と、その担い手でもある建築業の振興と課題について、以下の質問をする。 1.住宅の長寿命化のためにも修繕・改修等をする必要があるが、公営住宅・教員住宅等の将来的な修繕・改修等の計画はあるのか。 2.次期公営住宅等長寿命化計画を策定中だと思うが、その進捗状況は。また、住宅の長寿命化を図る上で、今後の課題となるものはなにか。 3.平成30年6月定例会、金木議員の一般質問において、住宅リフォーム助成事業の延長は考えていないとの答弁であった。しかし、多くの建築業者からは事業の継続を求める声を聞いている。こうした建築業者の声に対してどのように思っているのか。また、建築業の振興として住宅リフォーム助成事業の継続をすべきだと思うがどうか。 4.建築業の人手不足が深刻な問題となりつつあるが、行政として建築業の人手不足に対する認識と今後の対策について、どのように考えているのか。 5.平成29年3月定例会で質問した「建築業の現状と住宅施策について」に対して、「地元建築業者を選択していただけるような施策の検討」との答弁であった。検討した結果を伺う。 |
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村田議員 羽幌町の人口減少対策にさらなる強化を 羽幌町の10月末人口は7,022人。社会保障・人口問題研究所の推計(パターン1)によると、2040年には4,208人まで減少するとされる。この人口減を食い止めるべく「羽幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略」が作られた。この計画期間は5ヵ年31年度で終了するが、引き続き対策を継続していかなければならない。さらなる対策の強化こそがこれからの町づくりの大きな役割と考え、以下について質問する。 1.「羽幌町まち・ひと・しごと創生総合戦略」も3年が過ぎ、現状における基本目標の進捗状況はどうか。また、32年度以降の計画の策定はどのように取り進めるのか。 2.自然減対策として合計特殊出生率の数値を上げるため、また、生涯未婚率を下げるために、新たな施策の強化を考えては。 3.社会減対策として高校生や大学生が地元で就職しやすくするための奨学金制度創設や、人口流入を促進するための移住・定住対策の考えは。 4.人口流出が進む中で、高齢者が息子さん娘さんの所に移り住む方がおられる。生涯この町で過ごしてもらうためには、健康寿命を伸ばす、福祉・医療の充実、交通手段の確保などが挙げられる。町長は先の選挙の公約で、タクシー運賃の助成を掲げていたが、どのように取り進めていく考えか。 |
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小寺議員(1)旧宮坂ビルに対する行政の対応について 平成30年6月定例会で行った一般質問に対し、「町民の生命の安心と安全を守る責務は町側にある」と同意されたが、未だに子ども達や町民の安心を考えた責任ある行動をしていないと思われる。事務管理は緊急的な処置に過ぎず、より良い方策を検討することが必要であると考える。また一般質問の最後には「検討をする必要があると考えておりますので、今後先ほどもご指摘ありましたとおり検討に入りたいというふうに考えております」との答弁があったが、それ以後具体的な検討結果を聞いていない。 国の空家等対策の推進に関する特別措置法では、市町村は地域の実情に応じた空家等に関する対策の実施主体として位置付けられている。住民に最も身近な行政である羽幌町は、子ども達や町民の不安に耳を傾けるべきと考える。しかし6月定例会の中では「記憶にない。発言を訂正する。勘違いだった。」など議会での発言とは思えない答弁があった。それでは町民が安心や安全を実感できず、町や行政に対して不安や疑問、不信感を持つと考えられる。 これまで町と議論を重ねてきて思うことは、町は長期間、具体的な検討を行っていないように感じることだ。それは第3者の指導やアドバイスのみで検討の先延ばしを決断しているようにも思われ、また、議会での約束も果たされてはいない。 子ども達や町民の将来への命の危険や不安を取り除くことは町としての責務であり、それらを後回しにすることなく今すぐにでも様々な検討を始め、積極的な情報の提供や町民への丁寧な説明をするべきと考える。 そこで、次の点について質問する。 1.6月の一般質問以降、新たな対策や具体的な検討は行ったのか。また、その時期と具体的な内容と進展は。もし、検討を行っていない場合はなぜ行っていないのか。 2.これまで事務管理を行い、具体的な検討、新たな対策を行わなかった理由の1つに他の首長などから昨年12月前と6月前後に2回は指導を受けているとのことだが、いつ、誰から「非常に難しい」という指導を受けたのか。またその具体的なやり取りの内容は。 3.財政を理由に空き家対策や安全対策に消極的だと考えるがどうか。 4.これから迎える冬に向けて、歩道の管理や除雪、通学路の安全確保等の課題と今後の取り組みは。 5.今後は予算をかけてでも調査や検討を進めるべきであり、町民への丁寧な説明が必要と考えるがどうか。 |
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小寺議員(2)今後の羽幌町の財政健全化について 11月の町長選挙において、新聞等では町長の今後の取り組みとして「財政の健全化」や「次世代に借金を増やさず、残さないこと」などが掲げられた。 駒井町長は1期目の4年間、町民や小中高校生にも「羽幌町の財政は厳しい」「町にお金がない」とさまざまな場所で訴えておられた。しかし、具体的に財政の健全化のための施策は行っていなかったと思われる。 財政の健全な運営は、どの市町村、都道府県、国でも基本的な考えである。その中で各自治体は独自の創意工夫、計画的で効率的な施策や運営によって財政の安定化を図っていると考える。しかし羽幌町は現時点で具体的な財政健全化対策や施策がない中で、財政がひっ迫して、将来的に財政面で不安があるように町民に伝わっている。また選挙中には「ある市のようになってしまう」との職員の発言を引用して話しておられたようだ。 今後4年間を通じて、何もしないことで財政の健全化を図り、次世代に借金を増やさないのではなく、積極的で効率的な施策によって人口減少を抑え、町民への正しい情報の提供と丁寧な説明を今後行っていかなくてならないと考える。 そこで、次の点について質問する。 1.平成29年度決算では、財政状況は健全であるとの報告があり議会での承認を得たところであるが、現在の羽幌町の財政状況はどうか。 2.過去4年間における財政を健全化された具体的な施策や事例は。 3.財政を健全化させるということは、税金や使用料を増やし歳入を増やすか、人件費や町民サービスを減らし歳出を減らすことが考えられる。今後の具体的な取り組みと、どのようなスケジュールで進め、短期、中期、長期的な目標値を持って取り組んでいくのか。 4.羽幌町役場の庁舎建て替えをこの4年間で道筋をつけるとのことだが、3月時点では具体的な計画もないとのことだった。今後公共施設の大規模改修や建替え事業がある中、多額の支出を伴う他の公共施設と庁舎建て替えを次世代に借金を残さないやり方でどのように行っていくのか。 5.現在、歳入の多くは人口比等による国からの地方交付税に頼っている状況にあると考える。人口減少への具体的な対策は。 |
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金木議員(1)羽幌町の住宅事情と公営住宅対策について 現在、羽幌町には空き家やアパート、マンション等の空き部屋を紹介する不動産事業者はなく、町のホームページでも空き家バンクへの登録物件が数件見られる程度である。また、ホームページには「町内民間賃貸住宅情報」も掲載されているが、賃貸料をあたってみると1カ月あたりワンルームで概ね3万円から4万円、2部屋以上では6万円前後となるようだ。こうした状況から、部屋を借りたくても条件が合わず、部屋が見つからないと聞く。この間に開催されている町民と議会との意見交換会でもそうした声があった。 羽幌町では現在、住宅マスタープランに沿って幸町公営住宅を順次建替えしている。また、今年度には次期の住生活基本計画や公営住宅等長寿命化計画策定に向けたアンケート調査も実施されてきているところである。今後の計画について、こうした羽幌町の住宅事情の改善に向けて、どう対応されるのか。以下、質問する。 1.「なかなか借りる家や部屋がない」という声に対しての認識はどうか。 2.今年実施したアンケート調査の集約や分析、関連する計画の進捗状況や策定の予定はどうか。 3.公営住宅設備の改善や入居者条件等の見直しについての考えはどうか。 |
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金木議員(2)ハートタウンはぼろからの店舗撤退の影響と今後の運営について このほど、商業複合施設「ハートタウンはぼろ」内で営業していた携帯通信事業者の店舗が撤退した。これによって、店舗賃貸料の減収や空きスペースの運用、ハートタウン全体の運営など、さまざまな影響が出るものと考えられる。その状況や、今後の運営に関して、以下、質問する。 1.店舗撤退による減収見込み額とハートタウン全体の収入に対する割合はどうか。 2.撤退により生じたスペースへの他店舗等の誘致について、どう考えているか。また、当面空きスペースをどう活用するのか。 3.ハートタウンが町有施設となってからは収支の状況がわかりづらくなった。当該施設関連事業を特別会計として、チェックしやすくしてはどうか。 |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 報告第5号 | 平成30年度定期監査報告(第2次)について |
4 | 議案第57号 | 天売高校学生寮の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 |
5 | 議案第58号 | 羽幌小学校グラウンド整備工事請負契約の変更について |
6 | 議案第59号 | 平成30年度羽幌町一般会計補正予算(第7号) |
7 | 議案第60号 | 平成30年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) |
8 | 議案第61号 | 平成30年度羽幌町下水道事業特別会計補正予算(第2号) |
9 | 発議第10号 | 議員の派遣について |
10 | 発議第11号 | 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について |
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