議会議事録(平成20年決算特別委員会 9月18日)
議会議事録(平成20年決算特別委員会 9月18日)
羽幌町各会計決算特別委員会会議録
〇議事日程(第1号)
平成20年9月18日(木曜日) 午後1時00分開会
第1 認定第1号 平成19年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について
第2 認定第2号 平成19年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
第3 認定第3号 平成19年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について
第4 認定第4号 平成19年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
第5 認定第5号 平成19年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
第6 認定第6号 平成19年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
第7 認定第7号 平成19年度羽幌町水道事業決算認定について
〇出席委員(12名)
1番 蒔田 光子 君
2番 伊藤 昇 君
3番 寺沢 孝毅 君
4番 磯野 直 君
5番 高野 輝雄 君
6番 森 淳 君
7番 駒井 久晃 君
8番 船本 秀雄 君
9番 大山 新太郎 君
10番 熊谷 俊幸 君
11番 室田 憲作 君
12番 橋本 修司 君
〇欠席委員(0名)
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
町長 舟橋 泰博 君
副町長 松本 信裕 君
監査委員 米澤 幸雄 君
教育委員会委員長 松村 益司 君
教育長 山本 孝雄 君
会計管理者 長谷川 一志 君
総務課長 石川 宏 君
総務課総務係長 酒井 峰高 君
総務課職員係長 更科 滋子 君
総務課情報管理係長 葛西 健二 君
政策推進課長 鈴木 典生 君
政策推進課政策調整係長 江良 貢 君
政策推進課広報広聴係長 飯作 昌巳 君
政策推進課行革推進係長 鈴木 繁 君
政策推進課政策調整係主査 伊藤 雅紀 君
政策推進課政策調整係主事 金丸 貴典 君
財務課長 品野 万亀弥 君
財務課長補佐 三浦 義之 君
財務課財政係長 室谷 真二 君
財務課経理係長 湊 正子 君
町民課長 大波 芳弘 君
町民課主幹 永原 裕己 君
町民課主幹 今野 睦子 君
町民課住宅係長 高山 信雄 君
町民課町民生活係長 金子 伸二 君
福祉課長 柳田 昭一 君
福祉課主幹 野上 京子 君
福祉課主幹 藤岡 典行 君
福祉課主幹 熊木 良美 君
福祉課社会福祉係長 棟方 富輝 君
福祉課保健係長 近藤 幸臣 君
福祉課地域包括支援センター係長 奥山 洋美 君
建設水道課長 西村 修 君
建設水道課長補佐 三浦 良一 君
建設水道課管理係長 宮崎 寧大 君
建設水道課土木係長 笹浪 満 君
建設水道課建築係長 石川 隆一 君
建設水道課港湾係長 今村 裕之 君
建設水道課水道業務係長 吉田 吉信 君
建設水道課下水道係長 鷲尾 伸一 君
建設水道課下水道係主査 大平 良治 君
農林水産課長 本間 幸広 君
農林水産課長補佐 山口 芳徳 君
農林水産課農政係長 高橋 伸 君
農林水産課林務畜産係長 三上 敏文 君
農林水産課水産係長 谷中 隆 君
農林水産課地籍調査係長 上田 章裕 君
商工観光課長 張間 正美 君
商工観光課長補佐 浅野 勝彦 君
商工観光課商工労働係長 敦賀 哲也 君
天売支所長 井上 顕 君
焼尻支所長 安宅 正夫 君
学校管理課長 水上 常男 君
学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 尾崎 正克 君
学校管理課総務係長 渡辺 博樹 君
社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
社会教育課社会教育係長 春日井 征輝 君
社会教育課体育振興係長 杉澤 敏隆 君
学校給食センター主事 越谷 弘和 君
農業委員会事務局長 荒井 光昭 君
農業委員農地係主査 有田 智彦 君
監査室長 工藤 孝司 君
選挙管理委員会事務局長 石川 宏 君
選挙管理委員会総務係長 葛西 健二 君
〇職務のため出席した事務局職員
議会事務局長 伊勢田 正幸 君
総務係長 豊島 明彦 君
書記 富樫 潤 君
◎委員長あいさつ
〇磯野委員長 議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。
さきの本会議において、本委員会が設置され、委員長に私が、副委員長に高野輝雄委員が指名を受けたわけでございます。何分にもふなれなため、皆様方にはご迷惑をおかけすることが多々あろうかと存じますが、ご容赦をいただきまして、ご協力を賜りますようお願いいたします。
決算書は、平成19年度1年間の予算を執行した結果、どのような成果を上げたかを示す成果報告書であります。昨年より決算審査は9月定例会中に提案され、本会議中に休憩を挟んで審議されることとなり、審議開始時期が大幅に縮減されました。また、昨年成立した財政健全化法の平成21年4月からの本格施行を前に、健全化判断比率等、いわゆる4つの財政指標については19年度決算から適用されたため、さきの本会議において報告されたところでありますが、市町村財政の健全性が公表され、指標が超えると財政再建化団体や財政再生団体となり、行政サービスに制限が余儀なくされる事態を招くことになります。したがいまして、このたびの決算審査は平成20年度現行予算及び平成21年度予算編成にも連動する決算特別委員会でございます。議会が決定した予算が適正に執行されたかどうか、行政効果や経済効果はどうか、また今後の行財政運営にどう役立て、改善、工夫すべき点はないか等の観点から評価をする極めて重要な意味を持っております。慎重な審議は無論でありますが、理事者側及び各委員におかれましては迅速かつ簡素、明瞭な質疑、答弁等、当委員会の円滑な進行にご協力を賜りますようお願い申し上げ、開会に当たりましてのあいさつといたします。
◎開会の宣告
〇磯野委員長 本日の出席委員は12名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから羽幌町各会計決算特別委員会を開会いたします。
(開会 午後 1時00分)
◎開議の宣告
〇磯野委員長 これから本日の会議を開きます。
◎認定第1号~認定第7号
〇磯野委員長 本委員会に付託された認定第1号 平成19年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 平成19年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 平成19年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 平成19年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成19年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成19年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第7号 平成19年度羽幌町水道事業決算認定について、以上7件を一括議題とします。
次に、審査の方法についてお諮りいたします。本委員会では、計数の照合審査など監査委員の審査と重複することを避けて、適正な執行状況並びに行財政効果等について精密に審査をすべきであり、監査委員の審査報告を信頼し、問題となる経理がない限り監査意見書に基づいて審査を進めたいと思います。
なお、審査に当たって証拠書類の検閲が必要となった場合には、地方自治法第98条あるいは同法100条による議決がなければ証拠書類の提出を求めることができないという行政実例があります。したがって、本委員会では、まず決算書に対する監査委員の審査意見について説明を求め、その後財務課長から決算認定資料等に対する説明、次いで建設水道課長から水道事業会計決算認定書の内容説明を受けた後、理事者側に対する質疑を行い、逐次このように審査を進めていきたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 異議なしと認めます。
したがって、ただいま申し上げましたとおり審査することに決定しました。
それでは、代表監査委員から決算審査意見書の説明を求めます。
代表監査委員、米澤幸雄君。
〇米澤代表監査委員 それでは、平成19年度の決算審査につきまして、意見書に基づき説明を申し上げたいと存じます。
先ほど本会議におきまして舟橋町長からありました提案理由の内容と一部重複することもありますので、あらかじめご了承を賜りたいと存じます。
それでは、平成19年度羽幌町一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見書について申し上げます。
地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定により、審査に付された平成19年度羽幌町一般会計及び特別会計歳入歳出決算並びに羽幌町基金の運用状況について審査したので、別紙のとおり意見書を提出いたします。なお、大山監査委員との合議につきましては、8月29日であります。
次のページをお開き願いたいと思います。平成19年度羽幌町各会計歳入歳出決算審査意見書の第1、審査の対象は、次の一般会計及び各特別会計でございます。第2、審査の期間は、平成20年7月12日から同年8月9日までの期間であります。第3、審査方法及び範囲は、平成19年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書等について、関係法令に準拠して調製されているか、会計処理が適正に行われているか、決算書等の計数が証拠書類に符合しているか、予算は適正に執行されているか、財政運営は健全か等に重点を置いて審査するとともに、必要に応じて関係職員からの説明と資料等の提出を求め、これらを審査の参考といたしたところであります。なお、現金、預金残高並びに証書類等の確認につきましては、定期監査及び例月出納検査の結果を踏まえて本審査を行ったものであります。第4、審査の結果につきましては、審査に付された一般会計及び特別会計歳入歳出決算書及び附属書類等は関係法令の様式に基づき作成されており、それぞれの内容を精査した結果、その計数はいずれも正確であり、予算の執行等財務に関する事務処理についても適正に執行されたものと認められたところでございます。しかし、定期監査(平成19年第3次)、これは実施時期は平成20年1月末日でございます。において、補助金の交付事務処理に関し、是正または改善するよう指導事項としてその主なものを挙げると、次のとおりであります。1、補助対象経費等に変更が生じる場合には、補助金等交付の決定に付された条件に基づき、変更承認申請書の提出を速やかに求めること。2、事業実績報告書は事業成果を確認する書類であることから、執行内容が具体的にその目的や内訳が把握できるよう関係書類を添付しておくこと。3、補助金の額の確定に当たっては、関係規定に基づく事務処理に努めること。以上のような指導事項を踏まえ、事業完了後に補助金交付団体から提出のあった事業実績報告書(平成19年度)をさらに決算審査に付随いたしまして審査したところ、事務処理が十分に措置されていないものがあり、今後とも当該団体への適切な指導監督を強化されるよう要望いたすものであります。なお、財政的援助を与えている団体のうち、主として法人格を有しない任意団体から提出のあった財務に関する書類に基づき、抽出の方法等により事務事業を選定した担当所管課を対象に随時監査等を行うことといたします。
次に、2ページ、お願いいたします。一般会計及び特別会計決算総括表についてでございますが、合計欄で申し上げますと、歳入決算額では102億3,445万3,677円で、執行率は98.1%、一方歳出決算額は101億357万6,640円で、執行率は96.8%でございます。歳入歳出差し引き1億3,087万7,037円は翌年度へ繰り越しとなっております。
次、3ページ、ごらん願います。一般会計について申し上げます。1の概要につきましては、当年度一般会計の決算収支状況は次の第1表のとおりでございますが、当初予算額63億9,000万円で、補正予算額3,216万4,000円を減額し、予算総額63億5,783万6,000円に対し、歳入総額62億5,517万1,000円から歳出総額61億7,385万4,000円を差し引いた額及び実質収支額とも、それぞれ8,131万7,000円であり、黒字決算となっております。以下省略いたします。
次、4ページ、願います。2の歳入では、歳入の決算状況は第2表のとおりでありますが、調定額62億9,187万1,000円に対し、収入済額62億5,517万1,000円、収入率は99.4%、執行率は98.4%となっております。前年度に比較すると収入済額は3億9,426万3,000円、6.7%増加しており、収入率では0.1ポイント上昇し、予算執行率では0.4ポイント低下をいたしております。次に、不納欠損額及び収入未済額等につきましては、認定資料の26、27ページにて記載をいたしておりますが、不納欠損額は町税及び税外を含めまして315万円であり、前年度と比較すると105万6,000円、50.4%増加をいたしております。この不納欠損額のうち町税の合計では313万7,000円で、全体の99.6%を占めており、その主なものは固定資産税187万3,000円、町民税96万3,000円であり、この両税で町税不納欠損額の90.4%を占めております。また、収入未済額は町税、税外収入を合わせて3,355万円であり、前年度と比較すると364万4,000円、9.8%減少いたしております。なお、収入未済の生じた主なものは、町税では町民税915万4,000円、固定資産税902万2,000円、続いて都市計画税が134万1,000円であります。税外収入の使用料及び手数料で収入未済のものは公営住宅使用料1,290万5,000円とその大半を占めており、財産収入では土地貸付収入102万3,000円となっております。当年度の町税収入率は前年度を0.4ポイント上昇しており、収納事務につきましては鋭意努力をされております。今後とも収納対策等をさらに推進され、税負担の公平と税収入の確保により一層努められますよう要望いたすものであります。
次の5ページ、願います。次は、歳入決算額についてでございますが、決算認定資料の11ページに記載されておりますが、普通会計ベースで一般財源と特定財源を前年度に比較すると、第3表のとおりでございます。内容は記載のとおりでございますので、ごらんいただくことにより省略をさせていただきます。
6ページ、お願いします。3、歳出について。歳出の決算状況は第4表のとおりでございますが、予算現額は63億5,783万6,000円であり、これに対し支出済額は61億7,385万4,000円で、予算執行率は97.1%となっております。前年度に比較して支出済額では3億9,553万9,000円、6.8%増加し、予算執行率では0.3ポイント低下している状況にあります。不用額につきましては1億8,398万2,000円で、前年度に比較すると2,721万2,000円、17.4%増加しており、また不用額の予算現額に対する割合でございますが、2.9%で前年度に比較すると0.3ポイント上昇しております。
次に、第4表の下段に款別の主な増減を記載しておりますが、次の7ページにて説明をいたします。7ページ、お願いいたします。7ページの第5表は、款別の歳出決算状況であります。増減の主なものについて、その概要を申し上げます。
議会費につきましては、省略をさせていただきます。
総務費では、19年度支出済額2億7,408万5,000円で、執行率は90.6%になっております。前年度増減では1億5,350万5,000円、35.9%減少しております。この減となった主なものは、行政サーバー更新委託料603万8,000円、旧営林署庁舎解体委託料が2,237万6,000円及び減債基金積立金が1億2,350万円などであります。それぞれ減となったものでございます。
次の民生費、衛生費及び労働費につきましては、省略をさせていただきます。
次の農林水産業費でございますが、支出済額9億9,720万4,000円、執行率は99.3%で、前年度と比較すると6億7,944万9,000円、213.8%の増加となっております。増の主なものは、米穀乾燥調製貯蔵施設整備事業負担金7億6,211万5,000円で、一方減となった主なものでございますが、農業振興奨励等関連事業補助金1,175万6,000円、畜産担い手育成総合整備事業負担金3,767万6,000円、羽幌二股ダム改修工事費及び国営造成施設管理体制整備事業負担金の合計が3,409万3,000円及び森林整備地域活動支援交付金572万円などがそれぞれ減となったものであります。
次の商工費では、支出額1億2,245万2,000円、執行率は98.4%で、前年度と比較して2,848万9,000円、18.9%減少いたしております。この減の主なものは、サンセットプラザ大浴場改修工事設計委託料、温泉湧出量現況調査委託料及びリバーサイド施設改修工事費などの合計が2,874万9,000円、日本海オロロントライアスロン及びいきいき交流センター工事負担金の合計が1,097万8,000円であります。一方、増となった主なものでございますが、サンセットプラザ及びサンセットビーチ関連施設工事費852万4,000円となっております。
次の土木費では、支出済額8億4,521万1,000円、執行率97.7%で、前年度に比較して1,892万円、2.2%の減となっております。この減少した主なものは、除雪機械等購入費1,228万5,000円、国直轄港湾整備事業負担金が4,372万8,000円及び新朝日団地公営住宅建設工事費2,220万8,000円などの減であります。一方、増となったものにつきましては、港湾ほか浚渫業務委託料483万6,000円、都市計画マスタープラン策定業務委託料1,038万3,000円、除排雪関連費用1,369万5,000円及び下水道事業特別会計繰出金1,682万5,000円であります。
次の消防費は、省略をさせていただきます。
次の教育費では、支出済額は3億2,630万5,000円の執行率は96.6%で、前年度に比較して906万4,000円の2.9%の増となっております。この増の主なものは、羽幌中学校耐震化調査委託料など647万1,000円、羽幌小学校改修等工事費328万4,000円、高等学校改修工事費385万4,000円、市街地区、焼尻地区給食センター整備工事費が364万8,000円、さらに学校管理費、公民館費、体育施設費等にかかわる事業費が625万円の増となっております。一方、減となった主とするものは、羽幌、焼尻中学校改修及び設備工事費、焼尻郷土館外部改修工事費がそれぞれ減となっております。
次の災害復旧費及び公債費につきましては、省略をさせていただきます。
次の諸支出金では、支出済額10億3,466万6,000円で、執行率は97.7%であります。前年度より2,596万8,000円、2.4%の減となっております。この執行内訳でございますが、一般会計所属職員の給料及び諸手当等1,223万4,000円、前年度執行の旧農業開発事業所羽幌分駐所建物等購入費が1,373万3,000円、それぞれ減によるものでございます。
次に、8ページ、お願いをいたします。財政指標についてでございますが、当年度の財政状況につきましては財政力指数、経常収支比率及び公債費比率を前年度に比較いたしますと、財政力指数は3年間の平均値で0.001ポイント上昇し、経常収支比率は3.1ポイント及び公債費比率につきましては2.3ポイントそれぞれ下回っている状況にあります。なお、この経常収支比率につきましては減税補てん債及び臨時財政対策債の額を除き算定をされた数値でありますが、認定資料の11ページに記載をされております。以下内容につきましては、ごらんいただくことにより省略をさせていただきます。
次、9ページ、お願いします。5、財産に関する調書について、平成19年度における財産の増減高及び現在高は、次表に掲げるとおりであります。(1)、公有財産のアの土地につきましては、増となった主なものは埠頭用地8,422平方メートルでございます。次、イの建物につきましては、増減の主なものは新朝日団地公営住宅1,032平方メートルの増と南町公営住宅573平方メートル、船入り漁舎182平方メートルなどの減によるものでございます。次、ウの有価証券につきましては、平成19年度中の増減は生じておりません。次、エの出資による権利につきましては、減となったものは社団法人北海道さけ・ます増殖事業協会からの20万円の返還によるものであります。(2)の物品につきましては、前年度に比較し、5点減少しておりますが、トラクター2台、作業機及び軽トラック並びにワゴン車でございます。
次に、10ページ、お開き願います。特別会計について申し上げます。最初に、国民健康保険特別会計についてでございますが、1の概要ですが、本会計の決算状況は、当初予算額12億7,780万円、補正予算額4,454万5,000円を増額し、予算総額13億2,234万5,000円に対し、歳入総額12億5,203万4,000円から歳出総額12億4,006万9,000円を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ1,196万5,000円であり、黒字決算となっております。
以下省略をさせていただきまして、次に表の下段にあります2の歳入についてでございますが、自主財源である保険税の収入状況をあらわしたものでございますが、下段から3行目に記載しております収入率について申し上げますと87.2%であり、前年度に比較すると現年度分では0.4ポイント上昇し、滞納繰り越し分では4.4ポイント低下し、総体で0.5ポイント上昇いたしております。
以下内容については、省略をさせていただきまして、次11ページ、お願いします。11ページの中ほどにあります3の歳出の関係では、歳出決算状況は第3表のとおりでございまして、総務費及び諸支出金を除く純給付費計が11億9,241万4,000円であり、前年度に比較いたしますと1億334万円、9.5%増加をいたしております。これは、主として老人保健拠出金が減少したものの、保険給付費及び共同事業拠出金等が増加したことによるものでございます。
次、12ページ、願います。老人保健医療特別会計について申し上げますが、1、概要でございますが、本会計の決算状況は当初予算額13億1,430万円で、補正予算額24万3,000円を増額し、予算総額13億1,454万3,000円に対して、歳入総額12億9,044万9,000円から歳出総額12億8,849万9,000円を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ195万円であり、黒字決算となっております。以下、ごらんいただくことにより省略をさせていただきます。
次に、2の歳入及び歳出についてでございますが、ここで款別ごとの決算状況を前年度とそれぞれ比較をしてあらわしたものでございますので、ごらんいただくことによりまして省略をさせていただきます。
次、13ページ、願います。下水道事業特別会計について申し上げます。1の概要につきましては、本会計の決算状況ですが、当初予算額6億2,640万円、補正予算額2,500万円を減額し、予算現額6億140万円に対し、歳入総額5億9,351万8,000円から歳出総額5億9,318万円を差し引いた額及び実質収支額とも33万8,000円であり、黒字決算となっております。以下、決算状況及び執行状況を記載しておりますので、省略をさせていただきます。
次、14ページ、ごらん願います。2の歳入及び歳出の関係でありますが、款別歳入歳出決算状況で第2表のとおり記載しております。前年度と比較してみますと、歳入では一般会計からの繰入金が1,682万5,000円、6.4%増加いたしておりますが、町債が6,140万円、34.6%、国庫支出金5,170万円、34.1%、それぞれ減少いたしております。一方、歳出では公債費2,266万4,000円、8.5%増加しておりますが、事業費において1億1,247万7,000円、34.3%減少したことにより、歳出全体では8,925万4,000円で13.1%の減少となっております。以下、事業費の減となった主なものについては、記載のとおりでございます。なお、下段から3行目に書いておりますが、水洗化の普及状況について申し上げますと、接続可能区域内人口6,463人に対し、既接続人口が2,846人となり、水洗化率は前年度に比較いたしますと2.2ポイント上昇し、44.0%となっております。
次に、15ページ、願います。簡易水道事業特別会計について申し上げます。1の概要につきましては、本会計の決算状況は、当初予算額6,320万円、補正予算額157万4,000円を減額し、予算総額6,162万6,000円に対し、歳入総額6,016万5,000円から歳出総額6,015万4,000円を差し引いた額及び実質収支額ともそれぞれ1万1,000円の黒字決算となっております。以下、決算状況と執行状況を記載しておりますが、省略をさせていただきます。
次、16ページ、願います。2の歳入及び歳出についてですが、款別歳入歳出決算状況を前年度に比較しております。歳入につきましては省略いたしまして、一方歳出のうちで簡易水道費は歳出総額の69%を占めております。これを前年度と比較いたしますと1,157万3,000円、38.7%の増となっております。この増となった主なものは、退職手当組合追加負担金380万円と焼尻簡易水道配水池タンク屋上防水改修工事費997万5,000円で、一方前年度に執行いたしました曙簡易水道施設改修工事費268万8,000円の減によるものであります。
以下、下の表で地区別収納状況をあらわしたものでございますが、収入済額では合計で2,111万3,000円で、前年度より75万2,000円、3.4%減少いたしております。なお、収納率におきましては97.0%で、前年度より0.1ポイント低下した状況にあります。
次に、17ページ、願います。介護保険事業特別会計について申し上げます。1の概要につきましては、本会計の決算状況は、これは保険事業勘定、介護サービス事業勘定を含めた数字でございますが、当初予算額7億390万円、補正予算額6,973万6,000円、繰り越し財源充当額231万円で、予算総額7億7,594万6,000円に対し、歳入総額7億8,311万5,000円から歳出総額7億4,782万円を差し引いた額及び実質収支額とも3,529万5,000円の黒字決算となっております。以下省略をさせていただきます。
18ページ、願います。款別の歳入歳出決算状況の保険事業勘定及び介護サービス事業勘定でございますが、(1)の保険事業勘定の歳入総額は6億9,685万1,000円で、うち依存財源であります保険料、国庫、道支出金及び支払基金交付金は5億6,766万9,000円で、歳入総額の81.5%を占めております。また、繰入金につきましては1億398万1,000円で、この主なものは介護給付費及び予防給付費と地域支援事業費、人件費相当額を一般会計より繰り入れによるものでございます。次に、(2)の介護サービス事業勘定につきましては、繰入金が3,942万4,000円で、前年度より425万8,000円、9.7%の減となっております。これらは、人件費及び居宅介護支援事業と委託料分を一般会計より繰り入れによるものでございます。以下省略をさせていただきます。
19ページ、願います。各基金の決算状況でございます。各基金の運用状況につきましては、設置目的に沿って適正に処理されており、決算状況を基金別に見ますと、次表に掲げるとおりでございます。最後の合計欄では、19年度末27億5,235万6,000円で、前年度より2,991万7,000円が増加いたしております。基金ごとの増減は記載のとおりでございますので、省略をさせていただきます。
次、20ページ、お願いします。不納欠損処分の事由別、件数別集計表でございます。平成19年度における一般会計、国民健康保険事業特別会計及び介護保険事業特別会計の不納欠損処分の事由及び件数は次表に掲げるとおりでございます。決算認定資料の29、30ページに件数と金額が示されております。不納欠損処分につきましては、関係法令の定めるところによりまして、滞納処分の執行停止及び消滅時効等の成立によりまして、そのことにより処理をされたものであります。合計で申し上げますと、132件、金額では576万7,000円で、前年度に比較しますと29件、金額では119万5,000円、それぞれ増加をいたしております。内容は、ごらんをいただくことにより省略をさせていただきます。
次に、21ページ、お願いいたします。繰越明許費事業調べでございますが、これは繰越明許費でありまして、介護保険システム改修事業で平成18年度からの繰越明許費の決算状況であります。ごらんいただくことによりまして、省略をさせていただきます。
次に、22ページ、お願いいたします。平成19年度羽幌町定額基金運用状況審査意見書について申し上げます。1、審査の対象は、羽幌町奨学基金であります。2、審査の期日は、平成20年8月10日であります。3、審査の方法は、地方自治法第241条第5項の規定により、審査に付された基金運用状況調書について各関係諸帳簿、証書類等の確認を行ったものであります。4、審査の結果につきましては、基金運用状況調書は関係諸帳簿、証書類と符合しており、適正に運用されていることが認められました。
次のページをごらん願いたいと思います。基金運用状況調書でございますが、前年度末現残高は1,580万円で、本年度の運用状況欄で申し上げますと、貸付金返済額は6人で120万3,000円と免除要件の該当者は1名、108万円であります。次に、貸付金額では新規、継続を合わせて5人の120万円となっております。したがいまして、本年度末の現残額は預金及び貸付金で1,472万円となっております。
以上で平成19年度の一般会計、各特別会計歳入歳出決算並びに定額基金運用状況についての決算審査の内容説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
次に、引き続きまして、平成19年度の羽幌町水道事業会計決算審査意見について申し上げます。地方公営企業法第30条第2項の規定により、審査に付された平成19年度羽幌町水道事業会計決算に関する審査意見書を別紙のとおり提出いたします。なお、大山監査委員との合議につきましては、6月27日でございます。
次の1ページ、お願いいたします。平成19年度羽幌町水道事業会計決算審査意見書、第1、審査の概要でございますが、審査の対象につきましては以下(1)から(7)まで記載のとおりでございます。2、審査の期間につきましては、平成20年6月10日から同年6月27日までの期間であります。3、審査の方法は、審査に当たっては、事業が常に経済性を発揮し、本来の目的である公共の福祉を増進するよう運営されているかに重点を置き、決算報告書、財務諸表、事業報告書、附属書類等の計数を照合するとともに財務事務が適正に処理されているかについて、定期監査、例月現金出納検査の結果などを踏まえ、審査を行ったものであります。第2、審査の結果につきましては、1、決算諸表について、審査に付された決算報告書及び財務諸表は、地方公営企業法に準拠して作成され、それぞれの内容を精査した結果、計数は正確であり、事業の経営成績及び財政状態を適正に表示されており、財務事務等についても適正に執行されたものと認められたところでございます。
2ページをお願いいたします。2、経営状況について、(1)の経営成績でありますが、事業経営については、税抜き決算で当年度の総収益は2億4,895万6,000円であり、前年度に比較すると、主に給水収益の655万4,000円、2.6%減少したことにより、収益全体では571万3,000円、2.2%減少いたしております。一方、費用におきましては2億1,554万1,000円で、前年度に比較して原水及び浄水費536万9,000円、16.1%増加したものでございますが、配水及び給水費、減価償却費等の減少により、費用全体では144万1,000円、0.7%の減少となっております。この結果、当年度の純利益は前年度より427万2,000円、11.3%減少し、3,341万5,000円の決算となっております。今後におきましても、企業債償還額の増嵩や人口の減少傾向など、事業を取り巻く経営環境は変化していく状況にあり、健全経営の推進に一層意を注ぐよう望むところでございます。
次に、ア、財務比率、以下4ページまで、それぞれの表の右側に記載しておりますが、これは平成18年度の給水人口が5,000人以上1万人未満の各事業所の全国平均値と比較してそれぞれをあらわしております。まず、アの財務比率につきましては、これは事業の安定度を見るための指標でございます。流動比率で申し上げますと、19年度は4,800%と、全国平均値を大きく上回っております。これは、流動負債に対する流動資産の割合を示しているものでございますが、短期債務、いわゆる1年以内に現金化できる資産と支払いをしなければならない債務でありまして、その支払いの能力をあらわしたものでございます。このことによりますと、支払い能力は大であることを意味をいたしております。次に、自己資本比率ですが、負債、資本合計、いわゆる総資本に占める自己資本の割合でございますが、施設の建設費に要した企業債を調達していることにより、比率は42.2%と低いものと考えられております。次の固定資産比率につきましては、資産合計に対する固定資産の割合を示すものでありますが、比率は83.8%で全国平均値を下回っており、この比率が低いほうが一般的に柔軟な経営が可能であるとされております。次の固定資産対長期資本比率では、資金が長期的に拘束される固定資産がどの程度返却期限のない資本金や剰余金によって調達されるかを示すものでございまして、この比率は84.1%で全国平均値を下回っております。なお、100%以下であることが望ましいとされております。次の固定比率につきましては、自己資本がどの程度固定資産に投下されているかを見る指標でございまして、比率が198.5%で100%を超えているので、これは借入金によって設備投資が行われていることになるということで、これは必然的に比率が高くなっております。しかし、100%を超えたとしても、先ほどの固定資産対長期資本比率が84.1%でありますので、100%を下回っておりますので、これは資本の枠内の投資が行われているということで、必ずしも不健全な状態とは言えないとされております。次に、最後の下段の固定負債比率につきましては、総資本に対する借り入れ資本金の割合を示すもので、先ほどの自己資本比率42.2%は逆の傾向を示すものでございます。
次に、3ページ、願います。イの収益比率につきましては、収益性を見るための指標でございます。数値が大きいほどその収益性が高いことを意味しております。いずれも全国平均値を上回っております。内容は、省略させていただきます。
次に、ウの施設利用率につきましては、施設の効率性を示す指標でございます。最初の施設利用率につきましては、次にあります最大稼働率77.1%に次の負荷率75.8%を乗じた数値が施設利用率の58.5%となり、これらは相互に関連しておりまして、この施設利用率は全国平均値を上回っております。次の有収率は、全国平均値を若干下回っている状況になっております。
次に、4ページ、願います。エの労働生産性について、職員1人当たりの生産性について、給水人口、有収水量及び営業収益をそれぞれ把握するための指標でございます。前年度に比較しますと、各項目とも上昇しておりますことは、職員1名減によるものであります。以下記載のとおりでございますので、省略させていただきます。
次のオの料金に関する比較でございます。水量1立方メートル当たりの給水原価と供給単価をあらわしております。次の回収率ですが、当年度113.5%で、前年度同様に100%を超えておりますので、これは給水に要する費用はすべて水道料金で賄われていることを意味いたしております。
次に、5ページ、お開き願います。第1表の業務実績比較表でありますが、内容につきましてはごらんいただくことによりまして省略をさせていただきます。
次、6ページ、お願いします。第2表、決算額比較表でございます。収益的収支及び資本的収支を前年度と比較して記載したものでございます。内容は、ごらんいただくことによりまして省略をさせていただきます。
7ページ、お願いします。第3表は、比較損益計算書であります。平成19年度における水道事業の経営成績を明らかにするために、当年度中に得たすべての収益とそれに対応するすべての費用を前年度と比較してあらわしたものであります。最初の営業成績で申し上げましたとおり、本年度の純利益は表の下段で記載しておりますとおり3,341万5,358円の決算となっております。前年度に比較しますと427万2,337円、11.3%の減でございます。
次、最終のページをごらん願います。第4表の比較貸借対照表につきましては、水道事業会計の財産、財政状態を総合的に示しております。まず、借方、資産の部について、前年度増減で申し上げますと、1の固定資産では3,771万6,282円の減となっておりますが、これは減価償却によるものでございます。次の2の流動資産につきましては前年度より3,427万9,051円の増で、現金預金でございます。次に、貸方、負債、資本の部では、3の流動負債につきましては前年度増減で117万8,599円の減で、主に営業未収金であります。4の資本金につきましては、前年度増減で3,800万1,530円の減は企業債未償還残高が減額となったものであります。5の剰余金では前年度増減で3,574万2,898円の増は、水道管布設替工事に伴う補償金232万7,540円と先ほど申し上げた利益剰余金の3,341万5,358円であります。したがって、資産合計及び負債、資本の合計はそれぞれ29億6,068万1,539円となっております。
以上で水道事業会計審査意見の内容説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
〇磯野委員長 暫時休憩します。
休憩 午後 1時54分
再開 午後 2時05分
〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
次に、財務課長から決算認定資料等の説明を求めます。
財務課長、品野万亀弥君。
〇品野財務課長 私から各会計決算認定資料に基づきまして説明をさせていただきます。
説明に入ります前に資料の差しかえをお願いいたしたいと思っております。決算書の150ページの次に決算認定資料がございますが、その32ページの第11表、債務負担行為の調べの一部に不備がございましたので、事前に差しかえをお願いいたしております。お手数をおかけいたしております。申しわけございません。
それでは、決算書150ページの次の羽幌町各会計決算認定資料をお開き願いたいと思います。認定資料の目次をめくっていただきまして、1ページをごらんいただきます。第1表、平成19年度各会計別決算総括表でございます。これは、町長の提案理由説明と重複いたしますので、私からの説明は省略させていただきます。
次に、2ページをお開き願います。第2表、決算の状況に関する調べ、一般会計決算の18年度と19年度の比較表であります。増減の欄でありますが、歳入の総額では3億9,426万3,000円の増、歳出総額では3億9,553万9,000円の増となっております。平成19年度の欄を見ていただきたいのですが、歳入から歳出を差し引きましたCの欄、歳入歳出差引額の欄は8,131万7,000円となります。翌年度に繰り越しをします財源はありませんので、Jの欄、実質収支の欄も8,131万7,000円、財政再建債等未償還元金もございませんので、O欄も同額の8,131万7,000円であります。このように8,131万7,000円の黒字決算となっておりますが、平成18年度のOの欄を見ていただきたいと思います。平成18年度も8,259万3,000円の黒字でありまして、この部分の額が19年度へ繰越金として収入されて19年度の決算がされたものでありますので、この繰越金があったから19年度の8,131万7,000円の黒字額になったものでございます。したがいまして、19年度の単年度だけで見れば、18年度の繰越額8,259万3,000円を引いた額であります19年度のPの欄の額127万6,000円の赤字となるものであります。ただ、19年度中に黒字要素である財政調整基金に積み立てた額、いわゆる貯金した額、Q欄の積立金4,381万4,000円と赤字要素であります財政調整基金の取り崩し額、S欄の450万2,000円などから、一番下の数字になりますが、実質単年度収支を算出しますと、Tの欄ですが、3,803万6,000円の黒字となるものでございます。
次のページ、3ページ、第3表でございます。以下10ページまで、各会計の歳入歳出決算額を18年度と19年度を款別に比較しております。これから各会計別に増減の主なものをご説明いたします。まず、3ページ、一般会計の歳入でありますが、1款町税で前年度比較で4,303万6,178円、5.9%の増となっております。増加要因といたしましては、所得税から住民税へ税源移譲により個人住民税で5,080万5,944円の増となっております。一方、減少しているものでは法人町民税において498万3,000円及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金において営林署の土地、家屋の売却による215万2,400円の減少等が主な要因でございます。
次に、2款地方譲与税では6,205万7,934円、44.9%の減となっておりますのは、暫定的に措置されておりました所得譲与税が所得税から住民税への税源移譲に伴い廃止になったことがその要因でございます。
次に、10款地方交付税では1,880万円、0.6%の増は、臨時財政対策債及び過疎債等の起債償還の増や頑張る地方応援プログラムの新たな算入等による基準財政需要額の増等がその要因でございます。
次に、14款国庫支出金では2,281万8,267円、12.2%の増となっております。増加要因としましては、障害者福祉サービス給付費等1,979万8,000円、後期高齢者医療費制度創設準備事業費559万9,000円等の増に対しまして、建設機械整備費819万円の減少が主な要因でございます。
次に、15款道支出金では4億8,647万7,756円、163.0%の増となっております。増加要因といたしましては、障害者福祉サービス給付費等1,161万1,000円、元気な地域づくり交付金5億1,211万5,000円等の増となっております。一方、減少しているものでは二股ダム改修補助金2,107万円、浜の改革推進事業補助金1,990万円の減等が要因でございます。
次に、16款財産収入では1億3,236万1,190円、77.1%の減は、羽幌観光開発株式会社解散分配金6,293万3,000円、町有地及び町有建物売り払い等6,627万円の減等がその要因でございます。
次に、18款繰入金では1億6,116万9,499円、72.8%の減は、減債基金1億2,500万円、庁舎等整備基金725万3,000円及びまちづくり基金3,123万円の減等がその要因でございます。
次に、20款諸収入では1,952万7,544円、7.1%の増となっております。備荒資金組合納付金還付金6,500万円の増に対して、福祉施設運営適正化資金貸付収入500万円及び畜産担い手育成総合整備事業受益者負担金3,767万6,000円の減等がその要因でございます。
次に、21款町債では1億6,979万4,000円、33.1%の増となっております。増加要因といたしましては、米穀乾燥調製貯蔵施設整備2億5,000万円に対し、臨時財政対策債1,920万6,000円、除雪機械400万円、港湾4,380万円及び公営住宅2,320万円の減がその要因でございます。
次に、4ページをお開き願います。一般会計の歳出でございますが、増減の主なものにつきましては監査委員からの報告がありましたので、私からの説明は省略をさせていただきます。
次に、5ページ、特別会計に入りまして、国民健康保険事業特別会計でございますが、上段の歳入の合計額で前年度対比で1億2,418万628円の増となっておりますが、2款国庫支出金4,106万1,940円の増は、療養給付費の19.0%増加に伴う療養給付費等負担金増及び特別調整交付金11.5%の増によるものでございます。
3款療養給付費交付金1,451万4,250円の減は、退職分療養給付費6.1%の減による療養給付費交付金6.5%の減によるものでございます。
5款共同事業交付金1億73万6,720円の増は、保険財政共同安定化事業が平成18年10月から新設されたためでございます。
8款繰入金705万4,000円の減は、繰入金の配分見直しによる財政安定化支援事業の減少及び出産育児一時金の減少によるものでございます。
次に、下段の歳出でございますが、前年度対比で1億1,983万5,991円の増となっております主なものは、1款総務費で1,453万7,167円の増は後期高齢者医療制度創設に伴う国保システム改善委託料の増でございます。
2款保険給付費で8,094万1,832円の増でありますが、一般被保険者に係る医療費の増加が主なものでございます。
3款老人保健拠出金3,470万456円の減は、老人医療費の減少によるものでございます。
5款共同事業拠出金5,523万5,346円の増は、保険財政共同安定化事業が平成18年10月から新設されたためでございます。
次に、6ページをお開き願います。老人保健医療特別会計でありますが、上段の歳入の合計額、前年度対比で2,872万1,197円の増となっておりますが、1款支払基金交付金2,791万4,000円の減は、老人医療費の減少に加え、負担割合の改正に伴い、支払基金の負担割合が減少しているためでございます。
2款国庫支出金4,868万1,000円の増及び3款道支出金1,253万5,000円の増は、医療費及び負担率の増加によるものでございます。
4款繰入金は2,613万8,000円の減でありますが、これは一般会計からの繰入金で、国庫支出金の概算交付額がふえたことと前年度精算交付金の増額に伴うものでございます。
6款諸収入は2,148万7,339円の増は、前年度の精算交付金の額が19年度より少なかったためでございます。
下段の歳出ですが、前年度対比で2,710万1,800円の増となっております。その要因は、医療給付費において前年対比で2.1%増加しているためでございます。
次に、7ページ、下水道事業特別会計でございます。歳入合計で8,904万5,819円の減でございますが、3款国庫支出金で5,170万円の減は、国庫補助対象事業水処理施設分が皆減となったためでございます。
4款繰入金で1,682万5,000円の増は、公債費の増加でございます。
7款町債6,140万円の減は、起債対象事業の減少によるものでございます。
下段の歳出でありますが、歳出合計8,925万3,226円の減となっております。この主な要因は、2款事業費で1億1,247万6,598円の減となっております。この減は、歳入でもご説明いたしましたが、国庫補助対象事業水処理分が皆減となったためでございます。
3款公債費2,266万3,934円の増は、据置期間終了に伴う償還金の増加によるものでございます。
次、8ページをお開き願います。簡易水道事業特別会計でありますが、歳入合計で1,263万7,083円の増でございます。主な要因は、2款繰入金で1,456万9,000円の増は焼尻配水池屋上防水工事等の増によるものでございます。
歳出でありますが、1,271万3,372円の増は、これも歳入で申し上げましたが、焼尻配水池にかかわるものの増でございます。
次に、9ページ、介護保険事業特別会計の保険事業勘定であります。歳入合計で2,771万1,533円の増であります。
まず、3款国庫支出金で442万7,296円の増、4款道支出金、保険料で1,283万1,294円の増及び5款支払基金交付金で1,875万8,975円の増は、介護保険事業計画の改定に伴う事業量の増に伴うものでございます。
10款諸収入で1,912万1,403円の減は、国庫負担金等返納金の減でございます。
歳出でございますが、合計額で前年度と比べますと3,832万5,460円の増でございます。
まず、2款保険給付費で3,047万7,447円の増は、介護保険事業計画の改定に伴う事業量の増加に伴うものでございます。
4款地域支援事業費625万7,412円の増は、事業期間の拡大による増でございます。
次に、10ページをお開き願います。介護サービス事業勘定でありますが、歳入合計で927万1,942円の増でございます。第1款サービス収入の368万9,728円の減は、指定管理者制度導入による介護給付費、短期入所サービスの減によるものでございます。
3款繰入金425万8,000円の減は、指定管理者制度導入に伴う繰り入れの減でございます。
4款繰越金1,721万758円の増は、前年度精算に伴う増でございます。
歳出に入りますが、合計で297万3,277円の増は、1款総務費254万5,883円の減は異動に伴う人件費の圧縮による減でございます。
2款事業費で126万9,861円の増は、居宅介護支援事業、ケアプラン作成の増によるものでございます。
3款基金積立金424万9,299円の増は、サービス事業経費と運営経費との差による増でございます。
これで特別会計の説明を終わりまして、次に11ページの第4表、経常収支等の状況に関する調べでございます。この表は、一般会計から公営企業に準じる経費として港湾旅客上屋等に関する経費107万1,000円を除きました普通会計の決算をあらわしているものでございます。普通会計とは、一般会計といっても市町村ごとに会計の範囲が異なっていること等のため、このままでは自治体別の財政比較ができないため、地方財政統計上統一的に用いられている会計区分でございます。それでは、表の中身を説明させていただきます。まず、収入では、収入決算額のうち臨時的な収入なのか経常的な収入なのか、そしてその収入の使い道が特定されているものなのか、何にでも使える一般財源なのか、また支出のほうでは性質別区分の決算額、(A)欄のうち経常的な支出経費、(C)欄の額に対して一般財源がどれだけ充当されているかをあらわしております。このような区分の結果をもとに経常収支比率を求めているものでございます。
なお、18年度決算より、3、各種指標として新たな表を設け、指標数値を載せております。まず、町長からも申し上げましたが、経常収支比率でございますが、89.2%、この比率は通常比較する際に使用する数値でございます。一般財源に臨時財政対策債と減税補てん債を加えた数値により算出したものでございます。その他の数値についてはごらんになっていただき、説明は省略させていただきます。
次に、12ページをお開き願いたいと思います。第5表でございますけれども、普通会計の決算額を款ごとに性質別にあらわしたものでございますが、説明は省略をさせていただきます。
次に、13ページの第6表ですが、13ページから23ページまでにつきましては、主立った投資的事業につきまして会計別、款別に区分をいたしまして、事業ごとに決算額、整備内容などを載せております事業効果表でございます。ごらんいただきましてご理解賜りたく、説明は省略させていただきます。
次に、24ページをお開き願います。第7表でございます。歳入歳出の決算状況を目的別にグラフにあらわしたものでございます。左側の歳入の円グラフですが、歳入の約半分を交付税が占めている状況にありますことと、右側の歳出の総額のうち公債費と諸支出金、いわゆる職員の給与費が主なものでございます。合わせますと34%程度を占めております。
次に、25ページをお開き願います。第8表ですが、町税の収入額をそれぞれ税別にグラフにあらわしたものでございます。ごらんをいただきましてご理解願いたく、説明は省略させていただきます。
次に、26ページから28ページの第9表ですが、収入状況調べとなっております。町税につきましては、先ほど一般会計歳入でご説明させていただきましたことと、29ページ、30ページにあります一般会計、特別会計の不納欠損額調べにつきましても監査委員から監査意見がございましたので、説明を省略させていただきたいと思います。
次に、31ページをお開き願います。第10表、給与費決算調書でございます。一般会計と特別会計の特別職、一般職に係る職員数と給与費、共済費及び報酬の決算状況をあらわしております。一番下の差し引きで18年度と比較しておりますが、合計の一番右下になりますが、2,022万6,000円、1.5%の減となっております。これは、退職者分の不補充による定数内職員の6名の減少が主な要因でございます。
次に、32ページ、第11表、債務負担行為の調べでございます。一般会計におきまして19年度以前に議会で議決をいただき、後年度で支出する内容を記載してございます。事項別の内容は省略させていただきますが、(1)、物件購入、その他の表の一番右下の欄にありますように、20年度以降に一般財源で支出を予定されている額は8,854万4,000円でございます。
次に、33ページをお開き願います。第12表、地方債施設別現在高調べですが、会計別に19年度末の未償還元金の額を記載してございます。まず、一般会計でございますが、ほとんどの項目で減少しておりますが、中段にございます農林振興施設において1億7,930万円の増は米穀乾燥調製貯蔵施設整備事業において過疎債2億5,000万円の借り入れ等による増でございます。一般会計の総額では前年度より2億4,126万6,000円の減少となっており、19年度末残高は81億7,024万4,000円となってございます。また、簡易水道事業会計、下水道事業会計はいずれも前年より減少しておりまして、一般会計を含めますと減少の総合計で3億5,970万9,000円の減となっており、3つの会計の19年度末残高は121億6,735万9,000円となっております。
第13表の右のグラフは、一般会計分の19年度までの起債の借入額の状況とその分に係る元金の償還予定額の状況を平成23年度までグラフにあらわしたものであります。点線の折れ線グラフが元金償還予定の状況を示してございます。
次に、34ページ、第14表でございますが、一般会計の決算額を款別、節別に集計したものでございます。ごらんをいただきまして、説明は省略させていただきます。
次に、35ページをお開き願います。第15表、基金運用状況調べでございますが、定額の資金を運用する奨学基金の状況を載せてございます。ごらんをいただきまして、説明を省略させていただきます。
次に、36ページ、最後のページでございます。第16表、繰越明許費事業調べでございます。19年度で予算措置をし、20年度へ予算繰り越しの議決をいただいております事業の状況でございます。ごらんいただきまして、ご理解を賜りたいと存じます。
以上で平成19年度決算資料の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。
〇磯野委員長 次に、建設水道課長から水道事業決算報告書の内容説明を求めます。
建設水道課長、西村修君。
〇西村建設水道課長 それでは、平成19年度の水道事業決算報告につきましてご説明申し上げます。
決算書の1ページをごらんいただきたいと思います。この表は、平成19年度の経営状況に伴って発生した収益と費用を計上したものです。収益的収入及び支出でございますが、収入では第1款水道事業収益2億6,948万6,000円の予算額に対して、決算額2億6,118万4,064円であります。支出は、第1款水道事業費用2億6,776万8,000円の予算額に対し、決算額は2億2,688万8,985円で、不用額は4,087万9,015円となっており、これは原水及び浄水費の薬品及び修繕費の減や配水管布設工事費などの減が主な要因でございます。
次に、2ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございますが、これは投資的事業に係る費用と過去の設備投資に係る企業債の元金償還も含んだ収支でございます。収入では第1款資本的収入決算額232万7,540円に対しまして、支出は第1款資本的支出決算額5,068万5,530円で、差し引き不足額4,835万7,990円は損益勘定留保資金により補てんしたところでございます。
次に、3ページをお願いいたします。これは、税抜きによりましてすべての収益と費用を記載し、利益を明らかにしたもので、さきに1ページでご説明しました収益的収支の税抜き額及び12ページの事業収支、事業費の内容と一致する表でございます。収益から費用を差し引いた3,341万5,358円が19年度純利益となっております。
次に、4ページをお願いします。剰余金計算書及び剰余金処分計算書でありますが、利益剰余金の部の積立金では、18年度の減債積立金繰入額188万5,000円を加えた2,057万2,405円が積立金の合計となっており、未処分利益剰余金は減債積立金188万5,000円を差し引き、当年度純利益3,341万5,358円を加えた2億6,622万5,530円が当年度の未処分利益剰余金となっております。資本剰余金の部では、配水管布設替に伴う補償金232万7,540円を加えた7億5,158万4,662円が翌年度繰り越し資本剰余金となります。
次に、剰余金処分計算書でありますが、地方公営企業法の規定により当年度純利益であります3,341万5,358円の20分の1を下回らない額167万1,000円を減債積立金としなければならないことから、その対象額を当年度未処分利益剰余金から差し引いた額2億6,455万4,530円が翌年度繰り越し利益剰余金となるものでございます。
次に、5ページをお願いします。5ページ、6ページは貸借対照表でございまして、資産状況を5ページに、負債、資本状況を6ページに示し、企業の財政状況を明らかにするものであります。5ページの資産の部は、固定資産合計額24億8,087万2,819円と流動資産合計4億7,980万8,720円を加えた29億6,068万1,539円が資産の合計となっております。
次に、6ページは負債の部の未払い金、その他流動負債合計999万5,933円と資本の部、資本金合計19億1,230万3,009円と資本剰余金合計7億5,158万4,662円、利益剰余金合計2億8,679万7,935円、それぞれを加えた29億6,068万1,539円が負債、資本の合計となっております。これは、5ページの資産合計額と一致するものであります。
次に、7ページをお願いいたします。7ページから15ページまでは、事業報告書でございます。最初に、7ページの概況ですが、給水状況では給水戸数、給水人口とも前年度と比較して、それぞれ戸数で28軒、給水人口で140人の減少となり、年間配水量、有収水量とも減少しました。19年度実施した主な工事は、量水器取りかえ、配水管布設替など総額5,337万1,500円となっており、工事概要は9ページ、10ページに掲載しております。以下、財政状況について述べております。
次に、8ページをお願いします。8ページは、議会議決事項、職員の配置数を掲載しております。
次に、9ページ、10ページは、先ほど述べました工事契約の概要でございます。
次の11ページの業務量、12ページの事業の収入支出について、先ほど述べました給水人口や収益費用など、それぞれ前年度との比較をあらわしたものであります。
13ページをお願いします。13ページの経営分析の結果でありますが、監査委員から全国平均の比率などを含めた報告がございましたので、省略させていただきたいと思います。
次に、14ページの企業債の概況でございますが、政府資金、公庫資金合わせて、前年度末残高17億3,905万3,348円に当年度の償還額3,800万1,530円を差し引いた17億105万1,818円が当年度末未償還残高となるものです。
なお、14ページと15ページに入っている附属書類と書いてあります相紙については、15ページと16ページの間に入るものでありますので、申しわけございませんが、よろしくお願いします。
以下、15ページが営業未収金調書、16ページから19ページは収益費用、20ページは資本的収支、21ページは固定資産、22ページは企業債を掲載しております。それぞれ各明細につきましては、これまでの説明と重複しますので、ごらんいただきまして、省略させていただきます。
以上、平成19年度水道事業会計決算報告書の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。
〇磯野委員長 これより理事者側に対する質疑を行いますが、質疑は決算書の内容についてのみにとどめられるようご協力をお願いいたします。
認定第1号 平成19年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
5番、高野君。
〇高野委員 本来、先ほどまではないと言っていたのですが、ちょっと1件だけ確認のためですから、認定に対して大きく影響するものではないのですが、事業効果表あるのですが、これは事業効果表の22ページなのですが、公共下水道事業で管の布設実施設計とカメラ調査、水道補償ということで、このカメラ調査の4工区というのは、これはいつ実施された部分で、4工区の工事がですよ。カメラの調査は何を目的にカメラ調査ということ、ずっとこれ毎年あるのか。前に相当議論になった経緯がございますから、この辺の絡みでちょっと質問をしたいわけでありますが、お答えをいただきたいと思います。
〇磯野委員長 暫時休憩します。
休憩 午後2時41分
再開 午後2時42分
〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで討論を終わります。
これから認定第1号について採決します。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 異議なしと認めます。
したがって、認定第1号は原案のとおり認定されました。
認定第2号 平成19年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで討論を終わります。
これから認定第2号について採決します。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 異議なしと認めます。
したがって、認定第2号は原案のとおり認定されました。
認定第3号 平成19年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで討論を終わります。
これから認定第3号について採決します。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 異議なしと認めます。
したがって、認定第3号は原案のとおり認定されました。
認定第4号 平成19年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
高野委員。
〇高野委員 大変失礼しました。一括と勘違いしていました。
事業効果表で下水道の部分で改めて触れますが、これは公共下水道事業の中に事業効果表、カメラ調査4工区というのがございます。これは、この4工区の工事は19年度でなくて、さらにその前に行われたものであって、その後問題があってこのカメラ調査をされたのか、この辺お聞きをしたいと思います。
〇磯野委員長 建設水道課長、西村修君。
〇西村建設水道課長 それでは、高野委員のご質問にお答えします。
今事業効果表に載っているカメラ調査につきましては、上のほうに書いている本工事4本分の布設になった管のカメラ調査です。それで、あと幹線につきましては布設して10年をめどにカメラ調査を行っています。その経費につきましては、経常費の委託料でその分については、10年経過した管の調査については経常費で見ております。
〇磯野委員長 高野委員。
〇高野委員 つまりこれは何年度の工事なのか、10年ということを今言われましたが、その10年前ということですか、その辺。
〇磯野委員長 建設水道課長、西村修君。
〇西村建設水道課長 今事業効果表に載っているのは、19年度の工事です。それで、経常費で見ている分については、平成7年から幹線布設工事やっておりますので、平成7年から随時10年経過した管については経常費で調査費を計上して調査しております。
〇磯野委員長 高野委員。
〇高野委員 聞き方もあれなのですか、ちょっとわからないのですが、つまり19年度の下水道事業の決算で事業効果表出てきているのですね。つまり執行されたのだということ。この工事が、4工区のカメラ調査の部分はいつ行われた工事なのかということ。19年度の工事の部分をカメラ調査やったということですか。それは、何のためですか、その辺ちょっと。
〇磯野委員長 下水道係長、鷲尾君。
〇鷲尾下水道係長 それは、19年度、当該年度の工事の汚水管渠の部分のみやっております。
〇磯野委員長 高野委員。
〇高野委員 つまりそうすると、これから当該年度の工事は必ずカメラ調査が伴うということで理解していいですか。
〇磯野委員長 下水道係長、鷲尾伸一君。
〇鷲尾下水道係長 ええ、そのとおりです。
〇磯野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで討論を終わります。
これから認定第4号について採決します。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 異議なしと認めます。
したがって、認定第4号は原案のとおり認定されました。
認定第5号 平成19年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで討論を終わります。
これから認定第5号について採決します。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 異議なしと認めます。
したがって、認定第5号は原案のとおり認定されました。
認定第6号 平成19年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで討論を終わります。
これから認定第6号について採決します。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 異議なしと認めます。
したがって、認定第6号は原案のとおり認定されました。
認定第7号 平成19年度羽幌町水道事業会計決算認定について、これから質疑を行います。
高野君。
〇高野委員 これだけで終わりますが、これに絡めて何年か前に私質問しているし、金木議員も質問あったかと思うのですが、これは予算のときか決算のときかは承知しておりませんが、いずれにしても8ページの職員に関する事項なのですが、平成19年度における職員の現況及び機構は次のとおりと。職員の定数及び内訳がここに記載されてございます。
そこで、19年度6名ということで、課長以下ということで6名配置されている。この部分なのですが、いわゆる公営企業会計ですから、下水道もそうなのですが、ここと下水道もございます。それから、通常の建設水道にかかわる一般的な事務もあるのですが、いずれにいたしましても特別会計の職員の配置の部分の費用の負担なのですが、いわゆるここの水道事業会計に所属する職員の配置をしていますが、これは案分によって費用を計上されているのか、それともそのままストレートにここでもって全部見ているのか、その辺についてまず。
〇磯野委員長 建設水道課長、西村君。
〇西村建設水道課長 それでは、19年度職員数6名になっております。この6名の会計別の内訳なのですが、課長、私ですが、給与は一般会計、それで簡易水道から1人見ております。あと4人が今水道会計で見ているという内容です。
〇磯野委員長 高野委員。
〇高野委員 一般会計の課長の部分等わかりましたが、では4名の部分といいますか、では下水道会計のほうでは、他の会計では全く見ていないと。水道のほうに全部100%ということ、他の職員。
〇磯野委員長 建設水道課長、西村修君。
〇西村建設水道課長 今水道と下水道、併任はしておりません。下水道は専任で、水道も専任でございます。
〇磯野委員長 高野委員。
〇高野委員 そうすると、給与のその部分では完全に分けているということでいいですか、会計ごとに。
〇磯野委員長 建設水道課長、西村修君。
〇西村建設水道課長 下水道と水道事業会計は分けております。
〇磯野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 これで討論を終わります。
これから認定第7号について採決します。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇磯野委員長 異議なしと認めます。
したがって、認定第7号は原案のとおり認定されました。
以上で各会計決算認定については、それぞれ認定することに決定しました。再開する本会議において報告することにいたします。
◎町長あいさつ
〇磯野委員長 次に、舟橋町長からあいさつの申し出がありますので、これを許します。
町長、舟橋泰博君。
〇舟橋町長 19年度の決算認定ということで、皆様方にはさまざまなご意見をいただきました。慎重審議、まずもってありがとうございました。
提案理由、もろもろの説明の中で非常に厳しい地方財政の中、やはり心して取り組んでいかなければならない、まして自治体の健全財政に関する指標というものも20年度決算から新たな形として厳しい目が住民を含めて注がれてくるのかなというふうにも思っております。事業のやはり効率的な運営、そして取り組みに対しても心して住民と同じ目線の中で取り組んでいきたいなというふうに思っております。皆様方からいただいたさまざまな意見、これからの事業に生かしていきたいというふうに思います。
長時間にわたりご審議ありがとうございました。
◎委員長あいさつ
〇磯野委員長 それでは、委員長退任に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
委員各位におかれましては、終始ご熱心に審査を賜り、まことにありがとうございました。また、理事者各位におかれましても、本日の資料の作成並びに審査の円滑な運営にご協力いただきましたことを厚くお礼申し上げます。皆様方のご指導とご協力により決算特別委員会の全日程を終了することができました。心よりお礼を申し上げまして、退任のあいさつにかえさせていただきます。長時間どうもありがとうございました。
(閉会 午後2時55分)
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