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議会議事録(平成22年第5回定例会 9月16日)

議会議事録(平成22年第5回定例会 9月16日)

平成22年第5回羽幌町議会定例会会議録

〇議事日程(第2号)
 平成22年9月16日(木曜日) 午前10時00分開議

 第1 会議録署名議員の指名
 第2 諸般の報告
 第3 報告第6号 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」
 第4 報告第7号 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」
 第5 報告第8号 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」
 第6 報告第9号 財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告について
 第7 議案第40号 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22年度~平成27年度)の策定について
 第8 議案第41号 平成22年度羽幌町一般会計補正予算(第2号)
 第9 議案第42号 平成22年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
 第10 議案第43号 平成22年度羽幌町老人保健医療特別会計補正予算(第1号)
 第11 議案第44号 平成22年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
 第12 同意第2号 羽幌町教育委員会委員の任命について
 第13 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
 第14 認定第1号 平成21年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について
 第15 認定第2号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第16 認定第3号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について
 第17 認定第4号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
 第18 認定第5号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第19 認定第6号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第20 認定第7号 平成21年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第21 認定第8号 平成21年度羽幌町水道事業決算認定について
 第22 発議第6号 羽幌町各会計決算特別委員会の設置並びに委員の選任について

〇出席議員(9名)
  2番 伊藤 昇 君
  3番 寺沢 孝毅 君
  4番 磯野 直 君
  6番 森  淳 君
  7番 駒井 久晃 君
  9番 大山 新太郎 君
 10番 熊谷 俊幸 君
 11番 室田 憲作 君
 12番 橋本 修司 君

〇欠席議員(1名)
  8番 船本 秀雄 君

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君
 副町長 本間 幸広 君
 教育長 山本 孝雄 君
 教育委員会委員長 松村 益司 君
 監査委員 長谷川 一志 君
 農業委員会会長 林 弘之 君
 会計管理者 大波 芳弘 君
 総務課長 石川 宏 君
 総務課総務係長 酒井 峰高 君
 政策推進課長 柳田 昭一 君
 政策推進課政策調整係長 伊藤 雅紀 君
 財務課長 品野 万亀弥 君
 財務課長補佐 江良 貢 君
 財務課財政係長 室谷 眞二 君
 町民課長 藤岡 典行 君
 町民課主幹 今野 睦子 君
 福祉課長 鈴木 典生 君
 福祉課長補佐 永原 裕己 君
 福祉課主幹 野上 京子 君
 福祉課主幹 更科 滋子 君
 建設水道課長 井上 顕 君
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君
 建設水道課主幹 鷲尾 伸一 君
 建設水道課業務係主査 中村 一 君
 農林水産課長 山口 芳徳 君
 商工観光課長 三浦 義之 君
 天売支所長 春日井 征輝 君
 焼尻支所長 杉澤 敏隆 君
 学校管理課長 熊木 良美 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 浅野 勝彦 君
 社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
 監査室長 工藤 孝司 君
 農業委員会事務局長 安宅 正夫 君
 選挙管理委員会事務局長 石川 宏 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 水上 常男 君
 総務係長 豊島 明彦 君
 書記 逢坂 信吾 君

    ◎開議の宣告
〇議長(橋本修司君) これから本日の会議を開きます。
(午前10時00分)

    ◎会議録署名議員の指名
〇議長(橋本修司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
  2番 伊藤 昇 君  3番 寺沢 孝毅 君
を指名します。

    ◎諸般の報告
〇議長(橋本修司君) 日程第2、諸般の報告を行います。
 本日の欠席届は、8番、船本秀雄君であります。
 会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
 これで諸般の報告を終わります。

    ◎報告第6号
〇議長(橋本修司君) 日程第3、報告第6号 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」を議題とします。
 本案について報告の内容説明を求めます。
 商工観光課長、三浦義之君。

〇商工観光課長(三浦義之君) 報告第6号 専決処分の報告について。
 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告する。
 平成22年9月15日提出、羽幌町長、舟橋泰博。
 記、理由、議会において指定されている和解及び損害賠償の額の決定について、別紙のとおり専決処分したので報告するものである。
 専決処分書。
 地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された町長の専決処分事項について、次のとおり専決処分する。
 記、処分事項、和解及び損害賠償の額の決定について。
 1、和解の相手方、住所、氏名については記載のとおりとなっております。
 2、和解の内容、(1)、羽幌町の過失割合を100%とする。(2)、羽幌町は、破損させた乗用車を修理し原形復帰する。(3)、本件について、今後名義のいかんを問わず、双方とも一切の異議の申し立て等はしない。
 3、損害賠償額、金13万799円。
 4、事故の概要、(1)、発生日時、平成22年5月26日水曜日午後4時10分ころ。(2)、発生場所、羽幌町字中央6線、道道上羽幌羽幌停車場線。(3)、発生状況、バラ園の雑草及び剪定した枝などを軽トラックへ積み込み、中央6線の町有地の保管場所へ行く際、道道上羽幌羽幌停車場線の中央6線で右折場所を間違えて行き過ぎ、停車後バックしたところ後方確認が不十分であったことから、後方より走行してきた車両に衝突した。なお、後方から来た車両はバックしてきたことに気づき停車している状態であった。
 平成22年6月21日、羽幌町長、舟橋泰博。
 交通安全については、常日ごろ職員等に注意を促しているわけですけれども、このような事故を起こし、申しわけありませんでした。事故発生後、交通事故防止を目的に本人及び関係者に交通安全の徹底を行いました。特に今回は後方の確認が不十分であったということで、確認行為の大切さを周知しております。以後このような事故が起きないように注意をしていきたいと思います。
 以上であります。

〇議長(橋本修司君) これから報告第6号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 本案は、議会の委任による専決処分のため承認を要しませんので、これをもって報告を終わります。

    ◎報告第7号
〇議長(橋本修司君) 日程第4、報告第7号 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」を議題とします。
 本案について報告の内容説明を求めます。
 建設水道課長、井上顕君。

〇建設水道課長(井上 顕君) ただいま上程されました専決処分の報告についてご説明申し上げます。
 報告第7号 専決処分の報告について。
 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告するものであります。
 平成22年9月15日提出、羽幌町長。
 提案理由は、議会において指定されている和解及び損害賠償の額の決定について、別紙のとおり専決処分をいたしましたので報告するものであります。
 次のページをごらん願います。専決処分書。
 地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された町長の専決処分事項について、次のとおり専決処分する。
 処分事項は、和解及び損害賠償の額の決定についてであります。
 1、和解の相手方は、記載のとおりであります。
 2、和解の内容は、(1)、羽幌町の過失割合を100%とする。(2)、羽幌町は、普通自動車を原形に復す費用を負担する。(3)、本件について、今後事由のいかんを問わず、双方とも一切の異議の申し立て等はしない。
 3、損害賠償金は、8万9,702円であります。なお、損害賠償額につきましては、免責額の1万円を控除した7万9,702円が下水道保険より補てんされますが、本事故の起因による次年度以降の保険料につきましては保険を使用しなかった場合の割引が適用ならず、その割引金額は年間で2,200円の増加でございます。
 4、事故の概要でありますが、平成22年5月11日午後3時15分、羽幌町栄町101番地、和解相手方自宅前の町道歩道におきまして、自宅前より歩道へ出ようとした際、歩道部に布設した下水道管取りつけ部の破損により歩道部が陥没し、自家用車の左前輪が約30センチ程度陥没箇所に落下し、前方バンパーが破損したものであります。本件陥没箇所につきましては、平成14年8月に下水道管渠の布設工事を行った箇所であり、当該工事を施工した業者並びに破損部材を製造したメーカーの両者を交え原因調査を行いましたが、この調査結果では部材の破損の直接的な原因としては空洞化現象による変圧が起因し、部材を破損させ、結果その部分より土砂を吸い出しし、陥没に至ったものと考えられます。これを受け、空洞化の要因を断定すべく、部材、工事施工の両面にて調査を行いましたが、結果としていずれかに特定するには至りませんでした。しかし、これまでの調査をかんがみた結果、空洞化の原因として考えられることは、下水道工事の掘削、埋め戻しによって地中の水道、地下水が変わったことにより、土砂の侵食、崩れにより空洞化を引き起こしたことが部材を破損させた大きな原因であると推測されます。
 以上が事故の概要及び原因調査結果でありますが、当該陥没箇所付近では地下水の影響や暗渠排水管のふぐあい等の懸念もありますことから、同一の破損部材を使用している当該区間を限定しまして空洞調査を実施すべく先般発注しております。なお、これによりまして空洞化が発見された場合は、対応工事を実施いたすものでありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
 また、今後においても道路パトロールの充実を図り、住民からの情報提供の把握に努め、未然に事故を防ぐよう努めてまいりたいと考えております。
 最後になりましたが、本件につきましては平成22年6月30日付で専決処分を行っております。
 以上をもちまして報告にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。

〇議長(橋本修司君) これから報告第7号について質疑を行います。
 11番、室田憲作君。

〇11番(室田憲作君) この和解ですか、このことについて異議を挟むものではありませんが、今最後のほうに今後このような事故が起こらないように住民に周知を図るとともに、担当課でもパトロールをして万全を期したいというようなお話をされましたけれども、突然穴があいて落ちたというようなことではないだろうと、少しずつその穴が空洞されたものが広がっていっているのだろうと思うので、やっぱり地域住民にその辺を十分に周知させるということが必要だろうし、パトロールの際は足でパトロールをすることが大事だろうと、こういうように思いますので、一言つけ加えさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) 答弁は。

〇11番(室田憲作君) 要りません。

〇議長(橋本修司君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 本案は、議会の委任による専決処分のため承認を要しませんので、これをもって報告を終わります。

    ◎報告第8号
〇議長(橋本修司君) 日程第5、報告第8号 専決処分の報告について「和解及び損害賠償の額の決定について」を議題とします。
 本案について報告の内容説明を求めます。
 商工観光課長、三浦義之君。

〇商工観光課長(三浦義之君) ただいま上程されました内容についてご報告申し上げます。
 報告第8号 専決処分の報告について。
 地方自治法第180条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分をしたので、同条第2項の規定により報告する。
 平成22年9月15日提出、羽幌町長。
 理由、議会において指定されている和解及び損害賠償の額の決定について、別紙のとおり専決処分したので報告する。
 専決処分書。
 地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された町長の専決処分事項について、次のとおり専決処分する。
 処分事項、和解及び損害賠償の額の決定について。
 和解の相手方、記載のとおりとなっております。
 和解の内容、(1)、羽幌町の過失割合を100%とする。(2)、羽幌町は、破損させた窓ガラスを修理し原形復帰する。(3)、本件について、今後名義のいかんを問わず、双方とも一切の異議の申し立て等はしない。
 損害賠償額、8,400円。
 事故の概要、(1)、発生日時、平成22年7月26日月曜日午後3時30分ころ。発生場所は、羽幌町南7条5丁目。発生状況は、レストパーク周辺を手押し式芝刈り機にて草刈り作業を行っていた際に、小石が飛ばされ、被害者宅風除室の窓ガラスが破損した。
 専決処分は、平成22年7月27日となっております。
 なお、このような事故を起こして大変申しわけありません。事故発生後本人、また関係者にも草刈り作業での事故防止について十分注意をしたところですが、今回起きました内容につきましては、手押し式芝刈り機ということで草の出る飛ぶ方向が一定の方向になっておりますので、その辺十分注意をしながら草刈りをすることによって防げるということで、その辺のことを十分考慮しながらやるようにということで注意をしております。以後このような事故が起きないように十分注意をしていきたいと思います。

〇議長(橋本修司君) これから報告第8号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 本案は、議会の委任による専決処分のため承認を要しませんので、これをもって報告を終わります。

    ◎報告第9号
〇議長(橋本修司君) 日程第6、報告第9号 財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告についてを議題とします。
 本案について報告の内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) ただいま上程されました報告第9号 財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告について。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率を次のとおり報告する。
 平成22年9月15日提出、羽幌町長。
 記、1の財政の健全化判断比率でございますが、マル1の実質赤字比率につきましては、実質赤字額が標準財政規模に占める割合を示すものであり、一般会計が対象となります。その赤字額が分子となり、地方公共団体の標準的な状態で通常収入されると見込まれる経常的一般財源の規模を示す標準財政規模が分母となります。割り返して得た額が実質赤字比率でございます。羽幌町は、昨年同様に赤字がございませんので、比率としては出てきません。
 次に、マル2の連結実質赤字比率につきましては、一般会計など全会計の赤字額及び資金不足額が分子となり、分母である標準財政規模で割り返して得た率が連結実質赤字比率でございます。羽幌町は、昨年同様に全会計が黒字でございますので、率としては出ません。
 次に、マル3の実質公債費比率につきましては、地方債の元利償還金等が標準財政規模に占める割合を示すものでございます。平成19年、20年、21年度の3カ年の平均でございまして、15.5%であり、早期健全化比率の25%を下回っております。昨年は16.5%であり、1ポイント減少いたしております。
 次に、マル4の将来負担比率につきましては、一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率であり、これらの負担が将来財政を圧迫する可能性が高いかどうかを示すストック指標でございます。お配りしております報告第9号の関係資料、将来負担比率関係をごらんいただきたいと思います。平成21年度の将来負担比率でございますが、お配りの資料の一番下の算式をごらんいただきたいと思います。まず、分子の部分につきましてご説明をさせていただきます。将来負担額Aの134億9,197万9,000円は、資料の一番上の将来負担額、そこの地方債の現在高から該当する退職手当負担見込額までの合計でございます。将来負担額からマイナスします充当可能財源等のBの121億8,265万7,000円は、資料の中段にございます充当可能財源等の合計額でございます。内訳の充当可能基金は、全基金の合計額でございます。その隣にございます充当可能特定歳入は、公営住宅使用料、港湾使用料及び都市計画税などの地方債の償還等に充当可能な歳入の合計額でございます。最後の基準財政需要額算入見込額を合わせた合計額が充当可能財源等Bの額となります。次に、分母につきましてご説明いたします。標準財政規模Cにつきましては、説明を省略いたします。標準財政規模からマイナスいたします算入公債費等の額Dの9億3,905万2,000円は、起債償還時の交付税での補てん額でございます。以上に基づきまして算出されました将来負担比率が42.5%でございます。早期健全化比率の350%を大きく下回っております。昨年は52.4%であり、9.9ポイント減少いたしておりますのは、起債未償還残高の減少及び基金残高の増加がその主な要因と考えております。
 次に、2の公営企業会計に係る資金不足比率については、マル1からマル3までの各会計は昨年同様に黒字決算でございますので、資金不足はございません。よって、比率は出ません。
 なお、健全化比率等のうち、いずれかが基準を超えた場合は、財政健全化計画等の策定が義務づけられるとともに、地方債の発行等にも制限が加えられるものでございます。今後においても各数値を意識しながら、長期展望に立った財政の執行に努めてまいります。また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条の規定に基づき、監査委員の審査を終え、その写しを添付いたしております。
 以上、内容をご理解いただきますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから報告第9号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 討論は、議会の運営に関する基準に基づき省略します。
 これから報告第9号を採決します。
 本案は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、報告第9号は原案のとおり承認することに決定しました。

    ◎議案第40号
〇議長(橋本修司君) 日程第7、議案第40号 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22年度~平成27年度)の策定についてを議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 政策推進課長、柳田昭一君。

〇政策推進課長(柳田昭一君) ただいま提案されました議案第40号 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22年度~平成27年度)の策定について、提案理由とその内容についてご説明申し上げます。
 過疎地域自立促進特別措置法の失効期限が6年間延長されましたことから、新たに平成22年度から27年度までの羽幌町過疎地域自立促進市町村計画を策定いたしましたので、法第6条第1項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
 平成22年9月15日提出、羽幌町長。
 理由でございますが、これまでの本町におきます過疎計画の実績を踏まえ、過疎地域自立促進特別措置法に基づき、新たに6年間の羽幌町過疎地域自立促進市町村計画を策定しようとするものであります。
 お手元に配付させていただきました計画案の内容等についてご説明を申し上げます。初めに、計画策定の目的でありますが、過疎地域自立促進特別措置法に基づき過疎地域自立促進市町村計画を策定し、各種施策を実施することで国の補助率のかさ上げや過疎対策事業債の充当などの財政支援を受けるものであります。本町におきましては、昭和45年に過疎地域に指定されて以来今日まで本計画を策定し、各種施策を進めてきたところであります。この6カ年計画は、北海道が示した過疎地域自立促進方針や総務省が示している記載要領等に基づき政策推進課において素案を作成し、原課との確認、協議、調整を重ね、議会、総務産業常任委員会のご意見をいただき、北海道との協議など事務手続を経て本日計画書案を提案させていただいたところであります。
 それでは、計画書の案の内容について説明させていただきますが、50ページに及びますことから全文の朗読は省略させていただきまして、ページごとに記載されております内容の要点のみを説明させていただきますので、ご理解をいただきたいと存じます。
 それでは、計画書をごらんいただきたいと思います。1ページから3ページにつきましては、基本的な事項として、本町の自然的、歴史的、社会的、経済的諸条件の概要、過疎の状況、社会経済的発展の方向の概要を記述いたしております。4ページから6ページの上段までは、昭和35年から平成17年までの国勢調査による人口及び産業の推移と動向について。6ページの中段から7ページにつきましては、行財政の状況として、町制施行以来の町の歩みと平成12年度、17年度、20年度における一般会計の決算及び財政状況について。8ページにつきましては、主要な公共施設等の整備状況について。9ページから11ページにつきましては、地域の自立促進の基本方針を記述しております。羽幌町総合振興計画の基本目標であります「地域の自然が育む豊かなまち」、「誰もが居場所と生きがいをもって暮らせるまち」、「安心で魅力的な田舎暮らしができるまち」、この3つの基本目標実現のために、新・北海道総合計画を踏まえまして羽幌町総合振興計画の基本計画に定めております6つのポイントを基本的な方針として位置づけまして、11ページに10項目の重点的な施策を記述いたしております。本計画の期間は、平成22年4月1日から平成28年3月31日までの6カ年間であります。
 12ページから20ページにつきましては、産業の振興であります。12ページは、産業全体の現況と問題点及び平成12年と17年の国勢調査等による産業別の就業者数と生産額の推移について。12ページの下段から14ページにかけましては、農業、畜産業、林業及び水産業についての現況と問題点、生産額の推移について。15ページから16ページの下段にかけましては、商工業、観光及び港湾についての現況と問題点、生産額等の推移について。16ページの下段から18ページにかけましては、産業ごとの現況と問題点を踏まえまして、その対策を記述いたしております。農業では農業生産の基盤整備など、畜産業では複合経営の推進など、林業では森林整備の推進と木材製品の有効活用など、水産業では漁場の造成や資源の拡大など、商工業ではサービスや流通体制の確立など、観光では自然保護対策のための調査研究など、港湾では港湾整備計画等による整備の推進などを記述いたしております。19ページから20ページにかけましては、ただいま申し上げました産業ごとの対策にかかわる事業計画であります。まず、事業計画全般についてでありますが、ハード系の事業につきましては過疎対策事業債を活用するしないにかかわらず平成22年度から27年度の6カ年で計画いたしております事業を登載しております。ソフト系の事業につきましては、過疎対策事業債の対象となる項目に該当すると思われる事業のみを登載いたしております。ソフト事業につきましては、表の左側から2つ目の項目であります事業名の区分の中で過疎地域自立促進特別事業と記載しておりますのがソフト事業でございます。なお、各項目ごとの事業計画につきましては、事業主体が国・道、産業団体、経済団体が補助金をもって行うもの、また中には個人が行うものなどがありますが、町が実施主体あるいは町が補助する事業につきましては、毎年度の財政状況等を見きわめながら事業の緊急性、重要性、効果などを十分に検証した上で事業の採択、執行されることになろうかと思います。また、計画期間内に事業内容の変更や追加等が生じる場合がありますことをあらかじめご理解賜りたいと存じます。
 それでは、産業の振興に関する事業計画の内容について簡単に説明させていただきます。(1)、基盤整備では、農業として、築別頭首工等の改良を行います基幹水利施設ストックマネジメント事業など、農業、林業、水産業を合わせまして9事業。(3)、経営近代化施設では、水産業として、港湾整備にあわせて行います荷さばき施設や漁協事務所の整備を行います水産物荷さばき施設等整備事業など3事業。(8)、観光またはレクリエーションでは、観光施設の補修等が主な内容で7事業。ソフト事業であります(9)、過疎地域自立促進特別事業では、天売、焼尻地区において行う種苗放流や害敵駆除等の漁業集落再生支援交付金事業。(10)、その他では、羽幌港の港湾整備を行います国直轄港湾整備事業など2事業を登載いたしております。
 次に、21ページから27ページにつきましては、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進であります。21ページから22ページにかけましては、道路整備の現況と問題点、町道の整備状況について。23ページから24ページの中段にかけましては、交通についての現況と問題点、バス路線の運行状況等について。24ページの中段から25ページの中段にかけましては、地域情報化、地域間交流についての現況と問題点について。25ページの中段から下段にかけましては、現況と問題点を踏まえてその対策として、道路の適正な維持管理と機能強化、地方バス、フェリー等の円滑な輸送の確保、情報通信基盤の整備促進などを記述いたしております。26ページから27ページにかけましては、その対策にかかわる事業計画であります。(1)、市町村道では、道路として、道路改良等を行う道路新設改良事業のほか、道路、橋梁、その他を合わせまして4事業。(5)、電気通信施設等情報化のための施設では、防災行政用無線施設として、拡声機設置等を行う防災行政無線システム導入事業のほか、情報化のための施設を合わせまして4事業。(8)、道路整備機械等では、ロータリやタイヤドーザ等の除雪機械等整備事業。(9)、地域間交流では、サンセットプラザの設備改修等を行いますサンセットプラザ改修事業。(10)、過疎地域自立促進特別事業では、住民混乗型のスクールバスの運行を行いますバス運行事業など3事業を登載いたしております。
 次に、28ページから33ページにつきましては、生活環境の整備であります。28ページから29ページの中段にかけましては、水道施設、環境衛生施設、公共下水道についての現況と問題点について。29ページの中段から30ページの中段にかけましては、消防、救急施設、住宅、公園、緑地、その他として墓地の現況と問題点について。30ページの中段から31ページにかけましては、現況と問題点を踏まえて、その対策を記述しております。水道施設では上水道や簡易水道施設の充実、環境衛生施設、公共下水道では汚水処理施設共同整備など、消防、救急施設では消防体制強化のための先進機能施設の整備など、住宅では地域にふさわしい住まいづくりなど、公園、緑地、その他では計画的な公園整備や墓地環境の整備などを記述しております。32ページから33ページにかけましては、その体制にかかわる事業計画であります。(1)、水道施設では、上水道として、浄水場の外壁補修を行います浄水場整備事業など、上水道、簡易水道を合わせまして6事業。(2)、下水道処理施設では、公共下水道として、汚水管や雨水管の布設を行います下水道建設事業など5事業。(4)、消防施設では、最新型の消防車両の購入を行います消防車両等整備事業など2事業。(5)、公営住宅では、朝日団地、幸町団地の整備を行う公営住宅建設事業など3事業。(6)、過疎地域自立促進特別事業では、下水道供用開始後3年以内の接続工事に対して補助を行う水洗便所改造等補助事業など2事業。(7)、その他では、焼尻発電所の高所作業車の購入を行う焼尻発電所用高所作業車購入事業など4事業を登載しております。
 次に、34ページから37ページにつきましては、高齢者等の保健及び福祉の向上及び増進であります。34ページにつきましては、高齢者の福祉についての現況と問題点、高年齢者人口の推移について。35ページから36ページの中段にかけましては、障がい者の福祉、児童、ひとり親の福祉、保健対策についての現況と問題点について。36ページの中段からは、現況と問題点を踏まえてその対策として、介護予防や生きがい対策、高齢者組織等の活性化、子育て支援体制づくりなどを記述しております。37ページにつきましては、その対策にかかわる事業計画であります。(1)、高齢者福祉施設では、老人ホームとして、21年度から継続事業として多床棟の整備を行います特別養護老人ホーム改修事業。(3)、児童福祉施設では、保育所の改築整備を行います保育所等改築整備事業。(7)、過疎地域自立促進特別事業では、離島におきます健全な保育実施のための天売保育施設運営助成事業など4事業。(8)、その他では、福祉バスの補修等を行います福祉バス補修事業を登載いたしております。
 次に、38ページから39ページにつきましては、医療の確保であります。38ページにつきましては、医療の確保についての現況と問題点及びその対策として道立病院の医師等の確保と固定化の推進、救急患者輸送体制のさらなる確立、妊産婦に対する支援などを記述いたしております。39ページにつきましては、その対策にかかわる事業計画であります。(3)、過疎地域自立促進特別事業として、離島における歯科診療業務を行います離島地区歯科診療事業など2事業を登載しております。

 次に、40ページから46ページにつきましては、教育の振興であります。40ページから41ページの下段にかけましては、学校教育についての現況と問題点、小中学校等の児童・生徒数の推移について。41ページの下段から43ページの中段にかけましては、社会教育、スポーツ振興についての現況と問題点、公民館施設等の現況について。43ページの中段から44ページの上段にかけましては、現況と問題点を踏まえてその対策として、教育のネットワークづくり、社会教育講座等の機会の提供、健康づくりや体力増進の振興などを記述いたしております。45ページから46ページにかけましては、その対策にかかわる事業計画であります。(1)、学校教育関連施設では、校舎として、羽幌小学校の改築整備を行います羽幌小学校改築事業など、校舎、屋内体育館、教職員住宅、給食施設、その他を合わせて11事業。(2)、幼稚園では、私立幼稚園の遊具等の購入補助を行います私立幼稚園振興事業。(3)、集会施設、体育施設等では、公民館の設備改修等を行います公民館改修事業のほか、公民館、体育施設、その他を合わせて5事業。(4)、過疎地域自立促進特別事業では、英語力の向上等を図るため外国語指導助手の配置を行います外国青年招致事業を登載いたしております。
 次に、47ページから48ページにつきましては、地域文化の振興等であります。47ページにつきましては、地域文化の振興等についての現況と問題及びその対策として、文化活動等の充実、普及と郷土芸能等にかかわる後継者の育成、天然記念物等の自然保護対策などを記述しております。48ページにつきましては、その対策にかかわる事業計画であります。(1)、地域文化振興施設等として、焼尻郷土館の保存整備を行う焼尻郷土館整備事業など2事業を登載しております。
 次に、49ページにつきましては、集落の整備について、現況と問題点及びその対策として、集落の再編成の検討、コミュニティーの強化や地域リーダーの育成などを記述しております。
 最後に、50ページにつきましては、その他地域の自立促進に関し必要な事項について、現況と問題点及びその対策として、将来について積極的に考え、参加できる体制づくり、将来の人材育成と確保などを記述いたしております。
 以上、大変雑駁な説明ではありましたが、羽幌町過疎地域自立促進市町村計画案の内容説明を終わらせていただきます。どうぞご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第40号について質疑を行います。ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第40号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第40号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第41号~議案第44号
〇議長(橋本修司君) 日程第8、議案第41号 平成22年度羽幌町一般会計補正予算(第2号)、日程第9、議案第42号 平成22年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、日程第10、議案第43号 平成22年度羽幌町老人保健医療特別会計補正予算(第1号)、日程第11、議案第44号 平成22年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上4件を一括議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました平成22年度各会計の補正予算につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
 まず、一般会計では、既定の予算総額に歳入歳出3,147万9,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ56億7,194万円とするものであります。
 補正をいたします主な内容を申し上げますと、歳出では、2款総務費、財産管理費において町有財産台帳整備業務委託料298万円の補正は、平成23年度から新地方公会計制度に基づく財務諸表の公表に当たり、町が所有する膨大な町有資産情報等のデータ化を行うため、民間専門業者へ委託を行うものでございます。事業費すべてが緊急雇用創出事業補助金で実施するものでございます。
 同じく税務管理費において住民税申告支援システム導入業務委託料720万3,000円及び国税連携データ電子送信審査システム導入業務委託料250万3,000円の補正は、平成23年1月から実施予定の国税連携、つまり所得税の確定申告データを国税庁から各自治体へ電子的に送信を行い、そのデータを直接住民税の賦課データとして取り込むシステムの導入を行い、申告事務の効率化、正確性及び人的コストの軽減等を図るものでございます。
 次に、3款民生費、社会福祉費において障害者医療費国庫負担金返還金など190万4,000円の補正は、平成21年度に受領した国庫補助金等の額が確定したことに伴う返還金でございます。
 次に、4款衛生費、健康センター運営費において新型インフルエンザワクチン接種扶助費483万2,000円の補正は、国が9月に法律改正をし、新たな臨時接種として新型インフルエンザA/H1N1及び今後これと同等の新たなインフルエンザが発生した場合の予防接種に対応する措置を講ずることとしていることから実施するものでございます。対象者につきましては、生活保護世帯及び町民税の非課税世帯の構成員に対し、負担軽減を図るため接種費用の全額を町が負担するものでございます。非課税世帯構成員のおおむね3割、1,150名程度を予定いたしております。
 同じくじんかい処理費において修繕料103万6,000円の補正は、焼尻島のじんかい収集車の油圧機故障に伴う修繕料でございます。
 次に、6款農林水産業費、地籍調査費において地籍調査委託料195万円の減額は、今後の執行見込みによる減額と、備品購入費において器具等購入費で195万円の増額は、現在使用しております大型インクジェットプリンターが故障し、機種が古く、補修等不可能な状況であるため更新するものでございます。
 次に、8款土木費、港湾管理費において砂どめフェンス設置業務委託料150万円の補正は、毎年羽幌港第2船揚げ場にはサンセットビーチ側から砂が飛散し、上架施設のレール上及び港内等にも堆積するなど支障が生じている状況にございます。当面の防止策として砂どめフェンスを設置し、その効果等につきましても検証いたすものでございます。
 同じく住宅建設費において旧雇用促進住宅購入諸費負担金524万3,000円の補正は、旧雇用促進住宅の購入において同住宅にかかる平成22年度の固定資産税につきましては、賦課期日の1月1日の資産所有者である雇用・能力開発機構に納税義務があるため、一たん同機構に固定資産税を納入していただき、後ほど羽幌町が固定資産税相当額を機構にお支払いするという契約内容となっております。契約締結時期が年度末になったことから、当初予算には盛り込めず、補正をいたすものでございます。
 次に、10款教育費、学校管理費において修繕料112万4,000円の補正は、羽幌小学校体育館ステージのつるしワイヤの劣化により使用に支障があることと危険防止のため改修するものでございます。
 同じく体育施設費において修繕料224万6,000円の補正は、スキー場圧雪車の右側減速機等が経年劣化により損耗し、走行できない状況であることが定期点検時に確認されたため補修を行うものでございます。
 次に、歳入でありますが、道支出金で新型インフルエンザワクチン接種事業負担金292万1,000円、緊急雇用創出事業補助金297万9,000円及び農地制度実施円滑事業補助金34万2,000円、諸収入、雑入で障害者自立支援給付費等国庫負担金追加交付金402万7,000円及び障害者自立支援給付費等道費負担金追加交付金24万5,000円、不足いたします2,096万5,000円につきましては繰越金を充てております。

 以上で一般会計を終わりまして、次に国民健康保険事業特別会計の補正につきましてご説明を申し上げます。 既定の予算総額に歳入歳出178万1,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ12億648万1,000円とするものであります。
 補正をいたします内容を申し上げます。歳出では、1款総務費、一般管理費において国保オンラインシステム改修委託料94万5,000円の補正は、平成22年度の制度改正により新たに制度化された非自発的失業対策に対応するためのシステム改修に伴うものでございます。
 また、5款老人保健拠出金、医療費等拠出金で60万2,000円の補正は、拠出金の決定に伴うものでございます。
 歳入につきましては、繰越金178万1,000円を補正いたしております。

 次に、老人保健医療特別会計の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 既定の予算総額に歳入歳出59万7,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ159万7,000円とするものでございます。
 補正をいたします内容をご説明いたします。歳出では、1款医療諸費、医療給付費において老人保健医療費精算還付金59万7,000円の補正でございます。
 歳入につきましては、繰越金59万7,000円を補正いたしております。

 次に、介護保険事業特別会計の補正の内容につきましてご説明申し上げます。
 既定の予算総額に歳入歳出837万7,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ12億3,037万7,000円とするものでございます。
 補正の内容をご説明いたします。保険事業勘定の歳出でありますが、5款諸支出金において償還金及び還付加算金837万7,000円の補正は、平成21年度分国・道負担金及び補助金等の精算に伴う返還金でございます。
 歳入につきましては、繰越金837万7,000円を補正をいたしております。

 以上が今回補正をいたします予算の内容でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) 次に、財務課長から内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 続きまして、私から内容をご説明いたします。
 議案第41号 平成22年度羽幌町一般会計補正予算(第2号)でございますが、議案の9ページをお開き願います。上段の委託料、例規集電算化業務委託料37万8,000円の補正は、今年度においては条例及び規則等の改正が非常に多く、今後予定いたしております改正分に不足が生ずるため補正をいたすものでございます。
 その下段、委託料、町有財産台帳整備業務委託料298万円の補正は、先ほど町長がご説明いたしておりますけれども、新地方公会計制度とは、地方分権の進展に伴い責任ある自治体経営が求められており、夕張市の財政破綻等を発端に地方自治体の財政状況の住民への会計説明責任が注目されており、平成22年度決算から貸借対照表、行政コスト計算書、資金収支計算書及び純資産変動計算書の公表が求められております。現在その準備をいたしているところでございます。今回町が所有する膨大な資産の価格評価など、最もボリュームのある事務作業等について緊急雇用創出事業補助金を活用して実施をさせていただくものでございます。
 次に、10ページをお開き願います。上段の報償費、羽幌町地上デジタル放送施設奨励金18万8,000円の補正は、地上デジタル放送移行に伴い、投資負担の軽減を図り、施設整備を促進していただくため、民放5社へ固定資産税相当額を助成するものでございますが、当初予算においては未確定なものがございましたので、概算計上をいたしておりましたが、今回正式算定の結果18万8,000円が不足するため補正をいたすものでございます。
 そのページの下段の委託料でございます。これにつきましても町長説明いたしておりますが、来年1月から国税連携が始まり、国税庁から所得税確定申告書データが電子的配信に切りかわるのを受けて、それらに対応するシステム導入に要する費用でございます。導入後におきましては、入力データのチェックなどに要する人的コストの軽減及び正確性の確保はもちろん、申告事務を初めその後に発生する関連事務の効率化が図られるなど、結果住民サービスの向上につながるものでございます。
 次に、12ページをお開き願います。下段の委託料、農地情報管理システム整備委託料34万2,000円の補正は、農地法の改正に伴い、農地の権利移転規制の見直しや農地の適正利用を担保する措置が法制度に位置づけられたため、農地基本台帳管理項目の変更により農地基本台帳システムを改良するものでございます。全額が道補助金でございます。
 次に、14ページをお開き願います。上段の旧雇用促進住宅購入諸費負担金524万3,000円の補正は、先ほど町長からご説明申し上げておりますが、契約書の締結が年度末であったことなどから、当初予算では計上できなかったわけでございますが、本来であれば6月議会で補正し、予算措置すべきところでございましたが、事務の失念等から今回の補正になりましたことにつきましておわびを申し上げますとともに、ご理解をいただきたいとお願いを申し上げます。
 以上、一般会計の歳入及び各特別会計の補正の内容につきましては、町長の提案理由をもって私からの説明は省略をさせていただきます。よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) 暫時休憩いたします。

休憩 午前10時55分
再開 午前11時06分

〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りします。審議の方法については、各会計ごとに歳入歳出一括して質疑を行い、それぞれ討論、採決の順に従い、審議を進めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、そのように進めることに決定しました。
 これから議案第41号 平成22年度羽幌町一般会計補正予算(第2号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第41号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第42号 平成22年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第42号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第43号 平成22年度羽幌町老人保健医療特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第43号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第44号 平成22年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)、歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第44号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第44号は原案のとおり可決されました。

    ◎同意第2号
〇議長(橋本修司君) 日程第12、同意第2号 羽幌町教育委員会委員の任命についてを議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 同意第2号 羽幌町教育委員会委員の任命について、提案理由のご説明を申し上げます。
 住所、苫前郡羽幌町南大通3丁目4番地。氏名、大橋鉄夫。生年月日、昭和20年7月13日生まれ、65歳。
 現委員であります大橋鉄夫氏が平成22年10月15日付をもちまして任期満了となるため、氏の人格、識見から引き続き教育行政にご尽力をいただきたいため、羽幌町教育委員会委員としてご同意を賜りたくご提案を申し上げた次第でございます。
 よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 討論は、議会の運営に関する基準により省略します。
 これから同意第2号についてを採決します。
 本案は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、同意第2号については同意することに決定しました。

    ◎諮問第1号
〇議長(橋本修司君) 日程第13、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 提案理由の説明に入る前に、皆様方の議案のほうへお書き入れ願いたいと思います。
 住所、苫前郡羽幌町南3条3丁目5番地、氏名、米山しげみ、生年月日、昭和24年8月17日生まれ、61歳。
 それでは、諮問第1号 人権擁護委員の推薦について、提案理由のご説明を申し上げます。
 現委員であります坂本ちゑ子氏が平成22年9月30日付をもちまして任期満了となることから、米山しげみ氏の人格、識見から人権擁護委員として推薦いたしたくご提案申し上げた次第でございます。
 よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 討論は、議会の運営に関する基準により省略します。
 これから諮問第1号についてを採決します。
 本案は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、諮問第1号については同意することに決定しました。

    ◎認定第1号~認定第8号、発議第6号
〇議長(橋本修司君) 日程第14、認定第1号 平成21年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第15、認定第2号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第16、認定第3号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第17、認定第4号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第18、認定第5号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第19、認定第6号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第20、認定第7号 平成21年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第21、認定第8号 平成21年度羽幌町水道事業決算認定について、以上8件及び次の日程第22、発議第6号 羽幌町各会計決算特別委員会の設置並びに委員の選任についてを一括議題とします。
 先に、認定第1号から認定第8号までの提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 平成21年度羽幌町各会計の決算認定をご提案するに当たりまして、その概要をご説明申し上げます。
 まず、各会計の決算状況でありますが、一般会計では歳入決算額63億6,435万3,371円、歳出決算額62億5,251万2,946円、差し引き剰余金1億1,184万425円、このうち投資的経費は9億1,038万1,000円で、前年対比3億7,761万7,000円の増は、平成20年度の国の第2次補正予算、地域活性化・生活対策臨時交付金において繰越明許費により平成21年度へ繰り越して実施した各交付金事業及び羽幌中学校耐震補強及び大規模改修工事等が主なものでございます。
 国民健康保険事業特別会計では、歳入決算額11億6,528万5,977円、歳出決算額11億6,321万2,758円、差し引き剰余金207万3,219円となり、前年度より歳出決算では3,367万3,000円の減額となっておりますのは、保険給付費の療養給付費負担金及び高額療養費の減少と諸支出金において過年度精算金返還金及び基金積立金等の減少がその主なものでございます。
 老人保健医療特別会計では、歳入決算額1,080万8,883円、歳出決算額611万8,461円、差し引き剰余金469万422円となり、前年度より歳出決算では1億1,976万円の減額となっておりますのは、老人保健医療制度の廃止によるものでございます。
 後期高齢者医療特別会計では、歳入決算額1億146万591円、歳出決算額1億131万5,411円、差し引き剰余金14万5,180円となり、前年度より歳出決算では532万円の増額となっておりますのは、システム改修委託料及び療養給付費負担金等の増によるものでございます。
 介護保険事業特別会計の保険事業勘定では、歳入決算額7億1,163万7,947円、歳出決算額6億9,335万1,383円、差し引き剰余金1,828万6,564円となり、前年度より歳出決算では235万1,000円の増額となっておりますのは、介護報酬改定に伴う介護サービス給付費等の増及び基金積み立てにおいては精算に伴う減が主なものでございます。
 介護サービス事業勘定では、歳入決算額7億6,174万3,011円、歳出決算額7億6,160万5,568円、差し引き剰余金13万7,443円となり、前年度より歳出決算では6億4,921万2,211円の増額となっておりますのは、特別養護老人ホーム改築に伴う事業費の増が主なものでございます。
 下水道事業特別会計では、歳入決算額5億5,732万5,455円、歳出決算額5億5,705万857円、差し引き剰余金27万4,598円となり、前年度より歳出決算では301万6,000円の減額となっておりますのは、人事異動による職員1名の減に伴う給与費等の減及び据置期間終了に伴う償還元金の増等によるものでございます。
 簡易水道事業特別会計では、歳入決算額4,999万5,297円、歳出決算額4,993万4,976円、差し引き剰余金6万321円となり、前年度より歳出決算では422万3,000円の増額となっておりますのは、天売、焼尻配水池の清掃委託に伴う増によるものでございます。
 次に、羽幌町水道事業会計をご説明いたします。収益的収支の収入では、戸数及び給水人口も減少しておりますが、下水道への接続の増加などにより有収水量が0.4ポイントの微増となっておりますが、給水収益の増額までには至らず、20年度との営業収益を比べますと、その他の営業収益と営業外収益の雑収入で162万1,053円の増額となり、支出では賃金、工事請負費などの減によりまして支出全体では1,316万8,633円の減額となり、結果損益計算書では4,689万5,186円の純利益が生じたところでございます。次に、資本的収支では、配水管布設など建設改良費で1,463万7,000円、企業債償還金が7,936万1,168円で、支出総額は9,399万8,168円となっております。それに対しまして収入は、道道築別線改良工事に伴う配水管移転補償金として278万4,777円で、不足いたします9,121万3,391円につきましては留保資金で補てんしたものでございます。
 次に、財政指標等の状況についてご説明をいたします。まず、財政構造の弾力性を示します経常収支比率は87.1%であり、平成20年度より2.7ポイントの減少となっております。同じく財政構造の弾力性を示す公債費比率は9.5%であり、1.4ポイント減少している状況にございます。また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び公営企業会計に係る資金不足比率につきましては、議会に報告いたしているとおりでありますので、各比率等についての説明は省略いたしますが、各比率ともに健全化基準をクリアいたしており、現況として財政の健全化が図られているという判断ができるものでございます。
 以上、平成21年度各会計の決算概要をご説明いたしましたが、引き続き簡素で効率的な行財政の運営に努めてまいるとともに、町民各位のご理解を得ながら徹底した行財政改革を進め、健全財政の維持に努めてまいる所存でございます。
 また、別途監査委員から決算審査が報告されますが、審査意見等も踏まえ、適正な行財政運営を進めてまいりたく、これらの点もあわせて議会のご承認を賜りたく付議いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) 次に、発議第6号の提案理由は、平成21年度羽幌町各会計の決算を審査するため特別委員会を設置しようとするものであります。
 お諮りします。ただいま一括議題となっております認定第1号から認定第8号については、発議第6号により、羽幌町議会委員会条例第4条の規定に基づき、全員の議員をもって構成する羽幌町各会計決算特別委員会を設置し、同委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、発議第6号は全員の議員をもって構成する羽幌町各会計決算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。
 暫時休憩します。

休憩 午前11時25分
再開 午前11時25分

〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 決算特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長に6番、森淳君、副委員長に10番、熊谷俊幸君と決定しましたので、報告いたします。

    ◎休会の議決
〇議長(橋本修司君) お諮りします。
 各会計決算特別委員会の決算審査のため、これから9月17日まで休会したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、これから9月17日まで休会することに決定しました。
 ただし、会議規則第10条第3項の規定により、休会中であっても決算特別委員会終了次第本会議を開きます。
 以上で本日の日程は全部終了しましたが、各会計決算特別委員会の審査状況に即応するため、休会して各会計決算特別委員会を開催することといたします。

    ◎散会の宣告
〇議長(橋本修司君) 本日はこれで散会します。
(午前11時26分)

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