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議会議事録(平成21年第7回定例会 9月17日)

議会議事録(平成21年第7回定例会 9月17日)

平成21年第7回羽幌町議会定例会会議録

〇議事日程(第2号)
 平成21年9月17日(木曜日) 午前10時00分開議

 第1 会議録署名議員の指名
 第2 諸般の報告
 第3 報告第7号 財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告について
 第4 議案第39号 羽幌港の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例
 第5 議案第40号 羽幌町社会福祉法人の助成に関する条例の一部を改正する条例
 第6 議案第41号 羽幌町国民健康保険条例の一部を改正する条例
 第7 議案第42号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画(平成21~25年度)の策定について
 第8 議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について
 第9 議案第44号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について
 第10 議案第45号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について
 第11 議案第46号 北海道後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について
 第12 議案第47号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第4号)
 第13 議案第48号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
 第14 議案第49号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
 第15 同意第4号 羽幌町教育委員会委員の任命について
 第16 認定第1号 平成20年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について
 第17 認定第2号 平成20年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第18 認定第3号 平成20年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について
 第19 認定第4号 平成20年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
 第20 認定第5号 平成20年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第21 認定第6号 平成20年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第22 認定第7号 平成20年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第23 認定第8号 平成20年度羽幌町水道事業決算認定について
 第24 発議第6号 羽幌町各会計決算特別委員会の設置並びに委員の選任について

〇出席議員(10名)
  2番 伊藤 昇 君
  3番 寺沢 孝毅 君
  4番 磯野 直 君
  6番 森  淳 君
  7番 駒井 久晃 君
  8番 船本 秀雄 君
  9番 大山 新太郎 君
 10番 熊谷 俊幸 君
 11番 室田 憲作 君
 12番 橋本 修司 君

〇欠席議員(0名)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君
 副町長 本間 幸広 君
 教育長 山本 孝雄 君
 教育委員会委員長  松村 益司 君
 監査委員 米澤 幸雄 君
 農業委員会会長 林 弘之 君
 会計管理者 大波 芳弘 君
 総務課長 石川 宏 君
 政策推進課長 柳田 昭一 君
 財務課長 品野 万亀弥 君
 財務課長補佐 江良 貢 君
 財務課財政係長 室谷 眞二 君
 町民課長 藤岡 典行 君
 町民課主幹 永原 裕己 君
 福祉課長 鈴 木 典 生 君
 福祉課長補佐 熊木 良美 君
 福祉課主幹 野上 京子 君
 福祉課主幹 更科 滋子 君
 建設水道課長 西村 修 君
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君
 建設水道課主幹 鷲尾 伸一 君
 建設水道課管理係長 宮崎 寧大 君
 建設水道課建築係長 石川 隆一 君
 農林水産課長 山口 芳徳 君
 商工観光課長 三浦 義之 君
 天売支所長 井上 顕 君
 焼尻支所長 安宅 正夫 君
 学校管理課長 水上 常男 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 浅野 勝彦 君
 社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
 監査室長 工藤 孝司 君
 農業委員会事務局長 荒井 光昭 君
 選挙管理委員会事務局長 石川 宏 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 長谷川 一志 君
 総務係長 豊島 明彦 君
 書記 富樫 潤 君

    ◎開議の宣告
〇議長(橋本修司君) これから本日の会議を開きます。
(午前10時00分)

    ◎会議録署名議員の指名
〇議長(橋本修司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
  2番 伊藤 昇 君  3番 寺沢 孝毅 君
を指名します。

    ◎諸般の報告
〇議長(橋本修司君) 日程第2、諸般の報告を行います。
 会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
 これで諸般の報告を終わります。

    ◎報告第7号
〇議長(橋本修司君) 日程第3、報告第7号 財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告についてを議題とします。
 本案について報告の内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) ただいま上程されました報告第7号 財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率の報告について。
 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、財政の健全化判断比率及び公営企業の資金不足比率を次のとおり報告する。
 平成21年9月16日提出、羽幌町長。
 記、1の財政の健全化判断比率でございますが、マル1の実質赤字比率につきましては、実質赤字額が標準財政規模に占める割合を示すものであり、一般会計が対象となります。その赤字額が分子となり、地方公共団体の標準的な状態で通常収入されるであろう一般財源の規模であります標準財政規模が分母となり、割り返して得た額が実質赤字比率でございます。羽幌町は、昨年同様に赤字がございませんので、比率としては出ません。
 次に、マル2の連結実質赤字比率につきましては、一般会計など全会計の赤字額及び資金不足額が分子となり、分母である標準財政規模で割り返して得た率が連結実質赤字比率でございます。羽幌町は、昨年同様に全会計が黒字でございますので、率としては出ません。
 次に、マル3の実質公債費比率につきましては、地方債の元利償還金等が標準財政規模に占める割合を示すものでございます。平成18、19、20年度の3カ年の平均でございまして、16.5%であり、早期健全化比率の25%を下回っております。昨年は16.4%であり、ほぼ同様の状況でございます。
 次に、マル4の将来負担比率につきましては、地方債残高や債務負担行為等が標準財政規模に占める割合を示すものでございます。お配りしております報告第7号関係説明資料、将来負担比率関係をごらんいただきたいと思います。平成20年度の将来負担比率でございますが、資料の一番下の計算式をごらんください。まず、分子の部分につきましてご説明いたします。将来負担額Aの140億5,373万7,000円は、一番上の将来負担額、地方債の現在高から退職手当負担見込額までの合計でございます。将来負担額からマイナスします充当可能財源等のBの125億715万円は、資料の中段にございます充当可能財源等の合計額であり、内訳の充当可能基金は全基金の合計額でございます。その隣の充当可能特定歳入は、公営住宅使用料、港湾使用料及び教職員住宅貸付料等の地方債の償還充当額の合計でございます。それに最後の基準財政需要額算入見込額を合わせた合計額が充当可能財源等Bの額となります。次に、分母につきましてご説明いたします。標準財政規模Cにつきましては説明を省略いたしまして、標準財政規模からマイナスいたします算入公債費等の額Dは起債償還時の交付税補てん額でございます。以上に基づきまして算出された将来負担比率が52.4%でございます。早期健全化比率の350%を下回っております。昨年は76.0%であり、23.6ポイント減少いたしているのは、起債未償還残高の減少及び基金残高の増加がその主な要因と考えております。
 次に、2の公営企業会計に係る資金不足比率につきましては、マル1からマル3までの各会計は昨年同様に黒字決算でございますので、資金不足はございません。よって、比率は出ません。
 なお、法律が全面施行されたため、平成20年度決算から健全化判断比率のうちいずれかが基準を超えた場合は財政健全化計画等の策定が義務づけられるとともに、地方債の発行等にも制限が加えられ、非常に窮屈な財政運営を強いられるものでございます。今後において各数値も意識しながら、長期展望に立った財政の執行に努めてまいります。また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条の規定に基づき、監査委員の審査を終え、その写しを添付いたしております。
 以上、内容をご理解いただきますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 討論は、議会の運営に関する基準に基づき省略します。
 これから報告第7号を採決します。
 本案は、原案のとおり承認することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、報告第7号は原案のとおり承認することに決定しました。

    ◎議案第39号
〇議長(橋本修司君) 日程第4、議案第39号 羽幌港の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 建設水道課長、西村修君。

〇建設水道課長(西村 修君) それでは、ただいま上程されました議案第39号 羽幌港の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例につきまして、その提案理由につきまして説明申し上げます。
 提案理由でございますが、昨年都市計画区域変更が行われ、北海道より臨港地区に分区を指定するよう指導を受けたものでございます。以前から一応都市計画がきちっとした段階で分区の指定をするというふうに回答しておりました。それで、背後地の土地利用を計画的に誘導し、港湾内でさまざまな活動が混在することを防ぎ、港湾機能を効果的に生かすためのものでございます。今回港湾法に基づき、指定する羽幌港臨港地区の分区における建築物等の建設を規制する条例を制定しようとするものであります。
 次のページをお開きください。条例の内容ですが、第1条は目的でございます。
 第2条、定義。
 第3条、禁止構築物となっております。この禁止構築物の中で、当臨港地域につきましては商港区、工業港区、漁港区、修景厚生港区、4つの港区を指定しております。それで、商港区につきましては旅客または一般の貨物を取り合わせることを目的とする区域、工業港区につきましては工場その他工業施設を設置させることを目的とする区域、漁港区につきましては水産物を取り扱わせ、または漁船の出漁の準備を行わせることを目的とする区域、修景厚生港区につきましてはその景観を整備するとともに港湾関係者の厚生の増進を図ることを目的とする区域というように4分区指定しております。それで、第3条、この分区内での構築物、別紙1から別紙4まで具体的に記入されております。
 それで次に、第4条、罰則でございます。
 第5条が委任ということで、附則、施行期日、この条例は、公布の日から施行する。
 経過措置、この条例施行の際、現に建設中の構築物は、この条例の適用については現に存する構築物とみなす。
 以上でございます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第39号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第39号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第40号
〇議長(橋本修司君) 日程第5、議案第40号 羽幌町社会福祉法人の助成に関する条例の一部を改正する条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 福祉課長、鈴木典生君。

〇福祉課長(鈴木典生君) ただいま上程されました議案第40号 羽幌町社会福祉法人の助成に関する条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由と内容のご説明を申し上げます。
 平成21年9月16日、羽幌町長。
 提案の理由でございますが、社会福祉法人に対しまして、生活保護法に基づく被保護者の居住費に対する軽減措置分を助成するため、改正しようとするものであります。
 羽幌町特別養護老人ホームの改築に伴いまして、居住環境がユニット型個室と多床室になったところでございますが、生活保護法に基づきます被保護者に対しましてはユニット型個室利用に際しての居住費に係る扶助費の支給がないことから、多床室との差額分を社会福祉法人に対しまして助成するものでございます。
 あわせまして、法律名の改題によりまして、第1条中「社会福祉事業法」を「社会福祉法」に、それに伴い、対応条番号の「第56条」を「第58条」に改めるものでございます。
 附則、この条例は、平成21年10月1日から施行する。
 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第40号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第40号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第41号
〇議長(橋本修司君) 日程第6、議案第41号 羽幌町国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 福祉課長、鈴木典生君。

〇福祉課長(鈴木典生君) ただいま上程されました議案第41号 羽幌町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、その提案理由と内容のご説明を申し上げます。
 平成21年9月16日、羽幌町長。
 提案の理由でございますが、健康保険法施行令等の一部を改正する政令の施行に伴い、国民健康保険被保険者等の出産育児一時金の支給額が平成21年10月1日から平成23年3月31日まで4万円引き上げられることから、改正しようとするものであります。
 出産育児一時金につきましては、本年1月において本則35万円にただし書きの3万円を加算し、38万円に引き上げる制度改正を行ったところでございます。今回緊急の少子化対策として出産に係る被保険者等の経済的負担を軽減し、安心して出産できるようにするため、健康保険法施行令に規定する出産育児一時金等の支給額を暫定措置として4万円引き上げる政令が施行されましたことから、国民健康保険の被保険者におきましてもこれを適用するため条例を改正するものであります。これにより出産育児一時金の支給額は42万円となります。
 附則、この条例は、平成21年10月1日から施行する。
 以上、ご審議の上、ご決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第41号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第41号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第42号
〇議長(橋本修司君) 日程第7、議案第42号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画(平成21~25年度)の策定についてを議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 政策推進課長、柳田昭一君。

〇政策推進課長(柳田昭一君) ただいま上程されました議案第42号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画(平成21~25年度)の策定につきまして、その提案理由と内容をご説明申し上げます。
 平成21年9月16日、羽幌町長。
 提案理由でございますが、天売島及び焼尻島におきまして電気通信に関する施設を整備するに当たりまして、一般財源のうち辺地対策債を3,000万円ほど考えておりますことから、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づきまして、総合整備計画の策定を行い、議会の議決を経て、北海道と協議の上、総務大臣に提出するものであります。
 総合整備計画書案の内容につきましては次ページのとおりでありますが、天売島、焼尻島におきまして情報通信基盤の整備並びに地域公共ネットワークの整備を行います。それぞれ事業費1億4,400万円、総額2億8,800万円をもって実施いたします。地域情報格差の解消を図るものであります。詳細につきましてはごらんいただき、省略させていただきます。なお、予算につきましては、後ほど議案第47号 平成21年度一般会計補正予算におきまして提案させていただきます。
 以上であります。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第42号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第42号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第43号~議案第46号
〇議長(橋本修司君) 日程第8、議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について、日程第9、議案第44号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更について、日程第10、議案第45号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について、日程第11、議案第46号 北海道後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について、以上4件について関連がありますので、一括議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 総務課長、石川宏君。

〇総務課長(石川 宏君) それでは、ただいま上程されました議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についてにつきまして、提案理由とその内容につきましてご説明申し上げます。
 地方自治法第286条第1項の規定により、北海道市町村総合事務組合の規約を次のとおり変更する。
 平成21年9月16日提出、羽幌町長。
 提案の理由でございますが、まず最初にこの北海道市町村総合事務組合とは、非常勤職員等に対する公務災害補償の事務を行っている組合であります。この組合を組織いたしております地方公共団体のうち、網走支庁管内の上湧別町と湧別町が平成21年10月5日に合併いたしまして湧別町となること、また加えましてこの上湧別町と湧別町の2つの町で組織しております両湧別町学校給食組合が合併に伴いまして10月4日に解散となるため、団体数や団体名を規定しております組合規約を変更しなければならなくなったため、この組合の一つの構成団体であります羽幌町に対しまして、地方自治法第286条第1項の規定に基づきまして協議を求められましたので、同法第290条の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。
 次のページをごらんいただきたいと思います。北海道市町村総合事務組合規約の一部を次のように改正する。
 改正の内容でございますが、説明資料としてお配りしております規約の新旧対照表をごらんいただきたく思います。説明資料の1枚目の表紙の裏側となります。その中の別表第1、組合を組織する地方公共団体の中の上段左側の表の現行の欄「、上湧別町、湧別町」及び「、両湧別町学校給食組合」を削りまして、右側の改正案で「、湧別町」を加えるものであります。
 また、支庁名の欄で「網走支庁(26)」とあるのを「網走支庁(24)」と改正するものであります。この括弧内の数は、網走支庁管内の組織団体数を規定しているものであります。
 また、下欄の別表第2の第9項及び第10項では、共同処理する事務ごとにその事務処理をする団体を規定しておりますが、その団体につきましても同様の理由から「、上湧別町、湧別町」を削りまして、「、湧別町」を加えるものであります。以上が議案にあります改正内容でございます。
 附則、この規約は、地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日から施行する。
 以上であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

 続きまして、議案第44号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についてにつきまして、提案理由とその内容につきましてご説明申し上げます。
 地方自治法第286条第1項の規定により、北海道市町村職員退職手当組合の規約を次のとおり変更する。
 平成21年9月16日提出、羽幌町長。
 提案の理由でございますが、まずこの北海道市町村職員退職手当組合とは、道内の市町村職員の退職手当の支給に関する事務を共同処理している組合であります。先ほど議案第43号でご説明申し上げましたが、網走支庁管内の上湧別町と湧別町が10月5日に合併し、湧別町となること、またこの2つの町で構成する両湧別町学校給食組合が10月4日に解散するため組合規約の変更が必要となったもので、地方自治法第286条第1項の規定により協議を求められましたので、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。
 下段になりますが、北海道市町村職員退職手当組合規約の一部を次のように改正する。
 改正内容でありますが、説明資料としてお配りいたしております別紙の新旧対照表をごらん願います。2枚目になります。下欄の現行の別表、組合を組織する市町村及び市町村の一部事務組合名の中で「 上湧別町 湧別町」及び「両湧別町学校給食組合 」を削りまして、上欄の改正案にありますように「大空町」の次に「 湧別町」を加えようとするものであります。以上が議案にあります改正内容であります。
 附則、この規約は、地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日から施行する。
 以上であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

 続きまして、議案第45号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更についてにつきまして、提案理由とその内容につきましてご説明申し上げます。
 地方自治法第286条第1項の規定により、北海道町村議会議員公務災害補償等組合の規約を次のとおり変更する。
 平成21年9月16日提出、羽幌町長。
 提案の理由でございますが、まずこの北海道町村議会議員公務災害補償等組合とは、道内の町村議会議員に対する公務災害補償等に関する事務を共同処理している組合であります。先ほど議案第43号でご説明申し上げました内容と同様に、上湧別町と湧別町が10月5日に合併し、湧別町となること、またこの2つの町で構成する両湧別町学校給食組合が10月4日に解散するため組合規約の変更が必要となったものでありまして、地方自治法第286条第1項の規定により協議を求められましたので、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 下段になりますが、北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の一部を次のように改正する。
 改正内容でありますが、説明資料としてお配りいたしております別紙新旧対照表をごらん願います。説明資料の一番後ろの面になります。左側の現行の別表第1にあります「紋別郡上湧別町」と「紋別郡湧別町」及び「両湧別町学校給食組合」を削りまして、右側の改正案のとおり「紋別郡雄武町」の次に「紋別郡湧別町」を加えようとするものであります。以上が議案にあります改正内容であります。
 附則、この規約は、地方自治法第286条第1項の規定による総務大臣の許可の日から施行する。
 以上であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

 続きまして、議案第46号 北海道後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少についてにつきまして、提案理由とその内容につきましてご説明申し上げます。
 地方自治法第291条の3第1項の規定により、北海道後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体から、次の地方公共団体を脱退及び加入させることについて協議する。
 平成21年9月16日提出、羽幌町長。
 記、1、脱退する地方公共団体、紋別郡上湧別町及び同郡湧別町。
 2、加入する地方公共団体、紋別郡湧別町。
 提案の理由でございますが、先ほど議案第43号でご説明申し上げました内容と同様に、上湧別町と湧別町が10月5日に合併し、湧別町となりますこと、それと広域連合を組織する地方公共団体の数が減少することになります。このように広域連合を組織する地方公共団体に増減があった場合は、地方自治法第291条の3第1項の規定で関係地方公共団体で協議しなければならないという規定になっております。このため構成団体であります羽幌町に協議を求められましたので、同法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものであります。
 以上であります。よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第43号 北海道市町村総合事務組合規約の変更についての質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第43号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第43号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第44号 北海道市町村職員退職手当組合規約の変更についての質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第44号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第44号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第45号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第45号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第45号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第46号 北海道後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第46号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第46号は原案のとおり可決されました。

    ◎議案第47号~議案第49号
〇議長(橋本修司君) 日程第12、議案第47号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第4号)、日程第13、議案第48号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、日程第14、議案第49号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)、以上3件を一括議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました平成21年度各会計の補正予算につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
 まず、一般会計では、既定の予算総額に歳入歳出3億1,310万3,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ61億9,504万5,000円とするものであります。
 補正をいたします主な内容を申し上げますと、歳出では、2款総務費、企画費において離島地区情報通信基盤整備委託料2億8,800万円の補正は、天売、焼尻におけるブロードバンドの整備を図るものでございます。このブロードバンド化につきましては、平成15年ころから関係機関と協議を重ねてきましたが、経費面や加入ユーザー数などの関係から有効な整備方法を見出せずに現在に至っておりました。今回NTTからブロードバンド整備等の内容が示され、これまでは加入ユーザー数が240件必要とされておりましたが、各戸への告知システム、知らせますケンを同時に整備することにより、その契約数を加入者に含むとの提案と、財源につきましても総事業費2億8,800万円のうち国からの交付金として地域情報通信基盤整備推進交付金及び地域活性化・公共投資臨時交付金、合わせて2億5,728万円、残り3,072万円については辺地債3,070万円及び一般財源2万円を充てることといたしております。辺地債につきましては、後年度の返済において80%が交付税で補てんされますので、実質町の負担は600万円ほどでございます。
 次に、4款衛生費、健康センター運営費において総額270万4,000円の補正は、女性特有のがん検診推進事業として、特定の年齢に達した対象者へ検診無料クーポン券を発行し、受診の促進を図るとともに、がんの早期発見と正しい健康意識の普及啓発を図り、健康保持及び増進を図るものであります。なお、財源につきましては、全額国庫補助金でございます。
 次に、6款農林水産業費、農業振興費、農業振興施設等整備事業補助金560万円の補正は、農作業機械を導入し、技術の普及とその推進を図り、地域農業や集落営農の維持発展に資するとともに、水稲新技術、直まき栽培を導入し、技術の定着、作業の省力化及びコスト低減を図るため、農事組合法人みなくるファームが補助申請をいたしておりましたが、内定したことに伴い、総事業費1,138万2,000円のうち道補助金相当額を補正するものでございます。残りの578万2,000円は自己負担でございます。
 次に、同じく地籍調査費委託料等260万円の補正は、平成21年度の国の補正予算において平成22年度以降に山村部での地籍調査を予定している場合、その一部を本年度前倒しして、国直轄事業と組み合わせて実施することにより、次年度実施分の負担が軽減されるとの方針が示されたため、羽幌町においては中央地区の一部を実施することとしたものであります。その結果、平成22年度実施分において町負担割合相当分の25%、545万円ほどが軽減されるものでございます。
 同じく町有林費、町有林整備事業委託料321万円の補正は、緊急雇用創出推進事業として良木生産に不可欠な枝打ちを実施するものであり、森林組合に委託し、実施する予定でございます。雇用創出数は、4人のうち3人は新規雇用者とし、作業日数は48日間程度の予定であります。財源につきましては、全額道補助金でございます。
 次に、8款土木費、住宅管理費、住宅マスタープラン等策定業務委託料367万5,000円の補正は、焼尻団地建て替え事業の見送り及び雇用促進住宅購入に伴い、公営住宅ストック総合活用計画の変更が本年度必要となりますが、制度改正により公営住宅等長寿命化計画の策定が平成25年度までに義務化されたことにより、現行計画の変更と新しい長寿命化計画の策定をあわせて行うこととしたもので、その策定委託料でございます。
 次に、歳入でありますが、国庫支出金で地域情報通信基盤整備推進交付金9,600万円、地域活性化・公共投資臨時交付金1億6,128万円など総額2億6,163万7,000円、道支出金で地籍調査事業負担金347万1,000円、緊急雇用創出事業補助金432万8,000円及び農業振興施設等整備事業補助金560万円、諸収入で持続的農業・農村づくり促進特別事業交付金181万2,000円など総額236万3,000円、町債で離島地区情報通信基盤整備事業債3,070万円、臨時財政対策債44万9,000円、不足いたします455万5,000円については繰越金を充てております。
 以上で一般会計を終わりまして、次に国民健康保険事業特別会計の補正につきましてご説明申し上げます。
 既定の予算総額に歳入歳出183万円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ12億6,758万1,000円とするものであります。
 補正をいたします内容を申し上げます。歳出では、9款諸支出金において療養給付費交付金返還金135万1,000円の補正は、過年度分退職医療分療養給付費交付金の返還金でございます。
 また、保険税還付金35万円の補正は、過年度分国民健康保険税の還付金でございます。
 歳入につきましては、繰越金183万円を補正いたしております。
 次に、介護保険事業特別会計の補正の内容につきましてご説明申し上げます。
 既定の予算総額に歳入歳出421万2,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ14億7,819万3,000円とするものでございます。
 補正の内容は、保険事業勘定の歳出でありますが、5款諸支出金131万5,000円の補正は、平成20年度の介護給付費の精算に伴います返還金119万2,000円及び過年度分保険料の還付金12万3,000円の補正でございます。
 歳入につきましては、繰越金131万5,000円を補正いたしております。
 次に、サービス事業勘定の歳出でありますが、2款事業費、特別養護老人ホーム費、保険料66万5,000円の補正は、本年度完成し、引き渡しを受けます管理サービス棟及びユニット棟部分に係る火災保険料でございます。
 次に、3款基金積立金、特別養護老人ホーム整備基金積立金223万2,000円の補正でございます。
 歳入につきましては、特別養護老人ホーム整備基金預金利子85万円、一般会計繰入金66万5,000円及び繰越金138万2,000円の補正でございます。
 以上が今回補正をいたします予算の内容でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) 次に、財務課長からの内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇財務課長(品野万亀弥君) 続きまして、私から内容をご説明申し上げます。
 12ページ、2款総務費、一般管理費で7節賃金、臨時職員賃金25万7,000円の補正につきましては、緊急雇用創出推進事業として実施するものでございます。現在公文書は紙ベースで保存されておりますけれども、情報公開の迅速な対応や公文書の体系的管理の必要から文書管理システムの導入を予定しており、そのシステム導入の基礎となる公文書目録作成や既存文書のシステムへの登録作業を行うため、臨時職員1名を45日間雇用するものでございます。全額が道補助金でございます。
 次に、下段の企画費の離島地区情報通信基盤整備の関係につきましては、町長から説明いたしておりますけれども、事業の実施時期につきましては、繰越明許費により予算を繰り越しし、22年度中の実施を予定いたしております。
 次に、13ページ下段の税務管理費において23節償還金利子及び割引料、町税収入払戻金60万円の補正につきましては、昨年の収益見込みから予定納税された法人町民税の税割り分が景気の低迷などから大幅に減少し、歳出還付が続出しており、今後も多く見込まれるため、既定予算に不足が見込まれるためでの補正でございます。
 次に、14ページ、3款民生費、社会福祉費の23節償還金利子及び割引料、障害者医療費国費負担金返還金など合わせて173万6,000円の補正は、平成20年度実績によるおのおの超過受領に伴う返還金でございます。
 次に、その下段の介護福祉費、28節繰出金、介護保険事業特別会計繰出金66万5,000円の補正は、先ほど介護保険事業特別会計の補正で町長が説明いたしました本年度完成し引き渡しを受けます部分の老人ホームの火災保険料分でございます。
 次に、15ページ、4款衛生費、保健衛生費、19節負担金補助及び交付金、天売焼尻救急患者搬送協議会補助金25万9,000円の補正は、救急患者の搬送に漁船を使用した場合の町補助金について患者など当事者の負担軽減を図るため補助を増額し、充実を図ったものでございます。補助は基本的には定額とし、1回当たりの補助として、天売につきましては10万円、現行予算で単純比較すると5万円程度の増、それと焼尻は7万5,000円で3万6,000円程度の増となるものでございます。
 次に、17ページ、6款農林水産業費、農地費の19節負担金補助及び交付金、基幹水利施設ストックマネジメント事業負担金181万3,000円の補正は、平成20年度から3カ年の事業として実施いたしております築別及び羽幌頭首工改良事業の羽幌町の負担でございますが、当初予算では総事業費の6.25%を計上いたしておりましたけれども、関係機関との協議の結果、羽幌町の負担は12.5%となり、そのうち50%の6.25%は北海道土地改良事業団体連合会から羽幌町へ交付されるというものでございます。負担額及び財源等の整理を行ったものでございます。
 次に、7款商工費、商工振興費の7節賃金、事業所経営動向調査等賃金71万9,000円の補正は、緊急雇用創出推進事業として実施するものでございますが、町内における事業所の経営動向や今後の事業展開の見込みや課題、展望などを集約するとともに、地域の活性化に資する各種施策の資料とするため、事業所訪問による聞き取り調査等のため、臨時職員1名を新規雇用するものでございます。雇用期間は126日間を予定いたしております。
 同じく下段の観光費、13節委託料、羽幌温泉天然ガス事故防止対策ガス分析業務委託料50万4,000円の補正は、平成20年10月1日改正温泉法施行に伴い、メタンガス濃度の調査分析及び申請業務の委託料でございます。
 以上が一般会計の歳出の補正でございます。
 一般会計の歳入、各特別会計の補正の内容につきましては、町長からの提案をもって私からの説明は省略させていただきます。よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。

〇議長(橋本修司君) お諮りいたします。
 審議の方法については、各会計ごとに歳入歳出一括して質疑を行い、それぞれ討論、採決の順に従い、審議を進めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、そのように進めることに決定しました。
 これから議案第47号 平成21年度羽幌町一般会計補正予算(第4号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
 3番、寺沢孝毅君。

〇3番(寺沢孝毅君) 19ページ、住宅マスタープランの変更にかかわる委託料について質問いたします。367万5,000円ということで、委託の変更の中身について説明あったわけですけれども、変更をするだけで非常にお金がかかり過ぎているような気がします。どのような中身になるのか、どんな内容を業者に委託するのか、もうちょっと詳しく説明をお願いしたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) お答えします。
 内容ということでありますけれども、まず提案理由の説明でございましたとおり焼尻団地の見送りと、それからもう一つは雇用促進住宅の購入と、これが大きな変更の内容でございます。それと、あわせて現在計画しております10カ年計画の内容について23年度の中間年で一応ローリングということで見直しをする予定でございましたけれども、2年間それを一応早めまして、変更ということで計画をしております。今言った2点とあわせて、今後整備を予定しております公営住宅の整備についても、前半の23年度までにつきましては現行の計画どおりということでございますけれども、後半の5カ年につきましては財務上やはり厳しいということがございまして、年次計画を繰り延べするような形での変更ということを考えております。それから、あわせて制度改正に伴いまして、住宅の長寿命化計画というものの策定が義務づけされました。これにつきましては、一応25年度までということでございますけれども、年次がおくれますと地域住宅交付金の45%という割合が暫時計画年次の策定がおくれることによって低減されるということもございまして、長寿命化計画の策定についても早い年次に策定したほうが有利であるということで、あわせて今年度この長寿命化計画を策定するということになりまして、今回補正予算として提案させていただきました。このマスタープランの策定そのものは、18年度に策定をして19年度から28年度までの10カ年計画ということでございますけれども、当初の策定費用はこの倍の750万ほどですか、策定経費がかかっております。今回は、この変更と長寿命化計画の策定と抱き合わせる形での策定になりますけれども、約半額ということで経費を見込んでございます。
 以上です。

〇議長(橋本修司君) 3番、寺沢孝毅君。

〇3番(寺沢孝毅君) 計画の変更の中身はわかったのですけれども、まず最初に倍ぐらいの経費をかけてマスタープラン、それからストック活用計画を策定されている。土台があるわけですから、変更に関しては内部の部局で十分議論をした上で、業者委託をしなくても、文言の変更とかそういうものは私はできるのではないのかなという、そんなふうに思ったものですから、三百数十万かけなくても計画の変更はできるのではないでしょうか。

〇議長(橋本修司君) 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) お答えします。
 確かに当初は、単費での計画変更ということを想定をしておりました。その場合は、最初に申し上げた2点、焼尻団地の見送りと雇用促進住宅の購入にかかわる部分での変更のみということで想定をいたしたわけでございます。20年度から雇用促進住宅の購入に関して雇用・能力開発機構のほうと交渉してまいりまして、その推移を見守る中でこれが21年度に可能かどうかというところの経緯を見ておりまして、これが今般可能となるということで計画の変更ということを今回補正させていただくわけですけれども、当初はその時点だけの変更であれば自前でも手直しが可能かなという判断ではありました。ただ、そこにもってきて、先ほど申しました10カ年計画の後半の5カ年計画がやはり財務上大変厳しいと。と申しますのは、朝日団地の建て替えが今年と来年で残り10棟で終わるわけですけれども、23年度から幸町団地の建て替えが始まります。これが6カ年、その後に北町団地、栄町団地と続きますと、大体平均1年10棟以上建て替えを、整備をしていかなければ追いつかないというような計画になっておりまして、財務上これは当然無理があるということで、今この変更を余儀なくされているということもございまして、なかなか自前でこの部分をどうやってやっていくかという部分につきましては、さらに住民アンケートをとりながら、また大きな計画の変更が必要になってくるということ。それから、もう一点は、先ほど申し上げました長寿命化計画の策定という部分が今年度制度改正で初めて出てきたという部分で、簡単に申しますと、これは住宅の耐久性を高めるという事業でございますけれども、従来型の改善事業ではなかなか膨大な住宅ストックの改善が進んでいかないといいますか、建て替え事業とあわせてやっているわけですけれども、なかなか効率的な改善が進んでいかないということで、より住宅の耐久性を高めることによって長もちをさせるという事業が新たに加わりまして、これにのっとった計画の内容を策定してくださいということで長寿命化計画というものの策定が義務づけられたということでございますので、この部分につきましてはかなり未知数の部分もございまして、やはり知識と経験の豊富な業者に委託をしなければ、なかなか自前では策定が困難という部分がございます。こういうこともありまして、今回委託ということで補正予算を組ませていただくという提案でございます。

〇議長(橋本修司君) 3番、寺沢孝毅君。

〇3番(寺沢孝毅君) できないという理由をかなり延々と今述べられたと思いますけれども、それだけ課長の頭の中に必要事項がインプットされているのであれば、逆にやらなければならないことというのはかなり整理されているのではないでしょうか。それから、自分たちでやることによって、やはりそこに町民との対話も生まれますし、町民の方々のいろんな実態ですとか声もそこで吸収できるわけですから、私はそういう業者に委託する部分こそが行政として本当に大事な、必要な部分を含んでいるのではないかなというふうに思います。そういう作業をぜひ担当課でやられてみてはいかがでしょうか。

〇議長(橋本修司君) 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) 委託で業者に任せるということでありますけれども、業務すべてを任せるというよりも、当然業者との中での話し合いというものは必要になってまいります。計画変更する際には、それではどういうふうに変更していくのか、年次計画をどうやって繰り延べていくのかという部分での話し合いが逐次必要になってまいります。また、そのための基礎資料を集めるための住民アンケートですとか、その他の調査関係につきましては一体になって我々も中に入ってやっていくつもりでおりますので、そういう部分に関してはやはりフィールドワークを伴う作業というふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 3番、寺沢孝毅君。

〇3番(寺沢孝毅君) 今課長の説明を聞かせていただいても、実際この変更がどれぐらいの量になって、本当に外部委託が必要で、三百数十万円かけるべきなのかどうかというのはちょっと理解できません。私自身は判断できないのですけれども、必要な観点としては、こういった経費を少しでも削減して財政上負担を軽減していくということを今一生懸命やっているわけです。そういう視点で客観的にどうなのでしょうか。ここで本当に中身もわからないままこれ可決していいものかなと、僕は非常に疑問に思うのですけれども、町長、その点どのような過程でこれを提案されたのか、審査されたのかちょっと教えていただけますか。

〇議長(橋本修司君) 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 内容提案までの過程については、今担当課長のほうからお話があったかというふうに思います。やはりいろんな期間だとか、さまざま内容の精査の中で物理的に無理だということで、金額の査定ということになったのだというふうに思います。これが妥当な数字なのかは、これから入札等の段階では、ある意味ではこちらの設定ということも入ってくるわけですし、そういう段階を踏みながら進められていくというふうに思います。ただ、今いろんなところからの資料を集めながらこの額というものは出されているというふうに思うのですけれども、確かに予算の組み立てするときにはできる限り職員が汗をかきながら自分たちでできる経費の削減ということでの取り組みはあちこちで進めております。担当課もそれは十分に理解した上での、この予算の数字だというふうに思っておりますけれども、それらのことを含めながら、やはり今後の数字の決定へ持っていくためには、そういう意識も必要だというふうに思っております。ただ、今回の367万5,000円という数字につきまして、原課では練りに練った、そして資料を集めながら出された数字だというふうに理解しております。ただ、これからの中で数字を下げると、一生懸命それなりの段階での作業も必要だというふうには思っております。

〇議長(橋本修司君) 3番、寺沢孝毅君。

〇3番(寺沢孝毅君) 担当課長、本当にこの数字が妥当なのかどうか、それから業者に委託する中身も十分吟味しながら、今後の作業進めていただけますでしょうか。

〇議長(橋本修司君) 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) まず、補正予算の金額につきましては、19年度に今回のマスタープラン、前回策定しましたマスタープランを策定委託した業者のほうから見積もりをいただいた粗見積もりの金額であります。これを参考にして、今回補正予算要求をさせていただきました。この金額が高いというご感想でありますが、確かに安い金額ではないということは私も承知をしております。ただ、前回策定したときのデータがございますので、そのデータを用いての再作業ということでありますから、これは前回ほど費用はかからないということで、2分の1で十分間に合うということでの粗見積もりの結果でありました。細かい業務内容につきましてはまた後ほど精査をいたしますが、前回の計画策定の業務を見ますと、入居者のアンケート調査から始まりまして、さまざまフィールドワークを重ねた中で必要な町全体の住宅戸数を割り出していく分析等々、統計や分析等の手法を用いて計画を策定していると、こういう一連の作業になっております。今後前回委託した業者により詳細なところを内容確認をしながら、発注する前にこの金額が本当に妥当なのかという部分も含めて、あわせて検討させていただきたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。

〇6番(森  淳君) 同じく委託料、住宅マスタープラン等策定業務委託料に関してなのですけれども、いわゆる業者委託とは別の観点で今まで説明聞いていたのですけれども、一つの理由としては促進住宅を買う、現時点では買うかもしれないという表現がいいでしょうけれども、そういった変更があるので、それに合わせてやるというのが一つの理由と判断いたしました。ただ、現実にこれ補正予算で今ここでつけて、事務執行も補正でわざわざこの時期に出すわけですから、新年度、来年度予算でないわけですから、即仕事をスタートさせるということに関して少し疑念がありますので、さらに具体的な説明お願いすると同時に、私の疑念に対してもお答え願いたいと思います。住宅プランそのものは、これまでも一たん立てるけれども、非常に議会側が言うローリングにはなかなか応じないですけれども、いわゆる国とのかかわり合いとかで細かくお金をかけながらしょっちゅう変更しているというのが実態だと思います。今の理由の中で、例えば雇用促進住宅ができて、今八十何戸あって、実際に入っているのは30ぐらいですから、今の流れとしては例えば町住として、公住ではなくて、町住として考えるなんていう大きな変更があるわけです。仮に現状の方が今残っていて、50新しく公募するということならば、今のマスタープラン大幅変更ということは当然その時点でもしなければいけないわけですけれども、買うか買わないか明確でない、さらに町住にする、公住にする、では家賃はどうこうする、そういうことが全然わからない中で、先に今この秋に予算つけて、この住宅を例えば幸町、それから北町なんかを延ばすことだけを決めていくと、そっちはっきりしたときにまた変えなければならないとか、そういうことも安易に想像されるわけです。そういう具体的な例も含めて、なぜここで補正でやるのか。では、今言った、後でまだ聞きたいことありますけれども、雇用促進住宅の空き住宅との関連の中でどういうふうなプランを町としては持ちながら業者委託するのかというようなことをもう少し詳しくまずお聞きしたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) まず、なぜ今年度補正で行うかということでございますけれども、先ほどもちょっと触れましたけれども、いわゆる公営住宅等ストック総合活用計画につきましては今年度変更する必要がございます。それは、先ほど言いました焼尻住宅の見送りと雇用促進住宅の購入という2点で変更の必要が生じたということであります。これにつきましては、変更だけであれば、寺沢議員の先ほどご指摘ありましたとおり、自前でも可能ということでありました。でありますけれども、今般この補正をさせていただいた主な理由は、この変更の必要とあわせて、先ほど触れました長寿命化計画の策定という新たな制度改正に伴う要素が1つあります。これにつきましては、先ほども触れました21から25までの5カ年という猶予はございます。ただし、後年度になるほど交付金の率が低減していくというデメリットが1つあること、それからもう一つはこの長寿命化計画を策定することによって計画の策定費そのものが交付金の対象になりますということで、新たに交付金事業の対象になったということがございまして、今般この長寿命化計画を策定することで交付金を当て込めるということであるならば、今年度中に計画の変更とあわせて長寿命化計画を策定するのが最もベストな選択であるということの結論に至ったわけであります。それがまず1点。それから、雇用促進の関係でございます。雇用促進のほうは、基本的には窓口は今政策推進課のほうで雇用・能力開発機構のほうと交渉を進めておりますけれども、今年度中の取得が可能であるということの見通しが立ちましたので、これについて今回あわせて計画変更の中に盛り込むということで計画をしております。
 以上です。

〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。

〇6番(森  淳君) 今のをちょっと確認いたしますと、いわゆる今やらなければいけないものに関しては自前でもできるということですね、言いかえると。いわゆる21年から25年に対してのものについて、どうせ今やらなければならないのは自前でできるので、21年から25年まででいいのだけれども、あわせてやってしまおうということですよね、説明としては。促進住宅の絡みについては買える見込みがあっただけということで、私の質問はそういう大きな変更が目の前にあって、そのことがまだ明確でない部分が相当あるのに、今拙速にほかの、21年、25年もそうですけれども、いわゆる23年から6年間、29年までの幸町、それからそれ以降の北町全部影響してくることをこの補正の段階でスタートさせていいのか。町の腹はもう決まっているのか。では、八十何戸買って、50戸余分なもの出てきたら、ではその後余分なものではない。早く前倒しで住むところはふえるわけです、いわゆる町の住宅としての、町営住宅としてのもの。公営住宅、町営住宅というのは一緒にして今お話しさせていただきますけれども、そういった大きな変更が目の前にあって、しかもそれが具体的ではない中で、なぜいわゆる21年から25年その他もできるというのに、お金がもらえるから、しかも三百何ぼのうち何十万なのか、ここについている全額160万なのかわからないけれども、もらえるからとやったって、そこで実在とそこを買って合わなくなったら、またやり直ししなければならなくなるのではないですか。だから、当然そういうお金をもらえるから計画を策定をするのではなくて、やっぱり自分たちのいわゆる住宅政策としての腹が決まって、それの結果として計画を変えなければいけないのだということが本来ある政策の決定プロセスであって、それもわからないことはたくさんあるのだけれども、何か補助金をもらえるから、ではとりあえずやっておこうかでは、また繰り返しやり直しも出てくるのではないかという心配があるのです。その辺私の認識もかなり浅いところがあると思うので、そうではないのだという我々に理解できるような答弁を願います。

〇議長(橋本修司君) 暫時休憩します。

休憩 午前11時11分
再開 午前11時29分

〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 町民課長、藤岡典行君。

〇町民課長(藤岡典行君) それでは、先ほどのご質問にお答えいたします。
 今回の補正予算の内容は、従来のストック計画の変更と長寿命化計画の策定等もあわせたものでございますけれども、その主たる部分は長寿命化計画の策定、制度変更に伴う長寿命化計画の策定が主たる部分になるというふうに想定をしております。それから、2年前倒しをして変更するということになりますと、今後後半の5カ年含めてあと7年ということになるわけですけれども、途中にまた変更等々が生じるのではないかという懸念がございますけれども、今回の変更につきまして、計画を変更する際にその辺十分考慮しまして、10カ年計画、トータルの計画の中で今後大きな変更等が生じてこないよう十分検討しながら計画の策定をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 6番、森淳君。

〇6番(森  淳君) 当然そのようなことでやってほしいですけれども、一言具体的に私の質問からすると、雇用促進住宅の絡みにおいてやはりその辺のことが起きるということも、私どもからすると専門的な知識がない中で心配をしているところでありますので、その辺も含めて、あと今年度執行ということであれば、来年3月までの限られた期間ですけれども、その辺の進捗状況もあわせて検討しながら、よりよい計画をつくっていただきたいと思います。最後に、町長のほうにその部分で質問して終わります。

〇議長(橋本修司君) 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 議員ご指摘のとおりであります。促進住宅の今の現状、またこれから進みぐあいと、いろんなことがありますけれども、長寿命化計画という、その計画の中で促進住宅の今後の補修、修理ということにも絡んでくるというふうにも思っております。そんなことも含めながら、この予算の中でこれから変更を予想されるものもすべて起きないよう、また効率的な予算の運用ということも含めながら取り組んでいきたいというふうに思います。

〇議長(橋本修司君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第47号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第47号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第48号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第48号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第48号は原案のとおり可決されました。
 次に、議案第49号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について歳入歳出一括して質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第49号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

        ◎同意第4号
〇議長(橋本修司君) 日程第15、同意第4号 羽幌町教育委員会委員の任命についてを議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 同意第4号 羽幌町教育委員会委員の任命について、提案理由のご説明を申し上げます。
 皆様方のお手元の議案書に住所、氏名、生年月日等が記入されておりませんので、ただいま読み上げていく中でご記入をお願いいたします。
 住所、苫前郡羽幌町北大通2丁目14番地の1。氏名、藤井智子。生年月日、昭和27年9月12日生まれ、57歳。
 現委員であります飯田久子氏が平成21年9月30日付をもちまして任期満了となるため、新たに藤井智子氏の人格、識見のもとに教育行政にご尽力をいただきたいということで、教育委員会委員としてご同意を賜りたく、ご提案を申し上げた次第でございます。
 よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 討論は、議会の運営に関する基準により省略します。
 これから同意第4号について採決をします。
 本案は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、同意第4号については同意することに決定しました。

    ◎認定第1号~認定第8号、発議第6号
〇議長(橋本修司君) 日程第16、認定第1号 平成20年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第17、認定第2号 平成20年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第18、認定第3号 平成20年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第19、認定第4号 平成20年度羽幌町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第20、認定第5号 平成20年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第21、認定第6号 平成20年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第22、認定第7号 平成20年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第23、認定第8号 平成20年度羽幌町水道事業決算認定について、以上8件及び次の日程第24、発議第6号 羽幌町各会計決算特別委員会の設置並びに委員の選任についてを一括議題とします。
 先に、認定第1号から第8号までの提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君)  平成20年度羽幌町各会計の決算認定をご提案するに当たりまして、その概要をご説明申し上げます。
 まず、各会計の決算状況でありますが、一般会計は歳入決算額57億3,996万8,024円、歳出決算額53億6,625万4,998円、差し引き剰余金3億7,371万3,026円、このうち投資的経費は5億3,068万6,000円で、前年対比7億3,871万9,000円の減は、米穀乾燥調製貯蔵施設整備事業の完了に伴うものが主なものでございます。なお、剰余金のうち2億8,630万7,000円につきましては、景気対策のための国の補正予算に伴う繰越明許費分でございます。
 国民健康保険事業特別会計は、歳入決算額12億1,043万4,847円、歳出決算額11億9,688万5,721円、差し引き剰余金1,354万9,126円となり、前年度より歳出決算では4,318万4,000円の減額となっておりますのは、老人保健制度が廃止されたことに伴う拠出金の減及び後期高齢者医療制度開始に伴う支援金等の増がその主なものでございます。
 老人保健医療特別会計は、歳入決算額1億3,203万6,757円、歳出決算額1億2,587万8,877円、差し引き剰余金615万7,880円となり、前年度より歳出決算では11億6,262万円の減額となっておりますのは、老人保健医療制度の廃止によるものでございます。
 下水道事業特別会計は、歳入決算額5億6,006万6,849円、歳出決算額5億6,006万6,396円、差し引き剰余金453円となり、前年度より歳出決算では3,311万4,000円の減額となっておりますのは、国庫補助対象事業、管渠布設工事の減少によるものでございます。
 簡易水道事業特別会計は、歳入決算額4,571万7,118円、歳出決算額4,571万1,510円、差し引き剰余金5,608円となり、前年度より歳出決算では1,444万2,000円の減額となっておりますのは、焼尻配水池屋上防水工事請負費等の減によるものでございます。
 介護保険事業特別会計の保険事業勘定では、歳入決算額6億9,554万8,959円、歳出決算額6億9,100万11円、差し引き剰余金454万8,948円となり、前年度より歳出決算では492万6,000円の増額となっておりますのは、介護サービス等給付費及び高額介護支援サービス費等の増によるものでございます。
 介護サービス事業勘定では、歳入決算額1億1,377万6,328円、歳出決算額1億1,239万3,357円、差し引き剰余金138万2,971円であります。
 後期高齢者医療特別会計は、歳入決算額9,615万2,090円、歳出決算額9,599万5,669円、差し引き剰余金15万6,000円でございます。
 次に、羽幌町水道事業会計をご説明いたします。収益的収支の収入では使用水量の減少などにより給水収益が19年度と比べ2.9%、683万2,000円の減額となり、支出では賃金、薬品費、修繕費及び工事請負費等の減により支出全体で6%、1,306万1,000円の減額となり、結果損益計算書では3,979万3,000円の純利益が生じたところでございます。資本的収支では、配水管布設替など建設改良費で1,016万4,000円、企業債償還金が6,002万2,000円で、支出総額は7,018万6,000円となっております。それに対しまして収入では、道道築別改良工事に伴う配水管移転補償金として173万9,000円で、不足額の6,844万7,000円につきましては留保資金で補てんいたしたものであります。
 次に、一般会計において本年度の実質収支額から昨年度の実質収支額を差し引いて求めます単年度収支は608万9,000円の黒字となっております。また、財政調整基金へ4,300万円の積み立てにより、実質単年度収支は4,908万9,000円の黒字決算となったところであります。
 次に、財政指標等の状況についてご説明いたします。まず、財政構造の弾力性を示します経常収支比率は89.8%であり、平成19年度より0.6ポイントの微増となっております。同じく財政構造の弾力性を示す公債費比率は10.9%であり、1ポイント減少している状況にございます。また、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく健全化判断比率及び公営企業会計に係る資金不足比率につきましては、先ほど報告いたしているとおりでありますので、各比率等についての説明は省略いたしますが、各比率ともに健全化基準をクリアいたしており、現況として財政の健全化が図られているという判断ができるものでございます。今後におきましても、長期展望に立ち、将来を見据えた財政の運営になお一層努めてまいる所存でございます。
 以上、平成20年度各会計の決算概要をご説明いたしましたが、引き続き簡素で効率的な行財政の運営に努めてまいるとともに、町民各位のご理解を得ながら徹底した行財政改革を進め、健全財政の維持に努めてまいる所存でございます。
 また、別途監査委員から決算審査が報告されますが、審査意見等も踏まえ、適正な行財政運営を進めてまいりたく、これらの点もあわせて議会のご承認を賜りたく付議いたしますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) 次に、発議第6号の提案理由は、平成20年度羽幌町各会計の決算を審査するため特別委員会を設置しようとするものであります。
  お諮りいたします。ただいま一括議題となっております認定第1号から認定第8号については、発議第6号により、羽幌町議会委員会条例第4条の規定に基づき、全員の議員をもって構成する羽幌町各会計決算特別委員会を設置し、同委員会に付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、発議第6号は全員の議員をもって構成する羽幌町各会計決算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。
 暫時休憩いたします。

休憩  午前11時47分
再開 午前11時47分

〇議長(橋本修司君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 決算特別委員会の正副委員長の互選の結果、委員長に7番、駒井久晃君、副委員長に9番、大山新太郎君を指名いたします。

    ◎休会の議決
〇議長(橋本修司君) お諮りします。
 各会計決算特別委員会の決算審議のため、これから9月18日まで休会したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、これから9月18日まで休会することに決定しました。
 ただし、会議規則第10条第3項の規定により、休会中であっても決算特別委員会終了次第本会議を開きます。
 以上で本日の日程は全部終了しましたが、各会計決算特別委員会の審議状況に即応するため、休会して各会計決算特別委員会を開会することといたします。

    ◎散会の宣告
〇議長(橋本修司君) 本日はこれで散会します。
(午前11時47分)

 

 

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