議会議事録(平成18年第4回臨時会 8月9日)
議会議事録(平成18年第4回臨時会 8月9日)
平成18年第4回羽幌町議会臨時会会議録
〇議事日程(第1号)
平成18年8月9日(水曜日) 午前10時00分開会
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期の決定
第3 諸般の報告
第4 承認第5号 専決処分の承認について「平成18年度羽幌町一般会計補正予算」(第3号)
第5 議案第37号 町有財産の売払い処分について
〇出席議員(14名)
2番 熊谷 俊幸 君
3番 高野 輝雄 君
4番 室田 憲作 君
5番 有沢 護 君
6番 金木 直文 君
7番 橋本 修司 君
8番 駒井 久晃 君
9番 大山 新太郎 君
10番 寺沢 孝毅 君
11番 磯野 直 君
12番 蒔田 光子 君
13番 伊藤 昇 君
14番 松井 道弥 君
15番 森 淳 君
〇欠席議員(1名)
1番 高山 誓英 君
〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
町長 舟橋 泰博 君
助役 松本 信裕 君
教育長 山本 孝雄 君
監査委員 米澤 幸雄 君
総務課長 本間 幸広 君
政策推進課長 小川 雅人 君
政策推進課長補佐 鈴木 典生 君
財務課長 長谷川 一志 君
財務課主幹 三浦 義之 君
町民課長 鈴木 義勝 君
町民課主幹 濱野 孝 君
農林水産課長 西村 修 君
〇職務のため出席した事務局職員
議会事務局長 伊勢田 正幸 君
総務係長 渡辺 博樹 君
書記 小林 政利 君
◎開会の宣告
〇議長(森 淳君) ただいまの出席議員は14名であります。
定足数に達しておりますので、ただいまから平成18年第4回羽幌町議会臨時会を開会いたします。
(午前10時00分)
◎町長あいさつ
〇議長(森 淳君) 町長から議会招集のあいさつがありますので、これを許します。
町長、舟橋泰博君。
〇町長(舟橋泰博君) 平成18年第4回町議会臨時会の招集に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
議員の皆様におかれましては、時節柄何かとご多忙のところ、また先般の臨時議会に続きましてご参集をいただき、厚く御礼を申し上げます。
本臨時会に提案いたしております案件は、平成18年度一般会計補正予算に係る専決処分の承認と町有財産の売り払い処分についての2件であります。内容等につきましては、この後の議案審議においてご説明を申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願いを申し上げまして、招集のあいさつといたします。
◎開議の宣告
〇議長(森 淳君) これから本日の会議を開きます。
◎会議録署名議員の指名
〇議長(森 淳君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第118条の規定によって、
10番 寺沢 孝毅 君 12番 蒔田 光子 君
を指名します。
◎会期の決定
〇議長(森 淳君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。本臨時会は、本日1日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(森 淳君) 異議なしと認めます。
したがって、会期は本日1日間と決定しました。
◎諸般の報告
〇議長(森 淳君) 日程第3、諸般の報告を行います。
本日の欠席届け出は、1番、高山誓英君であります。
会議規則第21条の規定により、本日の議事日程表は配付いたしましたので、ご了承願います。
次に、地方自治法第121条の規定により、本臨時会に説明員として出席通知のありました者の職、氏名を一覧表として配付してありますので、ご了承願います。
これで諸般の報告を終わります。
◎承認第5号
〇議長(森 淳君) 日程第4、承認第5号 専決処分の承認について「平成18年度羽幌町一般会計補正予算」(第3号)を議題とします。
本案について承認の内容説明を求めます。
財務課長、長谷川一志君。
〇財務課長(長谷川一志君) ただいま上程されました承認第5号 専決処分の承認につきましてご説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、7月3日付で別紙のとおり専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものでございます。
処分事項は、平成18年度羽幌町一般会計補正予算(第3号)でございます。
次のページをお開き願います。専決処分書でございますが、専決の内容は羽幌葬斎場補修に伴う歳入歳出補正であります。
次のページ、補正予算書の1ページをお開き願います。補正の総額は396万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ59億2,143万5,000円とするものでございます。
7ページをお開き願います。葬斎場整備工事請負費396万9,000円の補正でございます。葬斎場にあります火葬炉2基のうち、1号炉の煙道のれんがが長年の使用で内側にせり出したため、十分な排気ができなく不完全燃焼を起こし、使用不能となったものであります。このため、2号炉1基での稼働体制では火葬に支障を来すことから、補修工事を行ったものでございます。財源といたしまして、前年度繰越金を充てております。
以上で専決処分によります補正予算の説明を終わらせていただきます。よろしくご承認賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(森 淳君) これから承認第5号について質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(森 淳君) これで質疑を終わります。
討論は、議会の運営に関する基準100により省略します。
これから承認第5号を採決します。
本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(森 淳君) 異議なしと認めます。
したがって、承認第5号は原案のとおり承認することに決しました。
◎議案第37号
〇議長(森 淳君) 日程第5、議案第37号 町有財産の売払い処分についてを議題とします。
本案について提案理由の説明を求めます。
財務課長、長谷川一志君。
〇財務課長(長谷川一志君) ただいま上程されました議案第37号、町有財産であります土地の売り払いをしようとするため、地方自治法第96条第1項第8号の規定に基づきまして議会の議決を求めるものでございます。
売り払いの対象財産につきましては、国土交通省が平成9年に羽幌町南町3番地の町有地に羽幌地区農業開発事務所として建設し、同年4月から供用開始されたものであります。その後、農業開発事務所が天塩町に統合となり、12年4月から同事務所が羽幌分駐所として活用しておりましたが、15年4月から無人化し、16年4月から完全閉鎖となったものであります。分駐所の閉鎖によりまして、施設の所管であります留萌開発建設部から土地の所有者である羽幌町に対して施設の譲渡の打診がなされてきたところであります。羽幌町といたしましても購入した場合の有効活用について部内検討を重ねてまいりましたが、施設の有効活用が決まらず、また町が直接施設の維持管理を行うには相当の費用負担が伴うことから、購入については慎重な対応をいたしておりました。平成17年度になりましてから、当町で認知症対応型共同生活介護グループホームを開設しております事業者及び特定非営利活動法人NPO法人を申請する二つの団体から施設を住宅型有料老人ホームとして活用したいとの申し入れがあり、部内協議及び議会とのご相談を進めてきたところであります。その結果、福祉施設としての活用が望ましいと判断し、町が施設を購入し、事業者への売却を前提に所管であります留萌開発建設部と売買について協議を重ね、平成18年6月、消費税を含む1,365万円で購入をいたしました。事業者への売却は、施設と土地が一体であることから、土地を含めて処分することとし、施設の売却価格は購入時の価格とし、土地は固定資産評価の地価公示額4,700万円とし、総額6,065万円で売却することにいたしたものであります。このたびの提案に当たり、建物売り払い予定価格は議会の議決要件であります1,500万円に満たないため、土地の売り払いのみとなりますので、ご了承願いたいと思います。
なお、財産の処分及び活用方法につきましては、事業提案型によるプロポーザル方式による選定方針を定め、平成18年7月、申請のあった2業者から説明を受け、提案内容などについて検討を重ねた結果、財産の処分の相手方を株式会社萌福祉サービスと選定いたしたものであります。
財産の表示等について内容を申し上げますと、種目は土地で、所在地は次のページに示してございますが、役場庁舎の裏に当たります羽幌町南町3番地4、宅地でございます。売り払いする面積は、2ページの地積測量図にも示してございますが、5,169.32平方メートル、坪数にいたしますと1,566.46坪でございます。売り払い予定価格は4,700万円となっております。また、契約の方法につきましては随意契約により売り払いしようとするものであります。契約の相手方は、留萌市開運町1丁目2番1号、株式会社萌福祉サービス代表取締役、水戸康智氏であります。
提案理由につきましては、契約の予定価格が1,500万円、土地の面積が5,000平方メートルを超えるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決に付するものであります。
よろしくご審議、ご決定賜りますようお願い申し上げます。
〇議長(森 淳君) これから質疑を行います。
13番、伊藤昇君。
〇13番(伊藤 昇君) 報道もされていて、決まったのかというふうに感じて見ておりましたけれども、これは今説明を受けまして、民間参入はいいことだし、大いに歓迎し、これからもこういうことをたくさんやって、いわゆる行政の肩がわりとして福祉やいろんな問題を民間がやっていただくということでは、ケースとしては大変歓迎できると思います。ただ、業者二つに説明をしたということであります。ただ、私は余り情報がないのですけれども、恐らくNPOの申請者というのは羽幌の方だろうというふうに推測しております。これは、前から、去年あたりからかなりこういう福祉業務についての意欲のあるような、そんな情報も得ておりましたので、これはこういうときにはやっぱり地元が第一で考えられることがあればどうなのかなというような、薄々そんな感じを持っておりますが、選定に当たってもしその辺の決定の条件、これらについてあればお伺いしたいというふうに思います。
〇議長(森 淳君) 政策推進課長、小川雅人君。
〇政策推進課長(小川雅人君) ただいまの伊藤議員にお答えをいたします。
業者につきましては、選定基準を設けまして、今年の4月から募集をいたしております。その結果、今財務課長の方から提案説明がありましたように2社の業者からこの購入等について申し出があったということになります。あくまでも選定方針については、4月1日現在で福祉施設の関係で対応している方ということを含めて、その資格の中で申請があったということになります。その選定のことにつきましては、プロポーザル方式で選定をいたしますので、町としても選定の基準を設けております。選定の基準については、細部細かい部分がありますので、全体については申し上げられませんけれども、一応選定の基本的な考え方としては7項目にわたり、細目は24細目にわたって選定基準の中で選定をしているという形になります。
選定の細かい部分の7項目につきましては、選定の基準としては法人の適格性であるとか、あるいは経営運営理念の関係、それから運営施設の概要等、それからケア、支援の内容、これらの中の7項目に従ってそれぞれ選定委員会の中で選定をしております。それで、選定の中では一応これらについては点数化するということで、全体的に300点満点を基準にして、その約7割をもって選定された業者を決めていくという形の中で進めてきました。その結果、先ほど提案理由にありましたように萌福祉サービスの方が良好だという判断の中で選定させていただいたということになりますので、ご理解を賜りたいと思います。
〇議長(森 淳君) 3番、高野輝雄君。
〇3番(高野輝雄君) 今伊藤議員が基本的に申し上げましたので、それに対する答弁で理解は十分されますが、選定方法、いろいろ私もここにプロポーザル選定基準というのを持っていますが、それは今小川課長が申されたとおり、そういう選定方法についてどうだということを申し上げるつもりはないのですが、まず公募に当たって、いわゆる18年の4月1日現在、町内で老人を対象とした入所または通所での施設型サービスの提供実績を有している法人を対象に公募をするのだと。こういうことで公告を第30号でされていたと思うのです。
そこで、お聞きしますが、ここの4月1日現在施設型サービスの提供実績を有している、この提供実績とは4月1日現在でどれだけの提供実績という、実績というここのところをまずお答えをいただきたいと思います。
〇議長(森 淳君) 政策推進課長、小川雅人君。
〇政策推進課長(小川雅人君) お答えをいたします。
この選定の基準につきましては、あくまでも書類審査を中心とした基準になるということで、私たちの方は一応の条件としては4月1日現在で今高野議員がおっしゃったような選定の基準を設けますので、その上でその書類審査の中で問題がなければ、それは受理をするという、そういう建前の中で進めておりますので、その実績につきましては一方のNPO法人については既に3月にNPO法人の認証をされていますので、その中で4月1日現在で実績があったという判断の中で受理をいたしております。
〇議長(森 淳君) 3番、高野輝雄君。
〇3番(高野輝雄君) その辺ちょっと解釈がどうなのかなと。ここで明らかに18年4月1日現在、町内で老人を対象とした入所または通所での施設型サービスの提供実績を有しているということですよね。そうしますと、今お答えになった部分からいうと、それはNPO法人の認可が3月23日ですか。されているということで、そのことをもって実績だということは……今後の部分ですよ。私が確認しているのは、そこを受け入れたのは地元の業者ですから、できるだけ考慮しなければならないという面ではいいのですが、これからのこういう展開はいろいろあると思うので、ここは明らかにしておかなければならないと思うので、確認をしているのですが、提供実績ということを明らかに言っていますね、4月1日現在。そうしますと、施設型の提供実績という現実に言っている部分にNPOの法人、認可をとったのだと。これをもって実績ということになるのかどうか、ここをお答えいただきたい。
〇議長(森 淳君) 政策推進課長、小川雅人君。
〇政策推進課長(小川雅人君) そこら辺については、高野議員の指摘の部分も当然そういう部分もあるだろうというふうに考えております。ただ、厳密に言うと提供実績ということになれば、相当のやっぱり実績がないとなかなか難しいだろうというふうには考えています。では、どれだけの期間で実績を有すればいいのかということになると、それは1週間でいいのか、あるいは半年でいいのか、あるいは1年、2年実績がないとだめなのかというそこら辺の判断になりますけれども、今回の部分についてはあくまでもその認証がされているという、そういう一つの法人格を有しておりますので、その上で4月1日現在に申請者からそういうことでやっていますということであれば、それは町としては資格があるという、そういう中でもって受理されてきたと。ですから、1日の実績があってもそれも1日実績を見るのかということになると非常に厳しいものもありますけれども、その中で考えていくと、どうしてもやっぱり普通考えると実績ということになれば、半年前だとか1年前にやっぱりそういう実績がないとだめだという厳密な言い方もできるだろうというふうに考えますけれども、今回については地元の意欲ある、そういう法人でありますので、そこら辺については1日であっても2日であってもそれは実績ということで、本人が申請されればそれは受理をするという考え方で臨んでおりますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(森 淳君) 3番、高野輝雄君。
〇3番(高野輝雄君) 今小川課長は、ちょっと答弁を濁らせているのだと思うのですけれども、明確に4月1日現在というふうにしていますよね。しかも、今答弁の中で触れたようにやっぱり6カ月ないし1年、これはこの間私も政策推進課の方に行って、その辺の確認をした経緯がございますから、その中でも何回か提供実績について触れたときに、少なくとも半年ないし1年だと、つまり。ということを言っていたと思うのです。今も触れていますよね。そこで、ここは明解にしておかないと、それであれば少しでもそういう事業者の有利な方法を考えて、地元だからいいのですよ。私どももそういう支援をしたいと思って、これまでいろんな議員とも勉強会を通じる中でそういう話もしてきましたし、事業者の考え方も聞いてきました。しかし、それであれば6月、これを公募したのは6月の22日付、これは私書類を持っていますが、売り払い処分に係る公募をしていますよね。であれば、4月1日としないで、少しでも明快にするためにそういう紛らわしい4月1日で今言うようなことでは、ちょっと認可をとった部分での実績という部分では非常にそこの解釈の問題があるのだと思います。今後にそういう影響を及ぼすので、これは6月1日にすべきでなかったのか。6月1日にすれば、少なくともNPO法人もとっている。それから、現実に川北で陽だまりという施設、託老所を展開しているという実績をもっと酌めたのではないかと。そういうことからして、せっかく応募をするのですから、そういうことも、審査内容がだめだということは言っていませんから。そこのところはどうですか。6月1日になぜできなかったのか。
〇議長(森 淳君) 暫時休憩します。
休憩 午前10時23分
再開 午前10時23分
〇議長(森 淳君) 会議を再開いたします。
政策推進課長、小川雅人君。
〇政策推進課長(小川雅人君) お答えをいたします。
4月にするのか、6月にするのかというのは、それは考え方の部分もあるだろうと思いますけれども、私たちの方はこの事業について向かう部分については、昨年からいろいろな形でもって事業を進めてきたという経過があります。その中で、一番適当な時期というのはやはり年度の始まりが望ましいだろうということで、4月1日に設定をしてこの事業を進めてきたと、募集を進めてきたということになりますので、ご指摘のある部分についてはこれからの部分も含めて踏まえながら、しんしゃくしていきたいなというふうに考えますけれども、この事業についてはあくまでも4月1日に対応していくということで進めてきたということをご理解を願いたいと思います。
〇議長(森 淳君) 3番、高野輝雄君。
〇3番(高野輝雄君) 課長は、これからに生かしたいということも言っていますので、いろいろ事情があったのだと思い、考えまして、そこのところはこれ以上質問しませんが、最後にこれからもやっぱりこういう事業、いろんな部分である。せっかくこういう選定基準、プロポーザルの選定基準もありますし、きちっとしたものを持っているのですから、そこのところで4月1日現在の実績云々というのは、これは大事なことなので、応募する側からすると大きな期待も出てきますから、受け付けされたということは。そういうことを受けて、やっぱりしっかりとここは整備をしていただきたい。今後に生かしていただきたいと思うのですが、町長はいかがでしょうか。その辺の今の質問のやりとりを受けて、最後にこの選定結果は。
〇議長(森 淳君) 町長、舟橋泰博君。
〇町長(舟橋泰博君) 今回は、プロポーザル方式ということで選定作業を進めたのですけれども、この方式は別に珍しいわけでも何でもなくて、要するに事業者のやる意欲だとか、事業者の物の考え方だとかというものを点数化、数値化しながらトータルで決めていくというやり方でございます。私も何度となく経験はしていますけれども、そんな中でやはり福祉事業は非常に大変な事業でありますし、住民の方々に直接影響を及ぼすというか、町の政策としても重要課題でもあるということも含めまして、やはり今回やる意欲のある2社が応募してきたということだと思います。そんな中で、やはり選考をする側としては慎重に業者選定というものはこれからも取り組んでいかなければならないというふうに思います。
〇議長(森 淳君) 6番、金木直文君。
〇6番(金木直文君) 今回あそこは有料老人ホームという形での運営ということにお聞きしておりますけれども、とかく老人ホームという名称がつきますと介護保険事業との絡みでどうしても考えざるを得ないのですが、その辺既に町内にも民間が行っているグループホーム等のサービスを行う施設とかもありますけれども、改めて町が行っている介護保険事業とのかかわりがあるのかないのかというところをはっきりお答えしていただきたいと。
それから、あわせてこの計画について2業者から説明も受けているということですので、今回のこの施設についての受け入れ人数というのか、受け入れ世帯数あるいは雇用体制、何人ぐらいの職員で行うのか。地元採用があるとかないとか、そういうようなところの情報とか説明がなされているのであれば、その点もお聞きしたいと思います。
〇議長(森 淳君) 政策推進課長、小川雅人君。
〇政策推進課長(小川雅人君) 第1点目の介護保険との関係でありますけれども、今回の有料老人ホームについては、この有料老人ホームの中でも三つございまして、一つは今回提案されております住宅型有料老人ホーム、もう一つは健康型有料老人ホーム、そしてもう一つは介護つきの有料老人ホームという形になっております。介護つきについては、介護度のついた方々が対象になると。健康型については、あくまでも健康な人のみということで、そこで介護保険の申請がされて介護度がつけばそこから出なければならない。今回の住宅型の有料老人ホームについては、介護度があっても、それから介護度がつかない自立の方でも入れるということで、あくまでもこれは住宅と同じ考え方で有料老人ホームというものが開設されるということで、家にいて共同の生活を営むホームということで解釈していただければというふうに考えます。その中で、例えば家にいればデイサービスに通うとか、ヘルパーさんが入ってくると。これは、従来とほとんど変わりないということになりますので、新たにこれによって介護保険との絡みが出てくるというふうにはならないような施設でありますので、ご理解をいただきたいと思います。
それと、定員については、今回の部分については16名が定員というふうに考えています。居室そのものが16名しか入れないということになりますので、これは定員16名ということでそれぞれ設定がされております。
それと、もう一点、雇用につきましては今のところ専任といいますか、そこで雇用されるのは2人ないし3人程度かなというふうに考えておりますけれども、この以外に今言われますようにデイサービスに通うとか、それからヘルパーさんが入るということになると、当然そこは人員の増が出てくるということで、業者の方についてもできるだけそういう部分については地元採用を優先的に考えていきたいという、そういうお話をしておりますので、そこらの部分についてご理解を願いたいと思います。
〇議長(森 淳君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(森 淳君) これで質疑を終わります。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(森 淳君) これで討論を終わります。
これから議案第37号を採決します。
お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
〇議長(森 淳君) 異議なしと認めます。
したがって、議案第37号は原案のとおり可決されました。
◎閉会の宣告
〇議長(森 淳君) これで本日の日程は全部終了しました。
したがって、平成18年第4回羽幌町議会臨時会を閉会します。
(午前10時30分)
お問い合わせ先
議会事務局 TEL:0164-68-7011 お問い合わせフォーム