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議会議事録(平成19年第6回臨時会 10月16日)

議会議事録(平成19年第6回臨時会 10月16日)

平成19年第6回羽幌町議会臨時会会議録

〇議事日程(第1号)
 平成19年10月16日(火曜日) 午前10時00分開会

 第1 会議録署名議員の指名
 第2 会期の決定
 第3 諸般の報告
 第4 議案第36号 平成19年度羽幌町一般会計補正予算(第3号)

〇出席議員(12名)
  1番 蒔田 光子 君
  2番 伊藤 昇 君
  3番 寺沢 孝毅 君
  4番 磯野 直 君
  5番 高野 輝雄 君
  6番 森  淳 君
  7番 駒井 久晃 君
  8番 船本 秀雄 君
  9番 大山 新太郎 君
 10番 熊谷 俊幸 君
 11番 室田 憲作 君
 12番 橋本 修司 君

〇欠席議員(0名)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君
 副町長 松本 信裕 君
 監査委員 米澤 幸雄 君
 会計管理者 長谷川 一志 君
 総務課長 本間 幸広 君
 政策推進課長 鈴木 典生 君
 財務課長 石川 宏 君
 建設水道課長 平山 光彦 君
 建設水道課長補佐 水上 常男 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 伊勢田 正幸 君
 総務係長 渡辺 博樹 君
 書記 富樫 潤 君

    ◎開会の宣告
〇議長(橋本修司君) ただいまの出席議員は12名であります。
 定足数に達しておりますので、ただいまから平成19年第6回羽幌町議会臨時会を開会いたします。
(午前10時00分)

    ◎町長あいさつ
〇議長(橋本修司君) 町長から議会招集のあいさつの申し出がありますので、これを許します。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 平成19年第6回町議会の臨時会の招集に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 議員の皆様におかれましては、時節柄何かとご多忙のところご参集をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。
 本臨時会に提案いたしております案件は、平成19年度羽幌町一般会計補正予算について1件であります。内容等につきましては、この後の議案審議においてご説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げまして招集のあいさつといたします。

    ◎開議の宣告
〇議長(橋本修司君) これから本日の会議を開きます。

    ◎会議録署名議員の指名
〇議長(橋本修司君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
  10番 熊谷 俊幸 君  1番 蒔田 光子 君
を指名します。

    ◎会期の決定
〇議長(橋本修司君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
 お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、会期は本日1日間と決定いたしました。

    ◎諸般の報告
〇議長(橋本修司君) 日程第3、諸般の報告を行います。
 会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
 次に、地方自治法第121条の規定により、本臨時会に説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付してありますので、ご了承願います。
 これで諸般の報告を終わります。

    ◎議案第36号
〇議長(橋本修司君) 日程第4、議案第36号 平成19年度羽幌町一般会計補正予算(第3号)を議題とします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) ただいま提案となりました補正予算につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
 一般会計で、既定の予算総額に歳入歳出654万8,000円を追加し、予算の総額を歳入歳出それぞれ64億9,803万9,000円とするものであります。
 補正をいたします内容は、今まで市街地区の除排雪は羽幌町が臨時職員を雇用するなどして直営で実施いたしておりました。この市街地区の除排雪につきまして、民間への業務委託が可能か内部で検討を重ねてまいりましたが、この冬から民間に委託をいたしまして除排雪を実施しようとするもので、これに伴います予算の補正であります。
 内容といたしましては、現在予算化されております道路維持費の中の賃金など直営経費に係ります分3,331万4,000円を委託料に組みかえをいたしますことと、過去5年間の市街地区の除排雪経費の平均額を算出いたしまして不足します654万8,000円を増額し、合計3,986万2,000円を委託料とするものであります。財源は、普通交付税を充てております。また、債務負担行為でこの市街地の除排雪業務委託の契約期間は3年間といたしておりますことから、平成19年度から平成21年度までの期間と限度額を定めております。
 以上が今回補正をいたします予算の内容でありますが、民間への業務委託を推進することによります行政のスリム化と町なかの活性化を図ろうとするものでありますので、よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由とさせていただきます。

〇議長(橋本修司君) これから議案第36号について質疑を行います。
 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) 私のほうからは、実は羽幌町議会、今地方統一選挙を経て町民の目線に立って、より開かれた議会を目指しております。このため、やっぱり丁寧な議論を行おうとしなければなりません。この目標を達成しようとするときに、町行政側の親切なる情報公開、そういう協議が非常に前提になるというふうに思います。こうした観点から、今議会に提案されました除排雪事業の民間委託に関する予算補正について何点か質問を行いたいと思います。
 まず、第1点でありますが、委託する理由として町は、10月の2日に開催された総務産業の常任委員会において説明があったのですが、昨年策定の町の自立プラン、これに掲げた民間委託の推進を図るためとしていますが、自立プラン策定までの期間と今日までを考えると、少なくとも2年間はあったと思うわけであります。先ほど町長の提案理由の説明の中で、これまでの検討を若干触れておりますが、今この除排雪を目前とした時期に提案となった理由について、改めてどういう協議をされてきたのか、過去。ここを含めてご説明をいただきたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 町長、舟橋泰博君。

〇町長(舟橋泰博君) 高野議員のご質問にお答えをいたします。
 まず、自立プランという言葉が出てきておりますけれども、この民間業務委託、除排雪を含めた建設課のことでありますけれども、平成11年の3月に行政改革懇談会の中間答申という中で、可能な限りの業務委託の方向で検討すべきという答申が出てきております。そのときの状況というか、現状の職員体制だとか、いろいろな兼ね合いの中で早急に取り組むこと、要するにその答申が出た状況の中でのすぐの取り組みということにはちょっと無理があるというようなことで検討だけがされながら、また行政のスリム化等の状況に合わせて民間への委託という基本的な考え方の中でその体制づくりというものが進められてきております。ですから、自立プランの中で初めて出てきて、そして今この時期を迎えているということではないというふうに考えていただきたいというふうに思います。
 また、なぜこの時期かということなのでしょうけれども、今までの積み重ねの論議というか検討の中で、私自身今なぜこの時期というふうには思っておりません。除雪時期を前にして今皆様方からご承認をいただきたいという考え方ですので、検討の積み重ねの中で皆様方にご提案申し上げているというふうにご理解していただければというふうに思います。

〇議長(橋本修司君) 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) 今町長のほうから説明がありましたが、私は民間委託を行うということに反対の立場で質問をしているわけではありません。ただ、こうした臨時議会、今日10月16日に開催しておりますが、私はやっぱり少なくとも当初予算で議論すべきだと思うし、また議会との部分での審議、常任委員会におけるこういう大事な部分ですから、町民生活に係る非常に町民も関心を持つ、それから生活に密着した課題であるだけに、やっぱり町民にもわかるような説明をしてもらわなければならない。この後またこれに関連して言いますが、やっぱりしっかりと町民にわかるようにしていただきたい、この結果をもって。私は、反対するということではありませんからね。だから、そのことを申し上げたいと思うのです。臨時議会を開くということは、やっぱりいろんな部分で経費節減と言いながら、臨時議会を開くとこうして多くの説明員、議会議員も出ています。そういうことで費用がかかるわけでありますから、私はやっぱり少なくとも、であればせめて9月議会に提案をすべきでなかったのかなと、そのように思います。
 そこで、町長はこれまでのことを話をされましたが、いま一つ私はわからないのですが、私はこの4年間、過去常任委員会、厚生を含めた常任委員会にいましたが、その間一度もその除排雪の民間委託についてはそういう審議をされていなかった。これは、議会側の対応もあるのでしょうけれども。それだけに、過去どのようなことがあったのか、改めて私は記録をもとに申し上げたいのですが、ここに12年の5月9日の産業建設常任委員会の記録があるわけであります。このときに委託を、もうやっぱり直営なのですけれども、ある委員は一本でも委託してみて実際に比較をしてみる必要があるという意見があった。しかし、そのときに町の中はほとんど直営だと。これは、どこかの地区を委託しても排雪の関係が出てくるので、単価的に安くして委託をやらせるとなると相当業者には無理な面が出てくると思うと。直営のやり方と同様に民間にやらせることは大変だと思うという、こういう町側の答弁があります。さらに、その委員は今は不景気なのだと、今も変わらない、当時から不景気なのだと。だから、不景気なので、業者もそれなりに調整してある程度公平に配分してはどうかと、こういう質問をしています。そこで、町側はさらに以前から再三再四説明しているが、委託のほうが高くなるのだと。除雪をしても委託すると億単位になると。これは排雪ですね。この辺も私わからないのですが、なぜ億単位になるのか。こんな極端なことはないと思うのですが、そこまで言い切っているのです。いろいろな面からも委託すると、住民の方にも除雪、排雪等において迷惑をかけると思うと。さらに、この方はその後助役をやっていますが、当時の建設課長は、直営で安いのは臨時職員を大量に投入してやっているので、安価にできると思いますと、こういうことで町側はできないのだと、相当。議会の側から、住民の立場からして、だったらやっぱり不況だし、ぜひそういう民間にやらせてはということを言っているのですが、こういう議論があるのです。このことは何を指していたのか、それをどういうふうにクリアしたのか。改めてこの辺、今突然出てきたら私はやっぱり町民の側から見ると理解されないのではないかと思うので、その辺ちょっとお答えをいただきたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) ただいまの高野議員のご質問にお答えいたします。
 今おっしゃられておりました12年の話なのですけれども、私ども過去に2回ほど直営に関する話がされたということでは聞いたのですが、その2回ともがいずれも直営のほうが効率的でできるのだというような話で終わっているように聞いております。額の話についても1億とかという今の話は、ちょっと私どもも認識しておりませんけれども、ただ、今そういう経過の中で先ほど町長が述べられましたように行革の推進、あるいは昨年打ち上げました自立プランの中でもやはり民間でできるものは民間に任せるという中で、かつそれをやることによって行政のスリム化も図れると、こういうことがありまして、期間的な問題はありますけれども、昨年の6月ごろだと思いますが、そういう話がありまして、そこから部内での協議をいろいろ検討してきたわけですが、昨年はなかなかそういう根本的なものがまとめ切れない要素がありまして、それで年度を越したということで、今年もいろんな今言われている業者の問題だとか分割の問題だとか、それぞれ種々の問題が多過ぎて、それぞれを一つ一つ内部的にクリアしていかなければならないということで時間もかかりました。それで、9月議会という話もありましたけれども、ちょうど9月議会の直前に最終的な理事者協議が終えたということで、そして9月議会に提案するかという話もあったわけですが、やはりこれだけのことをやる以上は委員会に一応協議をして、その後で議会を開催して予算補正をしていただこうと、こういう意味合いを持ちまして今臨時議会を招集させていただいたという、こういう背景でございます。

〇議長(橋本修司君) 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) 過去の部分はわかりました。それは、相当の検討をされたということですが、やっぱり町民の側なり議会の側では十分な議論が尽くされているとは思えないので、事前協議をするということではないのですが、これまでやっぱり常任委員会でいろんな所管事項でやってきていますから、ぜひ大事な部分ということでやっていただきながら、そのことによって町民の理解を深めると、議論があれば。そういう考えであります。
 次に、委託区分に関しての質問をいたしますが、1つは直営地区を一括して委託するということで総務産業常任委員会に説明がありました。そこで、1業者ということになっていますね。1業者としている、この理由はどういうことなのか。例えば町内を4分割くらいにできなかったのか、その辺を含めてお答えをいただきたい。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) ただいまのご質問に対してお答え申し上げます。
 いろいろ町の所有する重機等の絡みがありまして、それらをうちの車両担当とも十分協議しましたけれども、現状のスタイルで進めていくこととすると早朝の6時ごろから実際には作業を開始するわけですけれども、その流れが一般の方たちが出勤あるいは子供たちの通学時間までに上げるということをすると、分割をすることによって車両がスムーズに回せないと。それで、当初はせめて川北、川南の2分割ぐらいはどうなのだろうということだったけれども、その車両の移動、先行させて走る部分、あと後発で継続する部分、それらをあわせて実質的に8時ぐらいまで完了させるとすれば一体化でやるのが効率的にできると。こういう判断で、1社ということでのやるという方針はそういうことです。ただ、1社ということは、あくまでも今回の道路の除排雪につきましては冬期間の町道の道路維持だと、こういう判断で土木業者に指名して、当然指名競争入札ですから、落札は1社だと。この両方の1社という兼ね合いが出てくるのではないかと思います。

〇議長(橋本修司君) 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) そこで、ちょっとまた話戻って申しわけないのですが、苫前町が行っているような実質10社による企業組合ということを町側は検討されなかったのか、その辺をちょっとお答えをいただきたい。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) お答えします。
 組合方式、これは中小企業法の組合ということで設立をするわけですけれども、それらについても内部的に検討をしていろんな情報等も探ったわけですけれども、その過程の中で現状ではなかなか業者間のまとまりがとれないのでないだろうかという危惧される面も若干あったので、それであれば全部を、今やっているのは土木業者以外にもいろんな業者あるいは個人の方もおります。それらをどうまとめるかというのもまたかなりな時間を要することでございますので、その面につきましては、今回は1社随契で3年間実施するわけでございますけれども、その過程の中で何とか建設協会等を中心として各そういう除排雪をやっている業者、個人、そういう方たちと議論、協議をしていただいて何とか1つの中小企業組合、これを自助努力で設立していただきたいと。そうすることによって一本化されると、町としてはそことの随契と、このような形になると思います。

〇議長(橋本修司君) 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) 町側としてはこれから、本来は事前にやることだと思うけれども、なかなか理解まとまらない部分もあるのでしょうから、難しい部分もあるのですが、いずれにしても今後そういうことをぜひ理解をしていただいて、町側も。企業組合をつくるべきだと、そういうふうに思います。
 次に、いわゆる町内業者の指名する部分、業者の選定なのですが、本来は土木業者ということで、道路維持をやっているということでA、Bランクの12社という説明を受けておりますが、しかし通常はやっぱりA、B、C、Dあると思うのですが、実績に応じてDがCになったり、だんだん上がったり、実績だと思うのです、通常指名をするときは。通常何でもそうですね。ところが、そういう除排雪の通常は実績を持つところもこういうふうになると排除をされますね。このことについては、どういう考え方を基本的に持っているのかお聞きします。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) ご説明をいたします。
 ランクづけにつきましては、A、B2階級に分かれております。それで、12社で構成しておりますけれども、その中で今言ったように排除のことも言われましたけれども、通常の中でのものとちょっと異質なものがあると。除排雪という、土木技術でも重機の運転でも……
(「Cは」と呼ぶ者あり)

〇建設水道課長(平山光彦君) Cはないです。A、B2社ということで説明をしているので。それで、力という形で……力というか、事業の実施ができるかできないかと、そういう観点から考えたときに、従来のうちの建築の土木工事その他でA、B業者にそれぞれの割合で、割合というのは額のランクづけの中で指名をしてきているわけですけれども、どの業者におきましても発注事業に対しては適切な成果品を納入しているという観点からすればA、B全部、この際多くの業者に指名をかけてその中で選定をする、あるいはまた町の貸し出しする重機あるいはそれを使っていた方たちの雇用の対応、これらも考えてそういう総合的な今のあるものをフルに活用をしていただければ、あえてランクづけの排除、経験的なものを排除しなくても通常業務としていることができるのであれば今回のが初めということで、従来町の車両の貸し出しあるいはそれらの運転のできるものを極力使っていただく、お願いする立場ですけれども、使っていただいてやればその辺のところはクリアできるから問題はないだろうと、このような判断をして12社全部に指名をかけた次第でございます。

〇議長(橋本修司君) 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) ぜひそういう全体に、土木の部分はわかるのです。不況だし、わかりますから。ただ、広く、それから雇用の創出にもなると思いますから、それは基本的に私どもも理解しているのですが、やっぱり全体、土木業者だけでなくて、排除することなくいろいろ入れていただくのが基本かなと思う次第であります。
 次に、委託業務内容でありますが、総務産業常任委員会のときも私オブザーバーですが、質問をいたしましたが、これまで直営で行ってきたサービスの部分、これは地域の住民の人方も町側のサービス低下、やっぱり民間委託なのだから、若干サービス低下が出てきたとしてもやむを得ないのではないかという、経費が節減されるのであれば。そういう声も多くあります。そこで、何を言いたいかというと、これはやっぱり業務処理要領がここに示されておりましたから、これは町の今原則行っている部分と全くサービス低下にならないのだという平山課長は総務産業常任委員会でお答えになっておりましたが、これは間違いないですね。改めてどうでしょうか。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) 答弁をいたします。
 先ほどから述べている話の内容もそうなのですが、あくまでもうちも道路維持管理の立場で監督員を置いております。だから、これらが従来やったやり方、いわゆる町民からの苦情、サービスの低下等を受けるようなことのないように適切な指導をしながら進めていきたいと思っています。

〇議長(橋本修司君) 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) そこで、これまでの民間車両の借り上げについてでありますが、委託された場合、これまでも基本的に若干触れていると思うのですが、やっぱり除排雪に伴う民間業者の借り上げ料という借り上げをするという費用は見ていました、町側が。借りていると思うのです。そういう直営時に比して、そういうことの民間業者のこれまで借り上げていた部分が、そういう目配りがやっぱりされないと現に車両とか、これまで更新をするときだけでないと思いますが、いろいろそういうものに備えた部分はあったと思うのです、期待に沿いこの辺は目配りされますか。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) お答えいたします。
 従来は町が直接傭車しまして、排雪作業に使って、民間車両を使っておりました。そういうことで委託することによって、受託業者の考えもあると思いますけれども、そういう町なかの活力を生むという形の中でもできるだけ幅広い形の中で、あるいはそういう組織的なものもあるようにも受けとれますので、そういうところとの業者の手配を、本当は全くお願いする立場しかないものですから、契約時点でそういう細部についてのお願いをしたいと思います。

〇議長(橋本修司君) 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) それから、さらに町有車両を全部貸し付けをされることになりますね。そこで、町の場合は燃料の供給という部分に関しては組合との部分で、これまで町の公用車はすべてそうだと思いますが、割り振りをしていたと、公平に。このことについてはどういう影響がというか、配慮をされますか、この辺は。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) お答えします。
 燃料の絡みなのですけれども、これは受託業者に予算を計上する中で請け負っていただくという形になるのですけれども、町がやる場合は組合、石油業組合ですか。あそこから来て、それに合った形で確かに給油しております。ただ、民間になると、なかなかそのとおりきっちりいくかどうかも疑問ですので、これもまた先ほどのケースと同じように業者のほうに極力皆さんのもとに回るような給油をしていただきたいと、またお願いになると思います。

〇議長(橋本修司君) 5番、高野輝雄君。

〇5番(高野輝雄君) 最後になりますが、くどいようですが、最後にもう一つ、臨時職員19名雇用をされているわけですね。この19名の臨時職員、どういう雇用形態かというと、町の要綱を定めていると思うのですが、当然何か違反行為だとか、そういうことのない限り、毎年度面接はするけれども、55歳まで雇用するということになっております。そういう規定でやられてきたと思うのですが、ここのところも、これは請け負った側ですからあれですが、臨時職員の雇用の確保、こういう点については当面どのように町側として要請されるのか。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) お答えします。
 昨年までは19名の臨時職員、今高野議員がおっしゃられましたとおりに55歳までという年齢制限をつけて雇用をしておりました。それで、今回委託契約を結ぶ結果の中で、その19名の雇用をどうするかということが1つの大きな問題にもなろうかと思いまして、私どもとしては初年度ということで、受託業者も自前の従業員の中でその事業を、的確に道路を除排雪するという技術的なものもある程度難しいものがありまして、極力今いる19名を初年度の形の中では全員できれば使っていただきたいと。ただ、高齢の方も一、二名いるようですけれども、一番私どもが重要視しているのはその方たちもそうですが、それよりもっと年齢が低くて家庭を持って子供を抱えているという、こういう人たちの雇用をしっかりとお願いしたいと思っております。

〇議長(橋本修司君) 1番、蒔田光子君。

〇1番(蒔田光子君) 委託料が3,986万円となっておりますが、これ3年間の間の変動は全く考えていないということでしょうか。今灯油が非常に高騰している中で、灯油が上がった、そういうことに対してもこの3年間はこのままずっと続けてくださいということでしょうか。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) ただいまの質問に対してお答えします。
 3年間の中でいろいろ燃料の高騰等あるいは下落というか、想像はできないですけれども、極端に言うとその反対のことも起こり得るかもしれません。ただ、うちとしては5年間の過去の実績を平均しました数量で掛けておりますので、それに対する現行の燃料単価、そういうもので掛け合わせたものでやっておりますので、多少これ増減があっても燃料だけにかかわらず、ほかのものも、修繕その他にもあるかもわからないし、その辺のところはやはり3年間の中でどうなるかと。ただし、契約条項の中に契約期間中に双方が異議の申し立て等、協議を必要とするときはその中で協議をして物事を判断すると。ただ、若干灯油が上がったからということで、それだけでは……その内容についての協議は総体的な中で処理する程度にとどめて、大幅に10倍も燃料が上がったとか、そういう変化の著しいときに初めて協議する程度で、実際的には3年間同じ額でやっていただきたいと、このように考えております。

〇議長(橋本修司君) 1番、蒔田光子君。

〇1番(蒔田光子君) それから、除雪機械の故障につきましてはどこまでどんなふうに受託、受けたほうの責任と町のほうの責任と分けるのでしょうか。

〇議長(橋本修司君) 建設水道課長、平山光彦君。

〇建設水道課長(平山光彦君) お答えします。
 重機その他の車両を貸与するわけですけれども、通常町直営でやっていても機械の修理、破損その他による修理あるいはタイヤの摩耗等によって、どうしても高額な金額になるので、取りかえなければならない面もありますけれども、一般的によっぽどの瑕疵がない限り、誤りがない場合は町がある程度は見ます。ただし、細かい修繕費はつけていますので、それは例えばどこかランプが切れたとか、どこかがちょっと壊れたと、その程度のものは委託費に含んでいる修繕料で対応していただきたいと。それ以外の高額でそれで対応できないもの、それも通常町がやっても起こり得るような内容のものにつきましては町の責任で対応します。

〇議長(橋本修司君) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) これで討論を終わります。
 これから議案第36号を採決します。
 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇議長(橋本修司君) 異議なしと認めます。
 したがって、議案第36号は原案のとおり可決されました。

    ◎閉会の宣告
〇議長(橋本修司君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。
 したがって、平成19年第6回羽幌町議会臨時会を閉会します。
(午前10時34分)

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