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平成26年第4回定例会

平成26年第4回定例会

議事日程第1号 平成26年6月12日(木)
日程番号 議案番号等 件名等
1 会議録署名議員の指名
2 会期の決定
3 諸般の報告
4 一般質問
磯野議員 「離島観光の現状とその対策」

 6月に入り離島観光も本番を迎えましたが、近年島を訪れる観光客のスタイルも、団体客中心の観光から少人数単位の観光へと変化しつつあります。特に最近では、鳥や花を眺めながらゆっくり自然を楽しむという様な目的を持ってこられる方が増えており、それこそがこれからの島の観光の進むべき方向と考え、期待もしているところであります。
 そこで、この大切な島の自然を守りながら、その魅力を多くの観光客に知ってもらい、満足してもらうためには、どのような対応が求められているのか、何が今一番必要なのか、という事を行政とも連携して今一度分析した上で今後の観光振興を進めていかねばならないと考えます。
 現在島を訪れる観光客が島をめぐりその自然を楽しむための手段としては、観光バスや観光ハイヤー、観光船、自転車、徒歩等がありますが、そういう中で自転車の利用が年々増加していると感じています。それは島の周囲が12キロほどと手ごろな事と、時間に追われずゆっくりと好きなところを回れるという利点があるものと考えます。
 そういう中で毎年のように事故が起きるというのは離島観光にとって大きなマイナスであり一刻も早い対応が望まれるところです。そこでこの自転車道路の現状と今後の対策について質問します。

 現在焼尻島で自転車道路として推奨しているコースは、港から出発して道々を走り、工兵街道から町道に入り役場支所横からオンコ原生林に入りひばりヶ丘公園を通って、めん羊牧場に出て鷹の巣園地まで行き、そこからまた道々に入り白浜海岸を通って港に戻るというコースですが、このコースでの事故が過去に幾度も起きており、そのたびに行政側にもその対策を要請してきた経緯があります。しかし、根本的な対策が進んでいない事も事実であります。
 そもそも町道も道々も観光のための自転車の通行は想定しておらず、そのために道幅も狭く、また歩道の設置も東浜と西浦地区だけで、自転車が主に走行する白浜地区にはありません。また白浜地区の道々に敷設されたコンクリート側溝には蓋もなく、春になると草が生い茂り、道路からは全く確認できず非常に危険な状態にあります。
 そうした中、島を訪れる観光客による自転車の利用が年々増加しており、この現状と今後の観光のあり方を考えたとき、自転車による観光をもっと前面に出して推し進めるべきと考えます。そのためには北海道とも連携をして早急にこの道路の整備を進め、自転車コースとして位置づけをして、全国的にも脚光を浴びるような自転車コースを完成させ、将来の観光の大きなセールスポイントにすべきと考えますが、こうした観点に立って以下のことを質問します。

1 事故を未然に防ぐための抜本対策として、どのような対策が必要と考えているか。また、町道、道々を問わず対策を講ずるには、道と町の連携の強化が必要と考えるが、如何か。
2 自転車コースを整備するためには、道・町の相互理解と連携の下、幅員の拡幅や歩道の設置等が必要と考えるが、如何か。
3 自転車コースの整備に伴い、沿道の景観を損なう老朽化した廃屋の除去や海岸漂着ごみ等の回収についても対策を講じるべきと考えるが、如何か。
金木議員(1)「羽幌町の財政状況と課題について」

 昨年12月発行の「広報はぼろに」に「新公会計制度からみる羽幌町の財政状況」が掲載されました。バランスシート(貸借対照表)や行政コスト計算書、純資産変動計画書、及び資金収支計算書の「財務書類4表」を明らかにしています。これの最後に、「羽幌町の財政的課題」として「経年劣化による資産価値の低下や公共施設などの老朽化が進んでおり、今後、改修や解体、建替えなど、多額の更新費用の発生が見込まれることが、当面の大きな課題となっている」と結んでいます。
 今後、多額の予算が必要とされる事業としては、羽幌小学校の建替え、産業廃棄物処分場の建設、汚水処理施設のミックス事業などが予定され、近い将来には長寿命化計画に沿ってスポーツ公園の改修や役場庁舎の建替えや改修、公民館や武道館など古くなった施設についても方針を決めなければならない時期がきます。
 こうした状況を踏まえ、現在の財政状況、今後の予算確保への考え方について質問します。

1 羽幌町の財政における収支、町債費、基金等について、この5年程度の推移や傾向は、どのようであったか。
2 「第6次羽幌町総合振興計画」に基づく27年度からの「実施計画」についての検討状況、また大きな事業として予定されているものは何か。
3 実施計画実現に向けた予算確保への見通しや考え方を示してほしい。
金木議員(2)「妊産婦への支援について」

 現在、2次医療圏の留萌管内において、産婦人科があり、出産対応している医療機関は留萌市立病院だけという状況です。
 道立羽幌病院でも産科対応できなくなっているいま、羽幌町や近隣町村では妊娠、出産への不安が続いています。こうしたことから、若い夫婦が安心して妊娠、出産ができる環境を整えていくための支援を求めて、以下、質問します。

1 町内の妊産婦が出産している医療機関は広域にまたがると思われるが、その地域分布はどうなっているのか。
2 道立羽幌病院における産婦人科の開設と分娩対応への見通しはどうか。
3 遠隔地の産科医療機関で出産を希望する妊産婦に対して、出産前の通院や出産に係る支援は考えられないか。
議事日程第2号 平成26年6月13日(金)
日程番号 議案番号等 件名等
1 会議録署名議員の指名
2 諸般の報告
3 報告第4号 平成26年度定期監査報告(第1次)について
4 議案第35号 羽幌町手数料条例の一部を改正する条例
5 議案第36号 羽幌町汚水処理施設共同整備事業前処理施設建設工事委託に関する協定の締結について
6 議案第37号 財産の取得について
7 議案第38号 羽幌町過疎地域自立促進市町村計画(平成22年度~平成27年度)の変更について
8 議案第39号 北海道町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更について
9 議案第40号 北海道市町村総合事務組合規約の変更について
10 議案第41号 平成26年度羽幌町一般会計補正予算(第3号)
11 推薦第1号 羽幌町農業委員会委員の推薦について
12 発議第4号 議員の派遣について
13 発議第5号 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について
14 意見案第1号 泊原発の段階的運転停止と再生可能エネルギーへの転換を求める意見書の提出について
15 意見案第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について
16 意見案第3号 道州制導入に断固反対する意見書の提出について

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