令和7年第3回定例会
令和7年第3回定例会
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 会期の決定 | |
3 | 諸般の報告 | |
4 | 町政執行方針 | |
5 | 教育行政執行方針 | |
6 | 一般質問(3名) | |
阿部議員『今後の財政運営について』 羽幌町の行政運営については、羽幌町総合振興計画を最上位計画とし、各種計画を推進してきており、今後も事業を実施するうえで財源確保は必要不可欠である。現在の羽幌町の財政状況を見ると、歳入面では人口減少や地域経済の停滞による税収減が見られるものの、ふるさと納税の増収、クラウドファンディングの活用、税収の向上対策など財源確保に努めているものと思われる。一方、歳出面では、義務的経費のうち扶助費や公債費が増加傾向にあり、令和5年度決算において財政力指数や経常収支比率が令和4年度決算よりわずかに悪化していることから、財政構造の硬直化が懸念される。また、令和7年度以降には大型事業の実施が予定されており、さらに近年では公共施設マネジメント計画に記載されていない事業も実施されるなど、将来的な財政負担の増加が見込まれる。加えて、水道事業会計や下水道事業会計についても、独立採算制の原則を維持しつつ、健全な運営に取り組む必要がある。このような状況のもと、今後は多様化する住民ニーズや行政課題に対応するため、より堅実で持続可能な財政運営に努めなければならないと考える。そこで、今後の財政運営について町長の考えを伺う。 1.現在改訂作業中の公共施設マネジメント計画および作成中の財政推計の進捗状況はどうなっているか。また、計画策定後、町民等に対し、どのような形で公表する予定か。 2.令和7年度以降、大型事業の実施により実質公債費比率が上昇することが懸念されるが、今後どのように推移すると予想されるか。また、実質公債費比率が18%を超えた場合、起債には国の同意ではなく許可が必要となるが、この場合、町民サービスにどのような影響を与えると考えられるか。 3.水道事業会計および下水道事業会計については、独立採算制が原則である。しかし、人口減による収入の減少や水道管・排水管の布設工事、施設・設備の更新等に伴う支出増が予想される中、収支の均衡をどのように図っていくのか。また、料金改定の予定はあるのか。 4.持続可能な財政運営を行うにあたり、今後どのような取り組みを進めていくのか。また、どのような点(各種指標、健全化判断比率、基金総額など)に注視し財政状況を判断していくのか。 |
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佐藤議員『離島における観光・公共施設の現状と今後の方針について』 羽幌町は離島を有し、海鳥やオンコなど豊富な観光資源を持つポテンシャルの高い町として位置づけられている。 離島では、「観光と漁業の共生」が将来の地域発展に不可欠であり、両産業の交流の場を設けることが活性化の重要な鍵となる。 しかし、人口減少に伴い、島内の旅館業が衰退しているのが現状で、漁業だけでは島全体の賑わいを維持できないのではないかとの懸念が広がっている。 一方で、天売島では民間の旅行会社が新規観光事業として、コテージ建設を進めるなど明るい動きもみられる。 それでも、宿泊施設の不足を根本的に解消するには、民間企業のさらなる誘致など積極的な対策が求められる。 また、天売島では複合施設の建設が進められているが、巨額の予算が投じられることから、島民にとって利便性の高い施設となることが期待されている。 さらに、焼尻島では小中学校の建設計画も進められているが、在校生の確保が大きな課題となっており、将来の教育環境の維持が重要なテーマとなっている。 こうした状況を踏まえ、離島の活性化や公共施設の運営に関する羽幌町の考えについて、以下の点を伺う。 1.島内の旅館業が減っている現状について羽幌町としてどのように認識しているか。 2.宿泊施設不足が指摘される中、民間企業などを誘致する考えはあるか。 3.離島における観光と漁業の共生について、町としてどのようなビジョンを持っているか。 4.離島の飲食店や宿泊施設の少なさを踏まえ、飲食用自動販売機の誘致など、利便性向上のための工夫が必要と考えるがどうか。 5.天売複合施設建設について、島民のための具体的な活用方針は何か。 6.焼尻小中学校の建設計画について、町の基本的な考え方と、在校生数の将来見通しをどう見ているか。 7.焼尻研修センターの老朽化も進む中、焼尻島での複合施設建設の必要性を検討したことはあるか。また、公共施設の運営方針を島民にどのように周知しているか。 |
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金木議員『移住定住支援について』 第7次羽幌町総合振興計画では住環境の現状と課題として、「町営住宅は旧式の住宅が多く、建設から長い年月が経過している」ことから、住宅の建て替えが進められ、今後も適切な維持管理・計画修繕・建て替えが必要なこと、また、民間空き家の増加が課題となっており、所有者などに対し利活用や解体を促進している。一方で、地域の働き手・担い手不足解消のため、U・I・Jターンなどの移住者の受け入れも課題となっており、移住者受け入れのための住宅確保が求められているとしている。 羽幌町における移住定住支援としては、北海道人口ビジョン・北海道創生総合戦略及び羽幌町まち・ひと・しごと総合戦略に基づく移住就業支援事業が実施されている。また、本定例会においては、定住者への住宅を供給するための条例を整備する予定となっている。さらに、移住定住を広く捉えるならば、地域おこし協力隊や外国人技能実習生など、他の支援事業も実施されているのだろうが、実績など事業効果はどうなのか。住宅の整備は追いついているのか。さらに、支援策は必要ないのか。他自治体での取り組みも参考にしながら質問する。 1 令和元年から実施されている移住就業支援事業について、昨年の12月定例会でも一般質問されたが、実績に結び付いていない要因をどう考えているか。 2 他の移住定住に関わる事業、実績、効果はどうか。 3 他自治体では一定期間住み続けると住宅、土地等が無償で譲渡されるところもある。先の総務産業常任委員会で示された定住促進住宅管理条例では、入居後5年以内に転居することに務めるとなっているが、そうした検討はされなかったのか。 4 民間の住宅やアパート等に入居した移住者へ一定期間の家賃補助、購入した人への一部補助、固定資産税の減免などの制度を作り、移住定住しやすくしてはどうか。 5 定住人口の増加につながるよう、移住定住希望者への住居、就業先の紹介、PRをどのように考えているのか。 |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 報告第1号 | 令和6年度定期監査報告(第3次)について |
4 | 承認第1号 | 専決処分の承認について「令和6年度羽幌町一般会計補正予算(第13号)」 |
5 | 議案第13号 | 羽幌町乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例 |
6 | 議案第22号 | 羽幌町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 |
7 | 議案第23号 | 羽幌町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 |
8 | 議案第25号 | 羽幌町集会所条例の一部を改正する条例 |
9 | 議案第26号 | 羽幌町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 |
10 | 議案第27号 | 羽幌町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 |
11 | 議案第29号 | 羽幌町布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例等の一部を改正する条例 |
12 | 議案第30号 | 羽幌町中小企業経営安定支援基金条例を廃止する条例 |
13 | 議案第32号 | 債権の放棄について |
14 | 議案第33号 | 令和6年度羽幌町一般会計補正予算(第14号) |
15 | 議案第34号 | 令和6年度羽幌町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) |
16 | 議案第35号 | 令和6年度羽幌町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) |
17 | 議案第36号 | 令和6年度羽幌町介護保険事業特別会計補正予算(第4号) |
18 | 議案第37号 | 令和6年度羽幌町下水道事業会計補正予算(第4号) |
19 | 議案第14号 | 羽幌町診療看護師研究資金等貸与条例 |
20 | 議案第15号 | 羽幌町定住促進住宅管理条例 |
21 | 議案第16号 | 羽幌町空家等対策の推進に関する条例 |
22 | 議案第17号 | 羽幌町犯罪被害者等支援条例 |
23 | 議案第18号 | 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 |
24 | 議案第19号 | 羽幌町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 |
25 | 議案第20号 | 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例 |
26 | 議案第21号 | 羽幌町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 |
27 | 議案第24号 | 羽幌町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例 |
28 | 議案第28号 | 羽幌町企業振興促進条例の一部を改正する条例 |
29 | 議案第31号 | 羽幌町火葬場の設置及び管理条例を廃止する条例 |
30 | 議案第38号 | 令和7年度羽幌町一般会計予算 |
31 | 議案第39号 | 令和7年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算 |
32 | 議案第40号 | 令和7年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算 |
33 | 議案第41号 | 令和7年度羽幌町介護保険事業特別会計予算 |
34 | 議案第42号 | 令和7年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算 |
35 | 議案第43号 | 令和7年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算 |
36 | 議案第44号 | 令和7年度羽幌町水道事業会計予算 |
37 | 議案第45号 | 令和7年度羽幌町下水道事業会計予算 |
38 | 発議第1号 | 羽幌町各会計予算特別委員会の設置並びに委員の選任について |
日程番号 | 議案番号等 | 件名等 |
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1 | 会議録署名議員の指名 | |
2 | 諸般の報告 | |
3 | 議案第14号 | 羽幌町診療看護師研究資金等貸与条例(予算特別委員会審査報告) |
4 | 議案第15号 | 羽幌町定住促進住宅管理条例(予算特別委員会審査報告) |
5 | 議案第16号 | 羽幌町空家等対策の推進に関する条例(予算特別委員会審査報告) |
6 | 議案第17号 | 羽幌町犯罪被害者等支援条例(予算特別委員会審査報告) |
7 | 議案第18号 | 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
8 | 議案第19号 | 羽幌町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
9 | 議案第20号 | 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
10 | 議案第21号 | 羽幌町公営企業に従事する企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
11 | 議案第24号 | 羽幌町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
12 | 議案第28号 | 羽幌町企業振興促進条例の一部を改正する条例(予算特別委員会審査報告) |
13 | 議案第31号 | 羽幌町火葬場の設置及び管理条例を廃止する条例(予算特別委員会審査報告) |
14 | 議案第38号 | 令和7年度羽幌町一般会計予算(予算特別委員会審査報告) |
15 | 議案第39号 | 令和7年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
16 | 議案第40号 | 令和7年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
17 | 議案第41号 | 令和7年度羽幌町介護保険事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
18 | 議案第42号 | 令和7年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
19 | 議案第43号 | 令和7年度羽幌町港湾上屋事業特別会計予算(予算特別委員会審査報告) |
20 | 議案第44号 | 令和7年度羽幌町水道事業会計予算(予算特別委員会審査報告) |
21 | 議案第45号 | 令和7年度羽幌町下水道事業会計予算(予算特別委員会審査報告) |
22 | 発議第2号 | 羽幌町議会の個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例 |
23 | 発議第3号 | 議員の派遣について |
24 | 発議第4号 | 各委員会の閉会中の継続調査及び審査について |
25 | 意見案第1号 | えん罪被害者を速やかに救済するために再審法改正を求める意見書の提出について |
26 | 意見案第2号 | ガバメントクラウド利用料を地方公共団体が負担することに対して財政支援を求める意見書の提出について |
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