議会議事録(平成21年第2回定例会 3月13日)
議会議事録(平成21年第2回定例会 3月13日)
平成21年第2回羽幌町議会定例会会議録
〇議事日程(第3号)
平成21年3月13日(金曜日) 午前10時00分開議
第1 会議録署名議員の指名
第2 諸般の報告
第3 議案第6号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例
(予算特別委員会審査報告)
第4 議案第8号 羽幌町中小企業特別融資制度資金利子補給条例の一部を改正する条例
(予算特別委員会審査報告)
第5 議案第9号 羽幌町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
(予算特別委員会審査報告)
第6 議案第15号 平成21年度羽幌町一般会計予算
(予算特別委員会審査報告)
第7 議案第16号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算
(予算特別委員会審査報告)
第8 議案第17号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計予算
(予算特別委員会審査報告)
第9 議案第18号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算
(予算特別委員会審査報告)
第10 議案第19号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計予算
(予算特別委員会審査報告)
第11 議案第20号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計予算
(予算特別委員会審査報告)
第12 議案第21号 平成21年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算
(予算特別委員会審査報告)
第13 議案第22号 平成21年度羽幌町水道事業会計予算
(予算特別委員会審査報告)
第14 同意第1号 羽幌町固定資産評価審査委員会委員の選任について
第15 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について
第16 発議第2号 議員の派遣について
第17 発議第3号 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について
第18 意見案第1号 中山間地域等直接支払い交付金制度の継続に関する意見書の提出について
第19 意見案第2号 北海道の自衛隊体制維持を求める意見書の提出について
第20 意見案第3号 市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見書の提出について
〇追加日程
第1 同意第2号 羽幌町副町長の選任について
第2 同意第3号 羽幌町教育委員会委員の任命について
〇出席議員(11名)
2番 伊藤 昇 君
3番 寺沢 孝毅 君
4番 磯野 直 君
5番 高野 輝雄 君
6番 森 淳 君
7番 駒井 久晃 君
8番 船本 秀雄 君
9番 大山 新太郎 君
10番 熊谷 俊幸 君
11番 室田 憲作 君
12番 橋本 修司 君
〇欠席議員(0名)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
町長 舟橋 泰博 君
副町長 松本 信裕 君
教育長 山本 孝雄 君
教育委員会委員長 松村 益司 君
監査委員 米澤 幸雄 君
農業委員会会長 林 弘之 君
会計管理者 長谷川 一志 君
総務課長 石川 宏 君
政策推進課長 鈴木 典生 君
財務課長 品野 万亀弥 君
財務課長補佐 三浦 義之 君
財務課財政係長 室谷 眞二 君
町民課長 大波 芳弘 君
町民課主幹 今野 睦子 君
町民課主幹 永原 裕己 君
福祉課長 柳田 昭一 君
福祉課主幹 野上 京子 君
福祉課主幹 藤岡 典行 君
福祉課主幹 熊木 良美 君
建設水道課長 西村 修 君
建設水道課長補佐 三浦 良一 君
農林水産課長 本間 幸広 君
農林水産課長補佐 山口 芳徳 君
商工観光課長補佐 浅野 勝彦 君
商工観光課商工労働係長 敦賀 哲也 君
天売支所長 井上 顕 君
焼尻支所長 安宅 正夫 君
学校管理課長 水上 常男 君
学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 尾崎 正克 君
社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
監査室長 工藤 孝司 君
農業委員会事務局長 荒井 光昭 君
選挙管理委員会事務局長 石川 宏 君
〇職務のため出席した事務局職員
議会事務局長 伊勢田 正幸 君
総務係長 豊島 明彦 君
書記 富樫 潤 君
◎開議の宣告
〇議長(橋本修司君) ただいまの出席議員は11名であります。
定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。
(午前10時00分)
◎会議録署名議員の指名
〇議長(橋本修司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
6番 森 淳 君 7番 駒井 久晃 君
を指名します。
◎諸般の報告
〇議長(橋本修司君) 日程第2、諸般の報告を行います。
会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
これで諸般の報告を終わります。
◎議案第6号、議案第8号~議案第9号、議案第15号~議案第22号
〇議長(橋本修司君) 日程第3、議案第6号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例、日程第4、議案第8号 羽幌町中小企業特別融資制度資金利子補給条例の一部を改正する条例、日程第5、議案第9号 羽幌町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例、日程第6、議案第15号 平成21年度羽幌町一般会計予算、日程第7、議案第16号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算、日程第8、議案第17号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計予算、日程第9、議案第18号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算、日程第10、議案第19号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計予算、日程第11、議案第20号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計予算、日程第12、議案第21号 平成21年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算、日程第13、議案第22号 平成21年度羽幌町水道事業会計予算、以上11件を一括議題とします。
本件については、今議会において羽幌町各会計予算特別委員会に付託した事件であり、その審査結果について委員長から報告を求めます。
羽幌町各会計予算特別委員会委員長、伊藤昇君。
〇予算特別委員会委員長(伊藤 昇君)
平成21年 3月13日
羽幌町議会議長 橋本 修司 様
羽幌町各会計予算特別委員会委員長 伊藤 昇
委員会審査報告書
議案第6号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例
議案第8号 羽幌町中小企業特別融資制度資金利子補給条例の一部を改正する条例
議案第9号 羽幌町道路占用料徴収条例の一部を改正する条例
議案第15号 平成21年度羽幌町一般会計予算
議案第16号 平成21年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算
議案第17号 平成21年度羽幌町老人保健医療特別会計予算
議案第18号 平成21年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算
議案第19号 平成21年度羽幌町介護保険事業特別会計予算
議案第20号 平成21年度羽幌町下水道事業特別会計予算
議案第21号 平成21年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算
議案第22号 平成21年度羽幌町水道事業会計予算
本委員会に付託のあった上記事件について審査の結果、下記のとおり報告します。
記
1 付託された議会 平成21年3月11日(第2回定例会)
2 委員会開催年月日 平成21年3月11日~12日
3 審査の経過及び結果
本委員会は、理事者側から各会計予算内容等の説明を求めた後、関連議案の審議を行い、各会計予算の調査を行いました。
各委員からは活発に審議があり、また、提言もあり、それぞれ慎重な審議の結果、本委員会はいずれも原案のとおり可決すべきと決定を見ましたので報告いたします。
〇議長(橋本修司君) 本案については、全員の議員をもって構成する予算特別委員会において十分審議が尽くされておりますので、質疑並びに討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
これから議案第6号、議案第8号、議案第9号並びに議案第15号から議案第22号まで、以上11件を一括採決します。
本案に対する委員長の報告は、11件いずれも原案のとおり可決であります。
委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、予算関連議案として3件、議案第6号、議案第8号、議案第9号、平成21年度各会計予算として8件、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号の計11件については、委員長の報告のとおり可決されました。
◎同意第1号
〇議長(橋本修司君) 日程第14、同意第1号 羽幌町固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
町長、舟橋泰博君。
〇町長(舟橋泰博君) 同意第1号 羽幌町固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由のご説明を申し上げます。
住所、苫前郡羽幌町南3条3丁目7番地の2、氏名、坂口剛史、生年月日、昭和17年5月20日生まれ、66歳。
現委員であります坂口剛史氏が平成21年4月30日付をもちまして任期満了となるため、氏の人格、識見並びに広く税務の実情に精通しておりますことから、引き続き羽幌町固定資産評価審査委員会委員としてご同意を賜りたく、ご提案を申し上げた次第でございます。
よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。
〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
討論は、議会の運営に関する基準100に基づき省略します。
これから同意第1号について採決します。
本案は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、同意第1号は同意することに決定しました。
◎諮問第1号
〇議長(橋本修司君) 日程第15、諮問第1号 人権擁護委員の推薦についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
町長、舟橋泰博君。
〇町長(舟橋泰博君) 諮問第1号 人権擁護委員の推薦について、提案理由のご説明を申し上げます。
住所、苫前郡羽幌町栄町101番地の78、氏名、花房毅、生年月日、昭和19年4月13日生まれ、64歳。
現委員であります花房毅氏が平成21年6月30日付をもちまして任期満了となるため、氏の人格、識見から引き続き人権擁護委員として推薦いたしたくご提案申し上げた次第でございます。
よろしくご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。
〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
討論は、議会の運営に関する基準100に基づき省略します。
これから諮問第1号について採決します。
本案は同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、諮問第1号は同意することに決定しました。
◎発議第2号
〇議長(橋本修司君) 日程第16、発議第2号 議員の派遣についてを議題とします。
お諮りします。議員の研修並びに各委員会の調査研究のため、本日より次回定例会までの間、本議会は必要と認められる事案について道内外の関係機関に議員を派遣したいと思います。なお、派遣する議員については、案件勘案の上、その都度議長において指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第2号は原案のとおり決定されました。
◎発議第3号
〇議長(橋本修司君) 日程第17、発議第3号 各委員会の閉会中の継続調査及び審査についてを議題とします。
各常任委員会及び議会運営委員会における閉会中の所管事務調査について、それぞれの委員長から会議規則第75条の規定により閉会中の継続審査の申し出がありました。
お諮りします。それぞれの委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、発議第3号は原案のとおり決定されました。
◎意見案第1号
〇議長(橋本修司君) 日程第18、意見案第1号 中山間地域等直接支払い交付金制度の継続に関する意見書の提出についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
8番、船本秀雄君。
〇8番(船本秀雄君) 意見案第1号 中山間地域等直接支払い交付金制度の継続に関する意見書の提出について。
このことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により意見書を提出します。
平成21年3月13日提出。
提出者、羽幌町議会議員、船本秀雄。賛成者、羽幌町議会議員、寺沢孝毅、同じく、森淳、同じく、熊谷俊幸。
中山間地域等直接支払い交付金制度の継続に関する意見書(案)
中山間地域等直接支払い交付金制度につきましては、農業生産条件が不利な地域において、農業生産の維持をはかりながら多面的機能の維持をはかることを目的に、平成12年度より、5ヵ年間実施され、さらに平成17年度より21年度まで新たな5ヵ年対策として実施されております。
羽幌町においては、本制度の実施により、マル1耕作放棄地の発生予防、マル2集落・地域活動の活性化、マル3国土保全など多面的機能の維持、マル4生産性・収益向上等に、大きな成果を発揮しておりますが、仮に実施期間終了をもって制度が打ち切られた場合、農業生産活動や地域社会の維持に重大な支障をきたすことが懸念されます。
つきましては、平成22年度以降の中山間地域等直接支払い交付金制度の継続に向け、下記のとおり要請致します。
記
羽幌町における農業生産基盤の維持や集落・地域活動の活性化、生産性・収益のさらなる向上等をはかるため、平成22年度以降においても、現行の中山間地域等直接支払い交付金制度を堅持・継続すること。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
平成21年3月13日、北海道羽幌町議会議長、橋本修司。
意見書提出先、内閣総理大臣、農林水産大臣。
以上でございます。
〇議長(橋本修司君) 議会の運営に関する基準100により、質疑並びに討論は省略することとします。
これから意見案第1号を採決します。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、意見案第1号は原案のとおり決定されました。
議長名をもって、それぞれの関係機関に要請することにいたします。
◎意見案第2号
〇議長(橋本修司君) 日程第19、意見案第2号 北海道の自衛隊体制維持を求める意見書の提出についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
6番、森淳君。
〇6番(森淳君) 意見案第2号 北海道の自衛隊体制維持を求める意見書の提出について。
このことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により意見書を提出します。
平成21年3月13日提出。
提出者、羽幌町議会議員、森淳。賛成者、羽幌町議会議員、寺沢孝毅、同じく、船本秀雄、同じく、熊谷俊幸。
北海道の自衛隊体制維持を求める意見書(案)
北海道に配置されている自衛隊は、国土防衛はもとより、災害発生時の救援・救難活動や救急患者の搬送など、道民の安全と安心の確保に向けて大きな役割を果たしてきたところであるが、近年、第5師団及び第11師団が旅団化されるなど、特に陸上自衛隊の削減が行われ、地域の安全と安定、さらには地域経済や地域社会に大きな影響を与えていることは、大変遺憾である。
現在、国においては、平成21年末をめどに「防衛計画の大綱の見直し」と「次期中期防衛力整備計画の策定」の検討に着手されていると承知しているが、今後さらに本道における自衛隊の大幅な削減は、我が国の防衛上の問題はもとより、災害発生時の派遣や地域経済への影響など、さらに大きな影響を及ぼすことは必至である。
また、本道には大規模な演習場や射場など整備された施設が存在し、一年を通して本道の部隊のみならず全国の部隊がこれらの施設を活用するなど、長年にわたる地域の自衛隊に対するバックアップ体制があり、その有形無形の体制は一朝一夕で得られるものでなく、その貴重な財産を将来にわたって活用すべきである。
よって、国においては、「防衛計画の大綱の見直し」及び「次期中期防衛力整備計画の策定」に際し、地域の意向を十分に配慮され、本道における自衛隊の体制が確実に維持されるよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
平成21年3月13日、北海道羽幌町議会議長、橋本修司。
意見書提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、防衛大臣。
〇議長(橋本修司君) 議会の運営に関する基準100により、質疑並びに討論は省略することとします。
これから意見案第2号を採決します。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、意見案第2号は原案のとおり決定されました。
議長名をもって、それぞれの関係機関に要請することにいたします。
◎意見案第3号
〇議長(橋本修司君) 日程第20、意見案第3号 市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見書の提出についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
3番、寺沢孝毅君。
〇3番(寺沢孝毅君) 意見案第3号 市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見書の提出について。
このことについて、別紙のとおり会議規則第14条の規定により意見書を提出します。
平成21年3月13日提出。
提出者、羽幌町議会議員、寺沢孝毅。賛成者、羽幌町議会議員、伊藤昇、同じく、高野輝雄、同じく、駒井久晃。
市町村立病院の経営安定化と療養病床の維持存続を求める意見書(案)
市町村立病院は、地域住民の生命と健康を守るため、地域の他の医療機関や行政機関と連携を図り、救急や小児、周産期などの不採算部門や予防医療活動を積極的に担いながら、住民本位の医療提供に努めている。
しかし、道内の市町村立病院は、約6割が100床以下の小規模病院であり、急激な人口減少、医師不足の深刻化、診療報酬のマイナス改定等により、非常に厳しい経営を強いられ、市町村立病院の77%が赤字である。
現在多くの市町村立病院は、経営の効率化のために病院規模の適正化、経営コストの削減、再編ネットワーク化、経営形態の見直しを検討しているが、収入の根幹である診療報酬のマイナス改定は安定経営を脅かしているばかりか、病院の存続を検討する事態にまでなっている。また、一般会計繰出金は、地方交付税措置額の1.7倍に達し、自治体財政を圧迫する要因となっている。特に不採算部門における国の交付税措置は不十分であり、地方交付税額の繰出基準の改善が必要である。
また、2006年に「医療制度改革関連法」が成立し、介護療養病床を2012年3月末で廃止し、医療療養病床も大幅に削減することとされた。しかし、介護療養病床の転換先として介護療養型老人保健施設が創設されたが、医師や看護師の配置が手薄くなり、現在のような医療行為を提供することが困難になり、入居者を継続入所させることができないと危惧されている。このまま介護療養病床が廃止され、医療療養病床が削減されれば、行き場のない、いわゆる「医療難民」「介護難民」が多数出ることは明らかであり、結果として医療の地域格差を広げ、地域医療の崩壊を招くことになる。
以上のことから、地域医療は住民にとって、無くてはならない生活基盤であり、地方自治体としては、これを守り維持することが必要不可欠であるため、次のことを要望する。
記
1 療養病床を持つ病院や不採算部門を抱える病院、小規模病院の経営を安定させるために、次期診療報酬改定では診療報酬を増額すること。
2 公立病院や公的病院に対する地方交付税措置額の改善については、昨年12月26日に増額措置が公表されたところであるが、一層の普通交付税措置により、不採算地区病院、救急病院、小児・周産期病院の経営安定を図ること。
3 地域の実情に合わせて医療療養病床を維持するとともに、介護療養病床の役割を再評価し、存続を検討すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成21年3月13日、北海道羽幌町議会議長、橋本修司。
意見書提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務・金融大臣、厚生労働大臣。
〇議長(橋本修司君) 議会の運営に関する基準100により、質疑並びに討論は省略することとします。
これから意見案第3号を採決します。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、意見案第3号は原案のとおり決定されました。
議長名をもって、それぞれの関係機関に要請することにいたします。
◎日程の追加
〇議長(橋本修司君) お諮りします。
ただいま町長から同意第2号及び3号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1及び第2とし、議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、同意第2号及び第3号を日程に追加し、追加日程第1及び追加日程第2として議題とすることに決定しました。
◎同意第2号
〇議長(橋本修司君) 追加日程第1、同意第2号 羽幌町副町長の選任についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
町長、舟橋泰博君。
〇町長(舟橋泰博君) 同意第2号 羽幌町副町長の選任について提案理由をご説明申し上げます。
住所、苫前郡羽幌町栄町104番地の27。氏名、本間幸広。生年月日、昭和26年5月15日生まれ、57歳。
現副町長であります松本信裕氏が平成21年3月31日付をもちまして任期満了となるため、新たに現農林水産課長の本間幸広氏の人格、識見はもちろんのこと、長年培われた行政経験のもとに町行政にご尽力をいただきたいということで、副町長としてご同意賜りたく、ご提案申し上げた次第でございます。
よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。
〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
討論は、議会の運営に関する基準100により省略します。
これから同意第2号について採決します。
本案は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、同意第2号については同意することと決定しました。
ただいま同意が決定いたしました本間幸広君から、また退任いたします松本信裕君からあいさつの申し出がありましたので、これを許します。あいさつの順序は、退任される松本信裕君からとします。
〇副町長(松本信裕君) ただいま議長からお許しをいただき、退任のあいさつをする機会を設けていただきまして、まことにありがとうございます。また、議員の皆様におかれましては予算議会ということで大変お疲れのところ、貴重な時間を割いていただき、重ねて厚くお礼を申し上げたいと思います。
振り返ってみますと、平成17年3月定例議会におきまして助役として選任同意を賜り、この席で皆様にごあいさつを申し上げてから早いもので4年がたちました。この間、議長を初め議員の皆様には温かいご指導、ご協力を賜りましたこと、厚く御礼を申し上げたいと思います。
今地方自治体は、非常に厳しい環境に置かれております。私が就任してから4年間でございますが、思いもよらない羽幌町における大きな事業所の閉鎖など、大変な時代を迎えているというふうに感じております。どうかこんな厳しい時代ではありますが、町民のために行政と議会とが一丸となって、一日も早く活気を取り戻す羽幌町形成のために、さらに一層のご努力をお願いしたいというふうに思います。
結びになりましたが、議員皆様方のますますのご健勝とご健康をご祈念申し上げ、まことに簡単措辞ではございますが、退任に当たってのごあいさつとさせていただきます。長い間ありがとうございました。
〇農林水産課長(本間幸広君) 大変貴重な時間を拝借しまして、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま副町長という大任に選任のご同意を賜り、心から厚くお礼を申し上げます。大変身に余る光栄であるとともに、町長の補佐役、そして職員のリーダーとしてその職責の重大さを考えるとき、身の引き締まる思いでございます。
国も地方も大変厳しい時代が続いておりましたが、その厳しい時代が脱しないまま世界経済の不況の波が押し寄せてきていると。少なからず本町にも影響があるのではないかと危惧しております。そのような大変な時代ではありますが、耐え忍びながら希望を持ち続け、羽幌町の進展のために寄与してまいりたいと思っております。
また、近年役場の業務も1つのセクションではなかなか遂行が難しくなっております。職員の先頭に立って課長職の皆さんとスクラムを組み、連携をとりながら副町長としての重責を誠心誠意務めてまいりたいと思っております。議員の皆様、そして町民の皆様の特段のご支援、ご協力をお願い申し上げ、甚だ簡単ではございますが、あいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
◎同意第3号
〇議長(橋本修司君) 追加日程第2、同意第3号 羽幌町教育委員会委員の任命についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
町長、舟橋泰博君。
〇町長(舟橋泰博君) 同意第3号 羽幌町教育委員会委員の任命について提案理由をご説明申し上げます。
住所、苫前郡羽幌町北大通3丁目4番地。氏名、山本孝雄。生年月日、昭和26年6月16日生まれ、57歳。
現委員であります山本孝雄氏が平成21年3月31日付をもちまして任期満了となるため、氏の人格、識見から引き続き教育行政にご尽力をいただきたいため、羽幌町教育委員会委員としてご同意を賜りたく、ご提案を申し上げた次第でございます。
よろしくご審議の上、ご決定を賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。
〇議長(橋本修司君) これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
討論は、議会の運営に関する基準100により省略します。
これから同意第3号について採決します。
本案は、同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
したがって、同意第3号については同意することに決定しました。
◎閉会の宣告
〇議長(橋本修司君) これで、本日の日程は全部終了しました。
したがって、平成21年第2回羽幌町議会定例会を閉会します。
(午前10時36分)
お問い合わせ先
議会事務局 TEL:0164-68-7011 お問い合わせフォーム