平成29年第8回定例会
平成29年第8回定例会
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 会期の決定 | |
3 | 諸般の報告 | |
4 | 行政報告 | |
5 | 一般質問 | |
小寺議員 中心市街地活性化の今後について 11月9日に行われた羽幌町中心市街地活性化等調査研究特別委員会の中で、株式会社ハートタウンはぼろの現状について定期株主総会及び協議に関する経緯やアンケート結果等が報告された。各議員から質疑があったが、行政側からは今後の会社への具体的な方向性が示されずにいた。 11月29日の北海道新聞の記事では、前日の28日に3者協議が行われ、「会社再建も選択肢」として存続に含みを持たせていた町が「新たな事業展開は望めず、解散やむなし」と会社解散の了承に転じたと掲載されていた。また早ければ12月中にも解散を正式決定する臨時株主総会を開くとのことである。 行政の決断も理解は出来るものの、新聞報道のみの情報で町民や議会にも行政の考えや経緯などの情報を知らせないまま、町の方針が決まり進んでいくことに疑問を感じる。 中心市街地活性化事業には、多くの町民が関わり、多額の事業費を町が支出している。また施設の購入や検証事業においても町民や議会でも多くの議論がなされてきた。 今回、町の方針が決まったことにより、中心市街地活性化についてのこれまでの検証とこれから町が中心市街地活性化やまちづくりへの取り組みの方向性を示すべきと考える。 そこで次のとおり、4点について質問する。 1.会社の解散を了承した経緯と町の考えや、会社解散に向けた町の今後の対応は。また、町民や議会へより丁寧な説明や報告をすべきと考えるがどうか。 2.会社が担っていたまちづくりを今後誰がどのような形で担っていくのか。 3.営林署跡地の利用等も含め、中心市街地活性化を町としてどのような計画で具体的に進めて行くのか。 4.中心市街地活性化事業の計画段階からの経緯や各事業を含め、しっかりと検証と評価を行い、公表することにより、今後のまちづくりに活かすべきと考えるがどうか。 |
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平山議員 旧宮坂ビルに係る対応について 旧宮坂ビルについては、H19年所有する会社が倒産した事に伴い、以降長年にわたり放置された状態になっている現状である。昨年11月に文教厚生常任委員会に旧宮坂ビル非常階段への緊急対応という事が説明され、非常階段の外壁撤去を町が事務管理により行っている。又、今年11月にも非常出入り口小屋根とビル本体を固定している2本の鉄骨のうち1本が剥離しているので、冬季を迎え隣接地や町道への落下危険性がある事から事務管理により危険個所の除去、撤去をしたいという事が文教厚生常任委員会へ説明され11月15日の臨時議会で補正予算が提案された。この1年間において、2回もの修繕補修をしなければならない事態に陥っているが、現状では今後も放置された状態が続いていく事は避けられない状況と思われる。老朽化が増々進行していくことによる外壁の落下事故等、予測出来ないような事故がおきないとは言い切れず、町民の安心安全の確保の問題にも繋がっていくものと考えられる。このことから、次の点について質問する。 1.本体部分については、今後どの様なかたちで対応し、又、道道に面している部分もあることから北海道と連携を密に協議、対策を考える事が必要と思うが、どの様に考えているのか。 2.建物の築年数は何年なのか。又、耐震診断についてはどの様になっているのか。 3.町民の安心、安全を考えたとき安全性の確保についてどの様に考え取り組んでいくのか。 4.事故が起きた時の責任の所在はどこにあり、どの様に対応していこうと考えているのか。 |
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金木議員(1)旧宮坂ビルの問題について 町内南4条3丁目にある旧宮坂ビルは、道道のターミナル通りと通学路となる町道に面していることから、道や町では道路管理者として道路維持パトロール等を行い、通行人や付近住民の安全確保に努めているものと理解している。 近年では建物の老朽劣化が進み、落下等の危険を回避するため、昨年11月に屋外階段の外壁取り壊し、今年11月には非常出入り口小屋根の撤去が決まり、さらに、直近では町道側4階部分の大きな窓ガラスの撤去が緊急に実施されるに至っている。こうした対応は、民法697条に基づく「事務管理」として行われているもので、緊急避難的処置としては理解する。しかし、町としては、さらに根本的な解決のための検討や努力をすべきと考え、以下、質問をする。 1.現在の旧宮坂ビルの建物、土地の所有状態はどうなっているか。 2.ビルの道道側(南側)部分での解体、撤去等が必要となった場合の対応はどうなるのか。 3.「事務管理」としての対応も財源は町単費の一般財源である。また、こうした事態が旧宮坂ビルの他にも発生しうることも考えられる。国や道への支援要請やはたらきかけも含め、今後の対応についてどう考えているか。 |
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金木議員(2)冬道の歩行者安全対策について 例年、町が実施する除排雪業務における歩道区分に関しては、「原則、歩行者が安全に通行できる路面及び幅員確保すること」を作業目標として掲げ、除排雪の作業が行われている。しかし、これは降雪時における対応が主であり、路面凍結などで歩行者の転倒が心配されるような危険を避ける対策ではない。しかも、国道および道道では歩道も除雪されるが、町道における歩道はすべてが除雪されてはおらず、車道を歩行することも余儀なくされ、特に坂道での歩行で危険を感じている町民もいる。なかでも、市街地では南3条通りの飲食店街周辺や、南4条通りの坂道など、転倒に注意すべき区域を町民の移動や歩行動向から検討し、すべり止め用砂の配布や配置を行うなどできないか。冬道での歩行者の安全対策についての考えを聞きたい。 |
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寺沢議員 羽幌町民が良質かつ適切な医療を受けるために 羽幌町最大の懸案のひとつである医療体制の充実については道立羽幌病院と、離島地域は道立診療所に依存するところが大きい。全国的な医師偏在等のなか北海道も問題解決に尽力されていることを踏まえても、わが町と北海道の連携が重要・不可欠であることはいうまでもない。町長就任以来これまで3年にわたり、議会が町長に対し、道へともに要請活動することを働きかけてきたが実現に至らず、明年1月にようやく最初の要請活動となる見通しだ。町民の不安が大きく最も関心の高い医療問題に対する町長の政治姿勢に、疑問を抱く議員は私だけでないと思う。 町民の健康を守るために良質かつ適切な医療を確保するため、町・議会・住民が一体となった取り組みが重要であると考える。また、道立天売診療所は常勤医師と常勤事務が不在で、医療機関として極めて厳しい状況下にある。常勤医師を迎える取り組みが早急に必要である。以上の点を踏まえ、次の質問をする。 1.現状の医療体制についてどのように評価するのか。 2.当町の医療問題について町長の政治姿勢を問いたい。 3.離島医師の負担軽減および離島住民が良質・適切な医療を受けるため、道と連携して遠隔医療を離島医療機関に導入してはどうか。 |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 報告第8号 | 平成29年度定期監査報告(第2次)について |
4 | 議案第55号 | 羽幌町保育士修学資金貸付条例 |
5 | 議案第56号 | 羽幌町保育士修学基金条例 |
6 | 議案第57号 | 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成28年度~平成32年度)の変更について |
7 | 議案第58号 | 羽幌小学校改築(外構)工事請負契約の変更について |
8 | 議案第59号 | 羽幌小学校体育館外部改修工事請負契約の変更について |
9 | 議案第60号 | 平成29年度羽幌町一般会計補正予算(第10号) |
10 | 議案第61号 | 平成29年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) |
11 | 議案第62号 | 平成29年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第2号) |
12 | 諮問第1号 | 人権擁護委員の推薦について |
13 | 発議第11号 | 議員の派遣について |
14 | 発議第12号 | 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について |
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