議会議事録(平成22年第7回定例会 12月10日)
議会議事録(平成22年第7回定例会 12月10日)
平成22年第7回羽幌町議会定例会会議録
〇議事日程(第2号)
平成22年12月10日(金曜日) 午前10時00分開議
第1 会議録署名議員の指名
第2 諸般の報告
第3 報告第10号 平成22年度定期監査報告(第2次)について
第4 議案第50号 羽幌町医師研究資金等貸与条例
第5 議案第51号 平成22年度羽幌町一般会計補正予算(第4号)
第6 議案第52号 平成22年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
第7 発議第 9号 羽幌町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例
第8 発議第10号 議員の派遣について
第9 発議第11号 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について
〇追加日程
第1 議案第53号 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22年度~平成27年度)の変更について
〇出席議員(10名)
2番 伊藤 昇 君
3番 寺沢 孝毅 君
4番 磯野 直 君
6番 森 淳 君
7番 駒井 久晃 君
8番 船本 秀雄 君
9番 大山 新太郎 君
10番 熊谷 俊幸 君
11番 室田 憲作 君
12番 橋本 修司 君
〇欠席議員(0名)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
町長 舟橋 泰博 君
副町長 本間 幸広 君
教育長 山本 孝雄 君
教育委員会委員長 松村 益司 君
監査委員 長谷川 一志 君
農業委員会会長 林 弘之 君
会計管理者 大波 芳弘 君
総務課長 石川 宏 君
政策推進課長 柳田 昭一 君
政策推進課政策調整係長 伊藤 雅紀 君
財務課長 品野 万亀弥 君
財務課長補佐 江良 貢 君
財務課財政係長 室谷 眞二 君
町民課長 藤岡 典行 君
町民課主幹 今野 睦子 君
福祉課長 鈴木 典生 君
福祉課長補佐 永原 裕己 君
福祉課主幹 野上 京子 君
福祉課主幹 更科 滋子 君
建設水道課長 井上 顕 君
建設水道課長補佐 三浦 良一 君
建設水道課主幹 鷲尾 伸一 君
建設水道課管理係長 宮崎 寧大 君
建設水道課建築係長 石川 隆一 君
農林水産課長 山口 芳徳 君
商工観光課長 三浦 義之 君
商工観光課商工労働係長 大平 良治 君
焼尻支所長 杉澤 敏隆 君
学校管理課長 熊木 良美 君
学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 浅野 勝彦 君
社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
監査室長 工藤 孝司 君
農業委員会事務局長 安宅 正夫 君
選挙管理委員会事務局長 石川 宏 君
〇職務のため出席した事務局職員
議会事務局長 水上 常男 君
総務係長 豊島 明彦 君
書記 逢坂 信吾 君
◎開議の宣告
〇議長(橋本修司君) これから本日の会議を開きます。
(午前10時00分)
◎会議録署名議員の指名
〇議長(橋本修司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
2番 伊藤 昇 君 3番 寺沢 孝毅 君
を指名します。
◎諸般の報告
〇議長(橋本修司君) 日程第2、諸般の報告を行います。
会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
これで諸般の報告を終わります。
◎報告第10号
〇議長(橋本修司君) 日程第3、報告第10号 平成22年度定期監査報告(第2次)についてを議題とします。
本案について代表監査委員の報告を求めます。
代表監査委員、長谷川一志君。
〇代表監査委員(長谷川一志君) それでは、議題に供されました平成22年度定期監査報告(第2次)について別紙のとおり報告をいたします。
1ページをお開き願います。定期監査報告書。
1、監査の時期及び対象は、平成22年10月20日から同年10月29日までのうち8日間で、対象機関は記載の町民課以下ごらんのとおりでありまして、大山監査委員とともに実施をいたしました。
2、監査の対象とした事項及び範囲でありますが、平成22年度に係る財務に関する事務の執行について、提出を求めた監査資料に基づき、事務事業は適正かつ経済的、効果的に行われているかなどを主眼に、証拠書類、その他関係書類などについてその内容を確認するとともに、関係職員から聞き取るなどの方法により実施をいたしました。
3、監査の結果でございますが、財務事務についてそれぞれ適正な執行に努められたものと認められました。
主な内容については、次のとおり報告をいたします。2ページをお開き願います。最初に、福祉課について申し上げます。(1)、社会福祉状況のマル1、福祉タクシー利用状況であります。ハイヤーの乗車券を障がいの程度に応じまして該当者に交付しているものでありますが、9月末現在の総交付枚数は2,592枚で、うち総利用枚数は709枚となっております。
次に、マル2、児童手当支給状況といたしまして、平成21年度の実績であります。
マル3、保育所入所状況であります。10月1日現在の園児在籍数は合計50人で、前年同期に比較し、増減はありません。
3ページをお開き願います。マル4、地域福祉基金状況、マル5、老人施設利用状況、マル6、福祉バス利用状況につきましては、省略をさせていただきます。
マル7、老人クラブ等助成金交付状況でありますが、前年同期に比較し、9団体で団体数は増減ありませんが、会員数で15人減の291人となっております。次の交付決定額では、3万7,920円減の124万500円となっております。
マル8、敬老会事業助成金交付状況と次のページのマル9、敬老記念品贈呈状況につきましては、省略をさせていただきます。
(2)、国保医療状況のマル1、各医療費支出状況でありますが、会計区分ごとに費用をあらわしたものであり、内容は記載のとおりであります。以下省略をさせていただきます。
次の5ページ、(3)、各種検診状況、それと6ページの(4)、すこやか健康センター利用状況及び(5)、介護認定状況でありますが、内容につきましては省略をさせていただきます。
7ページをお開き願います。マル3、介護認定累計状況でありますが、平成12年4月から平成22年9月末現在の実績であります。内容は省略をさせていただきます。
8ページをお開き願います。(6)、特別養護老人ホームのマル1、利用者状況、マル2、利用申請者待機状況及びマル3、特別養護老人ホーム整備基金状況についてであります。ごらんをいただきまして、内容は省略をさせていただきます。
次の9ページ、(7)、介護保険給付状況、10ページの(8)、地域支援事業通所型介護予防事業利用状況、(9)、介護従事者処遇改善臨時特例基金及び11ページの(10)、緊急通報装置設置状況につきましても、ごらんをいただきまして内容は省略をさせていただきます。
12ページをお開き願います。町民課について申し上げます。(1)は総合受け付け状況、(2)は行政サービスコーナー利用状況についてであります。
次の13ページ、(3)の公営住宅管理状況から14ページのマル2、地区別ごみ収集状況については、ごらんをいただきまして内容は省略をさせていただきます。
次に、15ページをお開き願います。下段になります(10)、北海道海鳥センター入館者状況であります。4月から9月末までの入館者の状況を前年度に比較しますと、8月を除き、月ごとの入館者数はいずれも減少しております。9月末現在では、前年同期より1,703人減の1万5,213人となっております。
16ページをお開き願います。(11)、地方バス通学定期運賃補助金交付状況であります。22年度の対象者数は15名で、定期運賃の額に100分の15を乗じて得た補助金額は63万4,800円となっております。
下段の(12)、生活路線バス維持費補助金交付状況であります。運行実績に伴う経常収支赤字額に対し受益市町村が補助するうち、羽幌町が関与する対象路線の羽幌町補助金は表の一番右下の合計で408万1,000円となっております。以下内容は省略をさせていただきます。
次の17ページ、(14)、交通安全指導員出動状況、(15)、町内循環バスほっと号利用状況であります。内容は省略をさせていただきます。
次に、18ページをお開き願います。財務課について申し上げます。ご説明の前に、1点訂正をお願いいたします。(1)の町税収納状況、括弧22年年、年が2つございまして、1つ削除をお願いしたいと思います。大変失礼をいたしました。
それでは、(1)、町税収納状況について申し上げます。税目別に現年度分と滞納繰り越し分をあらわしております。表の右側に記載の収納率でありますが、合計欄の現年度分と滞納繰り越し分の計では本年度59.36%で、前年度に比較して0.87ポイント上昇しております。以下省略をいたします。
19ページの(2)、保険税収納状況から20ページの(6)、備荒資金組合納付金状況につきましては、ごらんをいただくことにより内容は省略をさせていただきます。
次に、21ページをお開き願います。出納室について申し上げます。有価証券及び出資による証券の保管状況であります。これら株券などは、会計管理者において保管されております。前年同期に比較しまして1億1,905万円減の5,461万7,800円となっております。内容は、留萌広域行政組合1億1,900万円の減、北海道土地改良事業団連合会5万円の減であります。
次に、22ページをお開き願います。総務課について申し上げます。(1)、職員配置状況であります。表の一番右下の合計で申し上げますと、定数160人に対して現員数は134人で、定数外職員は104人の合計238人であります。前年同期に比較しますと定数の増減はありませんが、現員数では3人の減、定数外職員は10人の増となっております。以下省略をいたします。
次の23ページ、政策推進課につきましては、省略をさせていただきます。
24ページをお開き願います。教育委員会、学校管理課所管について申し上げます。(1)、奨学基金運用状況であります。表の右側に記載のとおり、9月末現在の基金運用額の内訳は貸付金446万2,000円、現金は1,025万8,000円であります。
下段の(2)、私立幼稚園就園補助金交付等状況でありますが、マル1の就園奨励費補助対象園児数の6月1日現在では、前年同期に比較し、藤幼稚園では合計1人減の31人、まき幼稚園では3人減の85人となっております。
次の25ページ、(3)、スクールバス利用状況につきましては、省略をさせていただきます。
26ページをお開き願います。(4)、小学校、中学校の現況について、10月1日現在のマル1、羽幌小学校の児童数は、前年同期に比較し5名増の328名であります。 マル2の羽幌中学校の生徒数は、前年同期より9名減少し、167名となっております。以下省略をさせていただきます。
27ページをお開き願います。社会教育課について申し上げます。下段の(3)、体育施設利用状況の中ほどにありますパークゴルフ場の利用者数につきましては、9月末現在で前年同期より1,544人減少し、2万5,015人となっております。パークゴルフ場使用者協力金について記載してはおりませんが、9月末現在で前年同期に比較しますと3万8,700円減の19万1,352円となっております。
28ページをお開き願います。(4)、羽幌町文化協会及び(5)、羽幌町体育協会加盟団体状況でありますが、加盟団体数及び加盟会員数については記載のとおりであります。
次の(6)、中央公民館利用状況では、9月末現在で前年同期に比べ4,270人減少し、1万7,643人となっております。
(7)、図書館利用状況は、ごらんのとおりとなってございます。
以上で平成22年度第2次定期監査報告といたします。よろしくご理解賜りますようお願いを申し上げます。
〇議長(橋本修司君) これから監査報告の内容について、監査委員に対して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
討論は、議会の運営に関する基準に基づき省略します。
これから報告第10号を採決します。
本案は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、報告第10号は原案のとおり承認することに決定しました。
◎議案第50号
〇議長(橋本修司君) 日程第4、議案第50号 羽幌町医師研究資金等貸与条例を議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
福祉課長、鈴木典生君。
〇福祉課長(鈴木典生君) ただいま上程されました議案第50号 羽幌町医師研究資金等貸与条例につきまして、その提案理由と内容のご説明を申し上げます。
平成22年12月9日、羽幌町長。
提案の理由でございますが、北海道が羽幌町内に設置する病院または診療所に勤務する医師に対し、研究資金及び就業支度金を貸与することにより羽幌町における医療の充実及び医師の確保を図るため、条例を制定しようとするものであります。
内容について説明をさせていただきます。次のページをお開き願います。
第1条は、道立羽幌病院及び天売、焼尻診療所に勤務する医師に対し、研究資金や就業支度金を貸与することにより、医師の資質向上及び確保と医療の充実を図り、将来にわたり過疎地域の自立促進に資することを目的とする旨述べております。
第2条には、研究資金及び就業支度金の貸与対象者は、道立羽幌病院等に今後赴任する常勤医師で1年以上勤務する意志を有するものと規定しております。
第3条は、貸与金額と期間を定めております。研究資金につきましては、医師免許取得経過年数と研究期間に応じ、年額として別表に定める額以内を、また就業支度金につきましては就業時に100万円以内を無利子で貸与する旨規定しております。
第4条は貸与の申請及び決定について、また第5条は連帯保証人を規定しております。
第6条は、貸与方法を定めております。請求により研究資金につきましては研究期間が終了する間毎年貸与するものとし、就業支度金は就業時に一括して貸与することを定めております。
第7条及び第8条は、決定の取り消し及び返還について定めております。貸与条件に該当しなくなった場合にあっては、決定を取り消し、利息を付さず返還させる旨規定しております。
第9条は返還の猶予について、また第10条は返還の免除について定めております。研究資金については、貸与期間を継続して勤務したとき及び死亡または業務に起因する心身の故障のため業務を継続できなくなったときに、それと就業支度金については2年間継続勤務したときに返還を免除し、貸与期間中に災害や疾病、その他やむを得ない理由により業務を継続できなくなったときにつきましては返還債務の一部を免除する旨定めております
第11条には延滞利息の徴収等を、第12条は施行に関し必要な事項につきましては規則にゆだねる旨規定しております。
附則第1項、この条例は、平成23年1月1日から施行する。
第2項及び第3項は、条例施行日において既に道立羽幌病院等に勤務している医師につきましては、第2条第1項の規定にかかわらず、1年に満たない場合にあっても貸与対象者とする旨を定めております。
第4項、この条例は、平成30年3月31日限り、その効力を失う。
以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。
〇議長(橋本修司君) これから議案第50号について質疑を行います。
3番、寺沢孝毅君。
〇3番(寺沢孝毅君) この条例につきましては、先般の医療問題調査研究特別委員会でも議論されて、それを経てここに提案されたわけですけれども、現状我が羽幌町、それから北海道が医師確保のためにさまざま努力をしてきた結果非常にそれが困難だという状況は私も十分理解して、打つ手もなかなか効果的なものが見つからないということも理解しております。特別委員会でも私ちょっと懸念を申し上げましたが、都市部から離れた地域に住む住民にきちっとした医療を提供しようとした場合にこのような形で資金を必要とするということになると、都市部の住民と非常に格差が、経費負担的な格差が生まれるという、そういう一つの問題点があります。それから、もう一つは、こういったことが北海道の各地で行われるようになると、さらに資金を必要とする場合ですとか、エスカレートしていくというような、そういう懸念もされます。その辺恐らく部局内あるいは理事者交えて議論になったかと思うのですけれども、その辺の経過を町長、概略ご説明というかご報告いただければというふうに思います。
〇議長(橋本修司君) 町長、舟橋泰博君。
〇町長(舟橋泰博君) 今議員のご質問の要旨ということでは、基本的には医師の確保の状況が非常に難しいということが原点にあります。今懸念されること、確かにいろんな話し合いの中で出てきた事項でもございます。基本的には医師を安定的に確保するためにどういう方法があるのかということでありますけれども、我々何度となく言ってきております我々ができること、地元住民としてできること、また自治体として考えなければならないこと等のいろんな論議の中で、民間としてはこういうことがあるのでないか、我々行政としてもこういうことを考えなければというようなさまざまな内容が出てまいりました。今懸念されることというのはたくさんありますけれども、基本的に我々の目標とするところは、今の北海道で取り組んでいる医師養成の姿があらわれてくる、7年後ぐらいになるのでしょうかね、学生の奨学資金だとかそういうものである意味でたがをはめながら道内の僻地医療にかかわっていただくというような、そういう目的で今医師を育てておりますけれども、そんなところが一つの目標の区切りとしてなるのかなと、それまでにおいてはやはり今の現状を打破するということは難しいという観点になって、今提案の理由と、またその目的ということでお話がされましたけれども、このような貸与条例ということを練りに練った中で考えたところであります。ある意味では、現場のお医者さん方の今の就業状況というのでしょうか、働いている状況の中で非常に大変な状況ということも現場からのお話もありますし、現状としても把握している部分もございます。そんな中で、一つでも先生方の働く意欲につながっていくというようなことも含めながら論議を重ねた中での結果というふうにご理解をいただきたいというふうに思います。
〇議長(橋本修司君) 3番、寺沢孝毅君。
〇3番(寺沢孝毅君) 7年後の平成30年になると大体医師確保のめどが立つのではないかというような内容も今含まれていたかと思うのですけれども、担当課長にちょっとお聞きしますが、具体的にその辺をもうちょっとわかりやすく、平成30年までには何とかなりそうだというその制度だとか北海道の取り組みだとか、その辺をちょっとご説明願います。
〇議長(橋本修司君) 福祉課長、鈴木典生君。
〇福祉課長(鈴木典生君) お答えいたします。
研修医制度が始まりまして、今そのためにかなり大学に戻られる先生がいらっしゃいます。それにつきましては、ある程度7年をめどに、道との話でも7年ぐらいたつとある程度医師がふえて、各地にも常勤というか、医師が常勤できるような状況ができるというふうなことを私どもも聞きまして、7年という形にいたしました。
〇議長(橋本修司君) 3番、寺沢孝毅君。
〇3番(寺沢孝毅君) このような類似の制度が一体どのような状況になっているかというのを私調べさせていただいたのですが、特別委員会でも説明があった紋別市が既に行っているという状況、それから全国的に見ますとそれほど多くはないですが、散見されるという状況。それから、もう一つは、市町村ごとではなくて、例えば長野県では県としてこういうような制度を持っております。私は、先ほど申し上げた懸念をある程度払拭するためにも、北海道自身がこういったことを積極的に考えていくということも大事なことではないかなというふうに考えています。財政的な問題ですとか、あるいは他県に比べると非常にエリアが広いというなかなか難しい状況もありますが、こういった条例を我が町で持つのと同時に、北海道に対する働きかけだとか、それから現場の状況報告、こういったものをこれまで以上に、単独ではなくてもうちょっといろいろなまちと手を組みながら訴えていくということは本当に必要だと思うのですが、これまでもこういう議論あったと思うのですが、本当に迫った問題として行っていただきたいのですが、その辺いかがでしょうか。
〇議長(橋本修司君) 舟橋町長。
〇町長(舟橋泰博君) 我々も綱渡り的な状況がずっと続いておりまして、本当にやきもきしているというか、非常に落ちつかない状況でいつもおります。今おっしゃられたことでございますけれども、いろいろ難しい部分というか、道職員という立場だとかいろんな流れが、道立の病院に関して考えるのであればそういう部分もたくさんあろうかというふうに思います。ただ、我々自治体の医師確保に対する窮状に対して一方的というか、地元の問題だけとしてとらえるのではなくして、やはり全道、オール北海道の形でとらえていかなければならないというのも基本だというふうに思います。機会あるごとに我々窮状については訴えておりますけれども、今議員が申し上げましたとおり、制度だとか北海道としての取り組みというものに対してもこれから述べていきたいというふうに思います。
〇議長(橋本修司君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
これから議案第50号を採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
◎議案第51号~議案第52号
〇議長(橋本修司君) 日程第5、議案第51号 平成22年度羽幌町一般会計補正予算(第4号)、日程第6、議案第52号 平成22年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、以上2件を一括議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
町長、舟橋泰博君。
〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました補正予算につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
一般会計で既定の予算総額に歳入歳出4,418万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ57億2,372万8,000円とするものでございます。
補正をいたします主な内容を申し上げます。歳出では、2款総務費、企画費において辺地共聴施設改修整備補助金125万9,000円の補正は、難視聴地域で地上デジタル放送を受信するために既存の共聴施設を地上デジタル化に改修整備する上築共同受信組合4世帯及び曙丸山地区テレビ共同受信施設9世帯への補助であり、事業費の2分の1についての国庫補助分であり、残る2分の1につきましては受益者負担となるものでございます。
次に、4款衛生費、保健衛生費において町医療対策協議会負担金100万円の補正は、羽幌町医療対策協議会が行う医師の生活環境整備事業に対する負担金でございます。同じく、医師研究資金等貸与金3,200万円の補正は、今議決をいただきました羽幌町医師研究資金等貸与条例に係る予算措置でございます。
次に、6款農林水産業費、農業振興費において中山間地域等直接支払事業交付金542万3,000円の補正は、対象農用地の要件緩和により、従来1団地1ヘクタールであったものが1ヘクタール未満の農用地も対象となったことなどによるものであり、国が2分の1、道及び町がそれぞれ4分の1を負担するものでございます。
同じく、林業振興費において森林整備地域活動支援交付金389万2,000円の補正は、森林の被害状況等を確認する事業において当初予定いたしておりました積算森林面積が増加したことに伴う事業量の増加によるものであり、全額が道補助金でございます。
次に、歳入でありますが、国庫支出金で無線システム普及支援事業費等補助金125万9,000円、道支出金で中山間地域等直接支払交付金406万7,000円、同じく、森林整備地域活動支援交付金389万2,000円、財産収入で町有地売払収入2,997万円の補正と不足いたします500万円は繰越金を充てております。
以上で一般会計を終わりまして、次に国民健康保険事業特別会計の補正につきましてご説明を申し上げます。既定の予算総額に歳入歳出1,543万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ12億2,192万円とするものでございます。
歳出では、1款総務費、一般管理費において国保連国保総合システム連携支援委託料108万2,000円の補正は、平成23年5月より国保連の国保総合システムに移行することに伴い、本稼働前の国保連への提供データの作成及びテスト運用時の連携支援を委託するものでございます。
次に、2款保険給付費、退職被保険者等療養諸費において退職被保険者等療養給付費負担金572万円及び退職被保険者等高額療養費238万円の補正は、ともに医療費の増加に伴うものでございます。
次に、9款諸支出金において療養給付費等負担金返還金522万3,000円、特定健康診査、保健指導負担金精算還付金89万4,000円及び出産育児一時金補助金精算返還金14万円の補正は、ともに平成21年度分の精算に伴うものでございます。
歳入につきましては、3款療養給付費交付金において現年度分療養給付費交付金810万円及び過年度分療養給付費720万2,000円の補正と不足いたします13万7,000円につきましては繰越金を充てております。
以上が今回補正をいたします予算の主な内容でございます。よろしくご承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。
〇議長(橋本修司君) 次に、財務課長から内容説明を求めます。
財務課長、品野万亀弥君。
〇財務課長(品野万亀弥君) 続きまして、私から内容をご説明いたします。
議案第51号 平成22年度羽幌町一般会計補正予算(第4号)でございますが、9ページをお開き願います。歳出でございます。2款総務費、文書広報費におきまして器具等購入費12万2,000円の補正は、現在使用のカメラにつきましてはストロボ機能が故障し、個人のカメラを併用し、使用している状況でございます。デジタル一眼レフカメラを購入するものでございます。
10ページをお開き願います。下段の4款衛生費、健康センター運営費において保健事業等国庫負担金返還金等45万2,000円の補正は、平成21年度に実施いたしました女性特有のがん検診推進事業補助金の精算に伴う返還金でございます。
12ページをお開き願います。上段の水産業振興費において漁業緊急保証対策資金利子補給事業補助金5,000円の補正は、後ほどご説明をいたします債務負担行為の補正におきまして国の漁業緊急保証対策事業が平成22年度も継続されることになったことに伴う本年度補助分でございます。
次に、下段の10款教育費、学校給食費において調理員嘱託報酬44万円の減額補正及び調理員賃金で47万5,000円の増額補正は、市街地及び天売の嘱託調理員各1名の病気休暇に伴う報酬の減額とそれに伴います代替調理員各1名の賃金の増額分でございます。
8ページをお開き願います。歳入でございますが、先ほど町長がご説明を申し上げましたが、16款財産収入、町有地売払収入でございます。総額2,997万円の内訳でございますが、住宅用地及び雑種地等を個人へ売却をいたしました3件分で251万円ほど、残りにつきましては南6条2丁目の旧役場庁舎跡地をオロロン農業協同組合に売却をいたしたものでございます。当組合から、現農協事務所は築44年を経過し、老朽化も進んでいることから、将来の改築予定地として先行取得をし、現在の事務所用地とも一体を持たせた有効活用を図りたいとの強い要望がございました。町といたしましては、農業者の拠点施設であること及び農業振興等の観点から売却をすることといたしたものでございます。面積につきましては3,026.09平方メートル、915.39坪でございます。売却価格につきましては、評価額のおよそ2割の減額、坪単価で3万円、総額2,746万1,700円でございます。
3ページをお開き願います。第2表、債務負担行為の補正でございます。上段の漁業緊急保証対策資金利子補給につきましては、先ほど歳出の補正でご説明を申し上げましたが、国の漁業緊急保証対策事業は平成21年度で終了予定でございましたが、平成22年度も継続されることとなったため、補正をいたすものでございます。
下段の羽幌町医師研究資金等貸与につきましては、先ほど議決をいただきました羽幌町医師研究資金等貸与条例に係るものであり、内容は省略いたします。
以上が一般会計の補正でございますが、国民健康保険特別会計の補正の内容につきましては、町長からの提案の内容をもって私からの説明は省略をさせていただきます。
よろしくご審議、ご決定いただきますようお願い申し上げます。
〇議長(橋本修司君) お諮りします。
審議の方法については、各会計ごとに歳入歳出一括して質疑を行い、それぞれ討論、採決の順に従い、審議を進めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、そのように進めることに決定しました。
これから議案第51号 平成22年度羽幌町一般会計補正予算(第4号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
9番、大山新太郎君。
〇9番(大山新太郎君) 農協に一応土地を売ったということで、きのう磯野議員からもお話が町長のほうにありました。町長は保育所に、課長が当時委員会においてそこに保育所というか、そういうようなものを建てるという図面も持ってきて説明をいただきました。その後町長は、検討委員会にはそれまでは決めてもらいたくないというようなきのうの説明ありました。それはそれとして、課長が委員会だとかそういうところに説明するということは、恐らく上層部のほうにそれなりの了解をとって説明しているのではないですか、その辺まず1点確認したいと思います。
〇議長(橋本修司君) 舟橋町長。
〇町長(舟橋泰博君) 常任委員会等で報告するということで確認がされたのかということでありますけれども、確認的なものということでは基本的にはしなければならない状況なのでしょうけれども、このときの場合においては内容的なものは最終的にはなかったわけであります。何度となく皆様方にも委員会の席でもおわびを申し上げたところでありますけれども、本当にそのことについては大きな反省をしておりますし、流れとしては今私が申し上げたとおりの中での言ってみれば不始末ということだというふうに反省はしております。
〇議長(橋本修司君) 9番、大山新太郎君。
〇9番(大山新太郎君) きのうもそのような答弁を町長からいただきました。まず最初に、例えばそういうような説明あって路線を変更するということは、必ず委員会に今後とも説明していただくのが常道ではないかというふうに考える。今後役場の幹部職員におかれては、ぜひともその辺十二分に注意し、行っていただきたいというふうに思っております。また、先ほど財務課長のほうから、売り払いについては農業振興を考えて、将来に建てるというような説明ありました。将来ということはある程度の期限があるのではないかなというふうに思っておりますので、その辺の期限はどうなのですか。
〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。
〇財務課長(品野万亀弥君) 今売却する時点で、それでは何年後に建てますよという、そういう具体的なものは示されておりません。ただ、農協さんのほうで言っているのは、今の現有の本所施設ございます。そこと一体的な計画を立てて使いたいと、そういうことで先行取得したいと。そういうことで、将来は今44年を経過しているので改築はもう予定されているので、一体的に使う部分で先行取得で現在欲しいと、そういう要望でございました。
〇議長(橋本修司君) 9番、大山新太郎君。
〇9番(大山新太郎君) 将来そういうふうにして使いたいということは理解できないわけでもないですけれども、将来といえば、やはり近い将来でなければそのことに踏み込んではいけないのでないかなと自分なりに思っております。また、売ることはやぶさかではないのですけれども、例えば課長から前のとき説明がありましたように、そういうものを建てるのだというのであれば、きちっとした次の代替地をここなのだということを示さなければ、やはりそれまで踏み込んではならないのではないかというふうに思うのです。その辺の考えはどうなのですか。
〇議長(橋本修司君) 舟橋町長。
〇町長(舟橋泰博君) おっしゃるとおりだというふうに思います。
〇議長(橋本修司君) 4番、磯野直君。
〇4番(磯野 直君) 今財務課長のほうから、計画はあるけれども、そうはっきりしたものではない、建物云々という話なのですけれども、契約の中で仮に農協がこの土地を将来転売するということはありなのですか。
〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。
〇財務課長(品野万亀弥君) ございません。
〇議長(橋本修司君) 4番、磯野直君。
〇4番(磯野 直君) それは、契約書の中でうたっているという意味ですか。
〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。
〇財務課長(品野万亀弥君) そのとおりです。
〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。
〇6番(森 淳君) 第2表、債務負担行為補正の中の羽幌町医師研究資金等貸与ですが、条例は30年までの条例ですが、この期間が23年から24年の2カ年に限定しているということの理由をお聞きしたいと思います。
〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。
〇財務課長(品野万亀弥君) とりあえずは今3年間、その後また3年程度というような補正になると思います。
〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。
〇6番(森 淳君) 債務負担行為って、条例が10年あって、とりあえずこうやってやる性質のものとは理解していないのです。債務負担行為というのは一定期間必ず払いますよということの中でやるわけだから、本来であれば条例が30年、執行するかしないかは別にしてもあるのに、とりあえず3年やって、23年、24年と書いてあるから2年だと思うのですけれども、23年と24年だから、とりあえず2年というのはこの性質からしてもちょっとそぐわないような気がするのですけれども、どうお考えでしょうか。
〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。
〇財務課長(品野万亀弥君) 23年からとっておりますので、22年度は現年度分、22、23、24と、今サイクル的には3年サイクルの内容になっております。それで、途中で状況が変わることもあろうと思います。そのことで3年でとりあえず1サイクル、次また状況を見て3年というような、そういうサイクルで考えております。
〇議長(橋本修司君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
これから議案第51号を採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第52号 平成22年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
これから議案第52号を採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
◎発議第9号
〇議長(橋本修司君) 日程第7、発議第9号 羽幌町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例を議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
6番、森淳君。
暫時休憩します。
休憩 午前10時50分
再開 午前10時50分
〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
〇6番(森 淳君) 発議第9号 羽幌町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例。
平成22年12月9日提出。
提出者、羽幌町議会議員、森淳。賛成者、羽幌町議会議員、大山新太郎、同じく、羽幌町議会議員、熊谷俊幸。
提案理由、財政状況の厳しい中、行政改革が強く求められており、議会みずから行政経費の削減に努めるため、また広く住民の意見を聴取すること等を考慮し、適正な定数とするため、議員定数を減少するものである。
羽幌町議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例。
羽幌町議会の議員の定数を定める条例(平成14年羽幌町条例第33号)の一部を次のように改正する。
本則中「12人」を「11人」に改める。
附則、この条例は、公布の日から施行し、この条例の施行の日以後初めてその期日が告示される一般選挙から適用する。
以上であります。
〇議長(橋本修司君) 議会の運営に関する基準により、質疑並びに討論は省略することとします。
これから発議第9号を採決します。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第9号は原案のとおり可決されました。
◎発議第10号
〇議長(橋本修司君) 日程第8、発議第10号 議員の派遣についてを議題とします。
お諮りします。本町の懸案事項の要望、促進を図るため及び議員の研修並びに各委員会の調査研究のため、本日より次期定例会までの間、本議会は必要と認められる事案について道内外の関係機関に議員を派遣したいと思います。なお、派遣する議員については、案件を勘案の上、その都度議長において指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第10号は原案のとおり決定されました。
◎発議第11号
〇議長(橋本修司君) 日程第9、発議第11号 各委員会の閉会中の継続調査及び審査についてを議題とします。
各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の所管事務調査について、それぞれの委員長から会議規則第75条の規定により閉会中の継続調査の申し出がありました。
お諮りします。それぞれの委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第11号は原案のとおり決定されました。
◎日程の追加
〇議長(橋本修司君) お諮りします。
ただいま町長から議案第53号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第53号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定しました。
◎議案第53号
〇議長(橋本修司君) 追加日程第1、議案第53号 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22年度~平成27年度)の変更についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
政策推進課長、柳田昭一君。
〇政策推進課長(柳田昭一君) ただいま上程されました議案第53号 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22年度~平成27年度)の変更につきまして、その内容と提案理由をご説明申し上げます。
羽幌町過疎地域自立促進市町村計画を変更したいので、過疎地域自立促進特別措置法第6条第7項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
平成22年12月10日提出、羽幌町長。
提案理由でありますが、本町における医師の確保と資質の向上及び医療の充実を図るため、医師確保対策事業を追加しようとするものであります。
次ページをごらんください。変更後の欄をごらんいただきたいと思います。事業計画の5、医療の確保の中でありますが、ソフト事業であります(3)、過疎地域自立促進特別事業の中に医師確保対策事業として、医師の確保と資質の向上及び医療の充実を図るため、道立病院等に勤務する医師に対し研究資金や就業支度金を貸与し、安心な医療環境を確保するを追加するものであります。
なお、北海道との事前協議は、12月8日をもって終えております。
以上ご説明申し上げましたが、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(橋本修司君) これから議案第53号について質疑を行います。
6番、森淳君。
〇6番(森 淳君) 過疎地域自立促進市町村計画、もともと自立計画でない過疎振興計画等はハード中心のものであって、最近この辺からソフトを入れていいよということになったのは理解しております。ただ、平たく言うと、自治体の立場からするとこれ入れることによって過疎債等の利用促進したいということが一つあるわけでありまして、この件もその部分としてとらえてよろしいのでしょうか。
〇議長(橋本修司君) 政策推進課長、柳田昭一君。
〇政策推進課長(柳田昭一君) 今森議員がおっしゃったとおりでございます。
〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。
〇6番(森 淳君) 実際の運用に当たって、過疎債の適用申請するというのは基本的に予算をある程度立てて、それと並行しながら進めていくということになると思うのですが、実際現場のほうの運用としては必要な医師ができたときに措置するという内容ですから、予算と現実の部分というのはどういうふうに整合性をとって運用していこうと現時点で思っているかお聞きしたいと思います。
〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。
〇財務課長(品野万亀弥君) 今予算で計上いたしております。これが過疎債の対象になるか、まだ今協議中で、過疎債の申請をしている最中でございます。それが確定した段階で財源の補正をいたしたいということで考えております。
〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。
〇6番(森 淳君) 22年度の部分は補正か何かということなのでしょうけれども、仮に23年度予算に新たにのせる場合にそれをやって、場合によっては未執行みたいなことも起きる可能性はないわけではないですよね、そういうときと過疎債の適用になったときというのは何か問題起きるようなことはないのでしょうか。
〇議長(橋本修司君) 財務課長、品野万亀弥君。
〇財務課長(品野万亀弥君) それは、状況を見て変更で処理いたします。
〇議長(橋本修司君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
これから議案第53号を採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
◎閉会の宣告
〇議長(橋本修司君) これで本日の日程は全部終了しました。
したがって、平成22年第7回羽幌町議会定例会を閉会します。
(午前10時59分)
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