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議会議事録(平成18年予算特別委員会 3月9日)

議会議事録(平成18年予算特別委員会 3月9日)

羽幌町各会計予算特別委員会会議録

〇議事日程(第1号)
 平成18年3月9日(木曜日) 午前10時00分開議

 第1 議案第1号 羽幌町国民保護協議会条例
 第2 議案第2号 羽幌町国民保護対策本部及び羽幌町緊急対処事態対策本部条例
 第3 議案第3号 羽幌町子ども発達支援センター設置条例
 第4 議案第4号 羽幌町霊園の設置及び管理に関する条例の特別措置条例
 第5 議案第7号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例
 第6 議案第8号 羽幌町手数料条例の一部を改正する条例
 第7 議案第10号 羽幌町下水道条例の一部を改正する条例
 第8 議案第11号 羽幌町納税奨励条例を廃止する条例
 第9 議案第12号 指定管理者の指定について
 第10 議案第13号 指定管理者の指定について
 第11 議案第27号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 第12 議案第28号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例
 第13 議案第20号 平成18年度羽幌町一般会計予算
 第14 議案第21号 平成18年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算
 第15 議案第22号 平成18年度羽幌町老人保健医療特別会計予算
 第16 議案第23号 平成18年度羽幌町下水道事業特別会計予算
 第17 議案第24号 平成18年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算
 第18 議案第25号 平成18年度羽幌町介護保険事業特別会計予算
 第19 議案第26号 平成18年度羽幌町水道事業会計予算

〇出席委員(13名)
  1番 高山 誓英 君
  2番 熊谷 俊幸 君
  3番 高野 輝雄 君
  5番 有沢 護 君
  6番 金木 直文 君
  8番 駒井 久晃 君
  9番 大山 新太郎 君
 10番 寺沢 孝毅 君
 11番 磯野 直 君
 12番 蒔田 光子 君
 13番 伊藤 昇 君
 14番 松井 道弥 君
 15番 森  淳 君                  

〇欠席委員(2名)
  4番 室田 憲作 君
  7番 橋本 修司 君

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君
 助役 松本 信裕 君
 教育長 山本 孝雄 君
 教育委員会委員長 松村 益司 君
 監査委員 庄中 利信 君
 総務課長 本間 幸広 君
 政策推進課長 小川 雅人 君
 政策推進課長補佐 鈴木 典生 君
 財務課長 長谷川 一志 君
 財務課長補佐 石川 宏 君
 町民課長 鈴木 義勝 君
 町民課長補佐 大波 芳弘 君
 町民課主幹 濱野 孝 君
 福祉課長 柳田 昭一 君
 福祉課長補佐 浅野 勝彦 君
 建設水道課長 平山 光彦 君
 建設水道課主任技師 岩井 広和 君
 建設水道課長補佐 水上 常男 君
 農林水産課長 西村 修 君
 農林水産課主幹 千田 日出夫 君
 農林水産課主幹 山口 芳徳 君
 農林水産課農政係長 熊木 良美 君   
 商工観光課長 張間 正美 君
 商工観光課主幹 安宅 正夫 君
 天売支所長 三浦 義之 君
 焼尻支所長 藤岡 典行 君
 出納室長 尾崎 正克 君
 学校管理課長 品野 万亀弥 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 三浦 良一 君
 社会教育課長兼公民館長 工藤 孝司 君
 学校管理課総務係長 酒井 峰高 君
 農業委員会事務局長 荒井 光昭 君
 選挙管理委員会事務局長 本間 幸広 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 伊勢田 正幸 君               
 総務係長 永原 裕己 君               
 書記 小林 政利 君               

   ◎委員長あいさつ
〇磯野委員長 ただいまの出席委員は13名であります。
 定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。
 なお、欠席の届け出は、4番、室田憲作君、7番、橋本修司君であります。
(開議 午前10時00分)

   ◎議案第1号~議案第4号、議案第7号~議案第8号、議案第10号~議案第13号、議案第27号~議案第28号、議案第20号~議案第26号
〇磯野委員長 これから昨日に引き続き平成18年度予算関連議案の質疑、討論、採決を行います。
 議案第12号 指定管理者の指定について答弁を求めます。
 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 皆様のお手元に羽幌町いきいき交流センター指定管理者募集要項が配付してあります。それにつきましてご説明していきたいと思います。
 まず初めに、1ページ目の方は募集でございます。また、施設の概要。それから、2ページ目は、施設の沿革、それから施設の温泉。それから、3ページ目なのですけれども、5番目の管理に当たっての条件、これが大きく分けてありますけれども、これの詳細については指定管理者を受ける業者さんと話ししまして、協定書に盛り込まれる項目でございます。
 (1)の指定管理者が行う業務内容、これについては宿泊等の利用申し込みに対して、条例や規則に基づき利用許可を与える業務ですと。そしてまた、いきいきセンターの利用にかかわる料金も収受してもいいですよと、そのようにうたっているわけです。それから、エの方で載っていますのは、いきいき交流センターを管理している羽幌観光開発が羽幌町の要請で実施している事業、これは乳幼児、3歳以下の入浴料無料だとか、また羽幌町入浴割引等の事業に関する要綱による対象者の割引だとか、こういうものはやってもらいますよと。
 それから、(2)番なのですけれども、施設の利用にかかわる料金は、指定管理者の収入といたしますよと。そして、条例に定める額の範囲で利用料金を設定していただきます。これは、条例にうたっています宿泊料金1泊は幾らだとか、貸し室は幾らだとか、そのようにのっております。なお、設定に当たっては、町長の事前の承認が必要ですよと、勝手にはできませんよということをうたっています。そして、指定管理者は、利用料金等の収入が業務に要する費用の額に達しない場合にあっても、町はその差額を補てんしないものでありますよと。あと、管理の基準については協議の上、協定書で定めますと。
 それから、(3)番目、これ指定予定期間でございます。18年4月1日から28年3月31日までの10年間を予定しますよと。
 それから、(4)番、町長が別に定める負担金について確実に納付できること。これにつきましては、建物も老朽化することによっていろいろと改修等の経費がかさむために月幾らか納めてもらうと、そのようにして今話を投げかけている状況でございます。
 それから、5番目、指定管理者と町の責任分担、これは建物の改修につきまして施設、設備、備品等の維持管理については指定管理者ですよと。小規模の修繕も指定管理者、また大規模改修については羽幌町がしますよと。それから、情報の漏えい等の損害賠償については、指定管理者ですよと。また、事故、火災等による施設損傷の回復については、そのものにもよりますけれども、指定管理者の場合もあれば羽幌町もあると。それから、施設利用者の被災に対する責任、これも指定管理者の場合もあるし、羽幌町もあると。そのようなもろもろのことがお互いに協議をして協定書に盛り込まれていく状況でございます。
 それから、5ページ目の(6)番につきましては、指定管理業務の継続が困難になった場合は、速やかに報告してくださいと。
 それから、(7)番目の委託の禁止、これは業務の全部を第三者に委託してはいけませんよと。
 それから、(8)のウの方です。羽幌町内の事業者への配慮ということで、中小企業者への受注機会の増大、または配慮した物品等の調達に努めること。
 以上のようなことが今回議決をもらいまして指定管理者になろうとしているアンビックスさんと協定書について詳細に分けて協議して、協定書を結んでいく予定でございます。
 以上で説明を終わります。

〇磯野委員長 議案第12号について質疑を受けます。
 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 おおむね概略の募集に係る中身については資料で理解できるわけですが、一つ心配だった点が(6)番の業務が困難になった場合における措置というところ、私資料もらう前からちょっと気になっておりました。もし10年間の契約期間の中で途中で営業が困難になって、指定管理者の方が撤退をしたいという場合に、町としては非常に困る状況に陥ると思われます。それで、今(6)の中にア、イ、ウ、エ、オとあって、詳細を今確認する時間がなかったわけですけれども、ここの部分、相手に対するペナルティーだとかあるのかどうかとか、ちょっと説明をいただけたらなというふうに思います。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午前10時07分
再開 午前10時07分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 これは、エの後段の方に載っていますけれども、町に指定管理者の債務不履行による損害が生じた場合には、指定を取り消された指定管理者は町に生じた損害についての賠償の責めを負うことになりますということに一応なっています。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 具体的に申し上げますと、例えば指定管理者が撤退するというふうに町に通告します。そして、例えば翌年営業が1カ月でも2カ月でも困難になった、あるいはもしかすると次の指定管理者が見つからない場合は1年ブランクがあくとか、いろいろ考えられますが、それによって上がるであろう収益が上がらないとかという場合、これまでの指定管理者に対してそれを損害賠償として町の方に支払いなさいという形をとりますよということなのでしょうか。それまでは取り決めていない、その場で話し合いで決めるということなのでしょうか。その辺どういう中身か、もうちょっと教えていただきたいと思います。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午前10時09分
再開 午前10時09分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 どのような経過で実際にはなるかはちょっとわかりませんけれども、想像つきませんけれども、その都度、その都度その業者と協議をして決めていきたいなと思っています。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 その都度では、恐らく私は業者に撤退されて終わりになる可能性もあると思うのです。というのは、営業が成り立たないから、撤退するということになるわけでして、例えばこれ以上続けていっても収益が上がらないものに対して補償というのはどうなのかという話になったときに、かなり話がこじれていくような気がするのです。ですから、どんな契約でもそうだと思うのですけれども、10年間という契約をするわけですから、最初に。その契約が不履行になる場合にはこういった損害賠償をしますよという中身を具体的にきちっと最初のうちからうたわなければ、非常に困ったケースに町が陥るのではないかなと私は感じますけれども、いかがでしょうか。

〇磯野委員長 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 今の寺沢議員さんの言われたとおり、これについて詳細について協議していきたいなと思っています。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 非常に大事な点だと思いますので、町が、あるいは町民が不利益をこうむらないように、協定書を結ぶ時点で明確にしていただきたいと思いますけれども、再度答弁をお願いいたします。

〇磯野委員長 助役、松本信裕君。

〇松本助役 寺沢委員のご質問についてお答えいたします。
 公の施設を管理代行していただくに当たりまして、それぞれの施設によりまして5年あるいは10年という契約を結ぶ形になるわけです。羽幌観光開発の場合、ある程度収入をもってやっていただきますよという形の中で、10年間ぐらいの営業の方針なりそういうようなものが必要であろうと。そのときに、社会的な変化、あるいは経済的な変動等もございまして、10年と言っていて、その中で指定管理者になります業者さんから、これは経営不振もあろうかと思います。うちの中だけではなくて、その会社自体で不振なときもあるかと思います。そのときには、今契約するに当たって、事前にちゃんとそういうような申し出を受ける中でどういうふうにしていくかというのが一つと、それからうちが、指定管理者をおやめになるというときに今からこういうことで賠償をしていただきますとか、なかなか決めづらいものがあると思うのです。そのことについては、当然事前に申し入れをしていただくというようなことを含めて、その状況によりまして、また議会ともご相談いたしまして決めていかざるを得ないのかなというふうに思っていますし、寺沢委員のおっしゃるとおり、その辺についても指定する際にこの業者ともお話ししていきたいということでご理解いただきたいと思います。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 その前の課長の答弁から、また逆にあいまいになったような感じもするのですけれども、協定の段階できちっと明文化して、それを書面で交わすということを言われたのか、それともなかなかそうもいかないので、その場、その場で応じていきたいというご答弁だったのか、ちょっと確認させてください。

〇磯野委員長 助役、松本信裕君。

〇松本助役 お答えいたします。
 指定管理者業務が継続になった場合における措置に関する事項というのは、当然申請の段階であるのですが、どのようなときにどのぐらいと、町に生じた損害というのがなかなか見つけづらいのです。例えば10年とお約束されたのですが、その中でどうしても撤退せざるを得ないという状況を町の方に管理の代行がこれ以上不可能になるというようなご相談をされた段階で、どれだけの損害を生じるのかということでないと、今から損害というふうに想定するものはなかなか難しいのかなというふうに思っておりますので、そういうようなことで、こういうことがありますよということを協定の中に入れておくということにとどめたいなというふうに思っておるのですが。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 よく頭の中で整理できないのですけれども、私はなぜこういう質問するかというと、今助役が説明の中で言われたとおり、いろんな時代の変化だとかありまして、実際10年の中で指定管理者が経営不振に陥ることもあるだろうと、そうは絶対なってほしくないのですけれども、そういうことも十分あり得る中で、そうなったときにどうするのかということをどの契約でも普通はきちっと条項の中に盛り込むのが通常ではないかなという認識を僕は持っているのです。この点について、十分議論をして結論を出していかないといけないのではないかなと僕は思いますが、ここで僕が何か説明受けて、ああ、そういうものなのかって引き下がるような問題ではなくて大きな問題のような気がするのですけれども、もうちょっと議論しなければいけないと思うのですけれども、どうですか。

〇磯野委員長 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 協定書の方には、1年前から羽幌町の方に申し入れをして、その都度協議をしていきたいなという考えで協定書の案として考えています。

〇磯野委員長 14番、松井道弥君。

〇松井委員 羽幌町とすれば初めてのケースなので、10年間の将来を見通した中で、今寺沢委員言っている長いスパンの中でそういうこともあるだろうという将来に対しての危惧の発言だろうと思っておりますけれども、契約に当たっては、ここにも書いてあるとおり債務不履行の場合については賠償を求めるという、こういうこともありますし、継続の可否についても後ほど協議するということになっておりますし、ただその間に業務内容のチェックなんかが盛り込まれていないので、委託したから、それでいいのだろうということには、責任の回避と言ったら言葉が適当過ぎますけれども、チェック機能もここに入れまして、常に委託先と町と情報交換といいますか、そういうことによって運営もスムーズに、契約の内容もそうですけれども、運営に当たってのアドバイスもできるようでありますし、経営内容のチェックもできるのでないかなと、こういうふうに考えますけれども、そういうのがこの契約の内容というか協定の内容にないので、その辺が私としてはこれでいいのかなという危惧がある。その辺はどういうふうに考えているか。

〇磯野委員長 政策推進課長、小川雅人君。

〇小川政策推進課長 それでは、ただいまの松井委員のご質問については、制度のことということでとらえて私の方から答弁させていただきますけれども、指定管理者の事業の報告については1年を経過した後に事業報告書ということで、これも条例等に定まった部分で管理業務の実施状況であるとか、収入実績であるとか、利用状況であるとか、こういうものを事業が完了したときに報告をいただくという形になっていますので、その中でチェック機能を果たせるのかなと。それと、もう一点、こういう事業の途中であっても利用状況がどうなのかということは、管理を委託している側の責任だろうというふうに考えていますので、そこら辺についてはその都度必要に応じて対応していかざるを得ないのかなというふう考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。
 それから、先ほどの寺沢委員の質問の中の協定書の部分で契約の中の賠償の関係ですけれども、一般的な賠償ということでとらえていただきたいのですけれども、具体的に賠償が生じたときは、それはその都度対応せざるを得ないのかなと。ただ、今回の交流センターの部分については10年ということで契約いたしますけれども、もし途中でその期間中に何らかの形で撤退せざるを得ないというふうになれば、1年前にそういう報告もいただくということになりますので、その部分について町の方で損害を受けたということになれば、当然相手方とその部分については十分協議をせざるを得ないというふうに考えております。そういう中で、賠償についても当たっていきたいというふうに思います。本来であればそういうことがないのが一番いいのですけれども、これは何ともわからない部分ですけれども、そういう事態が生じれば、そういう対応もしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。

〇磯野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第12号について採決をいたします。
 本案については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第12号については原案のとおり可決されました。
 議案第13号 指定管理者の指定について、この件に関しては先般提案理由を受けましたが、追加資料の提出がありますので、先にその説明を受けます。
 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 それでは、お手元に羽幌町特別養護老人ホームしあわせ荘指定管理者募集要項をお持ちかと思いますが、それにつきまして主なものだけご説明させていただきます。流れといたしましては、先ほどのいきいき交流センターとほぼ同じ流れになってございます。まず、この中で1ページでございますけれども、3番目の指定管理者が行う業務内容についてでございますが、これは従来から介護保険法並びに老人福祉法に定められた業務をするということになっておりまして、もちろん法律に基づきます道等の監査も入ってまいりますので、それら法律に基づいた適切な業務を行っていただくということになろうかと思っております。
 続きまして、2ページの方をごらんいただきたいと思います。上段の方は省略させていただきまして、7番目の管理運営に要する経費についてでございますが、これも先ほどのいきいき交流センターと同じように、これらにつきましては協定書の中で詳細をうたっていくという形になってくるものでございます。基本的な考えといたしまして、まず1点目の指定管理者の収入として見込まれるものというものがございますが、本年までは設置者は羽幌町でございまして、介護保険に伴います事業者も羽幌町として、この収入を羽幌町が受けて実施してまいっております。指定管理者に伴いまして、次年度からは指定管理者が介護保険事業の事業者として登録をしていただきまして、これらの収入については指定管理者が収入を受けるという形にしてまいりたいと考えております。基本的には介護保険法に伴います収入が主になりますが、3ページ、イといたしまして、施設が施設でありますので、大きな自主事業というのはなかなか難しいかなと思いますけれども、自分たちの工夫によりまして自主的な事業による収入、これらも入ってくることになろうかと思っております。
 2点目の町が負担する経費でございますけれども、基本的には大規模改修等の工事経費という考えを持っております。なお、一番最後のページに指定管理者並びに町が負担するリスク分担ということで入っておりますが、そちらの方が中身という形になっておりますので、説明は省略させていただきたいと思います。なお、これらの大規模改修、それでは幾らぐらいまでを指定管理者が行い、そして幾らぐらいまでを町が行うのかという部分につきましては現在のところ100万円以上のものについては羽幌町が行うという考えで進める予定でございます。
 続きまして、5点目の会計の独立でございますけれども、これについてはあくまでも特別養護老人ホームにかかわる収入支出につきましては別会計で処理をしていただくという形になろうかと思います。
 6点目の備品についてでございますが、これにつきましても現在ありますものについては町が貸与するという形になりますが、新たに購入するものにつきましては、協定の中でうたいますが、10万円程度の基準にいたしまして、10万円以上になる備品等については町が購入するという形を考えております。
 以下、先ほどいきいき交流センターの方で説明ありましたので、ほぼ同様でございますので、省略をさせていただきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

〇磯野委員長 ただいまの議案第13号について質疑を行います。
 6番、金木直文君。

〇金木委員 昨日の町長の予算説明の中で、介護保険部門で大きく3億7,000万ほどの減額になっているという部分に触れて個別に説明を求めたところ、けさのような答弁でしたので、中身の仕組みとしてはわかりましたけれども、今度は介護保険の会計の方から直接事業者へ収入として渡されると。その中で、事業者が独自の努力など、経費の改善努力などをした結果、ある程度の剰余金が出たといった場合の金額の行方といいますか、あくまでもまた公費として戻されるのか、この事業者の収入ということでストックされるのか、その辺の対応はどうなるのかお聞きしたいと思います。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 先ほど管理に関する経費の部分でもお話しいたしましたけれども、今日まで指定管理者を予定しております社会福祉協議会とその辺の経費の取り扱いについて、どういう形にするかというお話を細部にわたりまして協議をしてまいっております。社会福祉協議会といたしましては、社会福祉協議会の考えを酌んでいただいて、独立採算の形にならないかというような要請もございました。それを受けて、担当課並びに理事者とも協議を重ねてまいっております。それで、現在のところ基本的考えといたしまして、先ほど収入につきましては事業者が登録していただいて、すべてを受けていただくという形になります。問題になりますのは運営にかかわる経費、それではどうするのかということでございますけれども、まず今回の介護保険法の改正に伴いまして18年から20年度までの介護保険に伴います給付費の額が固定化されてまいります。収入がほぼ大体決まってまいります。その収入といいますのは、9割が国・道、町なりが負担しますが、1割が個人と。そのほか食費ですとか居住費ですとか、それから社協でいいますとデイサービスの給食費ですとか、そういうものが主な収入になってまいります。まず、それを社会福祉協議会が収入として受けていただくと。問題の経費でございますが、介護保険が3年間固定されますので、基本的には社会福祉協議会に対します運営経費についても3年間基本額を固定をしたいと、毎年毎年ばらばらでなくて、3年間一定の額を固定額として決めたいと。それのほかに、先ほど言いました大規模改修の100万円以上、それから備品の10万円以上、これらについては毎年度指定管理者と協議しながら額を定めて、その基本額に上乗せをして、契約額を定めるという形にしたいと思っております。
 したがいまして、介護保険給付費で入ってまいります収入と、それから今説明しました経費の差額が出てまいります。その差額につきましては、後ほど予算の中でも審議していただきますが、介護保険事業サービスの中の雑入に施設利用納付金としてその差額を羽幌町に納めていただくと。それについては、基金に積み立てをするという考えでおります。あと、年間の基本金額が決まりますけれども、社会福祉協議会の企業努力によりまして浮いてまいりました収入が出てまいるかと思います。それにつきましては、社会福祉協議会といたしましては基金として一たん積みまして、その基金の利用については社会福祉協議会が事業者としてこれから行います特別養護老人ホーム、それから現在行っておりますデイサービス、それからヘルパーの事業、それらに限って収益を活用していくという考えでおられるというぐあいに聞いております。指定に係ります経費の流れについては、今のところそういう考えでおります。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 今お金の流れについて担当課長の説明があったわけですけれども、これまでの介護保険事業が開始されてからの特別養護老人ホームに関する収支を見ますと、概略で言いますけれども、平成12年が2,000万、13年が7,000万、14年が1億1,000万、15年が7,000万、16年も同額ぐらいと、こんな形で推移してきているわけです。来年度は、介護保険の仕組みが変わるということで、収入は多少減るだろうというふうに見られるわけですけれども、今軽々には申し上げられませんが、数千万ぐらいの収入になるだろうというふうに予想されると思います。その中で、どれぐらいの経費を町として見て、予算書の中には1,344万の差額収入でもらいますよと計上されているわけですけれども、実際指定管理者制度における経費の額の見方というのはどんなふうに考えているのでしょうか、どれぐらいの金額。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 それにつきましては、現在精査している段階でございますが、基本的な考えといたしましてはまず平成17年度の予算額を基準にしたいというぐあいに考えております。その経費をもとにいたしまして、もちろん人件費の部分で昇給が出てまいりますので、それらも加味しなければなりません。あと、諸経費、消耗品ですとか、あるいは手数料ですとか、それらについては基本的には町の考え方でもありますけれども、17年度の約5%程度の削減をさせていただいて、経費を何とか抑えたいと。ただ、燃料費の高騰等もございますので、それらについては加味をしていきたいというふうに考えています。そのほか、社会福祉協議会でも、本年ですか、大変努力していただきまして、例えば給食費の食材費等については相当減額の方向で頑張られまして、来年度は減らすというようなお話を聞いておりますので、それらにつきましては社会福祉協議会が見ております額をそのまま考えたいと、そういうようなことを考えながら今積算しております。それで、昨年は当初予算が3億7,700万円程度でございましたけれども、これを基準にして今言いましたものを加味して、若干削減をさせていただきたいというぐあいに思っております。ただ、今後来年から指定管理者に伴いまして、この3億7,700万の中には嘱託医師の報酬約600万、それから入所判定委員会の報酬1万何がしですけれども、それらについては入っておりませんので、来年度はこれを加えなければならないというぐあいに考えております。そういうものを考えますと、今の目算でございますけれども、収入については保険給付とその他を見ますと大体4億2,600万ほどが見込まれるだろうという試算をしております。それと、まだ最終額は決定しておりません、これからまた精査するということになりますけれども、今のところ経費については約3億八千五、六百万程度の額ぐらいになるのでないかなという形で考えております。その差額が先ほど言いましたように施設利用納付金という形でもって収入として入ってくるという形になろうかと思っております。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 経費を定めて、そして最終的な収入から差っ引いたものを町の方に入れていただきますよという中身だという説明がありました。その定めた経費の中で、社会福祉協議会が自助努力でかからなかった部分については社会福祉協議会の収益として決められた三つの分野について使っていただくという、そういう整理の仕方かと思うのですけれども、社会福祉協議会の中で自助努力できるとすれば、大きく分けて人件費、それから事業費ですかね、人件費の支出がありまして、事業費と事務費と三つあるわけですが、事務費、事業費というところを削るとしたら、これはかなり難しいところがあるかと思います。というのは、直接サービスの低下だとかそういうことにもつながりかねない部分です。あるいは、事務費の中には研修費だとか旅費とか含まれていますけれども、そういうものを削ることによって職員の資質、それから勉強の機会が減るとかさまざまありまして、そこのところを削るということについては結構難しさがある。あと残っているのは人件費なのですけれども、これまで開催されてきた委員会の中でも社会福祉協議会自身が人件費どうやったら削減できるのかということで努力されているというふうに伺っていますが、その辺のお話を十分された上での今回のご提案というとらえ方でよろしいのでしょうか、ちょっと確認をさせていただきたいと思います。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 まず、人件費の部分につきましては、先般の選定委員会の中でも社会福祉協議会から今後の考え方については伺っております。現在特老に関しましては72名の職員がおられまして、そのうちの57名が正職員という形で、約80%が正職員という状況にあります。これにつきましては、すぐに身分がえということにはなりませんので、今後の考え方といたしましては、まず基本的には退職されました正職員の後任につきましては嘱託あるいは臨時という形で、職種によりましては、例えば介護支援専門員、ケアマネですね、そういう職種は別といたしまして、基本的には嘱託あるいは臨時でもって今後は対応して、正職員を少しでも減らすという考えを持っておられます。それから、現在支給しております特殊手当あるいは寒冷地手当、これらについても見直しを図っていくという考えを聞いております。ただ、これらにつきましては、ご承知のように職員につきましては労働組合に加入されているということもございまして、今後組合との交渉も出てまいります。そういう点からいきますと一朝一夕に解決できるというものでもございませんで、時間を要するという状況になってこようかと思います。そういう点につきましては、今回の18年度以降の3年間につきましてはその辺については若干の手当関係の削減は我々はしていただこうというぐあいには考えておりますけれども、基本給の部分についてはなかなか手をつけられないという状況でございますので、その辺については難しいかなというぐあいに思っております。あと、経費の部分については、社会福祉協議会さんもさまざまな経費については、今まで業者さんの言い値で買っていたものを今後は可能な限り見積もり合わせをして購入価格を下げていくというような努力ですとか、そういうものもさまざましながら経費の削減を図っていくというぐあいに聞いておりますので、ご了解をいただきたいと思います。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 そもそも指定管理者制度というものは、経費の削減と、それからサービスの向上ということが大前提になっているかと思いますので、厳しい条件を余り突きつけるがゆえにサービスが低下して、福祉がどんどん低下していく、サービスが低下していくということにならないようにということと、それから人件費の問題にちょっと私触れましたけれども、これまでもそこで仕事をして生活をしているという方がいらっしゃいますので、その人たちの立場にもきちっと立たなければならない部分もあるかと思います。その上でできることを十分協議しながら進めていただきたいなというふうに思います。
 答弁はよろしいです。

〇磯野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第13号について採決をいたします。
 本案については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第13号については原案のとおり可決されました。
 議案第27号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について質疑を行います。質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第27号について採決をいたします。
 本案については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第27号については原案のとおり可決されました。
 議案第28号 羽幌町介護保険条例の一部を改正する条例について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで討論を終わります。
 これから議案第28号について採決をいたします。
 本案については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 異議なしと認めます。
 したがって、議案第28号については原案のとおり可決されました。
 暫時休憩します。

休憩 午前10時44分
再開 午前10時59分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 お諮りいたします。各会計予算の質疑、討論、採決に入る前に、提案者側の出席を求めながら内容調査を行い、その後にそれぞれの案件の総括質疑を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定しました。
 それでは、各会計予算の内容調査を行います。
 まず、進め方としては、一般会計については歳出の款ごとに区切り、歳入は一括して調査を行うこととし、各特別会計及び水道事業会計は会計ごとに歳入歳出一括して調査を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従い、進めることに決定しました。
 初めに、羽幌町一般会計予算の歳出から始めます。
 第1款議会費、81ページから82ページまで。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第2款総務費、83ページから112ページまで質疑を行います。
 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 まず、総務費なのですが、84ページ、一般管理費になるかと思いますが、その中で関連することで、昨年9月議会に私一般質問していますが、職員の健康診断ということに関してここでは取り上げさせていただきたいのですが、実は町有施設におけるアスベスト、この部分で質問してきているのですが、この結果健康調査が必要だということで町も認識をして答弁をされております。そのときに対象者数が、それぞれの施設があるのですが、わからない。そうすると、わからなければ健康調査をすると言っても無理がある。早急に、それは命にかかわることだということで、町長も対応したいというふうに最後に答弁をしている。その結果、今日までどのように対応されたのか、そのことについてまずお聞きをしたいと思います。

〇磯野委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 お答えいたします。
 健康調査につきましては、事前に内容、その他該当者等も調べて準備は取り進めておりましたが、実は正直申し上げましてまだ調査を始めてはおりません。なお、準備が整い次第早急に調査を開始したいというふうに思っております。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 今になってまたそういうことだと、どうなのかなと、きちっとやっているのかなと。しっかりやっていただきたい。命にかかわることだって町長も認識をして答弁されているわけですから、これは改めてしっかり対応していただきたいと思います。いかがですか、それ。

〇磯野委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 お答えいたします。
 そういうことで、ちょっとおくれていることについては非常に申しわけないなというふうに思っております。おくれた理由につきましては、いずれにしても検査機関と打ち合わせをしたところでございますが、町内での受診体制については道立病院の方と打ち合わせしながら、受けた場合の対応について町の負担その他も含めて協議は取り進めておりましたが、一部地方にお住いの方も現在おりますので、そこの部分がまだ協議が調っておりませんでしたので、大変おくれて申しわけありませんが、早急に取り進めたいと、そんなふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 その件は、それ以上申し上げません。
 次、実は新聞報道によって、物品の送りつけで町村長を恐喝したという記事があったのです。これは、全国で町村長に一方的にビデオや雑貨などを送りつけ、代金を振り込むようおどかしていたと。これが摘発されて、全都道府県の2,019の町村に電話をかけていたと。そのうち42道府県の町村で首長や幹部が金を振り込んでおり、被害は700件、計2,700万に上ると。数が多いので気になったのですが、よもや羽幌町にはそういう事実があって振り込んだということはないというふうに思いますが、これはいかがでしょうか。

〇磯野委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 お答え申し上げます。
 当町におきましては、そのような事実としては私の方では押さえてございません。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 107ページのことなのですけれども、羽幌町町長選挙費と、また来年の4月には私どもの町議会の選挙があるのですけれども、皆さんにお手伝いいただいたり、またお世話になったりしております。この選挙費用についてですけれども、ちょっと教えていただきたいと思うのですけれども、ここに書かれている費用は人件費として104万ほどになると思うのです。ここにかかわる人間は、一般の町民の方たちだと思うのですけれども、この方たちは何人いらして、また行政サイド、役場サイドからもたくさん選挙事務にかかわる方がいらっしゃるかと思うのですけれども、何人ぐらいいらっしゃるものでしょうか、教えてください。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午前11時06分
再開 午前11時06分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 ご質問の内容は、町長選挙執行費用の中の報酬の部分かと思いますけれども、よろしいでしょうか。そこに見積もっております選挙管理委員会委員から選挙立会人までの人員を申し上げますと、選挙管理委員会の委員さんの報酬としては3名、それから投票管理者としては16名、投票立会人の報酬としては26名、それから選挙長1名、選挙立会人10名、以上の予定をしております。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 臨時職員賃金というのは、これは役場の臨時職員ですか。

〇磯野委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 大変失礼いたしました。
 臨時職員としては2名を予定しておりまして、期間的には前後も含めまして1カ月程度かなと、そのように予定してございます。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 このとき役場の職員の方たちは、何人ぐらいなのでしょうか。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午前11時08分
再開 午前11時08分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 大変申しわけありません。
 今お聞きの選挙執行に係って、投票日も開票日も含めてというふうに解釈しますと、大体90人程度の職員がかかわっていることになります。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 大変な方たちの労力をいただいて選挙事務を行うと思います。それで、ちょっと思うのですけれども、ここに出てきている町長選挙については317万3,000円ということで出てきて、町議会議員の場合もやはりこのような額がかかってくると思うのですけれども、町職員の場合このときは超過勤務手当ということになると思うのですけれども、そうすると町職員の方たちの超過勤務手当となったら総額莫大なものになるのではないかなと思うのですけれども、その辺はわかるのでしょうか。

〇磯野委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 それでは、お答えいたします。
 町長の選挙に要する費用として全体でまず申し上げたいと思いますが、ここの107ページには317万3,000円しか載ってございませんが、ご質問の職員の人件費、いわゆる時間外に係る部分については、別途諸支出金と申しまして職員給与の方に載ってございます。その額は、269万4,000円を予定してございます。そうしますと、町長の選挙の執行予算としては総額590万ほど見積もりをしているところでございます。ただし、今職員の時間外のお話が出ましたが、先般昨年の衆議院選挙でいくと約900万ぐらいの執行費用でございますが、実は国から交付金がいただけるということもありまして、執行経費については計画を立てて、それだけを執行しているところですが、直接の町の執行経費はなるべく抑えたいということがありまして、職員の時間外手当につきましては代休制度その他を有効に活用しながら最小限に抑えたいと、そんなふうに考えております。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 90ページの財産管理費、13節の委託料のところで旧営林署庁舎解体業務に関連してなのですが、既に現在も旧庁舎の周辺には駐車がされていたり、今度解体をされてとりあえずは更地になるのだと思いますが、その後長期的な使用とか計画はこれからということにしても、とりあえず更地になった後の土地の利用の仕方、このまま引き続き駐車場のような形になるのかどうか、その辺のお答えをお願いします。

〇磯野委員長 財務課長、長谷川一志君。

〇長谷川財務課長 ただいま金木委員のご質問でございますが、解体後の利用の計画につきましては全体的なこともございまして、まだその辺の利用の方法については決まってございません。これから解体後、どうするか検討していきたいと、このように考えてございます。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 最終的な使用の仕方ではなくて、当面更地になってからも決まっていないということは、現在その周辺は実質駐車帯のような形になっていると思われますが、その区域が広がるのか、それとも今建っている部分だけは何か囲って、入られないようになるのかというところについてどうでしょうか。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午前11時13分
再開 午前11時13分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を行います。
 財務課長、長谷川一志君。

〇長谷川財務課長 ただいまのご質問にお答えしますが、まだ駐車場だとかそういった申し込みも申請も来ておりませんので、そういった考えは今のところございません。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 それでは、現在使われている建物の周辺の土地も恐らく町の管理下にある土地だと思われますけれども、実際現在駐車スペースになっている部分の管理といいますか、使用方法、公的なだれでも駐車可能な駐車場として今現在あるのか、それともどこかの事業者、団体に管理を任せているのか、その辺のところが私よくわからないのですが、お答えお願いします。

〇磯野委員長 財務課長、長谷川一志君。

〇長谷川財務課長 お答えします。
 現在は、TMOに貸した後、契約が切れましたので、その後はどこにも貸してございません。あきという状況でございます。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 企画費の負担金補助及び交付金の中にあるのですが、ページ数は92ページです。中央空港建設促進期成会の負担金10万円、これは金額は非常に少ないのですが、財政が厳しい折、各種負担金、町民の補助金なんかもかなり削ってきていると思うのです。そういう中で、これは従来から私は思っているのですけれども、目的とか事業効果というのは私自身は極めて理解しがたいのですが、聞くところによるとあるところでは最近になって何カ所かの町村が脱会したところもあるというふうに聞いているのですが、実現性も含めて、このまま何年やってもどうなのか、この辺について効果というか、つき合いとしてどうしてもやむを得ないのだというふうに現時点でも思っているのか、この辺。

〇磯野委員長 政策調整係長、江良貢君。

〇江良政策調整係長 ただいまの質問にお答えします。
 コミューター空港の関係につきましては、現在北海道の中で5ブロックほど、それぞれ地域ごとに期成会等々をつくりまして運動しているところでありますが、中には日高地方のように所期の目的を達成できない。あるいは、高速道路の延伸等々によってアクセスの関係が改善されたということで目的が達成されたので、コミューター空港必要ないというような形で退会をしている協議会等々もあります。留萌管内につきましては、現状当面考え方としては期成会には加わっているわけでありますけれども、今後の関係につきましては今のところまだ予定は立てていないという状況であります。現在北海道でいいますと枝幸地方がコミューター空港につきましては運動が一番盛んでありまして、枝幸町が今事務局を担って運動を推進をして、北海道的には最優先としては宗谷地方が最優先として取り組んでいるという状況になってございます。
 以上です。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 これは、当初コミューター空港ということで、国道だとかを補完するということで、北海道なんかは特に広大な地域ですから、目的はあったのかもしれない。その後現実に、空港整備でも言われているように、随分空港をつくってきたけれども、当初の計画の10分の1も利用者がいないという地方空港がたくさんできているわけです。そういう中で、現時点でこんなの全く夢物語というか、現時点で何年先に、実現をどこにどういうふうに見込まれているのか、お答えをいただきたい。

〇磯野委員長 政策推進課長、小川雅人君。

〇小川政策推進課長 それでは、お答えをいたします。
 コミューター空港については、高野委員も相当古くからご存じのことだろうというふうに考えています。実現性の関係については、相当長い期間こういう形で運動してきたわけですけれども、なかなか実現に至らない。まして空港ですから、施設整備、それから飛ばした後の維持管理だとかというふうに考えていくと、やっぱり相当の費用もあるでしょうし、費用対効果の部分からいっても厳しい問題を抱えているのだろうというふうには認識をいたしております。ただ、その中でこういう形で広域的に連携をしながらコミューター空港の実現を図っていこうという、北海道段階も含めてそういう意思決定をしながらきているというふうに考えて、この地域としてもその中の一つとしてかかわり合っていくのだというような形できているわけですけれども、実現的には相当厳しいものがあるだろうというとらえ方はしております。ただ、最近になって、空港の整備についても、ここの部分については北海道の中でもビジネスとして小型のセスナみたいなものを飛ばしながらやっているところもありますし、今後どういう形に向かっていくか、そこら辺は不明ですけれども、当面このコミューター空港についてもある意味では北海道のそれぞれの広域的な部分とつき合っていかざるを得ないというふうには考えますけれども、こういう夢を持って向かっていくのもまた一つの夢なのかなと。夢は夢で終わる場合もありますけれども、そういう中で考えていきたいなというふうに今のところ思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 後段の夢を言わなければ、私納得したのです。そんな夢、夢なんか実現しないではないですか。夢物語を言われても、これ言わなければ、私もうここでやめようと思った。これは答弁いいですけれども、そんな認識持たれてやられるのなら困りますので、そういうことでなくて、現実に立ってきちっと認識をしていただきたいと思います。これは、この点では言いません。
 それから、3項1目の戸籍住民基本台帳費、103ページなのです。この使用料及び賃借料がありますが、ここで行政サービスコーナーの賃借料として30万9,000円、この予算内容を言うのではないのですが、昨年あそこに設置されて、役場にも比較的近いということもあって、議会でもちょっと議論あったのです。それで、実際に利用状況を示していただきたいのです。何件あったか。目的が当初の目的を達成しているのか、そういうこと。それと、的確に処理をされているのか、その場で。実は、何件か自分のところに苦情が寄せられた部分がありまして、こういう質問をしてまいりますので、お答えをいただきたい。

〇磯野委員長 町民課長、鈴木義勝君。

〇鈴木町民課長 行政サービスコーナーの利用に関してお答えいたします。
 住民サービスコーナーは、昨年6月の2日からと今記憶していますが、6月の2日から開設しております。それで、毎月第1、第3水曜日を向こうの営業に合わせるというか、閉館日に合わせまして2日の休みで、あとは役場の開庁日はすべて開設しております。これまで2月までの利用の部分ですが、開設日数は2月末で162日間開設しております。その中で、利用人員は212名、1日平均1.3人と、これは単純に割り返したわけですが、1.3人が利用している状況でございます。それと、先ほどその次のご質問の中に目的が達成されているかどうかという部分だったのですが、目的につきましては何人来られるかという、そういう目的は当初設定していなくて、住民の利便の向上を図るという、そういう目的で始めておりますので、目的に達しているかどうかはこちらの方でも内部検討はまだしておりません。それと、処理なのですが、迅速に処理がされているかどうかということでございますが、処理についてはファクス送信で動いておりますので、住民票、それから印鑑証明ですか、それと税務証明は迅速に処理しております。というのは、向こうに行った派遣職員というか、交代交代で行っているのですが、その職員が行っている間は向こうからの電話、お客さんが見えたということに関しては迅速にバックアップ体制を完璧にやっておりますので、この辺のものはスピーディーに動いております。あとは、簡易な取り次ぎ、それから税、税外の収納に関しては、向こうで集めてきて、夕方引き継いでもらっていると、このような利用状況になっております。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 この件数そのものは、結構なのです。相談内容とか利用が広く図られる。もうちょっと利用していただきたいのですけれども、初年度ということもあって、あるいは町の中心に近いところもあるということもあるのかなと。利用促進のためにPR、利用するように広報の徹底をしていただきたい。
 それから、苦情については、具体的にどこの係とは申し上げませんが、たまたま所属する係長が行っていて、それに的確に答えなかったということで、何日かたって不信を持ったという、そういうのがありましたので、そのことを指摘しておきます。
 以上であります。答弁いいです。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 話をぶり返すようで大変申しわけございませんけれども、先ほど出ました92ページの企画費のコミューター空港関連で、私も以前予算委員会の場で質問した経緯もございまして、今回も実は強くこの件に関しては考え方を持っておりましたので、再度発言をお許し願いたいと思います。私も実はコミューター空港の組織であります留萌支庁管内中央空港建設促進期成会の構成員の一人になっております。先般総会だということで通知が来たわけですけれども、はがきでの書面総会で、サインをして同意を求めるという、そういう形式でありました。私が構成員になって以来一度も集まったことございませんし、送られてくる資料のみの事業の中身、あるいは予算の執行、そういう確認しかできない状況でございます。この組織のあり方について私も以前から疑問を持っていまして、現実的に飛行場がこの地域にできたとしても、このご時世ですから、地元の負担なしでつくって運営されるということは考えにくいと思います。むしろ飛行場ができることによって我が地域では大変困ることになるやに私は思います。実質的に行われている事業としても、全道の会議に合わせて、事務局あるいは代表者であります初山別村長が札幌に出向く旅費だけでございます。収入の20万のうちの半分を羽幌町が負担していると。初山別が4万円、苫前が6万円という、そういうことなのです。そういういろいろなことを考えても、もうそろそろ私はこの組織を解散する、そういう時期に来ているのではないかというふうに思います。財政的にも厳しい中、いろんな組織が補助金等が削減されていくということを考えても、ここは1年間近隣町村と調整をしていただきまして、そろそろこの会の果たす役割は終わったのではないかという、そういう方向でぜひとも町長に調整していただきたいなというふうに私は思っているわけなのですけれども、いかがでしょうか。

〇磯野委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 この留萌管内のコミューター建設促進期成会ということの存続というようなことで、今皆様方がご指摘のとおりさまざまな論議がなされてきております。本当に必要なのかという論議も何回となくされております。中部3町村でやっているということで、それぞれ考え方に温度差ということもある部分もあるのですけれども、現実的な考え方とするならば、皆様方が今指摘されているとおりなのかなというふうにも思います。財政的なことだけで論じるというのも難しい部分はありますけれども、今年1年かけながら中部3町村、振興協議会の中でよくこれ話していると思うのですけれども、そんなところでも議題として出して検討する価値があるのかなというふうに思っております。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 ひとつよろしくお願いいたします。
 もう一件、同じページなのですけれども、92ページの循環バス運行委託料ということで約400万の予算がつけられております。これは、ほっと号の予算だと思われますけれども、このバスは例えば朝日団地の方とか、あるいは病院に通院されなければならない高齢者の方の足として大変重要だというふうに私認識しております。実際運行状況、たまに私も車のすれ違いざまに見ますけれども、全く乗っていないこともあれば、1人乗っていることもあれば2人乗っていることもあれば、そんな感じで、利用者がいるということは監査報告でも認識しておりますし、ただ気にかかるのは費用対効果ということです。これに400万の予算をつけて何人かの方を輸送しているわけですけれども、私はその人たちに不便をかけないで、まだ別な方法があるのではないかなというふうに考えるのです。ぜひともその辺を1年かけてご検討いただきまして、よりよい効率的な運営をしていただきたいなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

〇磯野委員長 政策推進課長、小川雅人君。

〇小川政策推進課長 ほっと号につきましては、3年を経過した中で、もう一度費用対効果も含めてどうするのだということの議論が必要だろうという議会の方の指摘もありました。その中で、昨年ですけれども、17年度の中では現在のほっと号の状況を見ていると微々たる部分の乗車しかないわけですけれども、例年に比べてかなり伸びているという傾向もあります。これも今寺沢委員から指摘がありましたように高齢者の足をどうするのだということから発していますので、この部分については当分継続をしていきたいという結論に至って、18年度も継続していくという考え方でいっています。バスについては、不特定多数の方を対象とするというふうになりますので、今寺沢委員のご質問については乗っている方だけを限定にしてしまえば、それに対する違う手当てもまた必要なのかなというふうに考えますけれども、現在のところ不特定多数の中で対応しているということもありますので、今ご質問のあった部分も含めて、ではどういう方法がこれからとれるのか、このバスについてもっと違う乗車があるような形も少し考えていきたいなというふうに思っていますので、ご理解をいただきたいと思います。

〇磯野委員長 1番、高山誓英君。

〇高山委員 93ページになると思うのですけれども、留萌中部3町村広域連携実務研究会負担金って、額は少ないのですけれども、実務の研究ということなのですが、何の実務を研究するのかということが一つ。もう一つ聞きたいのは、北海道が今道州制のことで国から提案されて、今回の国会で決定を見る流れがあるのではないかと思うのですけれども、その中で当然道内の合併の問題がまた再燃されるだろうと思っているのですが、これらの問題についてこの中で研究していくのかどうかということを含めて、ちょっとお答えいただきたいと思います。

〇磯野委員長 政策調整係長、江良貢君。

〇江良政策調整係長 広域連携の実務研究会の事業の予算でありますけれども、これにつきましては中部3町村におきまして事務レベルでいろんな共通課題、例えば行政システム、電算システムですとか、あるいは税の収納管理ですとか、国保税の賦課の関係等々につきまして、いかに連携して事務を進めることによってコスト縮減ができるかということを検討しようという形でつくった会でございます。その予算の中身でいきますと、現在奈井江町を中心としまして空知中部連合自治研究会、あるいは愛別町を中心とした道北地域地方自治研究会等々の先進自治体がありますので、そういうところで広域連携に係る事務の進捗状況等々を視察をするために予算を計上したところであります。
 以上です。

〇磯野委員長 政策推進課長、小川雅人君。

〇小川政策推進課長 それでは、少し補足をさせていただきますけれども、ご存じのとおり合併については一応の結論が出たと、こういうことで、これから北海道の方で新法に基づいた合併の推進をどうするかということで現在検討しているわけですけれども、私たちの方は合併は別にしまして、どういう形で合併以外の連携ができるのかということも含めて、広域的な部分で対応できるとすれば何があるのか、どういう事業があるのか、そこら辺を中心にしながら3町村で話し合いをしていきましょうと。その中で、合併でなくて広域的な事務事業ができるとすれば、そこら辺も実現に向けてやっていきたいという、こういう研究会をしていきたいということで立ち上げた部分です。

〇磯野委員長 1番、高山誓英君。

〇高山委員 多分そうだろうなと思っていたのですが、北海道では具体的に新法に沿った方向というのは出そうという、出したいというような具体的な方向で新聞報道等にも出ておりますが、これらについての具体的な情報というのはこちらに流れてきていないのでしょうか。

〇磯野委員長 政策推進課長、小川雅人君。

〇小川政策推進課長 お答えをいたします。
 新法に基づいた合併の部分については、17年の3月から5年間かけて北海道の方が北海道の中で合併の推進をするということで、この1年間かけて北海道では合併の組み合わせづくりをしておりますし、その組み合わせの方法としてクラスター分析に基づいた組み合わせを、既にこれについては新聞報道でなされているところでありますし、各自治体に対してもこういう組み合わせで北海道は考えているという、そういう情報についてはいただいております。それは、北海道が示した組み合わせだというふうにとらえております。

〇磯野委員長 13番、伊藤昇君。

〇伊藤委員 101ページから102ページにかけて、8節報償費、ここで各種団体報償費で、実は前年度予算はここに納税奨励金が入っていましたが、これが論議の中で整理されまして、使用目的から何から検討された経過もあるようでありますが、そこで法に触れる触れないまでの論議がありました結果、102ページの19節、ここに今度は報償でなく補助金という名称であらわれてきているというふうに読み取っております。納税組合の仕事等については、自振なんかが相当多くなって状況が変わってきたと、私もかつて安月給だったから、お世話になっておりますが、かなり状況が変わってきた現状の中で云々の論議があって、もう少しスリムになったのかなと思って見たら、100万程度しかスリムになっていないで、まだ300万云々が残っているのです。だから、どんな論議で、これが将来的にどうなっていくのかなというのがちょっと気がかりなのですけれども、そういう見方ではまずいのですか。

〇磯野委員長 財務課長、長谷川一志君。

〇長谷川財務課長 ただいま伊藤委員のご質問でございますが、実は平成16年度の奨励金の交付額でございますが、870万円でございます。この予算措置につきましては、一般会計で約460万、それから国保会計で400万見てございまして、それで870万という金額になってございます。今回奨励金をやめまして、補助金ということにいたしました。それで、会計別に見ますと、当初一般会計と国保会計で見ておりましたが、国保会計の方はすべて落としておりまして、今回一般会計だけ見てございます。そういった関係で、総体的には300万になってございますが、このうち各単体の組合と、それから単体の親組織であります連合会も含めまして300万というふうになってございますので、平成16年度の実績額から見ますと約610万ぐらい減っているという状況でございますので、ご理解を願いたいと思います。

〇磯野委員長 8番、駒井久晃君。

〇駒井委員 98ページ、交通安全対策費、報酬で交通指導員報酬、何名いて、大体年間どういう活動をしているのお知らせください。

〇磯野委員長 町民課長、鈴木義勝君。

〇鈴木町民課長 交通安全対策費の報酬184万のことだと思いますが、現在交通指導員は31名いらっしゃいます。そして、交通指導員の仕事というか、活動の内容でございますが、まず交通安全運動6期60日間の街頭指導、朝立っていただくと。町民の方々には春と秋だけ町内会にお願いして、一応立っておりますが、そのほかの指導期間には警察と一緒に分担をしながら朝立っていただいております。これが6期60日。そのほか、花火大会、それからその他の事業で約12事業、羽幌のイベントに協力しておりますので、おろちゃんマラソン、または高校の文化祭の行列についていただくとか、そういう事業について予算額としては3,000円掛ける延べ613日分だけ報酬としてお支払いをしております。それを若干超えるわけですけれども、それは指導員の方で自主的に奉仕の部分となります。
 以上です。

〇駒井委員 今延べで613日でよろしかったですか。

〇鈴木町民課長 はい。

〇駒井委員 それで、昨年より若干予算の方が減っているわけですけれども、今の説明ですと、私も知っているというか、協力している春と秋の部分はわかっているわけですけれども、そのほかの町の事業についても本年度減っている部分があるのか、協力するところで。そうでなければ、減っている理由というのが何かあったら教えてください。

〇磯野委員長 町民課長、鈴木義勝君。

〇鈴木町民課長 減っている部分でございますが、枠配分の関係で予算を提出したときに、この事業を減らしてこれだけ減らすということはしていなくて、一律私どもの方で予算要求する段階で減らして、そして指導員の方には若干減りますので、昨年に変わらずご協力をお願いしたいと、こういうことで申し上げているところです。

〇磯野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第3款民生費、113ページから126ページまで質疑を行います。
 13番、伊藤昇君。

〇伊藤委員 117ページ、老人福祉費の中の13節委託料、福祉バス運行業務委託料300万、これはちょっと目新しいあれなのですが、初耳ですので、内容の説明を願いたい。バスの運転代だけなのか、あるいは中身がどの程度委託されているのか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 300万の内訳でございますが、基本的には任意保険料、それから重量税、これについては町が直轄行うと、それ以外の運転業務にかかわるもの、それから管理にかかわるもの、それからさまざまなバス運行にその他かかわるもの、それらについてはすべて300万の中に含まれております。

〇磯野委員長 13番、伊藤昇君。

〇伊藤委員 そうすると、ほとんど運転業務というふうに、あと洗車とかなんとか業務あると思います。わかりました。どんどんこういうふうに民間に広げていただくのは望ましいので、否定的ではありませんが、どこへ委託するのかによっては、仕事がない中で地域では非常に神経がとがってまいりますので、その辺委託先なんかについての配慮あるいは考え方、公募とかいろいろあると思うのですが、どうですか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 まず、基本的には公用車として町民を乗せて運行するということから考えますと、安全な運行というのがまず第一になってこようかと思っています。それで、町内を基本にして委託したいという考えは持っておりまして、現在羽幌町で2業者がいわゆる青ナンバーといいますか、レンタカーでなくて運転手つけた運行が可能というぐあいに聞いております。それで、基本的考え方でございますけれども、先ほど言いましたように公用車という位置づけもありまして、安全な運行がまず一つと、それから大事な車ですので、整備等含めて管理をきちっとしていただくということがまず基本になろうかと思っております。そういう意味では、年間を通してバス運行を専用に行っている業者ということになりますから、基本的には羽幌の場合は沿岸バスさんが該当してくるのかなと思いますけれども、運行、それから管理体制、そういうものを考えますと適当かなという考えを持っています。
 それと、もう一点は、現在沿岸バスさんの方でスクールバスの運行をしております。従来からもスクールバスと福祉バスの関係で、例えば福祉バスとスクールバスが同じ日に運行が重なった場合に、どうしても人数の関係で、例えば生徒輸送で生徒の数が多くて、そしてスクールバスの方のバスが小さいものしかあいていないという場合には福祉バスを代替にして、お互いに人数調整をしてバスを交換し合うというようなことも今までやってきております。それと、聞くところによりますと、今回も予算の中に出ておりましたけれども、スクールバスも大分老朽化が進んできているというぐあいに聞いております。それで、今回1台を買うという話で予算計上されておりますが、そういうこともありまして、福祉バスの場合は年間運行といいますけれども、主に夏場が主でございます。冬場については、町内の行事等に足の確保で運行するという程度でございますので、その辺考えますとスクールバスとの兼用ということも考慮しなければならないというぐあいに思っています。そういうことからしますと、今スクールバスも委託しております業者に対しまして一括運行した方が有効的な運行につながるのでないかというぐあいに考えております。
(「関連」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 関連質問を認めます。
 1番、高山誓英君。

〇高山委員 町の考え方は、それで私はいいのでないかと思うのです。ただ、2社出ているということで、非常に神経とがらせているところは確かにあるようなのです。ですから、その辺のところも多少配慮できるシステムというものを町の考えている中にも加えられれば多少おさまるのかなという気もするのですけれども、その辺のところも私の方では強く言えるような立場ではありませんが、町の考え方はそれでいいと思うのです。その中に、いろいろと業者さんの考え方があるようですので、取り入れてあげられるようなシステムということも担当の中で話し合いしていただければありがたいなという、そういう気持ちでおりますが、この辺はいかがでしょうか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 基本的には一括の委託ということになりますと、もう一つの業者に対しましてどういう配慮をすればいいのか非常に難しいところなのでございますが、その辺は各課の予算の中で、例えば行事等で町民に運行する等があった場合に他の業者に対しても配慮していただくというような形で、少しでも仕事を分け合うという形の方法はこれから考えていかなければならないのかなというぐあいに思っています。

〇磯野委員長 9番、大山新太郎君。

〇大山委員 114ページ、町社会福祉協議会補助金ということで3,600万余り出ております。この中に社協の常務理事の人件費は含まれているのか含まれていないのか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 含まれております。

〇磯野委員長 9番、大山新太郎君。

〇大山委員 含まれているということは、当初社協の常務理事の持ち出しというか、人件費については2年をめどにおさめたいという、議会の中にそういう答弁がありましたのですけれども、今年含まれるということは3年目になるのではないかというふうに思いますので、その辺を今後どういうふうに考えていくのか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 先般の議会でも2年程度ということで社会福祉協議会とはお話ししているという経過をお話しいたしました。その後社会福祉協議会の方からいろいろと要請がございまして、先ほども指定管理者の中でも協議していただきましたけれども、これから指定管理者の指定を受けて特別養護老人ホームの運営をするという形に変わってまいります。指定管理者を受けた段階におきまして、職員の体制、それから運営の体制、社会福祉協議会としてさまざまな大きな課題を抱えているということから、どうしてもその中心となって改善をしていく担当する職員が必要になってくるということで、強い要請を受けまして、引き続き置いていただきたいという方向が示されております。そのかわりと言ってはなんでしょうけれども、今まで数年間町職員を派遣してまいりました。それについては、町の採用がないという中で今後引き続き置くということについては厳しいということを了解していただきまして、職員については17年度をもって派遣を取りやめるという形に、交換条件と言ったらおかしいですけれども、そういう形で当面、年数はまだわかりませんけれども、常務理事を引き続き置くという形で考えております。

〇磯野委員長 9番、大山新太郎君。

〇大山委員 今の答弁で大体わかるのですけれども、かつては町の嘱託職員だとかそういう人たちが行っておりましたけれども、今現実的にはそういう人たちは行っていないのですか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 現在おりますのは、次長という形で、嘱託職員ですけれども、常務理事のほかに1名、退職された方が採用されていらっしゃいます。
(何事か呼ぶ者あり)

〇柳田福祉課長 町からは、現在1名派遣しております。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 本来高山さん質問した後に関連だったのですが、改めて老人福祉費の福祉バスの部分なのですが、民間委託の流れですから、議会は理解しているのです。しかし、長い間、30年近くといいますか、福祉バスを運行してきました。町民も理解をしながら、関係団体もこういう福祉行政の役割を担ってきたバスということで関心持っていると思うのです。それで、この利用に当たって、今後老人クラブだとか今まで利用してきた団体の部分、事前にどのような理解というか、今後の申し込み窓口だとか含めて住民の利用サービス低下にならないのかどうか、その辺はどのような理解をされてきたのか。理解というか、協議、その辺を。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 まず、基本的には公用車でございますので、従来同様私たち社会福祉係の方で老人担当の職員が受け付け業務をすべて行うと、委託業者が受け付けをするという考えはございません。あくまでも運行規程を設けておりますので、担当課が受け付けをして、それにかかわる業務はしていくという形になります。それにつきましては、既に老人クラブ等にも民間委託をするということでお話をさせていただいております。
 それと、昨年度までは、16年度までは例えば老人クラブ等が行く場合、運転手の旅費については2泊3日であれば2泊3日をすべて町が持っておりましたけれども、昨年からは1泊2日だけは町が持ちますと、それ以上オーバーするものについては老人クラブ等のそれぞれの団体が負担をしていただきますということになって進めております。その負担経費については、どちらを窓口にするか今検討しておりますけれども、別途負担する部分については委託業者と場合によっては話し合いを進めていただくということも出てくるのかなと思いますけれども、基本的には担当係の方で受け付け業務を行うという考えでおります。

〇磯野委員長 ほかに質疑何人かございましたら、ちょうど昼食の時間になりましたので、休憩を入れて、その後でよろしいでしょうか。
 昼食のため暫時休憩します。

休憩 午前11時57分
再開 午後 1時00分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 午前中に引き続き、第3款民生費の質疑を行います。
 6番、金木直文君。

〇金木委員 117ページの福祉バス運行の件につきましてさらに質問させていただきます。先ほどの担当課長の答弁では、特定の事業者、沿岸バスという業者名も出されての説明をされておりましたけれども、ちょっとあいまいなところがありますので、改めてお聞きしたいのですが、今後委託の契約を進めていくに当たって、特定の業者に絞って協議を進めていくのか、あるいは町内2業者あるということですので、随意契約のような形で2業者を含めた特定の業者がふさわしいかなという思いは抱きつつも、公平に話し合いを進めていくつもりなのか、その辺を明確にお答えいただきたいと思います。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 先ほども申し上げましたように、安全運行、それから管理の体制、これらにつきましては、2業者ともそれぞれ資格を持って運行するわけですから、安全等に配慮していただけるかと思いますけれども、ただ通年通してそれを専業としている職員の体制ですとか、整備体制だとか車の管理体制ですとか、そういうものを考えますと沿岸バスさんが適当かなと思っていますし、もう一点、先ほど申し上げましたようにスクールバスが故障した場合に代行運行するとした場合にはやはり一括管理しませんとその可能性はありませんので、そういうものも含めますと基本的には沿岸バスさんの方と随契という形に考えたいなと思っております。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 この件については、確かにバス1台で年間経費300万ということですから、事前に議会への報告、承認、特定の議案をつくって議決という案件にはならない問題なのかもしれませんけれども、これまで町直営で行っていた事業を民間へ委託すると、システム上変更するという問題でもありますから、いきなり本議会に上程するというよりも、その以前に担当委員会なりへの説明とかという方向をとるべき問題ではなかったのかなというふうに思いますが、その点についてはいかがお考えだったのでしょうか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 このバスの運行につきましては、従来町職員が兼務しながら運行していたという状況もございますし、現在の運行管理状況からすると、年間といいますけれども、運行日数というのはそう多くはないというような状況で運行されている点、それから将来的にこのバスが、今バスが大体5年程度購入してからたっていますが、このバスがあと何年もつのかということもありますし、それ以降どうするのかというようなことも実際にございます。そういう点を含めますと、議会の皆様に相談しなかったという点については、今大変反省をいたしております。

〇磯野委員長 9番、大山新太郎君。

〇大山委員 118ページ、町高齢者事業団活動補助金140万、当初はこの補助金については3年間をめどに、3年後には恐らく自立してくれるのでないかなというふうに感じて、3年間をめどに道の補助と町の補助で出していたのですけれども、このたびもやはり道の補助金がついたということなのか、その辺ひとつ。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 この補助金につきましては、羽幌町の事業団は平成16年度まではBランク、会員が100名以下ということでBランクでございましたけれども、平成17年度に登録者が100名を超えましてAランクになってございます。Aランクになりましてから3年間は補助金を継続するという道の要綱がございますので、18年度におきましても予算がついたということでございます。ただ、これにつきましては、道の見直しの方向の中に示されておりまして、この助成金がいつまで続くのか、私たちも心配しておりますけれども、現段階では道の考え方としてはまだきちっとした方向出ていないということでございますので、私たちとしましては今のところ3年間、17年、18年、19年と3年間継続されるだろうという判断をいたしております。

〇磯野委員長 9番、大山新太郎君。

〇大山委員 今課長の言い方では、Aランクで3年間つくということで、道の補助金がつけば必ず町も一般会計から出すということで、当初ランク的には私たちは全然わからなかったですけれども、3年間という目安でもって自立をさせるということですから、そのような方向づけに持っていかなければならないのでないかなというふうに考えているのですけれども、そういう考えあるのか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 まず、Aランクになりまして、実はこの70万、道からもらいますけれども、これはAランクになりますと100万円以内でもらえるというふうになっています。なっていますが、羽幌町といたしましては従来どおり70万円を申請して、140万円を交付するという形でやっていきたいと思っていますが、これにつきましてはBランクの段階で3年ということでございましたので、近いうちに切れるということについては、既に高齢者事業団の方も承知しておりまして、それについて内々に協議をしようという話はしております。私たちも基本的には、数年たちましたので、一応自立をしていただくという観点からいたしますと、羽幌町としてもこれだけ大きい財源を負担して支援するということについては大変厳しい状況であるということは一応申し入れはいたしております。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 金木委員の方から、福祉バスの件につきまして担当課の方から議会に対しての通知がなかった、あるいは審議する時間がなかったのかわかりませんけれども、そのことについて委員会等で検討されなかった詳細のことについてお伺いをしたいと思っております。羽幌町では沿岸バスさんという名前が先ほどから呼ばれておりますので、バス関係については、スクールバス5台でしたか、それらの契約、これ2年ぐらい前にされている。その折に、私どもの委員会で借上料について審議をさせていただいた。羽幌町で直でやっていた人件費も入れた金額、それの総計と沿岸バスさんにお願いしたときのスクールバスの総額が大した変わっていなかった、五、六百万しか変わっていなかったという記憶があるのです。それで、果たして民間に移していった意義があるのかというふうに私発言したような記憶があるのですが、今回の場合は300万という金額が何を根拠にして、ちょっと安過ぎるのではないかなと、今度は逆に。そして、スクールバスについては初年度は当初の契約どおりしましたが、次年度におきましては、したがって去年ですか、利用度合い思ったより少なかったということで、途中で修正をして、修正ではないですね、春だから予算そのものを低く見たと、それでやらせたと。スクールバスの場合はいいのですが、今回の300万というのは先ほどの説明では町で見れるのは任意保険と重量税だけだと。そうすると、まず日数からお伺いしたいと思います。羽幌町で直でやっていたときにはどのくらいの利用度合いがあったのか、日数的に。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 利用状況でございますけれども、平成16年度の実績でいきますと、運行いたしました回数が91回、91回の事業がございまして、それで運行日数が113回、これは1泊2日とか2泊3日ということで日数がふえるということでございますので、全体で使われましたのが91回の事業で使われまして、運行日数が113回というぐあいになっております。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 日数的に割ってみますと、スクールバスから比較しますと非常に安いのかなと。スクールバスは、大体200日、200回ぐらい走って、安くなった金額で5台で2,781万、こちらは回数は113回、113日ですね、ということで、それから見ると非常に安いのかなと思うのと、したがって運行管理についてスクールバスと絡み合わせた、そういうものも見た上での金額なのか。要するに運行管理者だとかそういうものを含めて、それを一括にしたからこの金額なのか、その辺。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 まず、基本的に予算上安くなっておりますのは、運転技術員というか、運転手にかかわる賃金だというぐあいに思います。といいますのは、沿岸バスさんは今のスクールバスの場合は年間雇用で月額幾ら幾らという金額で12カ月を掛けているだろうというぐあいに思いますが、福祉バスの場合は先ほど言いましたように年間運行と言いましても日数が3分の1程度でございますので、基本的には12カ月の雇用はしませんと。運行日数に合わせた賃金の単価という形にしていますので、その辺が大きく下がってきている要因だというぐあいに押さえております。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 私は、この300万というのは沿岸バスさんは相当町のことを考えてやってくれているのかなと思います。したがって、スクールバスとは逆に、1年間やってみたあげく、これではやっていけないというのも出る可能性が、燃料代からみんな含んでいるわけでしょう、人件費から整備の修理費、それからタイヤ等。そうすると非常に厳しいのかなと。スクールバスは安い方に見直ししてきたのですが、1年後にこれではとてもやっていけないといったときに、逆に値上げする見直し、沿岸バスさんがやっていくような見直しというものは考えられるのかどうか。どうも今の状況では羽幌町は何でも下げていけばいいというような数字、データ的に出ているのですが、そういう見直しというものは考えられるかどうか、それをお伺いしたいと思います。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 まず、年度ごとに変わっていく可能性はあるのかなというぐあいに押さえています。といいますのは、購入してから5年で比較的まだ新しいとはいいながらも、やはり大がかりな整備といいますか、かかってくる場合も考えられます。そういうものを想定しますと、その年度によりましては整備費が大幅にかかるということも出てまいりますので、その辺を加味しながら年度ごとに委託業者と、このバスについては今年はこういう部分の整備が必要だという特殊なものがありましたら、それらを加味しながら委託額を変更していくと、そういう考えでおります。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 それと、去年の実例なのですが、福祉バスを使うことが非常に多かったのかぶつかったのか、町でやっていたスクールバスを使わなかったのですが、福祉バスがぶつかったためにスクールバスの度合い、町でこれに出てくれと、例えば福祉バスが込んでいるので、スクールバスを学校の通学以外に使ったということが現実あり得たわけです。それで、今後113回、113日ですか、使っているのが伸びる可能性もあるのかなと、要するにそれ以上に。そういう場合も全部含めてのこの金額なのですか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 その件につきましては、あくまでも運行日数は113日ありますけれども、行事がふえて運行したという形でなくて、従来運行していたけれども、時たまバスがかち合って、うちの福祉バスは15人程度でもって運行する予定だったと、ところが学校関係のクラブの遠征が重なって30人どうしても行かなくてはならなくなったと。そういう場合に、スクールバスが29人乗りで、荷物を入れるととても厳しいという場合には交換するということでございますので、その部分では日数がふえているということではないというぐあいに押さえています。ですから、お互いにやられたとしても、代替するのであって、交換するのであって、日数がふえていくということにはならないのかなというぐあいに思っていますし、それから福祉バスにおきましてもある程度運行規程に基づきまして利用する中身は精査していますので、大幅に日数がふえていくことはないのかなというぐあいに考えております。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 大体概要はわかりましたけれども、日数を極力今までのレベルでやっていきたいということが一つ、それからそれ以外に福祉バスを使う回数が多くなったという場合もそれに全部含めて、今までのこの金額で全部含めた形で支払いをしていくということでよろしいのですか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 今回の委託の中身につきましては、先ほど16年度の日数をお知らせいたしましたけれども、さらに福祉課で受け付けた中で、例えば総務課が何かの行事があって行ったりとか、町民課が交通安全指導員で行ったりとか、そういうものも加味した中での委託額の算定をしておりますので、大幅にふえることはないのかなというぐあいに思っております。

〇磯野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第4款衛生費、127ページから137ページまで質疑を行います。
 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 129ページなのですけれども、ここに書かれている保育士嘱託報酬ってございます。これは、今年度から新しくできる羽幌町子ども発達支援センターで使われるお金でしょうかね。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 保育士の部分につきましては、本年度から発達支援センターに衣がえいたしますので、職員体制の充実も図りたいということから、嘱託職員6名を配置するという予定にしておりますので、それにかかわる報酬でございます。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 昨年までは5人体制でたしか行っていたと思うのですけれども、5人体制のときにはそれを必要とする子供たちの数が42名だったかなと思ったりするのですけれども、今年指導が必要な子供たちはどのぐらいになっていますか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 今のところ50名くらいになるのかなという予想はしております。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 前回の場合、たしか1日1ユニットしか指導できないという体制だったと思うのですけれども、50人にもなって、今度場所がかなり広くなるって、どんなふうな間取りになるのかなというのは、その辺まだ図面とか拝見していないものですから、わからないのですけれども、6人の保育士さんの指導で何ユニットできるのかなと思うのですけれども、私は50人の必要とする子供たちがいるのに1日9人しか指導できないというのはちょっと問題あるのではないかと思うのですけれども、福祉課ではどのようにお考えですか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 実は、センターの運営にかかわります道なりからの補助金といいますか、運営経費の関係で基準がございまして、今9人以下の体制でやった場合に1人の単価は幾らと、それを上回った場合には1人の単価は幾らという形でもってなっているわけですけれども、9人を上回りますと単価が下がってまいります。そういうことによりまして、基本的には運営経費の上ではふえたからといって変わりはない、少ないからといってそんなに大きく変わらないという形で、今のところ1日に扱う人数が9人程度の、そういう範囲内で18年度も運営していきたいというぐあいに思っています。
 それで、50人ということで非常に厳しいのですけれども、そうなってきますとある程度障害の状況が比較的軽い方については通園日数を減らすだとか、そういう形もなりますし、それから現在検討しておりますけれども、小学校に行った子供さんも十数名通園しております。この子供たちについても一回見直しを図って、そしてある程度学校の中での活動を通して活動してもらうと。基本的には幼児期の方々を中心にして、発達支援センターで支援するというようなことも今現在検討しているところでございます。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 確かに幼児期の指導ももちろん大切だと思うのですけれども、今の新しくできる施設、かなり広くとれるのではないでしょうか、場所的には。どんなふうな広さなのでしょうか、今までと比べたら随分広くなるのではないでしょうか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 新しい商工会の間取りでございますけれども、今のところまず1階部分につきましては今まで事務所でありましたところを全体の療育室、集団療育といいますか、療育室として使いたいと。1階に残り3部屋ございまして、一つは事務室、それから一つは物置、一つは個別相談室という形で使いたいと。2階に5室ございます。その中で一応個別室として3室、それから学童療育室といいますか、遊びですとかそういう部屋で1室、それからトランポリン室ということで運動する部屋を一つという形で考えておりますが、いかんせん部屋はたくさんあるのですが、個別指導になりますと1対1の形でやりますので、部屋数はふえましたけれども、全体の療育と個別療育がありますから、今度は若干個別に関しては、今まですこやかセンターの空き部屋を使っていた部分が比較的固定されて同じ施設の中で個別指導が容易にできるようになるのでないかというぐあいに思っています。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 昨今障害を持った子供というか、発達障害を持った子供たちがふえている中で、個室があるならなおさらいいのではないかなと思ったりもするのですけれども、そこにかかわるお母さんたちに一緒に指導というか、個別で指導していただくとお母さんたちもプライバシーを守りながら指導していただけるということはとてもいいことだと思うので、ぜひ部屋を有効に活用して、スタッフも6人で大変でしょうけれども、何とかもっと多くの子供を、せっかくの広いスペースがあるので、もっと多くの子たちを指導できるように計らっていただきたいと思います。
 以上です。

〇磯野委員長 答弁はよろしいですか。

〇蒔田委員 いいです。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 保健衛生費、127ページに関連してなのですが、町政執行方針の中で地域医療体制の整備についてというところで触れているのですが、18年度から新たに道立羽幌病院に保健医療連携室と、それから道立羽幌病院の運営協議会を通じて圏域の医療の向上や地域住民の意見が反映されるよう努めてまいりますというふうに触れておりますが、そこで道立羽幌病院の運営協議会なのですが、ここの構成メンバーはどのようになっているのか、これをまず。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 まず、基本的には道立病院の院長を初めとする職員、それから留萌保健事務所の職員、それと市町村長、北部、苫前、羽幌、初山別、遠別の市町村長が主になると思います。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 そこで、道立羽幌病院の整備は、町長が触れていたように大変待望したものでありますが、医療の向上ということなのですが、具体的に言うと医師、今回も紋別で道立病院の医師が引き揚げられたということなのか、内科医1名転勤される、兼任ではないと思うのですが。それから、産婦人科における初産の取り扱いなのですが、これは小児科医が来たということで、私どもも地域の住民も安心していたのですが、初産については取り扱わないということが現状あります。それから、さらに小児科医、今年度5月で佐々木医師が切れると思う、9年の任期。その後の部分は、確たるものがあるのか。これは、2年は大丈夫だということでたしか前に議会の中で答弁されていたと思うのですが、その後も含めて。そういうことについて重要なあれだと思いますので、町長は当然認識されていると思うのですが、その辺は当然意見反映されると解してよろしいですか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 私どもの方に入っております情報といいますか、先般も時たま院長さんとお話しする機会がありまして、来年度の病院の医師の体制について若干伺ってきております。全体的には今10名ですか、お医者さんがいらっしゃるのですけれども、実は副院長1名が転勤されるということで、その方について後の補充は今のところないと。ただ、一番心配しております小児科医につきましては、今のところ札幌医大の方から1名赴任される予定ですというぐあいに聞いております。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 高野委員に関連してちょっとお伺いしたいのですけれども、せんだってお天気が続いて、結構路面が滑ったときがあったのです。あのときに1日3人の骨折の患者さんが出たそうなのです。それで、今までは佐藤院長先生が麻酔の資格を持っていたので、佐藤先生がいらしたので、すぐ手術の対応ができたのだけれども、今度は麻酔科の先生がいらっしゃらないと。手術のときだけ麻酔の先生が旭川なり札幌から来て、そして麻酔に一緒にかかわってくださるということなのだそうです。そのときにも麻酔の先生がいらっしゃらないので、緊急で骨折の手術が必要だということになったときに、羽幌で対応できませんということで、留萌にということだったのですけれども、留萌も対応できませんということで、旭川まで行ったそうなのです。その中に小学校の5年生か4年生のお子さんがいらして、その子も泣き泣き旭川まで行ったような状態だそうです。せっかくいい病院が、新しい病院の建て替えができたにもかかわらず、先生方の異動というか、麻酔の先生がいらっしゃらないということはこんなにつらいことなのかなと、小児科ももちろんそうなのですけれども、頻繁にあり得ることなのです、緊急時の手術ということは。にもかかわらず、麻酔科の先生がいらっしゃらないということは、こういうことなのかなとすごく感じました。折に触れて、行政のサイドからももっと要請していただけないものかと思います。ちょっとお答えを聞かせてください。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 麻酔科医がいなくなったということで、その点について先般私と助役でこれからの道立病院の体制について考え方をお聞きし、お願いをしてまいりました。お聞きのように、現在は木曜日の夕方に羽幌に入りまして、金曜日1日執務されまして手術等にかかわっていらっしゃるということでございます。実際に来ていらっしゃる先生についても、医大の方で10人程度のメンバーでチームを組みまして、交代で羽幌の方に来ているという状況です。札幌の方でも医師が不足しておりまして、その10人のメンバーも札幌の個人病院に派遣されていて、その調整も大変だというぐあいにお話しされておりました。それで、現在の考え方ですけれども、各病院とも麻酔医が不足していて非常に厳しい状況であるということでございます。今のところ一つの方法といいますか、考え方として、今お医者さんが木曜日の夕方入っていますけれども、何とか午前中に羽幌に入って、木曜日の昼から勤務して1日半の体制に持っていけないものかどうかというお話を今検討されているというぐあいに聞いております。基本的には、麻酔医1名の派遣になりますと年間の症例が400症例ぐらいなければ固定医は厳しいという状況の中で、道立病院としても実績をいかにつくるかということで今考えながら日夜治療に当たっているというぐあいにお話しされておりました。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 ちょっと教えていただきたいのですが、予算説明資料の10ページにございます。子ども発達支援事業の中の旧母子通園センター移設ということで2,738万4,000円。こっちの予算書を幾ら見ても、どの部分に振り分けされているのかわかりませんので、恐れ入りますが、説明願えればと思います。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 1時32分
再開 午後 1時32分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 まず、4款衛生費の2目保健センター運営費に計上されておりまして、まず一つは報酬、先ほどの保育士の報酬、それから報償費の講師謝礼金のうちに5万が入っております。それから、需用費の関係で消耗品と燃料費ですとか、それから光熱水費、これらにすべて入っております。それから、13の委託料、療育相談委託料180万が入っております。それから、18の備品購入費の器具等購入費99万8,000円。それから、扶助費の障害児居宅支援費1,117万5,000円。そのほか、賃金、旅費、役務費、原材料費、負担金と、そういうぐあいにばらばらに入っておりまして、基本的には保健センター運営費の中にそれぞれの節の中に入っております。

〇磯野委員長 1番、高山誓英君。

〇高山委員 予防接種のことについてお伺いしますけれども、131ページなのですが、予防接種の委託料と書かれてありますけれども、予防接種の基本的な姿勢といいますか、今までポリオだとか子供を中心にした予防接種の方向だったかと思うのですが、この場合の大きな中身というのは何を指しておるのですか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 この予防接種の中には、風疹、それから麻疹、三種混合、BCG、それからポリオと、それから二種混合です。これらの種類の予防接種をしておりまして、すこやかセンターで行う部分、それから昨年度からは病院の中でもってやってもらっている部分という形の中で行っております。

〇磯野委員長 1番、高山誓英君。

〇高山委員 そうしますと、予防接種の基本的な接種の考え方は子供さんの予防と、要は疾病予防ということが中心だと思うのですが、現在子供さんの数がだんだん減ってきているという中で、今後この辺については大変必要だとは思うのですが、現在インフルエンザだとか接種の方向がいろいろと出てきております。この辺の啓発や普及なんていうのは、どういうふうに考えておられるのでしょうか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えします。
 先ほどは大変失礼しました。子供のほかに、高齢者のインフルエンザ予防接種も行っておりまして、これらについては予防接種法というのがございまして、それに基づいて市町村として行っているものでございます。

〇磯野委員長 1番、高山誓英君。

〇高山委員 そうしますと、高齢者の場合は通常の半額でございますよね、インフルエンザの場合。例えばの話ですが、大体半額を負担させる方向で通常考えられているようなのですけれども、今後この辺についての増額ということも考えていかれることなのですか。

〇磯野委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 現在の接種に伴います単価でございますけれども、インフルエンザについては1人当たり2,400円かかります。現在そのうちの1,000円を個人的に負担していただいているところでございます。その辺からいきますと、半額に満たない額で負担をお願いしているという経過から見ますと、うちの財政考えますとこれ以上羽幌町が持つということについては厳しいのかなというぐあいに考えております。

〇磯野委員長 ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第5款労働費、139ページから149ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第6款農林水産業費、141ページから158ページまで質疑を行い……
(「ちょっと待って」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 1時38分
再開 午後 1時40分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 第6款農林水産業費、141ページから158ページまで質疑を行います。
 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 農林水産業費、まず141ページに関してですが、農業委員会にお聞きをしたいのでありますが、農業振興地域の整備計画と遊休農地の部分で、後ほど農政課の方からもお答えをいただきたいのでありますが、関連するので。遊休農地の対策、現実にあるのです。長い間ずっと耕作放棄に近い部分といいますか、国営造成事業なんかで行われたところもあると思います。これらをいつまで対策を講じないで、現実に現地調査をして対策を講じるあれがあるのかどうか。農業委員会では昨年、多分10月下旬だと思うのですが、農地造成したところを中心としたのだと思うのですが、現地調査を行っていると思うのです、何日かかけて。それで、この結果、農業委員会としてはどういう受けとめをして、協議をされたのか。それから、農業委員会からはこの件に関して町長の方へ調整協議といいますか、そういうものが行われているのかどうか。まず、この辺についてお答えを願います。

〇磯野委員長 農業委員会事務局長、荒井光昭君。

〇荒井農業委員会事務局長 お答えいたします。
 農業委員会の対応と、あとパトロールの実施状況でございますけれども、高野委員ご指摘の草地改良した箇所、国営農地開発事業の場所でございますけれども、こちらの方はとりわけ朝日地区のずっと奥地にあることもございまして、各所有者の区域が判然としない箇所もあるものですから、農業委員会として農地の現状を把握するために平成16年、17年と農地パトロールを実施しております。平成16年の11月に開催しております産業厚生常任委員会でも若干触れておりますけれども、国の方は耕作放棄地を色分けしまして、すぐに栽培ができる状態にあるもの、それから物理的、経済的に見て耕作できる可能性がないもの等に分けて、農業委員会として耕作放棄地面積の管理を徹底するようにということで国の方から指導が来ている現状にあります。さらに、耕作放棄地対策については、全国レベルで依然として増加の状況にあることは承知しておりますけれども、国の方では平成17年の10月に耕作放棄地対策プロジェクトチームを設置いたしまして、町村に対して、基盤強化促進法というのがあるのですけれども、改正基盤強化促進法に基づく市町村基本構想の中で遊休農地等の所在の把握、それから解消について具体的に見直すように求められていることから、農業委員会といたしましては耕作放棄地の有効利用、それから農地以外利用について町あてに意見を提出することとしております。まだ農政さんの方から詳しく市町村構想の方の書類がこちらの方に意見についてということで来ておりませんけれども、ただいま調整中ですので、それが整い次第私ども農業委員会の方も意見を提出したいと、かように考えております。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 関連しますので、農政課長の方からお答えをいただきたい。

〇磯野委員長 農林水産課長、西村修君。

〇西村農林水産課長 お答えいたします。
 農業振興地域整備計画につきましては、今現在うちの計画につきましては平成11年度作成された計画です。それで、この計画につきましては、平成12年、法律の一部改正ありまして、おおむね5年程度で見直しをしなさいというふうに変わっております。それで、うちは11年ですので、もう5年経過していますので、整備計画の変更が必要なのですが、整備計画立てるためには、今420万程度整備計画の委託料として必要になります。それで、高野委員がおっしゃっているように今遊休農地を抱えている農業者が何軒いるかというのもまだきちっとつかんでいないような状況でございます。それで、この法律の改正につきましても罰則規定がないものですから、今うちの財政事情等を考えて、整備計画変更するのに420万かける時期ではないのかなと。過去の整備計画の変更等につきましては、過去に昭和56年に川切り替えのときと、あと平成11年、朝日の町営住宅、それから高台の衛生施設組合きらリサイクル工房等、そういう計画あった時期に見直しをかけているような状況で、今しばらく手つけれないのかなと考えております。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 現状はお金という部分なのだと思いますが、そこのところは私も理解はするのですが、それ以前に、町側の事情もあって国営農地開発事業、昭和48年から61年まで、事業を終了して20年になるのです。事業中からも既に高年齢化だとか荒れ地だとか現地の状況もあって、受益地の全体575ヘクタールをやるということですから、中には無理して組み込んできた経緯もあると思うのです。それはそれで、そのことを言うのでないのですが、現実に遊休農地がこれだけあって、長い間放棄をされてきて、国営農地の開発ですから利用者の協議会なんかも国ともして、そして国も認めながら、ここは今後どうするのだということを早くからやってきているのだと思うのです。やっているけれども、根本的には対策を講じない。このままずっと放棄していいのか。5年という見直しがおおむねあると言いながら、11年から既に相当年数たっています。それは、お金の部分でないと思うのです。だから、そのことにまだ当分手がつけられないということは、逆に言えばそういうものを助長して、今後そこだけでなくて耕作放棄地なんかの対策も手をつけられなくなると思うのです、そういうところに手をつけていかないと。だから、しっかりとそこは取り組むのだということでないと、ずっとずるずるまた引きずっていくのでないかと。その辺どうですか。

〇磯野委員長 農林水産課長、西村修君。

〇西村農林水産課長 お答えいたします。
 カイパ事業でやった経過等は当然やった当時は国費等、それから町費も幾らか入っているのですが、活用した当時は耕作者自体も農地として活用するということでそういう事業に携わったと思います。それで、一応農地ですので、農地法等、農地の保有者に義務づけられた維持管理する義務もあるとは思うのですが、あの事業の目的からいって、農地でなく農道等道路整備とか排水とか、そういう目的でやった人が多いのは現実だったのかなと。国の金等を使ってカイパ事業でやった農地の保有者については、それなりの維持管理等、努力も必要なのかなと。それで、今後そういう所有者がたくさんいるようでありましたら、うちらの方も検討していかないとだめなのかなと。あと、現有している人で個人的に転用したいという人については、金額的負担は大きいのですが、個人的に農地地目変更等を行う方法もあると思います。あと、去年9月、国で特区制度になりまして、遊休農用地につきましては民間企業等が参入できるような制度も導入されております。そういう制度を活用するのも方法かなと、そういうふうに感じております。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 苦しい答弁もわかるのですが、だからといって現実にこのままいくと、これは差しさわりあるので、どことは申し上げませんが、具体的に農地の転用許可をしないまま植林をするという例等も出てくると思うのです。現実にあるように言われていますが、そういうことのないように、そこも含めて根本的に手をつけないとならないと思うのです。そのことについては、答弁要りません。
 次に、農地費の方なのですが、147ページで、金額は小さいのですが、地域用水の環境整備事業負担金ということで魚道の工事ということだと思うのですが、わかるのですが、具体的にどこの箇所なのか、工事箇所をお答えをいただきたい。

〇磯野委員長 農林水産課主幹、千田日出夫君。

〇千田農林水産課主幹 お答えいたします。
 この地域用水環境整備というのは、要するに魚道整備のことでございます。場所につきましては、羽幌町の平の新スキー場の下の頭首工に設けます。この事業は、羽幌川に遡上する秋サケ、数百から数千匹のサケが頭首工で阻害されまして上流に上れないというふうな状況の中で、河川生態、水産資源の確保ということで北海道が羽幌川に生息するすべての魚を上流下流の往来をできるようにということで魚道を建設するものでありまして、平成15年に調査設計しております。その後16年に完成予定が水利権、それから設計変更等で工事期間が延びまして、今年度やっと実施する見込みとなりました。事業費につきましては、約5,000万近くかかります。うちの方の予算につきましては、この事業の負担金ということです。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 何点かもうちょっとお聞きをいたしたいのですが、また農業振興費に戻って申しわけないのですが、142ページ、これは公式には私どもの産業厚生常任委員会にも説明とか協議はないのですが、これまであった管内で取り組む米穀の広域集出荷施設の建設事業なのですが、これは我々も新聞報道で初めて見て、今度は単体でやると。協議会解散しまして、オロロン農協でやるのだということになるのだと思う。それで、改めて施設の規模と、現時点で見込まれる事業費、町の負担、どういうふうに財源手当てをするのかを従来とがらっと変わると思うので、お答えいただきたいのと、もう一点は、こうなると広域の部分では、昨年の8月12日に支庁とか道が行って説明をされて、遅かったと思うので、今度単体でやるということについては北海道はいいのだと思うのですが、農水省の部分、国の方がどういう説明をされているのか、現時点での見通しをお示しをいただきたい。

〇磯野委員長 農林水産課長、西村修君。

〇西村農林水産課長 お答えいたします。
 ライスターミナルにつきましては、今までの経過といたしましてはオロロン農協では16年度から単独で今の米の流通からいって、安全、安心の米づくりをしないと流通体制に乗らないということで建設計画を進めてきた経過がございまして、広域的に、16年当時は単独で進めてきたのですが、道では今の補助制度は広域でやらないとなかなか難しいということで、たまたまその時点では当地区と、それから南るもい農協地区、管内2カ所希望がありましたので、その間の苫前地区も含めて広域で建設を考えてみてはという、そういう経過ありまして、17年度、当農協、それから苫前農協、南るもい農協、3農協で建設推進会議を開き、あとそれぞれの町村長が構成した会議で17年度、広域施設を進めるべく申請したのですが、不採択になりました。それで、不採択になった経過ですが、不採択になったのですけれども、18年度は不採択なのですけれども、19年度は優先的に留萌の広域施設については予算づけを考えたいということで回答いただいたのですが、その後3農協へ持ち帰りまして、不採択の経過を各地域の生産者と話し合った結果、苫前地区が抜けるということで、あと羽幌と南るもいがどうしても必要だということで、苫前を抜かして広域施設というのは無理だという判断を下しまして、19年度に向けてオロロン農協、それから南るもい農協単独で進めようということで、今回オロロン農協が2月の末ですか、単独のライスターミナルを建設するための委員会を開きまして、施設の概要、本当の概要なのですけれども、取りまとめして、2月の末に留萌支庁に19年度ライスセンターの建設をお願いしてきた経過があります。お願いした施設の規模につきましては、取り扱い数量が7万俵、あと事業費につきましておおむね10億円程度、建設場所につきましては既存の築別のライスセンターの施設を活用するということで、築別ライスセンターに併設するというような現時点の規模となっております。あと、事業費内訳につきましては、国の強い農業づくり交付金2分の1、それから町にお願いするのが4分の1、あくまでも計画ですが、あと受益者負担が4分の1という計画で今支庁にお願いしている状況でございます。

〇磯野委員長 ほかに農林水産業費に関して質疑はございますか。
 では、暫時休憩します。

休憩 午後 2時00分
再開 午後 2時10分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を行います。
 第6款農林水産業費の質疑を受けます。
 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 次に、5目の農業試験所費なのですが、町政執行方針でも予算の説明でもビルベリーの試験栽培を行っていくのだということで、農業試験所で行っていくための費用も計上されてされておりますが、いま一度お聞きしたいのは、これまで取り組んできた農業試験所の体制、行ってきたもの、この部分はどういうふうに見直していくのか、体制含めて。これを展開していくときに、現に農業試験所に従事しているずっとやってきた方いらっしゃいますし、そういうことについて改めて。それと、関係機関でどのように理解が進んでいるのか。

〇磯野委員長 農林水産課長、西村修君。

〇西村農林水産課長 お答えいたします。
 農業試験所の今後の活用ということだと思います。農業試験所につきましては、今年度までお歳暮用の長芋、それからイチゴ、それから野菜等、芋、町内の幼稚園、保育所、それから高齢者大学等の農業体験農園、それからまた町内公共施設の環境美化ということで草花等を農業試験所で育てて提供してきました。農業試験所の目的といたしましては、地元の畑作物、地域に合った畑作物の試験栽培とか、あと品種改良とか、そういう面で設立した農業試験所でございます。それで、今のところ農業者、それから農業改良普及所と農業試験所を活用する予定がないということで、18年度は前年度並みの経常費を計上しているのですが、18年度中に、今目的としないお歳暮の長芋とかそういうのを廃止いたしまして、今一番活用されているのは体験農園ですので、体験農園等を重点的に、町内の幼稚園、保育所、それから高齢者大学等に提供していこうかなと。また、今年度から予算のついておりますビルベリーを農業試験所の一部を活用いたしまして成長の過程等を試験栽培等でやっていくという予定でおります。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 それで、今度ビルベリーに取り組むということになると、この栽培の専門員を配置するということですか、それともこれまでどおりの体制なのか。どういう人が指導をしていくのか。

〇磯野委員長 農林水産課長、西村修君。

〇西村農林水産課長 専門的技術者というのは考えておりません。今の職員の体制でやっていく予定でございます。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 高野委員の関連なのですけれども、ビルベリーというものなのですけれども、なぜビルベリーなのでしょうか。ビルベリーを選択した、羽幌の町にビルベリーが本当にいいのかどうかということをお聞かせください。

〇磯野委員長 農林水産課長、西村修君。

〇西村農林水産課長 お答えいたします。
 昨年たまたま、羽幌出身者で現在千葉県佐倉市に住んで、勤務先が常磐植物化学研究所に勤めている羽幌町出身者が親の法事で去年帰ってきまして、たまたま何年ぶりかで羽幌の土地を見たら広々とした原野があると、そこの会社では今フィンランドを中心とした北欧からビルベリーを年間2,000トン、冷凍物で輸入して、3億程度払っていると。それで、緯度的にも大体北欧と羽幌は似ている緯度で、これだけ広々とした用地あるので、何とかふるさとである羽幌でできないものかと、そういうことでその人から話がございまして、ビルベリーってどういうものなのだと聞きましたら、普通今国内ではブルーベリーというものなのですが、ビルベリーというのはブルーベリーの原生種、それでその苗とか種とかはうちで何とか提供できるものは提供できると。その会社では福島に試験圃場がありまして、その会社はいろいろな植物の成分を分析して、いろいろな医薬品等に活用するような研究をしている研究所でございます。それで、そういう話がありまして、種も苗木も一部提供するということで、それでしたら理事者に話してみると、それでお金も大したかからないものなものですから、うちの農業試験所もあるので、苗木と種を送ってくださいということになって、去年の暮れに種、かなり量の多い種なのですが、種と、それから苗木、北欧産の苗と、それから福島で育てた苗5本ずつ、10本程度送ってきました。それを今試験所の方で、苗については植えております。種につきましては、今ポットで苗づくりをしているような状況です。春先になりましたら、いろんな条件の違うところに種等をまいて、いろいろ試験してみたいなと考えております。それで、今回臨時で予算つけたのは、ビルベリーと、ブルーベリーも今かなり新聞等でサプリメントとかそういうので広告等で載っております。それで、せっかくなので、ブルーベリーもあわせて植えていこうかなと、その成長ぐあいを比較等していくというような考えで18年度は進めたいと思っております。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 今まで農業試験所でいろんなものの農業栽培というか、試験的に栽培していると思うのですけれども、ビルベリーはどのぐらい期間かかるものでしょう、一人前になるというか、使えるようになるのにはどのぐらいかかりますか。

〇磯野委員長 農林水産課長、西村修君。

〇西村農林水産課長 お答えいたします。
 現地では、フィンランドとか北欧では大体5年から6年で成長して、実がとれるという話は伺っております。木につきましても70センチぐらいの高さで成木というのですか、そのぐらいの木のようでございます。それで、先ほどちょっと言い忘れたのですけれども、普通のブルーベリーとビルベリーを比べたら、目に効力があるアントシアニンという成分が5倍から10倍高いそうで、ヨーロッパでは医薬品の材料として認められているという品物らしいです。

〇磯野委員長 12番、蒔田光子君。

〇蒔田委員 本当にそれが実現したらすばらしい羽幌の名産物になるかなと思いますので、ぜひ続けて一生懸命育ててほしいと思います。
 以上です。

〇磯野委員長 8番、駒井久晃君。

〇駒井委員 143ページ、中山間地域直接支払事業交付金7,943万4,000円、これについてたしか継続事業のはずで、過去に11年ころでしたか、亡くなられました中山議員が一生懸命やられまして、当時委員会でも取り上げて行ってきた事業でございますが、補正で金額もこのように大きくなっているのですけれども、現在の進行状況といいますか、2年か3年ぐらいの期限を区切られた事業で継続できていると思うのですけれども、その辺の内容と、それから農家の受益戸数とか、そういったところを説明お願いします。

〇磯野委員長 農政係長、熊木さん。

〇熊木農林水産課農政係長 私の方からお答えさせていただきます。
 今委員の方からお尋ねのありました中山間事業の関係なのですが、これらにつきましては1期、これを前期と称しまして、その後のやつを次期というような形で説明させていただきますと、前期対策が12年から16年までの5カ年間、それから次期対策が16年から21年までの5カ年間ということで進んでおります。参加人数なのですが、今現在の16年からの次期対策におきましては農業者が163件、それから生産組織が2件、農業生産法人が1件、その他として1件が加わった中で取り組みをしております。あくまでも今までは5年間というような形できていますし、17年から向こうも5年間というような形での状況であります。今回面積といたしましては、次期対策からはおよそ300平方メートルふえた9,212平方メートルが対象農地という形でなっておりまして、その対象農地におきまして共同取り組み活動あるいは個人的な取り組み活動ということで、各資金を使った中で共同利用としては用水路等の清掃、それから草刈り等をやりながら中山間地域の維持補修、そして農業生産活動を高めるために行っているというような事業です。
 以上です。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 私は、まず158ページの離島漁業再生支援交付金についてお伺いいたします。これは、始まってから1年が終わりまして、次年度が2年目ということです。そして、とりあえず5年間の計画で進められるものですけれども、離島漁業の再生を目的にした国の交付金、特に離島というのは消費者が今鮮度を求める中で、輸送面、販売面での不利を解消するですとか、あるいは漁業者の減少や高齢化に対応するために使うお金として交付されるものだと理解しておりますけれども、まず平成17年度、当町においては天売、焼尻の両島がこの事業の対象になっておりますが、どのような事業の中身になったのかということをまずお聞きしたいと思います。

〇磯野委員長 農林水産課主幹、山口芳徳君。

〇山口農林水産課主幹 寺沢委員のご質問にお答えいたします。
 委員述べられましたように、離島漁業再生支援交付金につきましては本年度から始めて5カ年の計画でございまして、17年度の事業につきましては昨年中に一応実施が終わっております。初年度でしたので、17年度につきましては集落協定というものに基づいて事業が行われますけれども、集落協定が結ばれたのが8月の末ということで、初年度でかなりずれ込んでおりまして、十分な事業実施がなされなかったということがまず前提にございますが、初年度はどのような事業に取り組みましたかといいますと、まず天売の漁業集落につきましては構成世帯74戸でございまして、事業につきましてはエゾバフンウニの人工種苗、これを20万粒、放流場所を決めまして放流をしております。15ミリサイズです。それから、ウニのキタムラサキウニ、それからバフンウニ、これの移植放流というのを実施してございます。これにつきましては、身入りの悪い、餌料環境の悪い場所のウニを餌料環境のいい場所に移植して、次年度に生産に結びつけるという事業でございまして、これにつきましてはムラサキウニ1,190キロ、バフンウニ78キロを移植放流をしております。それから、バフンウニの種苗放流海域においてヒトデ等の外敵駆除を実施しております。それから次に、焼尻の漁業集落でございますが、焼尻につきましても同様でございますが、構成集落が45戸ということでございまして、同じようにエゾバフンウニの人工種苗15ミリサイズを20万粒、これも放流海域を決めて種苗放流を行っております。それから、同じようにキタムラサキウニ、バフンウニの移植放流も行っております。量は、ムラサキウニ、バフンウニ合わせて6.7トンを実施しております。
 以上です。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 これも昨年の予算委員会の中で新しく出てきた事業ということで、有効にお金を使っていただきたい、ぜひとも離島の漁業のためになるような知恵とかそういうものをお願いしたいというお話を私いたしました。まだ1年目ということで、集落との契約でかなり時期的にもずれ込んで、ウニの種苗放流という実績だったというお話でしたけれども、たしかウニの種苗放流というのはこれまでもずっと過去から続けられてきている事業の一つであります。途中天売については途絶えた年もございましたが、これまで一番問題になっているのは、放したウニがどれだけの割合できちっと育っているのか、それが非常に不明確であると、結果としてわからない。そういう成果がわからない中でずっと継続されている事業であるわけです。私は、新しいもうちょっと違った形の知恵だとか、どうせ継続するのであればきちっと事業成果を確認した上でやる必要があるのではないかなと。そうでなければ、せっかく両島に年額1,600万つくわけですから、そのお金が今までと何ら変わらない形で消えて、成果もしっかりと確認できないまま終わってしまう、これでは余りにももったいなさ過ぎるというふうに思うのです。そういうことを私が言わなくても、当然担当の方では考えられていると思うのですけれども、来年度からの事業の見通しというか、今の私の発言を踏まえた上でお聞かせ願いたいと思います。

〇磯野委員長 農林水産課主幹、山口芳徳君。

〇山口農林水産課主幹 お答えいたします。
 種苗放流につきましては、この事業に先立ちまして平成15年から焼尻、16年から天売ということで町単事業で種苗放流の追跡調査によって自立できるかどうかということで、そういう試験事業を町単で行ってきておりまして、17年度からその部分をこちらに乗りかえて、今実施しているわけでございまして、調査事業は継続をしております。16年度にまいた天売のウニ種苗につきましては、一部来年採捕可能ですけれども、全部とるためには再来年になりますので、来年からまいた場所を禁漁にして、取り上げというか、回収率の調査をやるということに話がなっております。そして、17年度にまいた種苗につきましては高水温等で種苗に対するマーカーということができなかったのですけれども、来年度以降につきましては人工種苗につきましてはALCというマーカーをつけまして放流する予定になっています。人工種苗と天然種苗の確認をできると、取り上げた部分が確認できるようなことにして、回収率を求めていくということで、回収率があと何年か、二、三年すれば確認できるということで、それを平成16年からの事業の中で実施してきたのですが、今この離島漁業再生支援交付金の中でも継続して実施しています。ですから、組合員の皆様にもご説明してきているのですけれども、北部の水産指導所を中心に、事業の効果というのは毎年報告をしながら、最終的な報告というのはもう一、二年かかると思いますけれども、そういう中で事業の確認をしていくということになっています。
 我々としましては、ぜひこの放流事業は続けてほしいわけですけれども、その中では効率が悪いということが確認されたり、事業実施が困難であるというようなことがその中で確認された場合には見直すということになっておりますので、やみくもに継続しているということではございません。来年以降も種苗放流事業については、そういう形で標識をつけながら、そして漁場を決めて追跡調査を行いながら実施していく予定でございます。それから、そのほかに18年度以降につきましては創意工夫の取り組みということで、観光との連携によるウニの体験型の事業、あるいは展示販売というか、ウニを販売するというのをメーンにした事業というのを天売、それから焼尻はまだちょっと時間かかりそうなのですが、海水の冷却施設等を整備しながら、ウニを蓄養して、それを売るといったような観光に結びつけた事業を今後取り組んでいくというようなことになっております。
 以上です。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 これは天売の組合員からの要望だというふうに私押さえておりますけれども、老朽化した貯氷施設、それから今現時点では羽幌の冷凍庫、製氷施設ででき上がった氷を船で輸送して天売に持っていって、そして砕いて、いろんな形で使用しているという、その現状を打開するために貯氷、製氷施設をこの交付金を使って何とかできないかという強い要望があるというふうに押さえているのですが、それについての取り組みというのはどのような形になるでしょうか。

〇磯野委員長 農林水産課主幹、山口芳徳君。

〇山口農林水産課主幹 お答えします。
 製氷施設の関係でございますが、そもそも離島漁業再生支援交付金につきましては基本的にはソフト事業という取り扱いでございまして、そういう大きな施設等をつくるというのがメニューに入ってございません。離島のためにとか、そういう部分で言えば容量とかそういう部分がちょっとなじまないのかなという気はしますけれども、基本的にそういうことになっています。ですが、なっていますけれども、そういう要望というのは現地から出ているというのは私も何度か行って聞いてきておりまして、何とかならないのだろうかということでの作業は今進めておりまして、いろいろな創意工夫ですとか、そういう部分でできるのであれば乗せたいということで、北海道の本庁の方まで話は上がっています。そういう要望は道の方まで伝わっていることは伝わっておりますので、今ここで私の口からはこれ以上のことは申し上げられません。

〇磯野委員長 10番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 今申し上げました貯氷、製氷施設ですが、離島特有の鮮度、販売面での不利を解消する一つのメニューかと思いますので、できないというとらえ方ではなくて、それを実現させるためにはどんな方法があるかという視点で今もおっしゃられたとおり考えて、お知恵をいただければなと私も非常に強く要望したいと思います。
 以上です。

〇磯野委員長 答弁はよろしいですか。

〇寺沢委員 よろしいです。

〇磯野委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第7款商工費、159ページから162ページまで質疑を行います。
 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 商工費のうちの観光費、具体的には161ページのリバーサイド施設の改修工事請負費ですが、2,722万7,000円。予算の説明資料によるとサンセットプラザの大浴場の改修というふうになっていますが、改修箇所は天井ということでいいのかどうか確認、それだけまず最初に。

〇磯野委員長 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 天井でございます。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 私も直近でこの間浴場に行ってきたのですが、ここはオープンして12年になりますが、オープン以来私も随分行ってきましたが、私もかなり手は頑丈なのですが、大浴場から露天風呂に行くところの、ここのところのドアというのは非常に重いのです。これは、町長もよく利用しているということですから。これは本当の事実ですけれども、私ども片手でもあかないです。両手となると、裸ですよね、そういう状態で両手でなければなかなかあかない。最近特に重くなっているのです。重いのです。それは、広く使うので、ぜひそこを解消していただきたいと、何らかの解消できるのでないかと。それから、加えて、そこに行くときにかなりの段差があるのです。これもやっぱり危険だと思うので、ここは根本的には手を触れられないとすれば、せめてスロープというか、応急処置ができるのでないかと、緩やかに。それは、今回の改修にあわせてぜひ行っていただきたいと思うのですが、この辺いかがでしょうか。

〇磯野委員長 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 今の言われましたドアが非常に重たいということと、また高齢者の人たちも露天風呂を使っている人が非常に多いらしいです。そのためにもそれを少しでも軽くして、利用を高めるために何とか改修の方法で考えていきたいなと思いますが、余り金額が張るようであればまたあれなのですけれども、この中で検討しまして、できるものはやっていきたいなという考えでいます。

〇磯野委員長 9番、大山新太郎君。

〇大山委員 今高野委員の言われたところですけれども、先日も貧血というか、のぼせて倒れた人がいて、救急車が来たということもあるので、この改修の機会に換気だけは十二分にして、本来は風呂の設計が間違ったのでないかなと私は思っているのですが、今さら言ってもどうもならないので、その辺だけ十二分に配慮していただきたいなと。

〇磯野委員長 答弁は要りませんか。

〇大山委員 はい。

〇磯野委員長 建設水道課岩井主任技師。

〇岩井建設水道課主任技師 私の方から、先ほど張間課長が申し上げましたように今回の改修につきましては天井ということだけでなくて、今大山委員が言われたように換気の関係も非常に悪いということで、今ちょっとどきっとしたのですけれども、当初の設計が悪いのでないかということもありますけれども、確かに換気能力が若干少なかったのかなということで、今まで3万立方メートルが今回8万立方メートルの空調機をつけるということで、換気、空調関係もすべて直るということでございます。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 同じ担当課なので、参考にお伺いしたいのですが、農業経営基盤強化資金利子補給、これが農業関係にございます。漁業近代化資金利子補給、これは漁業関係の方にございます。それから、商工なのですが、中小企業の保証融資貸付金ではなくて利子補給もあるわけなのですが、町の方で商工関係につきましてはお金を金融関係に積んで、その何倍かという形で商工業者に貸し付けているというのが現状です。利用度合いは近年少し、商工業者それぞれが守りの形に入っているというか、利用度合いは少ないわけですが、今のところは三つそれぞれにどういう対応、利子補給をしているのか。そして、中小企業のみで、運転資金についてはたしか3%、それから設備資金については2.7でしたか、実際利用度合いが少ないというのは何か原因があるのかなと。供託金みたいな形でお金を銀行に預けていて、保証料の0.9から1%は、これは町で補てんしているのですが、金利そのもの、運転資金3%というのは高いのではないかなと思うのです。したがって、それぞれの商工業者の経営内容によっては2%というところも出てきているわけですから、それによって利用度合いが少ないのかなと。漁業関係の利子、それからさかのぼりますけれども、農業関係の利子補給、それから中小企業の今言った、それらの利子というのはどういう段階になっていて、そして中小企業に対しては少し高過ぎるので、折衝する余地があるのではないかなと私は思うのですが、その辺行政サイドはどのようにお考えになっているか。

〇磯野委員長 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 お答えいたします。
 これは、毎年あれなのですけれども、銀行の方と打ち合わせしているわけなのですけれども、利子補給は毎回有沢委員さんの方から高いのでないかというご指摘いただいています。それで、いろいろと交渉しているのですけれども、その人によって利息は安く借りる人と、また高く借りるような人がいるというようなことで、一概に高いということにはならないということも言われていますので。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 農業関係とか漁業関係の方もどういうふうな、中小企業の比率にしてどれくらいになるのか、ちょっと参考に。国の方からの補助というのはまた別なのですが、町単独でやっているところもあるように見受けられます、この予算書を見ますと。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 2時46分
再開 午後 2時46分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 それぞれ担当課の方で答えますので、農林水産課に関しては主幹、山口芳徳君。

〇山口農林水産課主幹 水産関係だけ私の方から。漁業近代化資金につきましては、基準金利につきましては2.95%、道の利子補給率が1.25%で、町が0.6%上積みしていまして、ですから貸し付けの利子というのが1.1%になっております。

〇磯野委員長 農林関係については、熊木良美君。

〇熊木農林水産課農政係長 それでは、私の方から農業経営基盤強化資金に係ります金利等についてお答えさせていただきます。まず、基準金利が2.3%、それから道、町それぞれの利子補給率が0.15%、合計0.3%です。そのほかに、農山漁村振興基金が0.3%、最後に生産者が1.70%の状況となっております。しかしながら、本制度につきましては25年間というような長い期間でありますし、なおかつ借り入れする年度によって非常に利率が変更になっております。今申し上げたのは、17年度に相当する分ということで、まだ確定ではない部分がありますので、その辺をお含みおきいただきたいと思います。
 以上です。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 それぞれの産業団体によってこのように国、道が補てんをしてくれるところと、そういうところから見ますと中小企業というのは羽幌町で0.9から1%ですか、保証料。それらと比較すると、先ほどもちょっと話出ていたのですが、1次産業から見ると商工業者というのは意外と、商工会そのものにはちょっとあるのですが、その他に対してはちょっと厳しい面があるのかなと。それで、1.1だとか1.7だとか、そこまでいかなくても、これは運転資金に対しましては3%、農漁に対しては商工業者で言えば設備資金かなと。それと比べてみても1.1、1.7と2.7でございますから、その辺もう少し考慮してみる余地があるのではないかなと思うのですが、これは今年度に対してはこういう組み方をしていますから、即とは言いませんけれども、町長、いかがでしょうか。

〇磯野委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 今18年度予算として提出されているものについて今後検討の余地があるのではないかというご意見でございますけれども、ご意見として聞いておきたいと思います。ただ、年度年度でそのときの数字の変化というか市場の変化というものもございますし、ご意見としてお聞きしておきたいというふうに思います。

〇磯野委員長 5番、有沢護君。

〇有沢委員 課長も同じような。

〇磯野委員長 課長の答弁必要ですか。

〇有沢委員 課長にも同じような質問ですが、同じような答弁ですね。課長の立場で今後の対応。

〇磯野委員長 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 農林水産の方ともまた検討しますけれども、そちらの方は道の補助だとかいろんなもの入っていますけれども、これはあくまでも町の財源で行っているものですから、果たしてそれと一緒になるのかなと。また、安い国金だとかいろいろなものもありますので、これについてももう一度検討はしますけれども、そういうことでよろしくお願いします。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 160ページ、観光費の中の委託料、サンセットビーチ管理委託料について質問をいたします。この金額の中にはシーズン初めの海水浴場の整備として戻り砂といいますか、寄り砂の処理、整備の費用も入っていると思います。去年は大量の砂も上がっていたということで、一部その処理、処置の仕方にあいまいさがあったような話も聞いておりますが、このように出てきた砂、回収した砂の措置の仕方、処分の仕方というものは本来どうあるべきなのかということをお聞きしたいと思います。

〇磯野委員長 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 それでは、海水浴場の砂、早く言えば余った砂の処理についてお話ししたいと思います。あそこは、港湾管理者に羽幌町長がなっていますので、羽幌町長の許可を得て、あそこから搬入したり、そういうようにしなければなりません。無断で持っていくことはできないです。それで、今までは、町の駐車場については羽幌町の建設課サイドでその砂を町の公共の事業に使うということで運搬しています。あとは、海水浴場の砂であればその場で整理して終わらせています。特に去年の場合は砂が多くつきましたのですけれども、余ったものについては町の方の堆積場に運んだ結果になっています。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 そのような措置の仕方にしているということでありますけれども、それはこれまでの慣例だからそうしているのか、きちんと何か法的な根拠といいますか、あるいは道管財課からの指示なり、そういう根拠があってそのようにされているのか、その点お聞きしたいと思います。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 2時54分
再開 午後 2時54分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 港湾法に基づきまして、第37条に港湾管理者が指定する区域から物を持ち出ししたり、そういうようなことは管理者の許可を受けなければならないとのっていますので。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 そういうことでありますと、町長の考えとか方針によっては大量に出てきたような年については例えば砂を欲しがっている業者があるとか、個人的にも砂が欲しいというような要望にもこたえて、売却する、廉価というか、安価で分けるというような方向もとることはできるということなのかどうか、お願いします。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 2時56分
再開 午後 3時10分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 先ほどの金木直文君の質疑に対する答弁を求めます。
 商工観光課長、張間正美君。

〇張間商工観光課長 それでは、お答えいたします。
 まず初めに、先ほど私港湾法の37条と言いましたのですけれども、港湾管理者ということは波際までが港湾管理者で、それ以外は海岸管理者ということになるそうです。それで、海岸管理法に定められている海岸管理者、町長ですけれども、砂利採取法に基づいた所定の申請手続をすれば可能だということでございます。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 ということは、去年のように大量に出てきたときには、公共事業に使う分は当然ストックとして確保するにしても、その様子を見ている町民もいるわけですので、必要とあれば業者なり個人なりに販売するというようなことも今後ぜひ十分に検討していただくなりの対応をお願いしたいということ。これについては、答弁はよろしいです。
 以上で終わります。

〇磯野委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 暫時休憩します。

休憩 午後 3時11分
再開 午後 3時12分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 第8款土木費、163ページから178ページまで質疑を行います。
 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 8款の土木費のうちの1目港湾管理費、169ページの委託料なのですが、港湾ほかの浚渫業務委託料550万、内訳は港の方が400万で福寿川の浚渫150万だと思うのですが、16年度の決算を見ますと、これの処理量なのですが、羽幌港内の浚渫は950立方メートル、これは少ないのですが、福寿川の方は1,300立方メートルというふうになっていると思います。そうしますと、これは相当の量なのですが、浚渫土砂はどのように処理されているのか、町の土捨て場に運ばれているのか、運搬処理ですね。何を言いたいかというと、11トンダンプで200台以上の量になると150万というのは運搬も含めて無理がないのかどうか、改めてこの辺も絡めてお聞きをしたい。

〇磯野委員長 建設水道課長、平山光彦君。

〇平山建設水道課長 ただいまの高野委員の質問に対してお答えします。
 福寿川河口部分の浚渫ということで、うちの場合は業者発注いたしまして、その後建設水道課の土砂置き場、ここに堆積しております。
(何事か呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 建設水道課長、平山光彦君。

〇平山建設水道課長 うちの方で浚渫に対する設計をいたしまして、運んで、その台数がどうかということなのですけれども、一応契約しておりますので、適切な処置をして運んでいることと判断しております。

〇磯野委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、審議の都合上、第11款災害復旧費の質疑を先に行います。211ページから212ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第9款消防費、179ページから180ページまで質疑を行います。
 6番、金木直文君。

〇金木委員 180ページの報酬、羽幌町国民保護協議会委員報酬並びにその下の委託料の部分に関連して質問をいたします。昨日の条例審議においても私なりに疑問点は投げかけたつもりでありますけれども、条例が制定された以上もう少しこの問題について、さらに具体的に心配な点を私としては質問をさせていただきたいと思います。細かく言えばたくさんあるのですが、時間の関係もありますので、議会というものと今度の条例でつくることになります協議会というものとの関連ですが、結局この協議会の中で審議をし、防災計画、避難計画、その他いろんな計画案が出されると思いますけれども、そういった結果というものについて議会についてはどのような対応になるのか。きのうの私の反対討論の中では一般的には議会には報告事項になるというふうに言われておりますけれども、本当にそうなのか、自治体独自で別の対応ができるものなのかどうか、その点をお聞きしたいと思います。

〇磯野委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 お答えいたします。
 議会という立場と協議会という立場の法的な整理は、法の方には協議会のことしか規定してございませんが、議会には先般ご説明したとおり報告ということにはなっております。しかし、私どもの方の考え方としては、もちろん内容的なものもございますので、防災会議のときも十分ご説明した上で、議会の方にもご理解をいただく方法を十分とりたいと、そのようには考えてございます。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 今の答弁からすれば、まだまだ町独自の対応の仕方もあり得るというように解釈いたしますが、そういう意味でよろしいでしょうか。

〇磯野委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 お答えいたします。
 国民保護計画というものに定めるものといいますか、その内容については法で規定してございます。ただ、地理的条件などにおきましては、それぞれの町村、具体的に違う場合がございます。それらも含めて、保護計画策定、正式に発足する時点のタイミングではそれなりにご説明を申し上げ、ご理解をいただきたい、そういう場所も考えてございます。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。
〇金木委員 私の理解しているところでは、今のお話ですと、報告をして理解を求めるということになりますと、その中に議会の意見が反映されるのかどうかというところが私が非常に問題にしているところなのであります。これ以上聞いても押し問答になって、結論が出るのかどうかわかりませんけれども、これに基づく詳細の部分はさらに加わるのか、きのうの条例文では協議会の運営に関し必要な事項は会長が協議会に諮って定めるという条文はありますけれども、さらに詳しい細則のようなものがあるのかどうか、その点についてはどうでしょうか。

〇磯野委員長 総務課長、本間幸広君。
〇本間総務課長 お答え申し上げます。
 予算関連議案でご説明申し上げました協議会、それから対策本部に係る要件については、現在のところ詳細の部分と申しますと今後詰めてからでなければ見えてはきませんが、もともと協議会の組織体制だけを条例規定しているものでございまして、本部についても同じことでございます。ですから、具体的に今後保護計画をつくる中に盛り込まれる内容については、これからということになります。それは、あくまでも協議会という諮問の部分がございますので、そこで十分町側としては意見を聞き、議論して、さらに知事と協議をしてと、そのようなことで考えてございます。

〇磯野委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 それでは、最後に町長にお聞きしたいと思います。私の懸念しているところは、先ほどから申し上げておりますが、議会がつんぼ桟敷にされて、協議会の決定事項が最高決定事項のようになってしまうのではないかという懸念を持っているということであります。その点について、町長は議会の意見を反映させるというような方向についてどのようにお考えなのかお答えいただきたいと思います。

〇磯野委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 今総務課長の方から言っていることに加える何物もありませんけれども、やはり協議会の中で練ったものというのはある意味では尊重しなければならないというふうに思っております。報告という形の中でも皆様方からの意見というものが反映できるものなのかどうなのかということは、その時点でなければわかりませんけれども、検討されるものであるならばそういうこともあり得る話なのかなというふうに思います。

〇磯野委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 暫時休憩します。

休憩 午後 3時23分
再開 午後 3時24分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 10款教育費、181ページから210ページまで質疑を行います。
 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 事務局費なのですが、182ページ、学校教育指導員の報酬が計上されております。実は平成16年度の予算委員会記録がここにあるのですが、当時三浦学校管理課長が答弁しているのです。この役割なのですが、学校教育指導員の関係は指導員の設置規則があるということで、不登校、問題行動に対する指導、それから生徒指導、それから実際には今の指導員の仕事の多くは学校教育法にある市町村教育委員会が指導主事を配置しなさいというのがあるというふうに言っているのです。それで、さらに内容として教育課程の編成も行っていると言っているのですが、まずお聞きしたいのは、ここで市町村教育委員会に指導主事を配置しなさいという必置義務ではないと私は解しているのですが、どうなのか。それと、教育課程の編成にまでこの方が当たるのかどうか。この2点について。

〇磯野委員長 学校管理課長、品野万亀弥君。

〇品野学校管理課長 今うちの方で置いています指導員につきましては、必置ではございません。それと、直接教育課程の方に携わってはおりません。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 今いる方の指導がどうこう言うのでないのですが、このときも触れておりますが、非常に長い間務めて、後任がいないのだと、なかなかいい方がいないということで、これまでずっと教育委員会が頭を下げてきたのだと。最高3年ということで規則でなっているという答弁をされているのです。それからさらに年度がたっています。16年度をもって、なるべく違う方に道を譲れるようにと言いながら、教育長もかわるということで、今後かわった方に引き継ぐということにされておりますが、その後教育委員会は教育長も学校管理課長もかわっておりますが、どのように受けとめて、現在どうなっているのか、この後どうなるのか。

〇磯野委員長 学校管理課長、品野万亀弥君。

〇品野学校管理課長 現在の指導員ですが、平成8年から勤務をしていただいておりまして、私が16年に学校管理課の方を担当する時点で前課長から、長くなっていますし、活性化その他の部分で、もしふさわしい方がいればというお話もありました。ただ、現実学校のいろんな部分の指導というのがございます。そういうことで、そういう経験を踏んだ方でないとなかなか難しい部分がございます。それで、18年度も、もしふさわしい人がいればということでいろいろ探しましたけれども、現時点ではなかなかございません。ただ、今お願いしている方につきましては72歳と高齢になっておりますけれども、教育に関する情熱は非常に強いものがございまして、そういう部分でもう一年お願いしたいということで考えています。将来的にはもう少し若い方でと、活性化の部分を含めて考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 その件については、わかりました。非常に熱心な方だと、その辺は評価をしていいのだと思います。
 次に、189ページ、192ページと関連しますが、小学校費の学校管理費の中に備品購入費、つまり校用器具の購入費を小学校においては217万3,000円、それから中学校費においては176万8,000円を計上しております。これは、予算の説明を見ると、石油暖房機の取りかえ、小学校教室用、中学校においては石油ストーブ取りかえ、小型20台というふうになっている。多分これも教室なのだと思いますが、これは非常に結構なことなのですが、関係者にお聞きしますと従来どちらも職員室で操作をできると、つまり集中といいますか、スイッチオンから温度の設定というふうにされているのですが、今回取りかえの機種を入れた結果、それが機能されるのかどうかちょっと心配されている向きを聞かされたものですから、ここがどうなのか。
 それから、もう一点は、今回見ていないのですが、これも関係者からなのですが、中学校の1階の廊下に設置の大型のストーブ2台ございます。これは、廊下は3階まで吹き抜けになっていますから、これらの部分だろう。それから、体育館に1台設置されているようにお聞きしていますが、これもかなり故障が多くて、具体的には機能していないのでないかということなのですが、この点についてはどのように認識されているか、あわせてご答弁願います。

〇磯野委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 3時31分
再開 午後 3時32分

〇磯野委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 学校管理課総務係長、酒井峰高君。

〇酒井学校管理課総務係長 お答えします。
 ストーブの件なのですけれども、まず小学校の方なのですが、普通教室を優先的に交換しておりまして、18年度につきましては普通教室でまだ更新を行っておりません。3台を更新したいということで考えております。集中制御方式につきましては、過去から利用しておりましたけれども、ストーブが更新されている段階で今使用できない状況になっておりますので、特別教室の方のストーブもまだ更新が残っておりますので、それがある程度できた段階で同時に職員室の方で集中制御できるような装置の更新を行いたいということで考えております。中学校につきましてもかなりストーブが壊れているのは理解しておりまして、今年度につきましては普通教室を優先的に、特に使用頻度の高い教室から更新を行いたいと考えております。これにつきましても更新が進むにつれて職員室で集中的に制御できる装置の更新も行いたいということで考えております。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 なかんずく中学校が心配されているのは、これは思い出したくないのですが、かつて生徒がカバーだとかをかなり壊したということを心配しているのです。個々の教室になるということで、こういう質問をしたわけであります。このことについては、よろしいです。
 次に、教育振興費、189ページと193ページあわせて、備品購入費で学校図書の購入費30万と20万。これは、何年か前からこうなのですが、当然教育執行方針にも触れておりますけれども、昨今児童・生徒の読解力、これが非常に低下していると。学校図書の果たす役割は、非常に大きいものがある。引き続き学校図書の整備充実に努めてまいりますというふうに執行方針で触れております。いろいろな報道を見ても、この間も全国的なテスト、標準テストをやって、何が一番標準点を下回っているのかというと、読解力、表現力だということが指摘されております。そこで、質問なのですが、平成13年の12月に子どもの読書活動の推進に関する法律が施行されていると思います。平成14年度から新学習指導要領ということで、総合的な学習の時間において多様な教育活動を展開していくために学校図書館の充実が必要とされていると。そういうことで、これらについては公立諸学校の学校図書購入のため地方財政措置がされていると。教育長はなかんずく財政課長をされておりますので、何点かお伺いしますが、地方交付税に措置された図書整備費というのはどのように学校に配分されているのか、予算措置です。
 それから、2点目は、学校図書館法で義務づけられている司書教諭なのですが、これは一定の資格を持てば普通教員が兼ねられるのだと思います。具体的には、羽幌小学校は対象となる。司書教諭を配置しなければならないのでないか。これは、12学級以上の学校というふうになっているかと思います。この点に関して、置かれているのか、置かれていないとすれば今後どのように対応していくのか。それから、各小学校の蔵書冊数です。これも文部科学省が設定した学校図書の標準というものがある。これは、道教委の方にも確認をさせていただいておりますが、この辺に対する充足状況、ここのところはどのようになっているか。
 以上、お答えをいただきたい。

〇磯野委員長 学校管理課長補佐、三浦良一君。

〇三浦学校管理課長補佐 私の方からお答えしたいと思います。
 まず、後段。これは平成14年から18年までの間で5カ年計画ということで文科省からの通達がありまして、18年度が最終年次でありまして、予算的には14、15で50万ずつ、それと16年度から18年度は30万ということになっておりますが、文科省から指摘されています蔵書冊数でありますが、閉校等もありまして、閉校の絡みで各学校の方から図書を羽小中に分散しました結果、現在の達成率としては150から162%ということでなっております。今年についても各30万ずつ予算がついておりますが、今後文科省からどういう通達があるかはわかりませんが、今後図書部門よりも図書室に係る環境的な整備に重点を置きまして予算要求に努めてまいりたいと思っております。
 それと、羽幌小学校の12学級以上の司書配置でありますが、図書司書としては配置はしておりませんが、教諭の中で司書の免許を保有している教員がおりまして、兼務で配置しております。
 以上です。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 兼ねて司書ということで、わかりました。
 各学校に30万ずつと言いましたが、30万と20万だと思うのですが、これまでの教育委員会、教育長の答弁等あったのですが、図書費が削減された年があったのです、20万くらい。それは、既存の蔵書をもって対応できるのだということで言われてきているのですが、これはどんどん新しいものを購入していかないと、歴史的なものは変わらないのだと思いますが、いろんなところに、文部科学省等にも聞いてみましたが、やっぱりそれは順次更新をしていくということで、既存のものの利用もわかるのだけれども、例えば10年超えたものとか、通常の図書はそういうことにはならないのだというふうに思いますが、改めて今後学校図書費、今言ったように読解力がどんどん低下する中での図書の持つ役割、その辺について、こちらから指名するのもなんですが、教育長として1年たたれましたので、この後の部分含めてご答弁いただければと思います。

〇磯野委員長 教育長、山本孝雄君。

〇山本教育長 お答えいたします。
 今の蔵書の数の関係では、今三浦補佐の方からお答えさせていただきましたように羽幌町としましてかなり長い間年次計画で整備を継続しておりますので、冊数的には先ほど言いましたように100%を超えている学校が主という形になっておりますけれども、今高野委員ご指摘のとおり、その内容はかなりといいますか、古い蔵書も加えての数でございますので、その辺の内容につきましては今後とも学校でよりよく利用できる形の図書整備ということも考えまして、先ほど申し上げましたように冊数以外に環境整備ということも含めて今後の検討課題としていきたいと思っております。

〇磯野委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、12款公債費、213ページの質疑を行います。質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。
 次に、13款諸支出金、215ページから217ページまで質疑を行います。
 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 13款諸支出金で公有財産購入費1,500万計上されていると思うのですが、これの取得の目的はわかりますし、これまで産業厚生の方にも説明されてきています。改めてこれを取得するのは、軽費老人ホームというか福祉施設に、民間に転売してということになるのだろう。このスケジュールです。具体的に今後どのような形になってくるか。民間に転売するということになると、問題はあそこに町有地がある。この町有地の部分も含めるのかどうか。それから、当然転売に当たって公募されるのだと思いますが、条件設定等が示されると思うのです。この条件設定の基準といいますか、その辺含めてお答えをいただければ。

〇磯野委員長 政策推進課長補佐、鈴木典生君。

〇鈴木政策推進課長補佐 高野委員にお答えいたします。
 11月17日の総務文教常任委員会で一応ご説明したのですけれども、今後の予定なのですけれども、今回この予算を可決していただきましたら、即時農業開発の方に議決内容と目的を含めまして文書で通知いたします。その後、農林水産省なものですから、大臣承認になります。そのために期間がちょっとかかります。うちの方は18年度なるべく早い時期にということで考えておりますけれども、1カ月か2カ月ぐらいかかるのではないかという考えでおります。そうしますと、承認を受けますと、用地購入という形になります。そのときは、うちが土地を持っているものですから、随意契約という形で、私どもの方で数字を出しまして、その金額で落ちた場合購入という形になると思います。その後ですけれども、前にもお話ししたとおり住宅型の有料老人ホーム、農業開発さんの方ともそういう旨で詰めてございます。こういう目的で使いたいのですけれどもということで通知しておりますけれども、それに対しまして農業開発さんの方ではそれならいいだろうと、普通よりも安い値段でお売りしますということになりましたので、それについてその目的に沿って、買い取った後に売り払いしたいと思います。売り払いにつきましては、今の段階では地域限定型の公募型のプロポーザル、要するに提案型の入札を行いまして、福祉施設なものですから、途中でやめられると困るというのもございまして、それにつきましてはプロポーザル方式で行いたいと思っています。羽幌町も民でできるものは民でということを念頭に置きまして、なるべく民間活力ということで、それで行いたいと思っています。あと、施設につきましては、住宅型有料老人ホームという形で考えていますので、あとはそこの施設を買い取られた方がそれなりに合わせていただければいいと思っています。用地につきましては、建物を売ってしまうとどうしても底地が使えない形になりますので、土地につきましても、これは議会のご承認を得なければいけませんので、買い取りが決まってから委員会等でご説明したいと思っていますけれども、用地も含めまして転売したいと思っていますので、よろしくお願いいたします。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 用地を含めてというと、用地面積どのくらいになるのかわかりませんが、かなりの金額になるのだろうと思いますが、これはどのくらいの面積とどのぐらいの金額になるのか。

〇磯野委員長 政策推進課長補佐、鈴木典生君。

〇鈴木政策推進課長補佐 面積につきましては、5,863平方メートルでございます。金額につきましては、今ちょっとここでは申し上げられませんということです。よろしくお願いいたします。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 金額は大変失礼をしましたが、相当の金額になると。これから有料老人ホームを展開するに当たって、これだけの建物の面積、建築面積620ですかね、平家ですから。これでできるのか、改築含めて相当の金額、事業者が展開するということになるとかなりの負担が生じて、その結果そこを利用する料金にはね返らないのかどうか。当分の間、例えば賃貸、貸し出しをするということは考えられないのかどうか、これについて。

〇磯野委員長 政策推進課長補佐、鈴木典生君。

〇鈴木政策推進課長補佐 私どもの方では当初に売り払いたいという考え方で思っています。ただ、その中でどうしてもということがございまして何かありましたら、例えば1年、2年と期間を決めてという形では、それはその後でご相談に乗るという形になると思います。よろしくお願いいたします。

〇磯野委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 これを最後にしますが、有料老人ホームをこういうふうに展開するときに、何年何月を目指していますか、町の方では。

〇磯野委員長 政策推進課長補佐、鈴木典生君。

〇鈴木政策推進課長補佐 購入の期間によっても違うのですけれども、購入し終わってから公募しまして、プロポーザルでやりまして、その間にも期間がございます。年度内という考え方で、早ければ9月とか10月ぐらいには開設していただきたいと思っています。
 以上です。

〇磯野委員長 ほかに質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 これで質疑を終わります。

   ◎延会の宣告
〇磯野委員長 お諮りします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇磯野委員長 異議なしと認めます。
 したがって、本日はこれにて延会することに決定しました。
 明日は、午前10時から本委員会を開催します。
 ご苦労さまでした。
(延会 午後 3時50分)

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