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議会議事録(平成22年第2回定例会 3月10日)

議会議事録(平成22年第2回定例会 3月10日)

平成22年第2回羽幌町議会定例会会議録

〇議事日程(第2号)
平成22年3月10日(水曜日) 午前10時00分開議

 第1 会議録署名議員の指名
 第2 諸般の報告
 第3 報告第2号 平成21年度定期監査報告(第3次)について        
 第4 議案第6号 羽幌町教育施設整備基金条例                
 第5 議案第8号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例        
 第6 議案第9号 羽幌町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例     
 第7 議案第10号 羽幌町税条例の一部を改正する条例             
 第8 議案第11号 羽幌町営住宅管理条例の一部を改正する条例         
 第9 議案第12号 羽幌町営住宅等駐車場管理条例               
 第10 議案第13号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について        
 第11 議案第14号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について      
 第12 議案第15号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について  
 第13 議案第16号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第8号)       
 第14 議案第17号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)                           
 第15 議案第18号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計補正予算(第1号) 
 第16 議案第19号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)
 第17 議案第20号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第4号) 
 第18 議案第21号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計補正予算(第1号)  
 第19 議案第7号 羽幌町営住宅等整備基金条例                
 第20 議案第22号 平成22年度羽幌町一般会計予算              
 第21 議案第23号 平成22年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算      
 第22 議案第24号 平成22年度羽幌町老人保健医療特別会計予算        
 第23 議案第25号 平成22年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算       
 第24 議案第26号 平成22年度羽幌町介護保険事業特別会計予算        
 第25 議案第27号 平成22年度羽幌町下水道事業特別会計予算         
 第26 議案第28号 平成22年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算        
 第27 議案第29号 平成22年度羽幌町水道事業会計予算            
 第28 発議第1号 羽幌町各会計予算特別委員会の設置並びに委員の選任について

〇出席議員(10名)
  2番 伊藤 昇 君
  3番 寺沢 孝毅 君
  4番 磯野 直 君
  6番 森  淳 君
  7番 駒井 久晃 君
  8番 船本 秀雄 君
  9番 大山 新太郎 君
 10番 熊谷 俊幸 君
 11番 室田 憲作 君
 12番 橋本 修司 君

〇欠席議員(0名)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君
 副町長 本間 幸広 君
 教育長 山本 孝雄 君
 教育委員会委員長 松村 益司 君
 監査委員 米澤 幸雄 君
 農業委員会会長 林 弘之 君
 会計管理者 大波 芳弘 君
 総務課長 石川 宏 君
 総務課職員係長 飯作 昌巳 君
 政策推進課長 柳田 昭一 君
 財務課長 品野 万亀弥 君
 財務課長補佐 江良 貢 君
 財務課財政係長 室谷 眞二 君
 町民課長 藤岡 典行 君
 町民課主幹 今野 睦子 君
 町民課主幹 永原 裕己 君
 福祉課長 鈴木 典生 君
 福祉課長補佐 熊木 良美 君
 福祉課主幹 野上 京子 君
 福祉課主幹 更科 滋子 君
 福祉課社会福祉係長 棟方 富輝 君
 建設水道課長 西村 修 君
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君
 農林水産課長 山口 芳徳 君
 商工観光課長 三浦 義之 君
 天売支所長 井上 顕 君
 焼尻支所長 安宅 正夫 君
 学校管理課長 水上 常男 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 浅野 勝彦 君
 学校管理課総務係長 渡辺 博樹 君
 社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
 監査室長 工藤 孝司 君
 農業委員会事務局長 荒井 光昭 君
 選挙管理委員会事務局長 石川 宏 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 長谷川 一志 君
 総務係長 豊島 明彦 君
 書記 富樫 潤 君

    ◎開議の宣告
〇議長(橋本修司君) これから本日の会議を開きます。
(午前10時00分)

    ◎会議録署名議員の指名
〇議長(橋本修司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
   8番 船本 秀雄 君   9番 大山 新太郎 君
を指名します。

    ◎諸般の報告
〇議長(橋本修司君) 日程第2、諸般の報告を行います。
 会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
 これで諸般の報告を終わります。


    ◎報告第2号
〇議長(橋本修司君) 日程第3、報告第2号 平成21年度定期監査報告(第3次)についてを議題とします。
 本案について代表監査委員の報告を求めます。
 代表監査委員、米澤幸雄君。

〇代表監査委員(米澤幸雄君) れでは、ただいま議題に供されました報告第2号 平成21年度定期監査報告(第3次)について申し上げます。
 報告書の1ページをお開き願います。定期監査報告書。
 1、監査の時期及び対象につきましては、平成22年1月22日から同年1月29日までのうち4日間であります。対象機関は、農業委員会以下ごらんのとおりでありまして、大山監査委員とともに執行したものであります。
 次に、2、監査の対象とした事項及び範囲は、平成21年度に係る財務事務の執行状況について、証拠書類その他関係書類等の内容を確認するとともに、関係する職員から聞き取るなどの方法により実施いたしたものでございます。
 3、監査の結果は、財務に関する事務について、それぞれ適正な執行に努められたものと認められました。
 なお、事務処理において是正または検討を要する事項につきましては、これまでと同様に第3次におきましても担当所管課に対しまして口頭により講評を行ったところでございます。
 次、2ページ、お願いいたします。最初に、農業委員会について申し上げます。(1)、農地法等に基づく取り扱い処理状況では、農地の権利移動を初め利用権設定処理を行ったこれらの合計件数は31件となっております。
 次に、(2)、農業者年金受給状況及び(3)、契約状況は、いずれも省略をさせていただきます。
 次、3ページ、願います。農林水産課について申し上げます。(1)、農林水産業振興事業補助金交付状況は、合計で交付決定は18件で1億5,575万382円、交付済み額は1億4,750万6,215円となっております。
 次、4ページ、願います。(2)、焼尻めん羊育成管理状況であります。平成20年度より指定管理者の指定に基づき運営されているものでございますが、記載している頭数は指定管理者からの報告に基づき作成したものであります。12月末現在で前年同期と比較し、越冬頭数は69頭増の雄雌合計の430頭となっております。
 次、5ページ、願います。(3)、契約状況のマル1、工事契約では町有林の除伐、下刈り事業でありまして、施行箇所は除伐は緑の村、羽幌砿、上羽幌で、面積は21.2ヘクタール、一方下刈りは緑の村、平、上羽幌の16.5ヘクタールとなっております。契約金額については、ごらんのとおりでございます。次、マル2の委託契約では、合計が13件で、契約金額は5,178万2,591円、うち下段にあります地籍調査業務委託は3件で、契約金額は3,643万5,000円で、当該施行地域につきましては幸町、南町、これは境界確定、栄町の一部本調査、栄町、緑町、寿中央の一部につきましては予備調査で、合計面積は24.04平方キロメートルとなっております。
 次の(4)は、漁村環境改善総合センターの利用状況であります。省略いたします。
 6ページ、願います。商工観光課について申し上げます。(1)、資金融資利用状況のマル1、中小企業特別融資利用状況につきましては、金融機関の融資限度額3億9,000万円に対しまして、合計で12月末現在の利用件数は48件の融資残高は2億3,544万4,000円で、利用率は60.37%となっております。次のマル2、中小企業特別小口資金利用状況はごらんのとおりでありまして、省略をさせていただきます。次、マル3の宿泊施設内部設備改修資金利用状況では、平成17年度末まで融資を受けた残りの1件が平成21年9月において完納となったことにより、当該貸付制度は終了いたしております。
 次の(2)、契約状況につきましては省略をさせていただきます。
 次、7ページ、お願いいたします。(3)、焼尻発電所運転保守業務受託事業につきましては、発電事業にかかわる契約額は4,818万1,350円でございます。以下の営業、配電事業及び諸費用のいずれも実績精算によるものでございます。12月末の収入済額は4,312万6,819円となっております。
 次の(4)、商工観光振興事業補助金交付状況では、合計で交付決定は17件で4,359万2,834円、交付済み額は3,789万4,764円でございます。
 (5)、観光施設等入り込み状況では、前年度に比較し、合計で4,480人増の9万9,267人となっております。内訳を見ますと、前年度対比で申し上げますと、サンセットビーチが減少いたしたものの、はぼろバラ園では2万1,225人、約70%の増加となっております。
 次、8ページ、願います。(6)の観光イベント入り込み状況ですが、7、8月の土日、祝祭日が悪天候の影響によりまして、前年に比較いたしまして1万3,900人減の1万2,200人となっております。
 次の(7)、勤労青少年ホームの利用状況では、利用目的ごとの延べ人員で、21年度は12月末現在であります。以下、省略をさせていただきます。
 9ページ、願います。建設水道課所管について申し上げます。1、建設港湾事業のうち(1)の契約状況のマル1、工事契約につきましては、合計で39件、契約金額は9億982万8,150円で、全額支出済みでございます。次のマル2、委託契約につきましては、合計で34件、契約金額は1億8,599万7,550円であります。なお、上段の除雪業務委託の契約金額1億4,956万8,300円につきましては、平成19年度から平成21年度までの3カ年に及ぶ市街地区除雪業務委託料1億1,781万円が含まれておりますので、ご理解を願いたいと存じます。支出済額は、除雪業務及び特老ホーム工事監理業務を除きまして2,445万9,250円となっております。以下、9ページは省略をさせていただきます。
 10ページ、願います。(3)及び(4)につきましては、いずれも20年度の実績と21年度は12月末現在であらわしたものであります。内容は省略いたします。(4)の建築確認申請状況では、右の欄に記載の増減でありますが、合計では新築3件、増築2件の計5件が前年度より減少いたしております。
 次の(5)、町道舗装整備状況では、合計で実延長が18万3,513メートルに対して、舗装延長が9万5,597メートルでございまして、したがって舗装率は52.1%となっております。
 次、11ページ、願います。(6)、町道除雪計画につきましては、除雪延長の合計は121.1キロメートルで、全路線が民間委託によるものでございます。除雪率は49.7%でございます。
 次に、2の上水道事業と次の3、下水道事業及び12ページのマル2、委託契約までごらんいただくことにより省略をさせていただきます。
 12ページの(2)、水洗便所等改造に関する状況で、12月末現在のマル1の公営住宅及び一般住宅でありますが、表の下段に掲げております年度別水洗便所改造戸数につきましては、平成14年度から平成21年度までの改造戸数を記載しております。累計で1,398戸で、うち一般住宅は1,255戸と公営住宅は143戸となっております。
 次に、13ページ、願います。マル2、補助金交付状況につきましては、一般世帯、高齢者世帯及び低所得世帯の合計が12戸で、補助金交付額は197万円となっております。マル3、資金あっせん状況では、21年度12月末現在における貸し付けは発生いたしておりません。したがいまして、累計では24件の貸付金額は1,820万円となっております。マル4、受益者負担金前納報奨金支給状況につきましては、前納者は28件で、次年度以降に納付すべき金額のうち10%の報奨金は32万4,610円を支給いたしております。
 次に、4、簡易水道事業の契約状況であります。マル1及びマル2は、いずれも契約金額に対しまして支出済みであります。内容は、記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。
 以上で平成21年度第3次の定期監査報告といたします。ご理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

〇議長(橋本修司君) 監査報告の内容について、監査委員に対してこれから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 討論は、議会の運営に関する基準に基づき省略します。
 これから報告第2号を採決します。
 本案は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、報告第2号は原案のとおり承認することに決定しました。

    ◎議案第6号
〇議長(橋本修司君) 日程第4、議案第6号 羽幌町教育施設整備基金条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 学校管理課長、水上常男君。

〇学校管理課長(水上常男君) ただいま提案されました議案第6号 羽幌町教育施設整備基金条例の制定について、提案理由とその内容について説明申し上げます。
 本条例の制定につきましては、今後整備が必要となってくるであろう学校改築など、教育施設の整備に伴う基金を設置するための条例を制定しようとするものであります。
 次のページをお願いいたします。第1条は、基金の設置とその目的について規定しております。
 第2条から第5条については、基金の積み立て、管理、運用益の処理、繰りかえ運用についての規定であります。
 第6条は、教育施設の整備に充てるための処分についての規定となっております。
 附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行する。
 以上、ご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第6号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第6号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第8号
〇議長(橋本修司君) 日程第5、議案第8号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 総務課長、石川宏君。

〇総務課長(石川 宏君) それでは、ただいま上程されました議案第8号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきまして、その理由と内容につきましてご説明申し上げます。
 提案理由でございますが、国家公務員の給与改定に準じまして、時間外勤務手当の支給内容等を改正しようとするものであります。
 次のページをお開き願います。この条例のまず先に改正の要点を申し上げますと、月60時間を超える時間外を行った場合、その60時間を超えた時間の時間外手当の支給割合を引き上げますことと、その引き上げた分を現金支給にかえまして休みを指定することができるとする労働基準法の改正を受けた人事院勧告によるものでありまして、これは特に長い超過勤務を抑制することと、またこうした超過勤務を命ぜられた職員に休息の機会を与えようとするものであります。
 まず、議案に記されております4項の改正内容でございますけれども、ここではただいま申し上げましたとおり、1カ月に60時間を超えて勤務した時間の時間外手当の支給割合を100分の150に、深夜時間帯の勤務、いわゆる午後10時から翌朝の午前5時までとなりますが、それなどにつきましては100分の175と割り増しする規定であります。このことは、逆に言えば、月60時間以内の時間外手当の支給率は変わらないというものでございます。
 次に、次の第5項でありますけれども、今4項のほうで説明いたしました月60時間を超えた分の割り増しとなった時間外分を代休とした場合、当然でありますが、割り増し支給分は現金で支払わないとする規定であります。
 次に、第6項でありますが、現在当町では運用しておりませんが、再任用、短時間勤務職員について規定しているものでございます。
 附則、この条例は、平成22年4月1日から施行する。
 また、附則の中で関連条例であります羽幌町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正でありますが、超勤代休時間、第8条の2第1項、また次のページの第2項の規定につきましては、先ほど申し上げましたが、割り増しされる時間外手当の現金支給にかえまして代休が指定できること、また指定された時間またはその代休の日は勤務を要しないということを規定しているものでございます。
 以上であります。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第8号について質疑を行います。
 6番、森淳君。

〇6番(森 淳君) 某所でもちょっと聞いたのですけれども、これはある意味ではむやみな残業を抑制するという意味合いも別にあるのかなというふうに聞いておりますけれども、現実に羽幌本庁の中で残業実態としてこれに近づくようなことが過去もあったのかどうか、今現在も考えられるのかということだけをちょっと確認させていただきます。

〇議長(橋本修司君) 総務課長、石川宏君。

〇総務課長(石川 宏君) ただいまのご質問にお答えいたします。
 過去平成20年、21年をちょっと調査してみましたところ、やはりこのようなものは通常の業務の中ではなくて、例えば選挙、そういう時間になりますと月60時間を超えるという場合も発生いたしますが、通常の業務の中ではそれほど超える時間外が発生することはないというふうに思っております。

〇議長(橋本修司君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第8号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第9号
〇議長(橋本修司君) 日程第6、議案第9号 羽幌町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 総務課長、石川宏君。

〇総務課長(石川 宏君) それでは、ただいま上程されました議案第9号 羽幌町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例につきまして、その理由と内容につきましてご説明申し上げます。
 今回の改正につきましては、皆さんご存じのとおり、支庁制度改革によりまして北海道条例の北海道支庁設置条例が全部改正されまして、北海道総合振興局及び振興局の設置に関する条例が本年4月1日から施行されることになりますことから、羽幌町の羽幌町職員の旅費に関する条例の中で留萌支庁とあるのを留萌振興局に改正しようとするものであります。
 附則、この条例は、平成22年4月1日から施行する。
 以上であります。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第9号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第9号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第10号
〇議長(橋本修司君) 日程第7、議案第10号 羽幌町税条例の一部を改正する条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) ただいま上程されました議案第10号 羽幌町税条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由と内容につきましてご説明申し上げます。
 提案の理由でございますが、国民健康保険税の後期高齢者支援金課税限度額や介護給付金課税限度額等を改正する地方税法の改正が平成21年3月31日に公布されましたことから、関係条例を改正するものでございます。
 それでは、改正条文の説明をさせていただきますが、改正条文の一つ一つの朗読と説明は省略をさせていただきまして、お配りいたしております羽幌町税条例の一部改正要旨に基づきまして改正の内容をご説明させていただきます。
 まず、1点目は、国民健康保険税の後期高齢者支援金課税限度額の引き上げでございます。平成21年度地方税法改正によるところの基礎賦課額医療分と介護納付金賦課額と合わせた合計では、限度額合計で68万円となり、前年度比較で3万円の増加となることから、平成20年5月20日開催の臨時議会において不利益不遡及及び激変緩和対策として後期高齢者支援金課税限度額の12万円を9万円とし、限度額合計を65万円として現在に至っております。しかしながら、国民所得や医療費の上昇等を勘案して適宜引き上げていかなければ、賦課限度額で賦課される世帯がふえ、中低所得者の負担が増加してしまうことから、国において毎年度見直しが行われており、平成21年度税制改正では介護納付金賦課額が1万円引き上げられております。また、平成22年度の税制改正大綱では、基礎賦課額医療分で3万円、後期高齢者支援金賦課額で1万円の引き上げが予定されており、限度額合計で73万円となる見込みでございます。当町においては、平成19年度以降先ほど申し上げましたとおり国民健康保険税の課税限度額を65万円に据え置いており、平成22年度の税制改正を見据えつつ、後期高齢者支援金賦課額の地方税法上の限度額でございます12万円に改正しようとするものでございます。
 次に、2点目でございますけれども、国民健康保険税の介護給付金課税限度額の引き上げでございます。後期高齢者支援金賦課限度額の引き上げでご説明申し上げました同様の理由によりまして、介護給付金課税限度額を9万円から10万円に引き上げるものでございます。
 次に、3点目は、上場株式等の配当所得に係る国民健康保険税の課税の特例でございます。国民健康保険の被保険者に係る所得割額、後期高齢者支援金等課税額の所得割額、介護給付金課税被保険者に係る所得割額、あわせて国民健康保険税の減額に関して今までは所得の対象としていなかった上場株式に係る配当所得の金額を加えるものでございます。
 次に、4点目でございますけれども、上場株式等に係る譲渡損失の損益通算及び繰り越し控除に係る国民健康保険税の課税の特例でございます。従前の上場株式等に係る譲渡損失の繰り越し控除に係る国民健康保険税の課税、介護給付金課税被保険者に係る所得割額と国民健康保険税の減額に関して今まで認められていなかった上場株式に係る譲渡損失の損益通算を加えるものでございます。
 次に、5点目ですが、先物取引に係る雑所得等に係る国民健康保険税の課税の特例でございます。従前の事業所得または雑所得に新たに譲渡所得を加えるものでございます。
 附則、第1条、施行期日、この条例は、平成21年4月1日から施行する。ただし、次の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。
 1号、附則第20条の次に1条を加える改正規定、これは上場株式に係る配当所得の金額を加える規定でございます。第23条の2に1項を加える改正、これにつきましては上場株式に係る譲渡損失の損益通算の規定でございます。これについては、平成22年1月1日から。
 2号、附則第21条の改正規定、これにつきましては特別の土地等の長期譲渡所得の特別控除に係る規定でございます。これにつきましては、22年の4月1日から。
 第3号、附則第23条の4の改正規定、これは先物取引に係る雑所得等に譲渡所得を加える規定でございます。これは、平成23年の4月1日から。
 第2条、適用区分、改正後の羽幌町税条例第152条の第3項、これは後期高齢者支援金等課税額でございます、第4項、これにつきましては介護納付金課税額でございます、及び第159条第1項、これは国民健康保険税の減額の規定でございます、の規定は、平成22年度以降の年度分の国民健康保険税について適用し、平成21年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例による。
 以上、ご決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第10号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第10号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第11号
〇議長(橋本修司君) 日程第8、議案第11号 羽幌町営住宅管理条例の一部を改正する条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) それでは、ただいま提案されました議案第11号 羽幌町営住宅管理条例の一部を改正する条例について、提案理由並びに内容についてご説明を申し上げます。
 現行の町営住宅管理条例は、公営住宅のほか既存の単独住宅を含めて町営住宅として定義をし、両者を同列の扱いで管理運営をしております。今般単独住宅管理条例の制定に伴い、既存の単独住宅を当該条例に位置づけたことにより、単独住宅に係る規定を現行の管理条例から除く必要があるため、本条例を改正しようとするものであります。
 次に、条例の内容説明をさせていただきます。お手元の議案の次ページからと別にお配りをしました羽幌町営住宅管理条例新旧対照表をごらんいただきたいと思います。
 第1条、条例の目的でありますが、提案理由で説明しましたとおり、単独住宅を除く町営住宅並びに共同施設の設置及び管理について必要な事項を定めることを目的とする旨規定しております。
 第2条、用語の定義でありますが、第1号の町営住宅について、第1条同様、単独住宅を除く形で定義をし直しております。いずれもモデル条例の規定に従い、改めるものであります。
 第3条、設置でありますが、第2項の文言を整理しまして、町営住宅の名称、位置等については施行規則で定めると改めております。
 第9条、入居者の選考でありますが、第4項の入居者への決定通知については、第8条第2項で同趣旨の規定があるため、重複を避ける意味から同項を削除するものであります。
 第14条、家賃の決定でありますが、第3項中、近傍同種の家賃を近傍同種の住宅の家賃と改め、他の条項との表現の統一を図っております。
 第18条、督促、延滞金の徴収でありますが、見出し及び各項とも延滞金を遅延金に、納付期限及び指定納付期限を納期限に改め、第1項を第1項及び第2項に分割して文言を修正し、第2項を第3項に繰り下げるものであります。
 第23条から第27条までは、各条文に見出しを付するもので、第23条が迷惑行為の禁止、第24条が長期不使用の届出、第25条が転貸等の禁止、第26条が用途外使用の禁止、第27条が模様替の禁止であります。
 第30条、収入超過者に対する家賃でありますが、かかわるを係ると漢字表記に改めるものであります。
 第37条、建て替え事業の施行に関する入居者の通知でありますが、同趣旨の規定が公営住宅法並びに同法施行令にあることから、重複を避ける意味で同条を削除するものであります。
 第37条の2、新たに整備される町営住宅への入居でありますが、公営住宅法第40条第1項の規定を引用した第1項の現行規定を簡略化してモデル条例の規定に従い改めるものであります。
 第2項では文言の整理を行い、前条を削除したことから、同条を第37条に改めるものであります。
 第40条、住宅の検査でありますが、第1項は住宅監理員を町営住宅監理員に改めて他の条例との統一を図り、第2項はおこなわなければならないを行わなければならないと漢字表記に改めるものであります。
 第41条、住宅の明け渡し請求でありますが、第5項中第6号を第7号に改め、号番号の修正をするものであります。
 第54条、町営住宅監理員及び町営住宅管理人でありますが、モデル条例の規定に従い第1項及び第2項を入れかえて文言の整理を行い、第3項では町営住宅管理人の職務を明示するため、町営住宅監理員の職務を補助させるためと文言を追加するものであります。第4項は、町長が命じた町職員を町営住宅監理員に、連絡を連絡の事務に改め、第5項は第4項を前項に改めるものであります。
 第55条、立入検査でありますが、第1項中、住宅監理員を町営住宅監理員に改めて他の条項との統一を図るものであります。
 最後に、附則ですが、この条例は、平成22年4月1日から施行する。
 よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、条例制定に係る提案理由並びに内容説明とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第11号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第11号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第12号
〇議長(橋本修司君) 日程第9、議案第12号 羽幌町営住宅等駐車場管理条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) それでは、ただいま提案されました議案第12号 羽幌町営住宅等駐車場管理条例の提案理由並びに内容についてご説明を申し上げます。
 本条例は、羽幌町が管理運営する町営住宅等の共同施設である駐車場について定めた条例でありますが、このたび購入しました栄町夕陽ケ丘団地の駐車場を本条例に基づく町営住宅等駐車場として住宅と一体で管理運営をする必要があることから、本条例を改正しようとするものであります。なお、改正する条項が多岐にわたり、条文の追加により説明が煩雑となりますことから、全部を改正しようとするものであります。
 次に、条例の内容説明をさせていただきます。お手元の議案の次ページからをごらんいただきたいと思います。
 第1条は、条例制定の目的として、町営住宅等の共同施設である駐車場の設置及び管理に関する事項を定めることを目的とする旨述べております。
 第2条は、使用する用語である町営住宅、単独住宅及び特定公共賃貸住宅について定義しております。
 第3条は、設置する駐車場の名称等を規則で定めることを規定しております。
 第4条は、第1項で駐車場の使用者資格を定め、第2項で使用できる車両の要件を規則で定める旨規定しております。
 第5条は、駐車場の使用申し込みの手続と決定について定めております。
 第6条は、申込者が駐車場の設置台数を超えるときは、公正な方法で選考して使用者を決定する旨規定しております。
 第7条は、駐車場の使用料について、地代相当額、整備費用、管理費等の必要経費並びに町営住宅等の駐車場相互の均衡を勘案して規則で定めることを規定しております。
 第8条は、使用料の変更について、第9条は使用料の徴収についての規定であります。なお、使用料については、日割り計算を廃止し、使用開始月の翌月から明け渡しの月までの月額徴収とする旨定めております。
 第10条は、納期限までに納付しないときの督促及び遅延金について規定しております。
 第11条は、使用料の減免について、第12条は使用者の保管義務について定めており、清掃、除雪等の維持管理を義務づけております。
 第13条は、使用者の禁止行為について、迷惑行為や使用権の譲渡を禁ずる旨などを規定しております。
 第14条は、駐車場の明け渡し及び検査について、第15条は明け渡し請求ができる場合について規定しております。
 第16条は、駐車場内における車両事故については使用者責任とする旨を定め、第17条は規則への委任を規定しております。
 最後に、附則でありますが、この条例は、平成22年4月1日から施行する。
 よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、条例改正に係る提案理由並びに内容説明とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第12号について質疑を行います。
 6番、森淳君。

〇6番(森 淳君) ちょっと用語と実態の確認だけなのですけれども、この栄町夕陽ケ丘団地そのものは第2条の用語の意義の中のどの住宅に当たるのかちょっと確認させてください。
(「何号に該当するかということですか」と呼ぶ者あり)

〇6番(森 淳君) 第2条の町営住宅、単独住宅、特定公共賃貸住宅の3つのうちのどれに該当するのかということ。

〇議長(橋本修司君) 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) ただいまの質問にお答えします。
 栄町夕陽ケ丘団地は、ここの用語定義で言う第2号の単独住宅に該当いたします。

〇議長(橋本修司君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第12号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第13号~議案第15号
〇議長(橋本修司君) 日程第10、議案第13号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について、日程第11、議案第14号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、日程第12、議案第15号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、以上3件について関連がありますので、一括議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 総務課長、石川宏君。

〇総務課長(石川 宏君) それでは、ただいま上程されました議案第13号から15号まで3件を一括、関連がございますので、提案理由と内容につきましてご説明申し上げます。
 まず、議案第13号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についてにつきましてご説明申し上げます。地方自治法第286条第1項の規定により、北海道市町村総合事務組合規約を次のとおり変更する。
 提案の理由でございますが、この組合は非常勤職員等に対する公務災害補償の事務を行っている組合でありまして、組織いたしております構成団体の脱退等がありましたことから、地方自治法の規定に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。
 次のページをごらんいただきたいと思います。改正内容でございますが、説明資料として皆様に一部事務組合規約変更新旧対照表というものをお配りしているかと思います。それに基づきましてご説明させていただきます。
 まず、1番目の表紙の裏側となります。上段の別表第1の中で留萌支庁の欄で下線を引いてあります。留萌広域行政組合及び次の網走支庁の欄の網走支庁管内町村交通災害共済組合が平成22年3月31日、また胆振支庁の欄の胆振西部衛生組合が平成22年2月1日付で解散、脱退となりましたことと、前に戻っていただきまして、留萌支庁の欄の留萌市外2町衛生センター組合が平成22年3月31日付で団体名称を留萌南部衛生組合に変更することになったことによる変更と、これらに伴いまして支庁管内の構成団体数を規定しております括弧内の数が脱退によりましてそれぞれ1ずつ減少するため改正するものであります。
 また、下の別表第2の共同処理する事務の団体を規定しておりますが、これも前段に申し上げました理由により変更するものであります。
 以上が議案にあります改正内容であります。
 附則、この規約は、地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日から施行する。
 続きまして、議案第14号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についてにつきましてご説明申し上げます。この組合は、退職手当の支給に関する事務を共同している組合でありまして、組織いたしております構成団体に脱退等がありましたことから、自治法の規定に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。
 資料の2枚目をごらんいただきたいと思います。先ほど議案第13号でご説明いたしましたが、組織団体であります網走支庁管内町村交通災害共済組合及び胆振西部衛生組合が解散、脱退いたしますことから、この2団体を別表から削るという改正であります。
 以上が議案にあります改正内容であります。
 この規約は、地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日から施行する。
 続きまして、議案第15号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更についてにつきましてご説明申し上げます。提案の理由でございますが、この組合は町村議会議員に対する公務災害補償等に関する事務を共同処理している組合でありまして、構成団体に脱退等がありましたことから、自治法の規定に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。
 説明資料の一番後ろ、裏面をごらんいただきたいと思います。この組合の組織団体であります胆振西部衛生組合、釧路広域市町村圏事務組合及び留萌広域行政組合が解散、脱退することと、留萌市外2町衛生センター組合が留萌南部衛生組合に団体の名称を変更することになりましたことから改正しようとするものであります。
 以上が議案にあります改正内容でございます。
 附則、この規約は、地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日から施行する。
 以上、議案第13号、議案第14号、議案第15号を一括してご説明申し上げました。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第13号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第13号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第14号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第14号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第15号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第15号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
 暫時休憩します。

休憩 午前10時49分
再開 午前11時00分

〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

    ◎議案第16号~議案第21号
〇議長(橋本修司君) 日程第13、議案第16号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第8号)、日程第14、議案第17号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)、日程第15、議案第18号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計補正予算(第1号)、日程第16、議案第19号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)、日程第17、議案第20号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)、日程第18、議案第21号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上6件を一括議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました補正予算につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
 一般会計で既定の予算総額に歳入歳出1億4,668万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ64億5,382万6,000円とするものであります。
 補正をいたします内容は、各事業などの完了や執行減による減額補正が主なものであります。
 歳出補正の主な増減理由を申し上げます。1款議会費で総額675万7,000円の減額は、議員2名の減及び期末手当の支給率の減額改正に伴うものでございます。
 次に、2款総務費で財産管理費、財政調整基金積立金1億8,440万6,000円の増額は、前年度繰越金において地方財政法第7条第1項に定められている積み立て額4,440万6,000円及び決算見通しの状況により1億4,000万円を新たに積み立てるものでございます。自治振興費、離島航路欠損補助金857万3,000円の減額は、前年度の事業確定に伴う減額でございます。
 次に、3款民生費で社会福祉費、扶助費の障害福祉サービス扶助費880万1,000円の増額は、利用サービス件数の増加によるものでございます。国民健康保険事業特別会計繰出金1,213万8,000円の減額は、保険基盤安定対策の市町村負担分の減少等に伴うものでございます。同じく介護福祉費、老人福祉施設措置費823万5,000円の減額は、養護老人ホーム入所見込み数の減少によるものでございます。介護保険事業特別会計繰出金858万7,000円の減額は、介護サービス給付費等の減少によるものでございます。
 次に、4款衛生費でじんかい処理費、羽幌町外2町村衛生施設組合負担金1,436万6,000円の減額は、事業費の減等によるものでございます。
 次に、8款土木費で都市計画費、下水道事業特別会計繰出金1,890万円の減額は、執行残によるものでございます。
 次に、9款消防費で北留萌消防組合負担金1,416万8,000円の減額は、前年度繰越金の精算などに伴うものでございます。
 次に、10款教育費で事務局費、羽幌町教育施設整備基金積立金2億円の増額は、先ほど議決いただきました基金条例の設置に係るものでございまして、学校施設の整備、改修に充てるため積み立てるものでございます。同じく中学校費、学校管理費で工事請負費2,550万4,000円の減額は、羽幌中学校耐震化補強及び大規模改修工事などの入札執行残でございます。
 以上で歳出を終わり、次に歳入の主なものを申し上げます。普通地方交付税1億4,261万6,000円の増額は、額の確定によるものでございます。
 国庫支出金で総額5,882万円の増額は、地域活性化・公共投資臨時交付金8,416万3,000円は交付額決定による増額及び公共土木、農業施設災害復旧費国負担金2,421万8,000円の減額は、災害関連工事がなかったことによる減額が主なものでございます。
 繰入金で財政調整基金繰入金3,296万2,000円の減額は、決算見込みによるものでございます。
 次に、繰越金で4,440万6,000円の増額は、前年度繰越金でございます。
 次に、諸収入の主なもので羽幌町宿泊施設内部設備改修資金貸付金収入2,000万円の増額は、平成5年度に貸付金の原資として商工会への預託いたしておりましたが、事業が完了したことに伴い返還されるものでございます。留萌広域行政組合出資金返還金及び同精算返還金1億2,037万3,000円の増額は、同組合が解散することに伴う返還金でございます。備荒資金組合納付金還付金1億円の減額は、決算見込みによるものでございます。
 次に、町債で離島地区情報通信基盤整備事業債1,450万円の減額、雇用促進住宅購入整備事業債60万円の減額、羽幌中学校耐震改修事業債6,150万円の減額及び災害復旧整備事業債810万円の減額は、事業の決定など最終見込みに伴います補正でございます。
 以上で一般会計を終わり、次に国民健康保険事業特別会計の補正につきましてご説明申し上げます。既定の予算総額から893万7,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ12億6,271万円とするものであります。
 補正をいたします内容は、5款老人保健拠出金、医療費等拠出金1,190万1,000円の減額は、拠出金の確定に伴うものでございます。
 次に、7款共同事業拠出金、保険財政共同安定化事業拠出金580万2,000円の減額は、拠出金の確定に伴うものでございます。
 次に、9款諸支出金、療養給付費等負担金返還金936万9,000円の増額は、過年度負担分でございます。
 歳入では、一般会計繰入金1,213万8,000円の減額及び前年度繰越金320万1,000円の増額をいたしております。
 次に、老人保健医療特別会計の補正につきましてご説明申し上げます。既定の予算総額に265万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ685万6,000円とするものであります。
 補正をいたします内容は、歳出で1款医療諸費、一般管理費、過年度分一般会計繰入金返還金600万円の増額は、前年度繰越金相当額を一般会計に返還いたすものでございます。同じく医療給付費、老人保健医療扶助費334万4,000円の減額は、執行見込みによるものでございます。
 歳入では、支払基金交付金、老人保健医療費交付金225万円の減額、国庫支出金、老人保健医療費負担金125万円の減額及び前年度繰越金615万6,000円を増額いたすものでございます。
 次に、後期高齢者医療特別会計の補正につきましてご説明申し上げます。既定の予算総額から532万2,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ9,992万8,000円とするものでございます。
 補正をいたします内容は、歳出で療養給付費負担金532万2,000円の減額は、保険料納付分が減額の見込みによるものでございます。
 歳入では、現年度分特別徴収保険料690万2,000円の減額及び現年度分及び滞納繰り越し分普通徴収保険料158万円を増額いたすものでございます。
 次に、介護保険事業特別会計の補正につきましてご説明申し上げます。既定の予算総額から26万2,000円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ14億7,793万1,000円とするものであります。
 補正をいたします内容は、保険事業勘定の歳出の保険給付費において介護サービス等給付費で668万円の増額は、高齢化に伴う給付費の増が主なものでございます。
 介護サービス事業勘定の歳出では、特別養護老人ホーム改築工事監理委託料及び同備品購入費767万7,000円の減額が主なものでございます。
 歳入では、保険事業勘定で介護給付費国庫負担金522万円の増額、介護給付費道負担金286万3,000円の増額、現年度分介護給付費交付金307万1,000円の増額、前年度繰越金323万2,000円の増額及び一般会計繰入金828万7,000円の減額が主なものでございます。
 介護サービス事業勘定の歳入では、一般会計繰入金及び特別養護老人ホーム整備基金繰入金820万8,000円の減額をいたすものでございます。
 次に、下水道事業特別会計の補正につきましてご説明を申し上げます。既定の予算総額から2,800万円を減額し、予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,680万円とするものであります。
 歳出で給料、手当及び共済費で797万2,000円の減額及び公共下水道整備工事請負費で1,394万円の減額が主なものでございます。
 歳入では、一般会計からの繰入金1,890万円の減額及び下水道整備事業債1,050万円の減額が主なものであり、事業の完了に伴うものでございます。
 以上、今回補正いたします予算の内容でございます。よろしくご承認賜りますようお願いを申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) 次に、財務課長から内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) ただいま上程されました補正予算につきまして、内容をご説明申し上げます。
 基金の新設に伴う増額補正もございますが、ほとんどが事務事業の執行減による不用額の整理、また工事入札の入札差金等の整理に伴う減などでございます。町長からの提案理由で申し上げましたものと重複を避け、それ以外の主なものについてご説明をさせていただきます。
 一般会計の歳出でございますけれども、28ページをお願いいたします。28ページから次の29ページは、執行見込みによる減額でございます。なお、29ページ中段の財政調整基金積み立てにつきましては、前年度繰越金の積み立てのほか、交付税等の確定等に伴う決算見込みにより新たに1億4,000万円を積み立てるものでございます。
 次に、31ページをお願いいたします。下段の老人福祉施設用備品購入費で177万2,000円の減額は、地域活性化・経済危機対策臨時交付金で実施いたしました町内の各老人施設への座卓等を購入するという内容ですが、入札の執行残によるものでございます。
 次に、32ページをお願いいたします。下段の療養給付費負担金325万3,000円の減額は、後期高齢者医療広域連合負担金ですが、負担額の確定によるものでございます。
 次に、33ページをお願いします。下段の乳幼児医療扶助費232万1,000円の減額は、受診見込み件数の減に伴うものでございます。
 次に、36ページ下段の企業振興促進補助金200万円の減額は、増設した設備の不都合により操業がおくれているため減額するものでございます。補助金の交付は、操業開始6カ月後となっているものでございます。
 次に、37ページの上段のサンセットプラザはぼろ屋上防水工事請負費341万6,000円の減額及び38ページ中段の除雪委託料400万円の減額は、入札執行残によるものでございます。
 次に、42ページ中段の教職員住宅解体委託料558万1,000円の減額は、入札執行残でございます。
 次に、43ページの小学校改修工事請負費230万1,000円の減額は、暖房機の取りかえ及びプールの改修工事でございますが、入札の執行残でございます。
 次に、51ページ、お願いいたします。職員給与費で総額3,308万1,000円の減額は、給料につきましては途中退職等による減、職員手当等につきましては期末手当の支給率の引き下げ及び時間外手当等の執行見込みによるものでございます。共済費につきましては、負担率の増加等によるものでございます。
 以上で歳出を終わりまして、前のほうに戻りまして、5ページをお開き願います。繰越明許費ですが、それぞれ年度途中で補正をいただきました地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業、離島地区情報通信基盤整備事業及び全国瞬時警報システム整備事業に係る総額4億1,268万6,000円でございます。説明は省略をさせていただきます。
 次に、6ページをお願いいたします。上段の債務負担行為の補正でございます。漁業及び農業に係る利子補給に係るものでございまして、説明は省略をいたします。
 下段の地方債の補正は、額確定に伴うものでございます。説明は省略いたします。
 以上、一般会計の歳入及び各会計の補正の内容説明につきましては、町長の提案理由をもって私からの説明は省略をさせていただきます。よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) お諮りします。
 審議の方法については、各会計ごとに歳入歳出一括して質疑を行い、それぞれ討論、採決の順に従い、審議を進めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、そのように進めることに決定しました。
 これから議案第16号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第8号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論に入ります。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第16号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第17号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第5号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第17号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第18号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計補正予算(第1号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第18号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第19号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第19号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第20号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第20号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第21号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計補正予算(第1号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第21号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第21号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第7号、議案第22号~議案第29号
〇議長(橋本修司君) 日程第19、議案第7号 羽幌町営住宅等整備基金条例、日程第20、議案第22号 平成22年度羽幌町一般会計予算、日程第21、議案第23号 平成22年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算、日程第22、議案第24号 平成22年度羽幌町老人保健医療特別会計予算、日程第23、議案第25号 平成22年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算、日程第24、議案第26号 平成22年度羽幌町介護保険事業特別会計予算、日程第25、議案第27号 平成22年度羽幌町下水道事業特別会計予算、日程第26、議案第28号 平成22年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算、日程第27、議案第29号 平成22年度羽幌町水道事業会計予算、以上9件を一括議題とします。
 これから各議案の提案理由の説明を求めることとします。
 日程第19、議案第7号 羽幌町営住宅等整備基金条例について提案理由の説明を求めます。
 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) ただいま提案されました議案第7号 羽幌町営住宅等整備基金条例の提案理由並びに内容についてご説明を申し上げます。
 4月から町単独住宅となる栄町夕陽ケ丘団地の管理運営を機に、当該団地を主とする町単独住宅の家賃収入から維持管理費を除いた収益を積み立て、年次計画に基づく改善事業や将来の除却費用に充てるため基金を設置し、基金管理のための条例を定めようとするものであります。また、単独住宅に特化した基金ではなく、町営住宅等にも使途が広げられるよう、町営住宅等整備基金として本条例を制定しようとするものであります。
 次に、条例の内容説明をさせていただきます。お手元の議案の次ページからをごらんいただきたいと思います。ただいま申し上げた考えに基づき、設置の趣旨を定めたのが第1条であります。すなわち、町営住宅等の維持修繕や有効活用を図り、効率的な管理運営を行う旨を述べております。
 第2条は、基金に積み立てる額を毎年度の予算に定めること。
 第3条は、基金を預金その他の確実で有利な方法で保管することを規定しております。
 第4条は、基金の運用収益は予算に計上して基金に繰り入れる旨、第5条は基金に属する現金を歳計現金に繰りかえて運用することができる旨を規定しております。
 第6条は、本条例の目的達成のため基金を処分できる旨、第7条は基金管理に必要な事項を規則等へ委任する旨規定しております。
 附則でありますが、この条例は、平成22年4月1日から施行する。
 よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、条例制定に係る提案理由並びに内容説明とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) 次に、日程第20、議案第22号、日程第21、議案第23号、日程第22、議案第24号、日程第23、議案第25号、日程第24、議案第26号、日程第25、議案第27号、日程第26、議案第28号、日程第27、議案第29号の平成22年度各予算について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました平成22年度各会計予算につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
 日本経済の直近の動向を見ますと、景気は持ち直ししてきていますが、高い失業率や下落傾向にある物価水準など依然として厳しい情勢にあります。先行きも雇用環境の一層の悪化や円高、デフレなどにより当面景気の好転は望める状況にはなく、将来不安も増大している状況にあります。
 国の平成22年度予算は、昨年12月15日、平成22年度予算の基本方針が閣議決定されました。それを受けて本年1月22日に平成22年度の経済見通しと経済財政の基本的態度を閣議決定し、国会に提出されたものであります。その予算編成に当たり、1つ、コンクリートから人へ、2つ、新しい公共、3つ、未来への責任、4つ、地域主権、5つ、経済成長と財政規律の両立を基本理念として、今後の経済運営に当たっては国民の暮らしに直結する名目経済指標を重視するとともに、デフレの克服に向けて日本銀行と一体となって強力かつ総合的な取り組みを行うとしております。この基本理念のもと、平成22年度予算の重点分野として、国民の暮らしの豊かさに力点を置いた経済、社会に転換を図り、子育て、雇用、環境、科学技術に特に重点を置くこととしております。また、予算編成過程を刷新するため、国民、納税者の視点に立ち、国民がみずからの税金の使い道を精査し、みずから主体的に決定する国民中心の予算編成を行い、予算の効率化と財政の健全化を目指すこととしております。
 地方財政ベースでは、歳入歳出規模は82兆1,200億円で、前年度対比で4,300億円、0.5%の減少となります。また、公債費を除く地方一般歳出で見た場合は66兆3,200億円で、前年度対比では1,000億円、0.2%の増加となっております。歳入の地方交付税は16兆8,935億円で、前年度対比で1兆733億円、6.8%の増加となるとともに、地方交付税の振りかえ措置としての臨時財政対策債は7兆7,069億円で、前年度対比2兆5,583億円、49.7%と本年度も大幅な増加となっており、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税の総額は24兆6,004億円で、前年度対比3兆6,316億円、17.3%の増加となり、昨年に引き続き増額確保されたところでございます。また、地方公共団体の安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税、臨時財政対策債及び地方譲与税の一般財源総額は59兆4,103億円となり、前年度対比3,317億円、0.6%の増加となっており、羽幌町の平成22年度予算への影響の主な点について申し上げます。
 先ほど申し上げましたとおり、地方交付税につきましては地域主権改革の第一歩として、また景気低迷に対する国の施策として、地方交付税の出口ベースで前年度対比6.8%の増加及び実質的には交付税の振りかえ措置としての臨時財政対策債においても前年度対比50.8%の大幅な増加となることが示されたことから、慎重に判断しながらもそれらに対応した予算編成をいたしたところでございます。平成22年度も引き続き厳しい財政状況にあることから、経済動向などを注視するとともに、健全財政の維持に努めてまいります。このような状況のもと、予算編成に当たりましては自立プラン、自立と共生のまちづくり計画などに沿って行財政全般の再点検と行政内の事務事業の見直しと効率化を追求し、民間活力の導入や経常経費の削減目標を掲げ、一層の歳出削減に努めましたことと、地方公共団体の財政の健全化に関する法律で示す健全化判断比率の指標等につきましても当面正常値を維持していくものと現時点では判断いたしておりますが、これらの将来的な展望も見据え、予算編成を行ったものであります。
 なお、2月17日開催の臨時会で議決をいただきました平成22年度へ繰り越し実施いたします国の第2次補正予算に伴う地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業とも一体性を持たせた予算編成を行っておりますので、特段のご理解を賜りたいと存じます。
 平成22年度予算編成の基本的な方針について申し上げますと、歳入については町税を初め各収入は的確な情報収集に努め、確実な収入確保を図ること。また、後年度への財政負担を伴う町債の借り入れは、極力抑制することなどを念頭に置いたこと。歳出については、1つ目は、経常的経費は平成21年度予算額を上限とする枠配分方式の継続に加え、自立プランなどに基づき事務事業などを再検討し、それらを反映した予算措置に努めたこと。2つ目には、投資的事業については現在継続されている事業及び福祉、生活、教育環境などに密接にかかわりのある事業を優先的に予算措置したこと。3つ目には、町の活性化に向け、地域経済の底上げに期待しつつ、産業団体が実施する事業に対して応分な予算措置に努めたことなどであります。
 これらの点を考慮しながら編成いたしました各会計予算の概要を申し上げます。予算の総額は、一般会計56億3,000万円と6つの特別会計を合わせ87億6,570万円となるもので、前年度対比3億4,360万円、3.8%の減少となっております。
 それでは、一般会計から順次内容をご説明申し上げます。一般会計予算の総額は、ただいま申し上げましたとおり56億3,000万円であります。経常費では総額42億1,914万5,000円、前年度対比で1億8,635万8,000円、4.2%の減少、臨時費では総額14億1,085万5,000円、前年度対比で1億9,635万8,000円、16.2%の増加となっており、合計では1,000万円、0.2%の増加となったものであります。
 事業の主な内容を申し上げますと、経常費では、まず減ったものの主なものは報酬で701万2,000円、給料及び職員手当で6,820万4,000円、扶助費で4,289万円、償還金利子及び割引料9,006万5,000円などで、逆にふえたものでは共済費で1,904万7,000円がその主なものでございます。
 次に、臨時費では、まず新規事業として住宅改修促進助成事業600万円、子ども手当給付事業1億3,105万4,000円、めん羊牧場乾草舎整備事業2,127万9,000円、単独住宅管理事業1,372万6,000円、鳥獣害防止総合対策事業1,275万円、耐震化調査委託事業522万8,000円、継続事業として公営住宅建設事業3棟6戸1億1,074万5,000円、中山間地域等直接支払交付金事業7,943万4,000円、国直轄港湾整備事業負担金1億5,000万円、羽幌町教育施設整備基金積み立て1億円など、その他として留萌地域活性化協議会負担金1,364万円、旧職員住宅解体事業1,470万円、固定資産情報家屋管理事業738万6,000円、街路灯取りかえ補修事業1,576万1,000円、焼尻めん羊牧場指定管理者運営事業700万円、総合体育館指定管理事業1,939万円などであります。
 以上で歳出を終わらせていただき、次に歳入の主なものにつきまして科目ごとにご説明申し上げます。まず、町税でありますが、総額7億330万7,000円で、前年度対比で2,022万7,000円、2.8%の減少となっております。これは、景気の低迷、減退等に伴う町民税個人分の減少がその主なものでございます。
 次に、地方交付税でありますが、地方財政計画の出口ベースで6.8%の増加となっておりますが、普通交付税については平成21年度決定額28億6,152万4,000円の4.1%の増加とし、29億7,800万円を見込んでおります。また、特別交付税は前年度同額の2億1,100万円とし、地方交付税総額を31億8,900万円、前年度対比2億6,900万円、9.2%増で計上いたしております。
 次に、国庫支出金でありますが、前年度対比で8,001万5,000円、24.9%の減少となっておりますが、羽幌中学校の耐震化改修完了に伴う安心・安全な学校づくり交付金1億3,507万8,000円の減少及び新規事業であります子ども手当負担金6,520万円の増加が主なものでございます。
 次に、道支出金でありますが、前年度対比で2,912万8,000円、9.3%の増加となっておりますが、子ども手当負担金3,276万円の増加、地籍調査事業負担金1,120万2,000円の増加、めん羊牧場乾草舎整備に伴う補助金2,012万2,000円の増加及び羽幌港漁船上架施設改修完了に伴う補助金3,875万円の減少が主なものでございます。
 次に、基金からの繰入金でありますが、前年度対比で1億2,978万円、99.2%の大幅な減少は、先ほど申し上げました地方交付税及び臨時財政対策債が大幅に増加となったこと及び平成22年度予算で予定いたしていた事業の一部を平成21年度国の第2次補正予算の地域活性化・きめ細かな臨時交付金事業へ移行して実施したことなどに伴い減少したものでございます。
 次に、諸収入でありますが、前年度対比で9,512万3,000円、32.3%の減少は、備荒資金組合納付金還付金1億円の減少が主なものでございます。
 次に、町債でありますが、前年度対比で3,420万円、5.9%の増加となっておりますが、中学校の耐震化改修完了に伴う学校整備事業債9,600万円の減少及び臨時財政対策債1億4,000万円の増加がその主なものでございます。
 以上で一般会計を終わらせていただきまして、次に国民健康保険事業特別会計についてご説明申し上げます。予算の総額は12億470万円で、前年度対比5,660万円、4.5%の減少となっております。これは、保険給付費で4,500万円の減少が主な要因であります。
 次に、老人保健医療特別会計について申し上げます。予算の総額は100万円で、前年度対比320万円、76.2%の減少となっております。これは、老人保健医療制度の廃止により医療扶助費が減少したためでございます。
 次に、後期高齢者医療特別会計について申し上げます。予算の総額は1億960万円で、前年度対比450万円、4.3%の増加となっております。これは、後期高齢者広域連合負担金500万円の増加が主な要因でございます。
 次に、介護保険事業特別会計について申し上げます。保険事業勘定とサービス事業勘定を合計した予算の総額は12億2,200万円で、前年度対比2億4,860万円、16.9%の減少となっております。これは、特別養護老人ホーム改築工事で2億7,500万円の減少が主な要因でございます。
 次に、下水道事業特別会計について申し上げます。予算の総額は5億4,630万円で、前年度対比4,850万円、8.2%の減少となっております。これは、下水道建設事業費4,500万円の減少が主な要因であります。
 次に、簡易水道事業特別会計について申し上げます。予算の総額は5,210万円で、前年度対比120万円、2.3%の減少となっております。これは、焼尻配水池清掃業務委託料320万円の減少が主な要因でございます。
 続きまして、水道事業会計について申し上げます。業務の予定量は、給水戸数3,560戸、年間総給水量は93万5,492トンを見込み、収益的収支では給水収益2億4,741万7,000円など水道事業収益総額2億4,921万4,000円に対し、支出では浄水場機器修繕工事768万8,000円及び21年度から実施しております羽幌川取水堰改修工事の最終年次として2,877万円など原水及び浄水費に8,982万7,000円、量水器取りかえ工事及び配水管布設替工事1,958万7,000円を含む配水及び給水費に3,232万4,000円、人件費等内部管理経費を計上する総係費に4,685万4,000円、減価償却費に5,026万8,000円、企業債利息に3,585万3,000円など水道事業費用総額は2億6,505万7,000円を予定した結果、収支差し引き1,584万3,000円の赤字となる見込みでありますが、損益勘定留保資金にて補てんする予定としております。
 次に、資本的収支では、支出で建設改良費に1,912万1,000円、企業債償還金に8,169万6,000円で総額1億81万7,000円となりますことから、予定収入がありませんので、全額損益勘定留保資金により補てんしようとするものでございます。今後も業務の効率化、コスト削減による経営の健全化を図り、長期的な視点を持って企業運営に一層の経営努力をいたす所存であります。
 以上が平成22年度一般会計及び各特別会計並びに水道事業会計予算の概要であります。
 最後に、社会経済情勢の悪化による企業収益や消費動向の落ち込みなどにより、国が編成する平成22年度の地方財政計画において、投資的経費が前年度対比で15%の減少となるなど、平成22年度も引き続き厳しい状況が想定されます。本町においてもここ数年町税のうち、特に住民税が減少し続けるなど、地域経済の疲弊が顕著にあらわれており、次年度以降においてもさらに厳しい状況を覚悟しなければならないものと考えております。本町は、これまで将来の財政運営におけるリスクに備えるべく積極的な基金積み立てや起債の抑制に努めてまいりました。また、予算についても身の丈に合った規模に縮小しておりますが、町民皆様への行政サービスの質を極力落とさず提供できるよう、さらに支出の最適化など財政体質の強化に取り組んでまいる所存でございます。あわせて、健全財政の維持につきましてもなお一層努めてまいりますので、今後とも議員各位のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。
 以上で平成22年度予算提案理由の説明を終わらせていただきますが、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願いを申し上げます。

〇議長(橋本修司君) 以上で予算並びに予算関連議案の提案理由の説明を終わります。

    ◎発議第1号
〇議長(橋本修司君) 日程第28、発議第1号 羽幌町各会計予算特別委員会の設置並びに委員の選任についてを議題とします。
 提案理由は、平成22年度予算並びに予算関連議案を審査するため特別委員会を設置しようとするものであります。
 お諮りいたします。ただいま一括議題となっております本案については、羽幌町議会委員会条例第4条の規定に基づき、全員の議員をもって構成する予算特別委員会を設置し、同委員会に付託の上、審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、発議第1号は全員の議員をもって構成する羽幌町各会計予算特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。
 暫時休憩します。

休憩 午前11時51分
再開 午前11時51分

〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 予算特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長に熊谷俊幸君、副委員長に大山新太郎君であります。

    ◎休会の議決
〇議長(橋本修司君) お諮りします。
 各会計予算特別委員会の予算審議のため、これから3月12日の各会計予算特別委員会閉会まで休会したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、これから3月12日の各会計予算特別委員会閉会まで休会することに決定しました。
 ただし、会議規則第10条第3項の規定により、休会中であっても予算特別委員会が終了次第本会議を開きます。

    ◎散会の宣告
〇議長(橋本修司君) 以上で本日の日程は全部終了しました。
 本日はこれで散会します。
(午前11時52分)

お問い合わせ先

議会事務局 TEL:0164-68-7011 お問い合わせフォーム

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