令和3年第6回定例会
令和3年第6回定例会
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 会期の決定 | |
3 | 諸般の報告 | |
4 | 行政報告 | |
5 | 一般質問 | |
阿部議員 『建築業の現状と町発注工事について』 これまで羽幌町内の建築業者は、町内の経済を支えるとともに、雇用の維持・創出に大きく貢献をしてきたが、近年はハウスメーカーの進出や人口の減少等に伴う民間工事の受注減少により、町内の建築業者は大変厳しい状況にある。このような中、羽幌町でも様々な建築業振興策や、地元建築業の振興にも繋がる羽幌町総合振興計画ほか、各種計画に記載してある住宅政策などを実施してきていると思うが、今後は更なる建築業振興策が必要になると考える。 また、町発注の建築工事については、多くの既存施設や公営住宅等が耐用年数の経過を迎えることから、今後は施設の建替えや大規模改修等が主体になると思われるが、これら建築工事を元請・下請ともに地元建築業者が受注することによって地場産業の振興が図られると考える。それが雇用の維持・創出に繋がり、また、地元建築業者による建築資材等の地場調達が町内経済の活性化にも繋がると考える。以上の点を踏まえ羽幌町の建築業の現状と町発注工事について質問をする。 1.建築業の現状と今後の課題について、どのように捉えているのか。 2.現在行われている建築業振興策の評価は。また、新たな建築業振興策は考えているのか。更には、羽幌町総合振興計画ほか各種計画に記載してある住宅政策の状況はどのようになっているのか。 3.公営住宅等長寿命化計画と公共施設マネジメント計画の計画期間内での施設建替え、大規模改修工事等の発注については、地元建築業者の経営等に大きく影響してくるが、それぞれの計画の進捗状況はどのようになっているのか。また、計画を進めるにあたり今後の課題は何か。 4.これまでも町発注の施設建替え、大規模改修や軽微な工事等の元請業者については、地元業者を優先して発注してきていると思うが、今後についても地元業者優先での発注と考えているのか。 5.下請業者についても地場産業の振興を目的に、地元業者でも施工可能なものについては、地元業者が受注できるよう工事発注者として配慮していくべきだと思うがどうか。 |
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工藤議員 『地震による津波から町民の命を守るための避難計画と事前の備えを』 近年、日本各地において、大雨による洪水被害をはじめ、地震による津波被害、さらに台風による暴風雨などの大きな被害が各地域で発生しております。このような自然災害から町民の命を守るために、町として被害を未然に防ぐための準備、円滑な避難行動をするための行程計画や、日頃からの避難訓練の実施などが、極めて重要と考えます。 特に災害の中でも事前の予測が難しい地震、それに伴う津波発生時には命を守るための敏速な避難行動が求められ、日頃から避難経路や避難所などについて町内会や各事業所等とも綿密な話し合いを重ねることが必要だと考えます。 北海道の地震は太平洋側が多いとされていますが、平成5年に発生した北海道南西沖地震では、津波による被害は死者、行方不明者合わせて、200名を超える甚大な災害となっております。 羽幌町では、平成23年に防災のしおりと防災ハザードマップを全戸に配布し、津波浸水想定区域図により避難場所や避難所を示し、素早く避難することができるよう周知されています。 また、本年4月からは新防災情報伝達システムを導入していることから、地震や津波、その他の気象状況や避難情報などを、的確に町民へ伝達できるものと考えていますが、実際に地震が発生したときに町民それぞれが、どこに、どのように、命を守るための避難ができるのかが重要となります。 町民の命を災害から守るために、日頃から避難行動について情報交換をし、事前の備えを万全にしておくことが必要と考え、次のことを質問する。 1,町の津波避難計画において、避難対象地域を指定しているが、この地域の住民に対し詳細な説明等はしているのか。 2,防災のしおりにおいて、指定している避難所の中には、建物が撤去されているなど、緊急の避難に対応できないと思われる場所があるが、地域住民に周知されているのか。 3,商店・事業所・会社等へ、津波からの避難行動を円滑に進めるための説明会を実施しているのか。 4,小学校・中学校・幼稚園等に、地震発生に伴う津波から逃れるための避難訓練は、行政が主導して実施しているのか。 5,夜間に発生する地震、それに伴う津波発生時に、町民自らが安全な場所に避難できるように、日頃から夜間における避難行動について、住民と避難経路・避難場所等についての説明会を実施し、情報交換をすべきと思うがどうか。 |
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逢坂議員 『ホタテ養殖漁業作業場背後地の整備について』 北海道のホタテ水揚げ量は現在日本一となっております。昭和のはじめころまでは、ホタテは天然のものが主流でしたが、乱獲や環境の変化などで資源が枯渇し、衰退した時期もありました。そのため、各地で養殖業が盛んに進められ、「獲る漁業」から「育てる漁業」への転換を図りながら発展してきたところであります。 こうした中で、羽幌町のホタテ養殖漁業も今日に至るまで試行錯誤を繰り返しながら取り組み続け、ようやく安定した産業になりました。羽幌は主に、稚貝や半成貝の養殖に力を入れると共に、成貝も多く出荷し、現在では、6経営体で6隻の船舶と、従業員も最大時には約120名が従事するまでに発展しており、水揚げの占有割合も年々増加し、昨年度は北るもい漁協羽幌本所の26.20%までになり、同漁協本所としても欠かすことができない業種となり、今後も期待されるところであります。 このような中で、現在の作業場背後地は、平成16年に簡易舗装された以降15年以上経過しており、ほぼ舗装らしき状態もなくなり損壊や劣化が進み、土が露出している箇所や凹凸が激しくなっている状態のため、乾燥期の風の強い時には土ぼこりがひどく、その逆に、雨の時やみぞれが降った時、更に、雪解けの時季には背後地全体が泥だらけの状態になり、リフト移動や作業効率も悪く大変不便な状態で作業を続けております。また、出荷時にトレーラーの出入りが激しいため、積み込み作業に支障が出ることが多く、大変苦労しているのが現状であります。 このため、背後地を整備することで、環境衛生の向上は勿論のこと、円滑な漁業活動、作業場の安全確保、リフト移動による効率的な出荷が可能となり、これまで以上に羽幌産ホタテの知名度が上がることにより、付加価値が高まることが予想されます。以上の点を踏まえ、早期に背後地を整備する必要性があると考え、以下について質問します。 1.背後地の整備を行うことは、円滑な作業活動が可能になると同時に、これまでの非効率的な出荷・選別作業にかかるトレーラーやトラックへの積み込み時間が減少し、作業コストの削減にもつながることから、早急に整備をするべきと考えるがどうか。 2.整備をしないとすれば、どのような理由か。 3.北るもい漁協から、これまでに現状の話や要望等はあったのか、あったとすれば、その内容とそれに対する返答はどのようにされたのか。 4.近隣町村のホタテ養殖漁業の関連施設は、当町に比べて作業施設や環境整備はもちろんのこと、背後地等も立派に整備されているように見受けられるが、その現状について、羽幌町はどのように認識しているのか。 |
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金木議員 『ケアラー支援の現状と取り組みについて』 わが国では、平成12年度から始まった介護保険制度により、介護の必要度に応じた介護サービスが受けられるようになった。その一方で、在宅介護などを担う介護者への社会的支援のための法整備や仕組み作りはされていない状況にある。 一般社団法人日本ケアラー連盟では、心や体に不調のある人の介護、看病、療育、世話、気づかいなど、ケアの必要な家族や近親者、友人、知人などを無償でケアする人を「ケアラー」と呼び、高齢者の介護に限定せず、広くケアラー支援を呼び掛けている。 埼玉県では昨年2月に議員立法で提案され、全会一致で可決成立した「ケアラー支援条例」は、ケアする人の支援を真正面に掲げる日本初のものとして注目を集めた。この条例では、ケアラーの中でも家族のケアを担う18歳未満の子どもを「ヤングケアラー」と定義し、特別に強調している。今年3月には空知管内栗山町で、町提出の同様の条例が全会一致で可決され、全国の市町村で最初となっている。 わが町においても、核家族化、高齢・少子化などが進んでいることから、家族にケアが必要となった場合の負担は大きく、困難を抱えているケアラーが存在しているものと思われる。先ずは、そうした実態を把握し、ケアラーに対して必要な支援が行われるよう対策し、併せて条例の策定も検討していくべきと考えるが、見解を伺う。 |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 報告第4号 | 令和2年度定期監査報告(第1次)について |
4 | 報告第5号 | 財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告について |
5 | 議案第46号 | 辺地に係る公共的施設の総合整備計画(令和2年度~令和6年度)の変更について |
6 | 議案第47号 | 羽幌町過疎地域持続的発展市町村計画(令和3年度~令和7年度)の策定について |
7 | 議案第48号 | 令和3年度羽幌町一般会計補正予算(第3号) |
8 | 議案第49号 | 令和3年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第1号) |
9 | 同意第2号 | 羽幌町教育委員会委員の任命について |
10 | 認定第1号 | 令和2年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について |
11 | 認定第2号 | 令和2年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について |
12 | 認定第3号 | 令和2年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について |
13 | 認定第4号 | 令和2年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について |
14 | 認定第5号 | 令和2年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について |
15 | 認定第6号 | 令和2年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について |
16 | 認定第7号 | 令和2年度羽幌町港湾上屋事業特別会計歳入歳出決算認定について |
17 | 認定第8号 | 令和2年度羽幌町水道事業余剰金の処分及び決算認定について |
26 | 発議第6号 | 羽幌町各会計決算特別委員会の設置並びに委員の選任について |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 認定第1号 | 令和2年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について(決算特別委員会審査報告) |
4 | 認定第2号 | 令和2年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について(決算特別委員会審査報告) |
5 | 認定第3号 | 令和2年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について(決算特別委員会審査報告) |
6 | 認定第4号 | 令和2年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について(決算特別委員会審査報告) |
7 | 認定第5号 | 令和2年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について(決算特別委員会審査報告) |
8 | 認定第6号 | 令和2年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について(決算特別委員会審査報告) |
9 | 認定第7号 | 令和2年度羽幌町港湾上屋事業特別会計歳入歳出決算認定について(決算特別委員会審査報告) |
10 | 認定第8号 | 令和2年度羽幌町水道事業剰余金の処分及び決算認定について(決算特別委員会審査報告) |
11 | 発議第7号 | 議員の派遣について |
12 | 発議第8号 | 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について |
13 | 意見案第3号 | コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書 |
14 | 意見案第4号 | 国土強靭化に資する社会資本整備等に関する意見書 |
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