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議会議事録(平成23年予算特別委員会 3月9日)

議会議事録(平成23年予算特別委員会 3月9日)

平成23年予算特別委員会会議録

〇議事日程(第1号)
 平成23年3月9日(水曜日) 午後1時45分開会

 第1 議案第21号 平成23年度羽幌町一般会計予算
 第2 議案第22号 平成23年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算
 第3 議案第23号 平成23年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算
 第4 議案第24号 平成23年度羽幌町介護保険事業特別会計予算
 第5 議案第25号 平成23年度羽幌町下水道事業特別会計予算
 第6 議案第26号 平成23年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算
 第7 議案第27号 平成23年度羽幌町水道事業会計予算

〇出席委員(10名)
 2番 伊藤 昇 君
 3番 寺沢 孝毅 君
 4番 磯野 直 君
 6番 森  淳 君
 7番 駒井 久晃 君
 8番 船本 秀雄 君
 9番 大山 新太郎 君
10番 熊谷 俊幸 君
11番 室田 憲作 君
12番 橋本 修司 君

〇欠席委員(0名)

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君
 副町長 本間 幸広 君
 監査委員 長谷川 一志 君
 教育委員会委員長 松村 益司 君
 教育長 山本 孝雄 君
 会計管理者 大波 芳弘 君
 総務課長 石川 宏 君
 総務課総務係長 酒井 峰高 君
 総務課職員係長 飯作 昌巳 君
 総務課情報管理係長 敦賀 哲也 君
 政策推進課長 柳田 昭一 君
 政策推進課政策調整係長 伊藤 雅紀 君
 政策推進課広報広聴係長 湊 正子 君
 財務課長 品野 万亀弥 君
 財務課長補佐 江良 貢 君
 財務課財政係長 室谷 眞二 君
 財務課経理係長 清水 聡志 君
 町民課長 藤岡 典行 君
 町民課主幹 今野 睦子 君
 町民課住宅係長 近藤 幸臣 君
 町民課町民生活係長 高橋 伸 君
 町民課環境衛生係長 杉野 浩 君
 福祉課長 鈴木 典生 君
 福祉課長補佐 永原 裕己 君
 福祉課主幹 野上 京子 君
 福祉課主幹 更科 滋子 君
 福祉課社会福祉係長 棟方 富輝 君
 福祉課国保医療年金係長 今村 裕之 君
 福祉課介護保険係長 木村 謙彦 君
 福祉課地域包括支援センター係長 奥山 洋美 君
 建設水道課長 井上 顕 君
 建設水道課長補佐 三浦 良一 君
 建設水道課主幹 鷲尾 伸一 君
 建設水道課管理係長 宮崎 寧大 君
 建設水道課土木係長 笹浪 満 君
 建設水道課建築係長 石川 隆一 君
 建設水道課港湾係長 熊谷 裕治 君
 建設水道課水道業務係長 吉田 吉信 君
 建設水道課下水道係主査 小笠原 聡 君
 農林水産課長 山口 芳徳 君
 農林水産課農政係長 鈴木 繁 君
 農林水産課林務畜産係長 三上 敏文 君
 農林水産課水産係長 谷中 隆 君
 農林水産課地籍調査係長 上田 章裕 君
 商工観光課長 三浦 義之 君
 商工観光課観光振興係長 木村 和美 君
 商工観光課商工労働係長 大平 良治 君
 天売支所長 春日井 征輝 君
 焼尻支所長 杉澤 敏隆 君
 学校管理課長 熊木 良美 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 浅野 勝彦 君
 学校管理課総務係長 渡辺 博樹 君
 社会教育課長兼公民館長 濱野 孝 君
 社会教育課社会教育係長兼体育振興係長 葛西 健二 君
 学校給食センター主事 山川 恵生 君
 農業委員会事務局長 安宅 正夫 君
 農業委員会農地係長 有田 智彦 君
 監査室長 工藤 孝司 君
 選挙管理委員会事務局長 石川 宏 君
 選挙管理委員会総務係長 敦賀 哲也 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 水上 常男 君
 総務係長 豊島 明彦 君
 書記 逢坂 信吾 君

    ◎委員長あいさつ
〇大山委員長  会議に先立ちまして、一言ごあいさつ申し上げます。今期定例会におきまして、平成23年度羽幌町各会計予算を審議するに当たり設置されました特別委員会に、副委員長として寺沢委員が、委員長に私が皆様から推薦をいただき、その職責を担うことになりました。厳しい財政状況にあります中、平成23年度の重要な行財政の方向を決定する予算委員会であります。副委員長ともども懸命に務めたいと思いますので、委員皆様の特段のお力添えをお願い申し上げ、簡単でありますが、就任のあいさつといたします。どうぞよろしくお願いします。

    ◎開会の宣告
〇大山委員長 ただいまから羽幌町各会計予算特別委員会を開会いたします。
(開会 午後1時45分)

    ◎開議の宣告
〇大山委員長 本日の出席は全員でありますので、これから本日の会議を開きます。

    ◎議案第21号~議案第27号
〇大山委員長 本委員会に付託された案件は、議案第21号 平成23年度羽幌町一般会計予算、議案第22号 平成23年度羽幌町国民健康保険事業特別会計予算、議案第23号 平成23年度羽幌町後期高齢者医療特別会計予算、議案第24号 平成23年度羽幌町介護保険事業特別会計予算、議案第25号 平成23年度羽幌町下水道事業特別会計予算、議案第26号 平成23年度羽幌町簡易水道事業特別会計予算、議案第27号 平成23年度羽幌町水道事業会計予算、以上7件を一括議題とします。
 お諮りいたします。既に本会議において平成23年度各会計予算の提案理由説明が終わっておりますので、本委員会では一般会計予算、各特別会計予算及び水道事業予算の内容説明を財務課長及び建設水道課長に求めることにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定しました。
 それでは、一般会計予算及び特別会計予算の内容説明を求めます。
 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 説明の前に、介護保険事業特別会計におきまして配付の予算書の中の数値の一部に誤りがございました。訂正箇所が複数に及ぶことから、別冊で配付をさせていただいておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 それでは、お配りしております予算説明資料に基づきまして概要をご説明させていただきます。1ページをお開き願います。予算総括表でございます。1の表では、会計予算の状況の表で各会計別に23年度の予算と前年度の予算を比較してあらわしております。一般会計と5つの特別会計を合わせた総額は合計欄に記載のとおり83億400万円、当初予算比較では5.3%の減少となってございます。下段の2の表でございます。一般会計予算の対前年度伸び率を平成12年度からあらわしております。22年度との比較では1.1%の減となっております。増減の内訳につきましては、後ほど説明をさせていただきます。
 次に、2ページをお願いいたします。一般会計予算の概要でございます。1の歳入の状況、(1)、町税でございます。前年度対比で361万4,000円、0.5%の増加を見込んでおります。これは、景気の低迷により町民税の個人及び法人等では減少いたしておりますが、たばこ税が引き上げられたことによります増でございます。次に、(4)、地方交付税でございます。交付税につきましては、地方財政計画では地方交付税の出口ベースで2.8%の増加を見込んでおります。町長の提案理由でも申し上げておりますが、地方財政計画及び22年度の決定状況等により減額を見込み、計上いたしております。また、公表されました国勢調査人口におきましても780人の減少となっており、その減少分がそのまま減額になるものではございませんが、減額要素の一つであることは間違いございません。このようなことから、前年度対比1億4,200万円、4.8%の減少で28億3,600万円を見込んでおります。特別交付税につきましては、22年度分がまだ確定していない段階であり、不確定要素が多分にありますが、21年度決定額の5.1%の減少、2億4,300万円を見込んでおります。地方交付税では30億7,900万円、前年度対比1億1,000万円、3.4%の減少を見込み、計上いたしたところでございます。次に、(5)の繰入金でございますが、町長からの提案理由で述べておりますので、省略をさせていただきます。内訳につきましては、摘要欄に記載のとおりでございます。次に、(6)、町債でございます。内訳を記載しております。総額では1億2,100万円の減少となっております。中ほどの保健衛生で3,600万円の増額となっておりますのは、医師確保対策に係るものでございます。過疎債を充てるものでございます。また、下段の臨時財政対策債で1億6,100万円の減少につきましては、先ほど交付税で申し上げました内容及び地方財政計画で示されている内容等により推計をいたし、計上したものでございます。
 一番下になります。2の歳出の状況では、予算総額に対する経常費と臨時費の内訳を載せてございます。ごらんいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 次に、3ページをお願いいたします。科目別収入内訳を示しております。これは、それぞれの収入科目ごとに一般財源、経常特定財源と臨時特定財源とに分けております。ごらんいただきまして、全体の説明は省略をさせていただきますが、表の右側の合計のところで収入の多い上位、地方交付税、町税、町債の順となっております。
 次の4ページをお願いいたします。科目別歳出内訳の総括表でございますが、その内訳を次の5ページ、6ページで説明をさせていただきます。5ページをお開き願います。5ページの経常費では、議会費から款別にあらわしておりますが、表の右側から2つ目の増減欄、網かけをしているところでございますけれども、当初予算で対前年との増減額を示してございます。一番下の合計で4,062万9,000円の増加となっております。増減の主なものを申し上げますと、1款議会費の678万8,000円の増加は、平成22年度においては議員報酬において議員現員数10名及び報酬額については本則の10%カットで計上いたしておりましたけれども、議員定数11名分と報酬については5月以降については本則分で計上いたしたためでございます。次に、3款民生費1億4,051万円の増加は、扶助費において子ども手当給付費において平成22年度においては臨時費で計上いたしており、経常費へ移行したことによるものでございます。子ども手当分で1億1,070万8,000円及び障がい福祉サービス扶助費2,836万7,000円の増加、また繰出金で介護会計への繰出金861万5,000円の減少及び国保会計への繰出金2,430万3,000円の増加がその主なものでございます。12款公債費の5,139万9,000円の減少は、起債償還金で元金分で3,785万1,000円及び利子分で1,454万8,000円の減少によるものでございます。13款諸支出金の5,789万6,000円の減少は、職員数及び支給率等の減少により給料、職員手当及び共済費が減少するものでございます。
 次に、6ページをお願いいたします。6ページでは臨時費を款別にあらわしておりますが、増減の主なものだけを申し上げます。2款総務費で5,153万7,000円の増加は、事務改善システム維持管理6,209万2,000円及び戸籍電算システム導入2,731万1,000円の増加及び留萌地域活性化協議会負担金1,364万円及び旧職員住宅解体委託料1,470万円の減少などによるものでございます。3款民生費で1億2,113万5,000円の減少は、先ほど経常費でご説明申し上げました子ども手当給付事業が経常費へ移行となったためでございます。4款衛生費で1億551万8,000円の増加は、医師確保対策事業4,100万円、子宮頸がん等ワクチン接種事業等1,500万9,000円及び衛生施設組合負担金、広域火葬場施設整備事業4,703万2,000円の増加によるものでございます。6款農林水産業費で3,189万3,000円の減少は、地籍調査事業2,015万円の増加及びめん羊牧場乾草舎整備事業2,127万9,000円及び基幹水利施設ストックマネジメント事業3,512万5,000円の減少が主なものでございます。10款教育費で1億776万2,000円の減少は、教育施設整備基金積立金1億円の減少が主なものでございます。これにつきましては、この基金への積み立てにつきましては決算状況を見ながら積む、積まないを判断をするものでございます。以上が臨時費の増減内容でございます。臨時費総体の合計では1億62万9,000円の減少となったものでございます。
 次に、7ページ、8ページをお願いいたします。この表は、節別に集計したものでございます。ごらんをいただきまして、ご理解いただきたいと思います。説明は省略をさせていただきます。
 次に、9ページをお願いいたします。この9ページから20ページまでは、本年度の臨時的事業を事業ごとに簡単な事業内容と事業費、財源内訳等を記載しております。主なものについてご説明申し上げます。まず、10ページをお開き願います。2款総務費の7番、10ページの一番上段でございます。町税事業の町税収納向上対策の226万8,000円は、収納の効率化と利便性を図るため、平成24年度から収納についてコンビニにおいても納付できる体制を築くため、23年度中にそのシステムの整備等を図るものでございます。次に、その下段、8番、一般行政経費の事務改善システム維持管理6,209万2,000円は、本町の既存システムが平成22年度をもって保守等の更新ができないため、留萌地域電算共同化の計画に沿って、同じベンダーを利用している増毛町とともに新システムへ移行するものでございます。それらに関連する経費等でございます。同じく、その下段の公会計システム導入120万円は、新地方公会計制度に基づく財務諸表の公表に当たり、貸借対照表などの財務諸表を整備するためのシステムを導入するものでございます。同じく一般行政経費の最後、戸籍電算システム導入2,731万1,000円は、除籍の保存期間が80年から150年と延長されたこと等に伴いまして滅失等のおそれがあるため、マイクロ化を図るものでございます。マイクロ化にすることによりまして、将来の電算化にも対応が可能となるものでございます。
 次に、12ページ、4款の衛生費の1番、医療対策予防事業の医師確保対策事業4,100万円は、平成22年度に制度化をし、道立病院等に勤務する医師に有効に活用願うものでございます。22年度は3名の医師が活用いたしております。同じく、子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業1,159万6,000円は、小児用肺炎球菌、インフルエンザ菌b型ワクチン及び子宮頸がんワクチンの接種でございますが、これは国の緊急経済対策の一環として行うものでございます。各ワクチンの対象年齢層に接種機会を提供し、これらの予防接種の促進を図るものでございます。4番の衛生施設組合負担金6,548万円のうち4,703万2,000円は、広域火葬場施設整備事業に係るものでございます。
 次に、13ページの6款農林水産業費、2番の農業振興事業、農業経営安定化促進補助200万円でございます。これは、農業者が自前で行います農業経営に必要な農業用施設の修繕等に係る費用の一部を補助するものでございます。同じく、農業後継者対策で200万円、これは農業後継者はもとより、将来の後継者の確保につなげるため、取得農地の購入費等に補助をするものでございます。
 次に、14ページの3番、農村環境整備事業、水稲病害虫防除補助924万2,000円は、水田等に隣接した遊休農地からの病害虫拡大防止のための農薬購入経費16万円及び平成22年に発生いたしましたいもち病対策補助が908万2,000円でございます。いもち病につきましては、総事業費7,500万円ほどに対し、町及び農協が各12%、残り76%は生産者が負担をいたすものでございます。
 次に、15ページをお願いいたします。15ページの12番、野生動物保護対策事業、天売海鳥保護対策事業及び天売海鳥繁殖地環境改善対策事業、合わせて64万8,000円は、保護対策に係る関係機関との協議及び住民説明会等の関連経費でございます。
 次に、16ページの一番上段の7款商工費の3番、観光振興事業でございます。YOSAKOIソーラン祭り北・北海道支部大会開催補助100万円は、7月2日、3日に開催されます焼尻めん羊まつりと同時に開催するものであり、参加が10チーム、約400名ほどの参加を見込んでいる事業でございます。次に、8款土木費の1番、道路橋梁管理事業、道路維持管理業務1,503万2,000円は、本年度より除排雪を除く直営で実施いたしておりました道路維持管理業務のほとんどを民間に委託をし、実施をするものでございます。同じく、道路植樹枡植栽等整備350万7,000円は、南3条通りの植樹枡の整備と植栽35本及び移植14本に係るものでございます。
 次に、17ページの5番、港湾建設事業、羽幌港旅客上屋建設調査設計業務1,504万2,000円は、フェリーターミナル建設に係る調査設計委託料等でございます。次に、9番、公営住宅建設事業、公営住宅建設事業6,180万8,000円は、本年度から建設に着手いたします幸町団地に係るもので、2棟4戸を予定いたしているものでございます。次に、10番、住宅改修促進事業、住宅改修促進助成事業500万円は、平成22年度から24年度までの3年間の事業でございますが、助成額は20万円を上限とし、本年度は25件を予定いたしているものでございます。
 次に、18ページ、9款の消防費の1番、北留萌消防組合負担金、高規格救急自動車更新1,637万3,000円は、更新予定の車両は購入後12年が経過しており、老朽化が進んでいることと増加する救急業務に効率的に対応するため、更新を図るものでございます。次に、10款教育費、1番、学校教育振興事業、教育支援員配置360万円は、平成19年度から教育支援員1名を配置し、軽度発達障がいが疑われる児童の教育及び生活の両面からサポートいたしてきましたが、まだ授業に支障を来す状況があることなどから、本年度1名を増員するものであり、360万円については現員の1名と新規の1名分の報酬でございます。
 次に、19ページ上段の3番、学校施設整備事業、羽幌小学校改築調査業務200万円でございますが、これは改築に向けまして既存施設を活用した効率的な施設整備に向けまして専門的な検討を行っていくものでございます。
 以上で平成23年度の主な事業の説明を終わりまして、次の21ページをお開き願います。21ページから24ページまでは、特別会計の概要でございます。先ほど町長からの提案理由をもって、ごらんをいただきまして、私からの説明は省略をさせていただきます。
 25ページをお開き願います。25ページの給与費の予算調書でございます。ここには、議会議員、町の特別職、それから定数内一般職員及び準職員、そして嘱託職員の報酬を含めました人件費の状況をあらわしてございます。増減額の合計だけで見ますと、一番下の一番右側でございますけれども、額の増減で言いますと22年度と比較しまして5,877万6,000円の人件費の減少となっている内容でございます。
 次に、26ページの地方債の資料をお願いいたします。一番下の総合計の欄でございますが、左下の21年度末の残高115億6,181万5,000円が右から3番目の23年度末残高の見込みでは108億4,105万2,000円となる見込みでございます。それを起債区分ごとに内訳を載せてございます。この状況でいきますと7億2,076万3,000円減少する見込みとなっております。また、このうち後年度に交付税で補てんされます額は、表の右から2番目にありますように23年度末残高に対して65億3,634万2,000円、約60%ほどと見込んでおります。
 次の27ページでございますが、北留萌消防組合予算の概要、それから次のページ、28ページは羽幌町外2町村衛生施設組合の予算の概要でございます。ごらんいただきまして、説明を省略させていただきます。
 以上で予算説明資料によります内容の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。

〇大山委員長 次に、水道事業会計予算の内容説明を求めます。
 建設水道課長、井上顕君。

〇井上建設水道課長 それでは、引き続きまして平成23年度羽幌町水道事業会計予算の内容説明をさせていただきます。
 最初に、23ページから説明させていただきます。平成23年度羽幌町水道事業会計予算実施計画説明書、収益的収入及び支出でございますが、本説明書は消費税込みで記載しております。それでは、1款水道事業収益、1項営業収益でございますが、1目の給水収益は収益的収入の9割以上を占める水道使用料で2億4,135万3,000円を計上しております。この金額につきましては、対前年比で約112万3,000円の減額となっております。
 次に、24ページをお願いいたします。2目その他の営業収益でございますが、これにつきましては給水装置手数料、検査手数料、雑収益といたしまして493万1,000円を計上しております。
 次に、25ページをお願いいたします。2項の営業外収益でございますが、1万1,000円を計上しております。
 次に、26ページをお願いいたします。水道事業費用でございますが、1項営業費用、1目原水及び浄水費の主な内容といたしまして、27ページ、16節の修繕料で臨時的経費であります高台配水及び送水ポンプの分解掃除など636万5,000円を計上しておりますが、この修繕料の臨時費対応分で302万3,000円の減や22節の工事請負費で取水堰工事負担金が22年度で完了するため2,877万円の減など、1目全体での対前年比は3,155万円の減額となっております。
 次に、28ページをお願いいたします。2目配水及び給水費でございますが、対前年比1,058万1,000円増の4,290万5,000円を計上しておりますが、29ページの22節工事請負費の量水器取りかえ工事に係る増額が主なものであります。
 次に、30ページをお願いいたします。3目の総係費は、公営企業職員の人件費や内部管理経費が主なもので、14節の委託料で電算システム更新委託の増加等により、前年度と比較して504万4,000円の増加で5,189万8,000円を計上しております。
 33ページでは、4目の減価償却費として5,056万2,000円を計上しております。
 次に、34ページをお願いいたします。2項営業外費用は、借り入れに係る起債の利息3,306万8,000円に一時借入金利息22万円を加えた3,328万8,000円を計上いたしたものでございます。
 2目の消費税につきましては、水道料金などの仮受消費税から水道事業費用の仮払消費税を差し引きまして750万円の納付を予定しております。
 次の35ページ、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入はございません。
 次に、36ページをお願いいたします。資本的支出でございますが、1項建設改良費、1目設備拡張費で571万2,000円は、港湾地区配水管を布設、2目設備改良費で4,273万5,000円は羽幌大橋添架配水管を布設替するものであります。
 次の37ページ、2項の企業債償還金ですが、これは平成15年度までの借り入れ分の元金償還であります。
 次に、3ページに戻って説明させていただきます。3ページ、4ページは、先ほど説明いたしました23ページから34ページの内容の総括表となっております。本表は税込みの数値でありますが、3ページの収入予定額2億4,629万5,000円から4ページの支出予定額2億4,670万1,000円を差し引きますと40万6,000円の赤字となる見込みでありますが、最終決算で赤字の場合は損益勘定留保資金により補てんするものであります。
 次の5ページをお願いいたします。資本的収入及び支出の総括表でございますが、先ほど35ページから37ページでご説明したとおりで資本的収入はありませんので、資本的支出1億3,269万4,000円の不足額は損益勘定留保資金で補てんしようとするものであります。
 次に、6ページをお願いいたします。この表は前年度決算見込額と当年度の予定額を比較しておりますが、これは内部留保資金も含めた現金、預金に係る資金余裕額を示すもので、前年度の決算見込額は4億937万6,000円となり、当年度の予定額は3億2,394万1,000円となる見込みでございます。
 次に、7ページから11ページにつきましては、給与費の前年度比較及び増減の明細書であります。ごらんいただきまして、説明は省略させていただきます。
 次の12ページをお願いいたします。19年度より浄水場等の運転管理業務を委託しておりますが、22年度にその業務をさらに3年間延長委託したことによる、それに関する債務負担行為調書となっております。
 次の13ページから16ページは、平成23年度水道事業の財政状況を示す予定貸借対照表でございますが、詳細については省略させていただきます。
 次に、17ページ、それと18ページの平成22年度予定損益計算書は経営成績を示すものですが、18ページの下段に記載のとおり、22年度純利益として4,494万9,000円の利益が発生する予定であります。
 次の19ページから22ページは、平成22年度の予定貸借対照表でありますが、全体的な財政状況をあらわしているもので、ごらんいただきまして、省略をさせていただきます。
 以上、水道事業の予算説明を終わらせていただきます。よろしく審議のほどお願い申し上げます。

〇大山委員長 以上で予算内容の説明を終わります。
 お諮りします。各会計予算の質疑、討論、採決に入る前に、各会計予算の内容等についての調査を提案者側の出席を求めながら行い、その後にそれぞれの案件の総括質疑を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定しました。
 それでは、各会計予算の内容調査を行います。
 まず、進め方としては、一般会計については歳出の款ごとに区切り、歳入は一括して調査を行うこととし、各特別会計及び水道事業会計は会計ごとに歳入歳出一括して調査を行いたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 異議なしと認め、ただいま説明した順序に従って進めることに決定いたします。
 初めに、羽幌町一般会計予算の歳出から始めます。
 質問、答弁においては、予算の内容調査であり、簡潔、明瞭な発言をお願いいたします。
 説明員入れかえのため、暫時休憩します。

休憩 午後2時18分
再開 午後2時19分

〇大山委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 第1款議会費、77ページから78ページまで質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 これで質疑を終わります。
 次に、第2款総務費、79ページから108ページまで質疑を行います。
 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 質問いたします。
 予算説明資料の9ページの生活環境整備事業の中で、情報通信基盤施設管理運営経費ということで276万8,000円出てきております。これは、恐らく離島地区のIP電話、光ケーブルの敷設に係る管理の経費ではないのかなというふうに予測するわけですけれども、この中身につきまして保守管理でどこかに外注か何かをして、そしてやる経費としてこのように計上されているということで理解してよろしいでしょうか、ちょっと中身について説明お願いします。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 ご説明申し上げます。
 今委員さんおっしゃるとおり、今回整備しました通信基盤の運用にかかわる経費でございまして、その内訳といたしましては、施設管理費ということで機器の修繕料ですとかシステムの保守、それからデータ管理等で71万8,000円、それから施設の運営費ということで外部につきましてはスピーカーの電気料ですとか、それから回線の使用料、それから電柱の使用料、それからサポートサービス、それから先ほど条例の中で言いましたけれども、端末機を移設する場合、これは個人負担なしにです。例えば通常で取りつけするだとか、そういうような場合の経費60万円等を含んで、合わせて276万8,000円を計上させていただいております。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 住民に直接かかわる例えばサービスを受けられる部分ということについては、こういった場合にはこういう保守点検についてのサービスが受けられますということを周知する必要がありますよね、そういうことは恐らくやられますよね。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 実は、7日、8日と島のほうに行っておりまして、議会ありましたけれども、今説明会を終えたところでございます。その中でお集まりの住民の方々には、システムの使い方ですとか経費の面ですとか、そういうものの第1弾の説明会は終了しているところではございます。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 説明会の開催の案内もIP告知システムによって各家庭に届いておりまして、大変成果というか恩恵にあずかっているところなのですけれども、それからあとは各家庭までの配線ありますね、電柱を伝っている配線、これらの保守点検とかという部分も入っているわけですか。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 そういうものも含まれております。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 電線をはわせるケーブル、これは1本ではなくて、聞くところによると複数本あるようなのですけれども、もう既に冬期間の強風とかそういうことによってちょっと破損が生じたりとかいうことがあるようでございます。非常に弱いという話なのです、実際に島に入ってきてそれを保守点検をしている業者によりますと。ですから、その辺も今後何か大きなことが発生した場合の経費負担とか、そういうこともちょっと考えなければいけないような気がしております。再度その辺きちっとその辺点検して打ち合わせをしていただきたいのですが、どうでしょうか。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 今委員さんのほうから初めてそういうことを聞きましたので、その辺は改めて確認をとりながら、来年度の運用に向けて事前にちょっと業者のほうと話し合いをしていきたいと思います。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 それから、IP告知システムと同時に敷設された光ケーブルを使って各家庭で光のインターネットも2月からできるようになりまして、これも非常に好評でして、今までの動かない画面がうそのようだということで非常に感謝しております。ここに備考欄に光ファイバーしん線等貸付料ってありますよね、これというのは光のインターネットの運用というのは恐らくNTTのほうでやっていると思うのですけれども、町で敷設したものをNTTに貸している、その料金をいただくという、そういう意味合いのものでしょうか。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 この中で84万という予算、その他として84万計上いたしておりますけれども、これはこの時点でパソコンを使った場合の1世帯の接続使用料ということで700円を見込んでおりましたけれども、実際このたびの最終の見積もりでは加入者1人につき月1,100円の使用料をもらえるということになりましたので、今のところおおよそ100世帯ぐらいになるだろうという想定をしておりまして、そうしますと約132万ほどの収入が入ってくるという予定でおります。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 それから、もう一点なのですが、羽幌市街地区でも光ケーブルが一部サービス開始されていますよね。それと同時にひかり電話というサービスも、これはNTTですけれども、サービス開始されております。離島地区の場合なのですけれども、ひかり電話のサービスというのは同時に開始されませんで、ちょっと確認しましたところ、光ケーブル自体が町の管理している持ち物なので、これはNTT独自ではひかり電話の開始というものができないような、町との調整も必要だという話を聞いているのです。その辺は、どのようになっているでしょうか。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 今私どものほうでは、ひかり電話の使用に関しましてのケーブルについてはちょっと情報入っていないところなのです。申しわけありません。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 インターネットの加入者も、100件ということは予想よりも結構多い。これからもどんどんふえていくことによって保守点検料をカバーできるということになりますよね。そして、それと同時にひかり電話も使えるようになると料金的にも非常に利用者が有利になります。ですから、NTTと協議をされて、その辺の利用もできるのであれば進めていただきたいなというふうに思います。いかがですか。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 改めて情報を得まして、検討していきたいと思います。

〇大山委員長 7番、駒井久晃君。

〇駒井委員 関連で今の予算について、こっちのほうはばらばらになっていると思うのですけれども、あらあらでいいのですけれども、どういうあれが該当するのか教えていただきたい。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 お答えします。
 ページ数でいきますと88ページの6目企画費の中のまず需用費というところで光熱水費ございますが、ここにスピーカーの電気料6万5,000円入れております。それから、修繕料ということで、この中に端末補修費ということで入れております。それから、12の役務費の中の通信運搬費の中に、ここに回線使用料を入れております。それから、委託費の中に、ここに明細ありますけれども、IP告知システムの保守等委託費が入っております。それから、14節の使用料及び賃借料の中の下の電柱使用料、これがそうでございます。それから、同じく89ページにいきまして通信システム使用料、それから管路等使用料、これらもそうでございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 予算説明資料の10番、庁舎等維持管理事業の町有施設下水道接続事業、説明があったら申しわけないのですが、私聞き逃していますので、この中身についてまずお伺いします。

〇大山委員長 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 お答えいたします。
 本年度予定をしておりますのは、北4条団地、4棟8戸、280万円、それと寿町団地、これは2階建てですが、1棟6戸、690万円、それとあと250万円ほどはその都度判断をしていきたいという内容でございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 それは了解しました。
 ちょっと住人に聞いてみたのですが、旧雇用促進団地、夕陽ケ丘団地が下水化しているかどうか本人わからないと言うので、改めてそこの部分で下水道つながっているかどうか確認したいと思います。

〇大山委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 今のご質問にお答えします。
 旧雇用促進住宅、現夕陽ケ丘団地につきましては、既に下水道に接続をしております。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 しあわせ荘の住人は世帯分離しているわけですけれども、それが下水道の総人口数にカウントされているかどうか確認したいと思います。

〇大山委員長 建設水道課長、井上顕君。

〇井上建設水道課長 お答えいたします。
 しあわせ荘の入居者につきましては、個人個人が1人ずつということで接続人口にカウントされています。

〇大山委員長 12番、橋本修司君。

〇橋本委員 2つ質問します。
 説明書の9ページの地上デジタル放送奨励金交付金、まずこれが交付金ですから地元負担、受益者負担というのですか、それがどの程度の割合でなっているのか、それとこれをどの地区に奨励しているのか。
 それから、次のページの一般行政経費の中の上のほうですが、公会計システム導入ということで120万ついていますが、先ほどの説明では公会計に対してやるのだということだったのですが、全国的、全道的というのですか、そういう中で貸借対照表などを使ったことを実際どのぐらいやっておられるのか、それと公会計システムを導入するということは義務があってやるものなのか、それとも町独自でやるものなのか、その辺ちょっと聞きたいと思います。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 まず、1点目の地上デジタル放送施設奨励金交付金についてお答えいたします。
 これにつきましては、ご存じのとおり放送がデジタル放送になるということで本年度からなりますけれども、これに伴いまして、昨年度北海道内の民放5社が今のテレビ施設を改めて新しく設置したという状況がございます。それに伴いまして固定資産税が発生してまいります。それは、3年間その固定資産税に見合う分を町として奨励金としてテレビ局に交付するという内容のものでございます。

〇大山委員長 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 お答えいたします。
 新公会計制度の導入の関係でございますが、この目的は財務バランスを検証して財政の健全化を図る、それと発生主義を踏まえた予算体系を確立するというような目的で本年度から羽幌町もこれらを取り入れるということで準備をしているところでございます。内容につきましては、貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算書、資金収支計算書等を機械で処理をしたいという内容でございます。それで、これを取り入れている各市町村がどういう状況かというのは現時点ではつかんでおりませんけれども、大都市あるいは都市、北海道では市です。市の部分でいけばここ二、三年前から義務づけられていると思います。町村については、羽幌町は今年度から取り入れるということで、大半が23年度から入れるのでないかなという予想はいたしております。

〇大山委員長 12番、橋本修司君。

〇橋本委員 まず、地デジの関係ですけれども、以前にも伺ったと思いますが、羽幌では地デジが入らない地区というのがないのかどうか、その辺もう一度確かめたいと思いますし、今公会計システムの言われたのですけれども、これ実際やって、いつ公表するのか、その時期を予定しているのであれば教えていただきたいと思います。

〇大山委員長 政策推進課長、柳田昭一君。

〇柳田政策推進課長 お答えいたします。
 上築等、一部データに対応できない地区がございますけれども、そちらのほうは総務省の補助金と、それからNHKの補助金とをいただきまして整備をいたしております。それから、焼尻島のほうもちょっと心配されましたけれども、これは電波が来るということで、羽幌町は今のところは支障ないというぐあいにとらえております。

〇大山委員長 財務課長、品野万亀弥君。

〇品野財務課長 結果の公表でございますけれども、23年度の今の決算の状況で作成することになっております。そういうことで、本年度導入するということで結構手間暇かかると思いますので、23年度中のかなり遅い時期というようなことでご理解いただきたいと思います。

〇大山委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 これで終わります。
 入れかえのため、暫時休憩いたします。

休憩 午後2時37分
再開 午後2時50分

〇大山委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 次に、第3款民生費、109ページから122ページまで質疑を行います。どなたかおりませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 これで質疑を終わります。
 続いて、衛生費、123ページから133ページまで質疑を行います。
 4番、磯野直君。

〇磯野委員 ここでやっていいのか、ちょっとあれなのですけれども、予算説明資料13ページの6番目の簡水の会計繰り出しというのあるのですが、その中の曙地区の井戸の掘削事業が先ほど町長の説明では簡易水道特別会計のほうで1,403万ということなのですが、これは簡水特別会計のほうで質問したほうがいいのでしょうか、今ここでもいいのでしょうか。

〇大山委員長 そのほうがいいです。

〇磯野委員 簡水のほう。

〇大山委員長 はい。
 6番、森淳君。

〇森委員 予算説明資料の衛生費、医療対策予防事業の中の子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業ということで、国・道支出金という形で572万8,000円出て、トータルで1,159万6,000円ついていますが、これ従来のものと中身が変わってきているのであれば説明お願いします。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 お答えいたします。
 この子宮頸がんワクチンにつきましては、従来のものと同じものです。この子宮頸がん等ワクチンの接種につきましては、子供のヒブワクチンと子供の肺炎球菌ワクチンと子宮頸がんワクチンの3つが入ってございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 それで、例えば対象人数その他についても従前と同じというふうに考えてよろしいでしょうか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 この人数につきましては23年度の人数なので、対象者は小児用肺炎球菌につきましては2カ月以上5歳未満の子供の人数が入ってございます。あと、インフルエンザのヒブワクチンのb型につきましても2カ月以上5歳まで、同じ人数でございます。それに、子宮頸がんワクチンにつきましては13歳から16歳に達する子供の人数が入ってございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 表現が緊急促進事業ということになって出てきているわけですから、従前と対象も全く同じで、議会でもかつて大山議員でしたか、将来のために子宮頸がんワクチンは全対象者に地方自治体としてもやったらいいのではないかというような意見も出たことあるのですが、こういう形にしていると名前だけで、今までやってきたことの継続というふうに理解してよろしいのでしょうか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 それは、今回22年度で補正予算で入れましたので、私の答弁としましてはそういう形になりましたので、22年度、23年度では入っている事業なのですけれども、22年度やりましたので、23年度もということでございます。21年度まではやってございませんので。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 それで、22年度のことは思い出しました。これ緊急対策ということで、国のほうでは今後とも24年以降も、子宮頸がんだけで結構なのですけれども、継続してやっていくというような方向の話があるのか、それとも本当に緊急に22年、23年、緊急って、これはインフルエンザなんかと違って今年はやりそうだからというたぐいのものではないので、その辺何かそちらのほうで情報つかんであれば、改めてお聞きしたいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 現状では、国は22年度、23年度、この2カ年ということで通達が来てございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 その下にある高齢者等肺炎球菌ワクチン接種事業についてなのですが、これもかつて同僚議員が非常に効果があるということの中で地方自治体の独自の判断でもっと充実させるべきだということがあって、その中のやりとりを覚えているのですが、この財源内訳を見ると一般財源341万ということで、丸々羽幌町負担というふうに見えるのですが、こういうたぐいのものというのは例えば特交なり、地方交付税措置にはなじまないのかもしれませんけれども、何らかの形で国のほう、もしくは道支出金と同様の内容で補助的なものはないのかどうかを確認したいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 今年から肺炎球菌については実施することになりましたけれども、一応単独、基本的には補助等はございません。ただ、特交の中に、うちの中の財源として特交に入れるときに、後でそこで交付になるかならないかはまだはっきりわかりません。要は、交付税の中の対象にはなりませんけれども、特交ですので、その要因として入れたときにどういうふうな形で積算されて出るかはまだうちのほうでは把握してございませんけれども、実際には特交のほうに入れる要素の中で入れて、確認はしてみたいとは思っていますけれども。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 ぜひそっちの方向で、どういう交渉があるというようなことでもないのでしょうけれども、進めて、今後も続けられるようにしてもらいたいと思いますが、これ直接住民にかかわりますので、今年の高齢者等肺炎球菌ワクチン接種事業の中身を一般町民にわかりやすいような形でご説明願いたいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 今年につきましては、これからこの事業につきましてはずっと実施していくつもりでございますけれども、65歳以上の高齢者の方に接種するという形になります。2分の1の受益者負担をいただきまして、半分は町が出すという形でございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 非常に細かい質問で申しわけないのですが、これは従来1回ということだったのですが、学説等も変わってきて、最近日本でも2回目というようなことが一定期間をあければいいのだということになっているのですが、この対象については1回目、2回目ということに関しては特定の何かがあるのでしょうか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 町で考えているのは、1度だけの助成ということで考えてございます。

〇大山委員長 7番、駒井久晃君。

〇駒井委員 今のこれは、126ページの予防接種委託料1,838万2,000円、ここでよろしいのでしょうか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 はい、そのとおりです。

〇大山委員長 7番、駒井久晃君。

〇駒井委員 そうすると、今森委員から出ました子宮頸がんと高齢者を足すと大体1,500万くらいで、こっちが800万ということになると300万円ほど合わないので、その内訳というのをちょっと教えていただきたい。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 この中には経常費、一般的な定期接種、BCGとか三種混合とかポリオとか普通の予防接種も一緒になって入ってございますので、そういうことでございます。

〇大山委員長 12番、橋本修司君。

〇橋本委員 今の関連ですけれども、子宮頸がん等ワクチンの絡みなのですが、対象の人数何人かわからないのですが、それ全員を見ているということですか、それともそれの何%を見ているということなのか、質問します。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 子宮頸がんにつきましては、85%を見ています。

〇大山委員長 12番、橋本修司君。

〇橋本委員 これ85%見るということは、大体みんなそういう予想を立ててやるのでしょうけれども、もし仮にそれ以上超えて希望者が出たということであれば、それは補正か何かで組むということですか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 そのとおりでございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 今の関連なのですけれども、さっき聞き忘れたというか言い忘れたということなのですが、こういうことは最終的には医療費の削減にもつながると思いますし、当然住民の健康福祉にとって非常に意味があることだと思うのですが、私どももここで今初めて見たような形なので、今後実施に当たって徹底したPRだけではなくて積極的な参加を促すような形のことをしなければ、中にはよくわからないなり、恐怖心等を持つということもあるのかなと思いますので、その辺の実際の運用について現段階で考えていることについて質問したいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 個別通知はしてございます。ただ、任意接種なので、こちらから打ってくださいということは言えないので、こういうことがありますよ、こういうリスクもございますよという通知をいたしまして情報提供している形になっています。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 これから出すという話、もう出したということなのかということと、その中身が例えばパンフレット的なもので、子宮頸がんというのは非常に今問題になっていますよね、特に若い段階からいろんな、もちろん亡くなることも含めてどういう内容のものというのは、言葉で説明するのは難しいのは理解しますけれども、もうちょっと教えていただけますか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 まず、22年度につきましてなのですけれども、22年度につきましては業者のパンフレット等を出しまして、対象人数の把握もございますので、そこで送付して広報活動というか、相手に知らせてございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 理解としては直接送ったという理解で多分間違いないのかなと思うのですが、例えば学校の保健師を通じて、そういう部分で協力を得てやればより理解は深まるのではないかなと思うのですが、その辺のことを行っていたのか、今後行う予定があるのかということを確認したいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 今回道立病院の体制もございますので、何人が子宮頸がん受けるかという数もございます。そのために、小学校と中学校、小学校6年生の方と中学生なのですけれども、そこに学校を通してアンケート調査ということでPRの文書を含めて送付して、回収してございます。ただ、今回新聞等でも皆さんご存じのとおり子宮頸がんのワクチンが非常に少ない状況になってございまして、新規には7月ぐらいでないと手に入らないような状況になっているので、それも含めた形なのですけれども、アンケートをとって、どのぐらいの方が受けられるか、その中でこういうリスクがありますよとか、そういうものも含めて通知はしてございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 病院の体制というのは受け入れ側のあれなのですけれども、それぞれ親も含めて抵抗感がある旨もあるのかなと。大分理解は変わってきたと思うのですが、アンケートというのはどうも言葉からするとどうですかと聞くだけの話であって、よりメリット部分を強調して、町側も学校と本人等に何らかの形で、本人には個別のことなので、一人一人に対応するというのは無理と思うのですが、学校等と連携して、できれば100%を目指すような、副作用の問題とかなんとかというものも否定はできないのですが、一般的には非常に有効だというふうに素人なりに思っていますので、より強い働きかけをすべきではないかなというふうに思うのですが、今のところ先ほどのお話では学校にアンケートを渡して返事をもらっているだけなので、保健師さんですか、学校の、その人を通じて、僕ら思うのは、課外になるのかどうかは別にして、そういう対象者を集めて、自分の判断で見るのではなくて、講習会的なものも企画するだとか、そういうように前向きに、モデル地区になるぐらい、せっかく予算組んでいるわけですから、検討できないかなと思いますので、今の段階でそういうことを今後考える余地があるのかどうかということを最後にお伺いします。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 厚労省のこれからの情報もございますけれども、それを勘案しながら検討したいと思っております。

〇大山委員長 8番、船本秀雄君。

〇船本委員 肺炎ワクチンについてお聞きします。昨年だと思うのですが、私質問させていただいて、町長も専門家の意見を聞いて検討するということで、今回23年度から実施されるということで、私は非常によかったなと、効果があるということを町長理解していただいたのだなというように考えております。そこで、先ほど森委員からも質問ありましたけれども、それとちょっと関連しますけれども、町は1回という考え方、ただここでちょっとお聞きしたいのですが、この当時私が質問させていただいたときには我が国では1回と、アメリカは2回ということになっておりますけれども、最近我が国も2回まで打てるのでないかというような話をちょっと聞いておりますけれども、そこら辺わかる範囲で結構ですので、教えていただきたいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 回数は、2回は打てることになっていると思います。ただ、条件があるようでございます。

〇大山委員長 8番、船本秀雄君。

〇船本委員 我が国も2回打てると、これは私の調べた範囲では1回打って5年間有効だというように聞いていたのですが、そこら辺はどうなのでしょうか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 私もマスメディア等では5年たてばまた打てるということは聞いているのですけれども、はっきりした厚労省からの通知は受けてございません。

〇大山委員長 8番、船本秀雄君。

〇船本委員 わかりました。それで、今我が羽幌町が実施するのは65歳以上というように先ほどお聞きしましたけれども、もう既にこの肺炎ワクチンを打っている高齢者の方がたくさんいらっしゃるわけですが、そういう方が2回目打つとなれば、5年たってまた打てるわけですね、1回だけは認められるということであれば。そうなりますと、この金額はどういう金額、2分の1ということですから、どの程度打っている方だとか、病院で聞けば数字が出ると思うのですが、そのときもちょっとお聞きしたことがあるのですが、実際に打たれている方がどのくらいいらっしゃるのか。そして、これから65歳以上となりますと結構な人数になるのではないかなと思うのですが、そこら辺わかる範囲で結構です。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 現在まで打たれている方の把握は、してございません。ここの予算上は、まず65歳以上、先ほど私65歳以上と言ったのですけれども、65歳以上の方を2,900人見まして、それの30%、65歳以上を2,900人として30%見ています。そのほかに2歳以上の方で基礎疾患を有する方も打てますので、その方が530人の50%ということで人数を拾って単価掛けて数字を出しています。

〇大山委員長 8番、船本秀雄君。

〇船本委員 これは、65歳以上ということになりますか。例えば2回まで打てるということであれば、65歳で今町の補助金がついたので、早目に打つということで打ちますと70歳で効果がなくなる。70歳過ぎますと、5年ということになりますと。それであれば、70歳以上の方々が肺炎になってお亡くなりになるのが多いというように聞いています。十分そこら辺検討されたと思うのですが、検討された内容をわかる範囲で結構ですが。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 今の現状では、まず1点は履歴を町としてはとれないということが1点です。

〇大山委員長 暫時休憩。

休憩 午後3時12分
再開 午後3時12分

〇大山委員長 会議を再開します。
 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 基本的に先ほど言おうとしたのは、もう一点は、町の助成としては、履歴をとれないことも含めまして、ほかのものに対しても同じなのですけれども、1回にしたいということでそのときは決めました。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 今の説明だと、例えば本人のこと把握していないわけだから、仮にかつて打っていても申し込んだら、それは1回目ということになるのですよね。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 個人に対して1回ということですので、本人が1回自分で打たれていて、その後にまたうちのほうで助成したとして、本人の管理になりますけれども、5年たって打ちに来た場合には、うちのほうとして見ますと助成するという形になります。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 先ほど私完全に勘違い、質問の仕方も悪かったのかもしれませんけれども、それはPRするときに必ずそういうふうに言ってもらわないと、1回だけですよということになると、自分は1回打ったのだからもう権利なしというふうに思う危険性がありますので、PRの際にはそれは十分気をつけて周知させてもらいたいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 わかりました。
 それと、厚労省から出ているのですけれども、接種後5年間抗体レベルが上昇しという形で、5年たつとある程度打てる状況にはなるかもしれませんけれども、2回目以降は局所反応の程度と頻度が高いということが出ていますので、それも本人の中で意識していただかないと、打つこと、それによって被害があったら困りますので、そこら辺も含めた形で広報の仕方をしたいと思っています。

〇大山委員長 8番、船本秀雄君。

〇船本委員 最後にちょっと聞いていただきたいのですが、これ打った場合に各病院では5年間ということでカードを出しています。これを持っているのですけれども、高齢者の方になりますとなくしたとかなんとかということがありますので、はっきりと我が国では一生のうちに2回なら2回、先ほど2回と言われていましたけれども、2回までしか打てないので、それも5年間間を置かなかったら打てないということもきちっと家族の方にもわかるようなPRをぜひしていただきたい。何か事故がありましたら困りますので、そこら辺含めて。答弁は要りません。

〇大山委員長 12番、橋本修司君。

〇橋本委員 2つ質問します。
 まず、数字的なことで、予算書の133ページ、羽幌町外2町村の衛生施設組合の負担金3億何がしの金額ですけれども、先ほど補正予算で減額で2,600万減額して2億4,000万の補正をしたのですけれども、今回は3億の予算が上がっているということで、これはもしかして火葬場等々の事業の負担金も入れての話かということです、聞きたいのは。
 それと、もう一つ、予算書の129ページ、合併浄化槽の事業補助金で251万1,000円、先ほどの去年の補正のやつでは減額が337万7,000円減額してやっております。ということは、去年は85万しか使っていないのです。これがまた新たに250万、減額補正すればいいのだということではなくて、具体的に合併浄化槽をふやすためにどのような方策をとるかとか、詳しいことを考えながらこの金額を決めたと思うのですが、その辺の説明もお願いをしたいと思います。

〇大山委員長 暫時休憩いたします。

休憩 午後3時17分
再開 午後3時18分

〇大山委員長 会議を再開いたします。
 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 まず、1点目の質問にお答えします。1点目の衛生施設組合の負担金の関係でありますけれども、これは23年度に建設を予定しております広域火葬場の工事費等々を含めた負担金という形で請求をいただいております。
 それから、2点目の合併浄化槽の関係でありますけれども、先ほど補正予算の中では減額をさせていただきました。これは、当初10基見ていたものを4基という形で減額をさせていただいたわけですけれども、23年度につきましては実態は確かに3基前後ということで、今年度も2基ということであったわけですけれども、少し多目に見ておくべきだろうということで一応6基という形で計上させていただいています。

〇大山委員長 12番、橋本修司君。

〇橋本委員 たくさんの人につけてもらいたいという意味ではわかりますけれども、それを具体的に少しでもつけてもらうようにするのはどんな方法があるのかなと、どういうことをやろうとしているのか、その辺を伺いたいと思います。

〇大山委員長 町民課長、藤岡典行君。

〇藤岡町民課長 お答えします。
 確かに浄化槽の設置状況につきましては、余り芳しくない状況で推移をしているのが実態でございます。下水道供用開始になりましてから、基本的には区域外のみの浄化槽設置という形になりましたので、ますます数は減ってきているという状況にありますけれども、区域内については順次下水道に切りかえていただくということをPRしていく必要があると同時に、区域外につきましてはこれが水洗化を図る唯一の手段であるということで、生活環境あるいは自然環境を汚さないためにも積極的に設置をしていただきたいというPR活動を重ねていくしかないのかなと思っております。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 124ページ、貸付金、医師研究資金等貸付金について何点かお伺いします。
 まず、1点目、これが昨年12月議会を通過して施行になってから、1月中旬に新たに医師が本州のほうから来られることになって非常に住民も喜んでいるのですが、その方は何年ということで契約というかあれをしているか、まず確認したいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 現在借りられる方は、1年ということで借りられました。3名ともそうでございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 決して個人のプライバシーということではないと思いますので、改めてその1年ということについて若干お聞きしますが、それは2年、3年というのは現実としては考えていないというようなニュアンスで我々は受け取ってよろしいのでしょうか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 私の考えでは、今年の1月から施行されまして、現段階でその先生方はこれから複数年羽幌にはいらっしゃるのですけれども、まず1年で借りてみるということで、試験的という言い方はおかしいかもしれませんけれども、1年ということで借りられたと思っております。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 それは、相手の意思でということ、こちら側が試験的にということでとりあえず1年ということでしょうか。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 先生の意思でございます。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 これは答えられる範囲で結構なのですが、今年の3月でまた一定の、正確な表現ではないのですけれども、拘束が解かれる医師もいますし、その方の動向をお聞きしようということではないのですが、常にイタチごっこのように退職される方を補充されるということが繰り返される状況が先にも想像つくわけであります。そんな中で、3月議会ですから、ある程度4月以降の体制についてお伺いしてもいいころだなと思いますので、町のほうでは循環器の医師が当面来るだとか、整形のほうも可能性が出てきているのだとか、それから先ほどの方は1年ということなのですが、本人は総合的な医師を目指すというか、そういう形で今診療しているわけですが、元来麻酔医の資格を持っていると。麻酔医を持っているということは各病院、麻酔の医師というのは都会であれば幾つもの病院をかけ持ちしながら非常に人材不足の中で重宝されているという側面もあります。したがって、そういう方がいれば今後整形なりの拡充がなれば、どの程度のレベルかは別として、今羽幌では何も手術ができないというようなことから脱皮をできるということも聞いて、かなり期待感を持っているような話を町のうわさではないですけれども、話としてお聞きします。だから、町として現段階で4月以降についてつかんでいる情報、かつ言える情報、これ相手があることですので、正確に言えというのは難しいということは十分わかった上で、せっかくの機会ですから、町民向けにこういうことを発表してもいいころかなと思いますので、質問いたします。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 委員おっしゃるとおり麻酔医の先生でいらっしゃいまして、確かに麻酔医の先生は先生なのですけれども、しばらく臨床というか、麻酔医自体の医療行為をしていないことから、すぐに4月からということにはならないと思います。ただ、その後研修を重ねられた上ではその可能性もあると思っております。

〇大山委員長 まだ、あと新任の医師。
 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 4月の体制ですけれども、今3名の方が3月で羽幌を離れるという形になっています。その3名のかわりの方ももう決まっていまして、同じようにちょうど3名入ってこられるということを聞いております。

〇大山委員長 6番、森淳君。

〇森委員 差し支えなかったら、新しく来る3名の方の専門的な分野等も報告できるものであればお願いしたいと思います。

〇大山委員長 福祉課長、鈴木典生君。

〇鈴木福祉課長 非公式ではっきりわかりませんけれども、一応循環器系と消化器系というような話を聞いています。

〇大山委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 これで質疑を終わります。
 説明員入れかえのため、暫時休憩します。

休憩 午後3時26分
再開 午後3時30分

〇大山委員長 会議を再開いたします。
 5款労働費。
 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 労働費で聞いていいのかどうか、ちょっと疑問なところもあるのですけれども、私は雇用対策について質問したいと思います。商工労働費とか、そちらにもまたがってくるのでしょうが、ここで質問させていただきます。
 近年景気低迷で特に若者を中心とした職場、雇用の状況というのは非常に厳しくなって、長い年月が過ぎようとしていますけれども、当町においてそういう雇用を創出する職場をつくっていく、ふやしていくという、そういう対策がどんなふうにとられてきたのかなというふうに、そういう視点で考えてみたいと思うのですけれども、今年度予算の中でそうした予算項目って何かございますか、私ちょっと見当たらなかったものですから、あればこういうところでこういう予算をつけていますということで説明をお願いしたいと思います。

〇大山委員長 商工観光課長、三浦義之君。

〇三浦商工観光課長 国の政策として緊急雇用事業というのが昨年からやっておりまして、昨年であれば5事業、6名の雇用、今年については4事業、5名ということで予定をしておりまして、町の臨時職員、それから観光協会の職員、それから林業関連ということでの雇用を今のところ予定をしております。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 緊急雇用対策としてというお話が出ましたが、今お聞きした中身だと限られた月あるいは1年とか短い期間雇用されたら、あとはまた失業するという中身の雇用ではないかと思うのですけれども、違いますか。

〇大山委員長 商工観光課長、三浦義之君。

〇三浦商工観光課長 国の対策としては1年ということでの2年間の単年度の2年目ということで、確かに長期的にはなっていない状況になっております。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 国の緊急雇用対策というのは、町が必要とした事業に対して町とか民間の事業者にお願いをして、賃金を国が補てんするという、そういう仕組みですよね、簡単に言うと。私は、せっかくそういう制度があるのであれば、もうちょっといろいろ創意工夫して、1年間何か雇用することによってずっとそれが仕事として継続できるような、そういうことを考えて有効にそういう補助金を使っていったらどうなのだろうかなというふうに思うのですが、その点そういう考えはなかったのでしょうか。

〇大山委員長 商工観光課長、三浦義之君。

〇三浦商工観光課長 確かに短期的で、そこが雇用が切れるということになると当然長期的にはならないということになりますけれども、それ以外の制度としても通年雇用化ということで、留萌管内の苫前以北という形で季節労働者の通年雇用化ということでは毎年4名なり5名なりの通年雇用化が出ていますので、そういう面では一つの成果があらわれているのかと思います。それから、空き店舗等の活用等も情報発信しながらやっていく中で、新しい店の展開ですとか、それから小口のことに関しては今回新しい新規のものについても窓口を広げて、新規の開店も貸付金の対象とするという中では新しい雇用が生まれるのかなということで期待をしております。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 いろいろ考えながらあの手、この手やっているというご説明なのでしょうけれども、例えば緊急雇用対策という制度を使って、我が町はやはり農業とか漁業とかいいものがたくさんあるわけですから、そういったものを活用して何か付加価値をつけて広げていくとか、そういったことはまだまだ私はできる余地があるというふうに思っております。そういうことをやるために、緊急雇用対策として人を国のお金で雇用し、そして1年間例えば終わった時点でそれがその後仕事として継続できるとか、そうすることによって新たな職場ができると思うのです。私は、そういった創意工夫を常に発想として持ちながら日常の業務に当たられるとすれば、このいろんなお金の使い方というか、新年度に向けての新たな事業展開というのがもっともっとできるのではないかなと思うのですけれども、そういう発想というのはどうなのでしょう、持っていく必要あるのでないでしょうか。

〇大山委員長 商工観光課長、三浦義之君。

〇三浦商工観光課長 確かに寺沢委員のおっしゃるとおり、創意工夫をしながらやっていくべきだと思いますし、せっかく国の補助金あるのですから、そういうような形での結果がしっかり出るような形で使いたいという思いは常に持っておりますので、今後についてもその辺を考慮しながらしっかりやっていきたいと思っております。

〇大山委員長 3番、寺沢孝毅君。

〇寺沢委員 これは、その制度を運用する担当課だけではなくて、やはり役場全体で常にそういう意識を持っていかなければいけないと思いますので、その先頭を切って立つ町長、ひとつよろしくお願いします。

〇大山委員長 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 今寺沢委員の緊急雇用等、国からの制度についての有効活用というか、創意工夫して地元の起業、また就業につながる何かしらのアクションを起こせないのかというご質問でございました。今までの取り組みというか、緊急雇用の国だとか道の取り組み以外に、我々どうしても地元の企業に何とか元気になっていただいてというような視点で、そしてその中で雇用の場が生まれればと、継続的にも生まれればと、守られていけばというようなどちらかというと消極的な取り組みだったのかもしれません。しかしながら、今委員が言われておりました制度上そういうように使えるのかどうかという、割と制度上の厳しい部分もあるのかなというふうに思いますけれども、今の物の考え方、進め方というのは、今の我々のこの厳しい経済状況の中ではまちおこしということの観点からも必要なことかなというふうに思います。どういう形になるか、現実としてなかなか難しいなというふうには思いますけれども、まずはアクションを起こしてやってみるということが非常に大切なスタンスではないのかなというふうに思います。

〇大山委員長 2番、伊藤昇君。

〇伊藤委員 関連する部分もございますが、1つは中部、北部の通年雇用促進事業なのですけれども、私も今年で終わるのだろうと思っていたけれども、情報ではもう少し続くというふうな情報もあります。その辺どういうふうにつかんでいるか、わかれば。

〇大山委員長 商工観光課長、三浦義之君。

〇三浦商工観光課長 情報としては、平成19年から3年間という見込みの中で19、20、21と、21で終わる予定だったのですけれども、1年延長ということで平成22年を1年間延長した中でやってきております。今年についてももう一年延長ということで、単年度ごとに延長ということの方向性で2年、3年という複数の状況には今なっていない状況にあります。

〇大山委員長 2番、伊藤昇君。

〇伊藤委員 世の中の情勢がこういうふうな情勢なので、雇用がないということで、結局つなぎつなぎでしのいでいるという感じがするが、これが雇用が通年ということで、私昨年も質問しましたけれども、一定的な成果はあるのです。さらにつけ加えて言えば、今寺沢委員のほうから言っている緊急雇用事業、これも短期短期のつなぎになっていますけれども、言われていることはその場で終わってしまうような業務で四、五人使うのではなく、長く定着するというような、技術的なの含めて生産的な事業を考えていったらどうかというような内容が含まれた質問かというふうに聞いていました。だから、そういうふうなものにしむけていく必要があるだろうというふうに考えるのです。たとえ短期短期のつなぎであっても、そういう展望を持ってやるべきだというふうに仕事の内容を考えますが、いかがでしょう。

〇大山委員長 商工観光課長、三浦義之君。

〇三浦商工観光課長 緊急雇用に関して、先ほど実績ということで説明をつけ忘れた部分でちょっと加えさせていただきますと、単年度の一般事務であれば確かに1年で終わってしまいますので、技術的な、または資格的なものを身につけるということで、介護職の関連で5名の採用をしていただいて、その間に資格を取っていただいて、その以降も継続して勤めていただけるというようなことも実績としてやっておりますので、新年度またその方、本人次第でありますけれども、継続して勤めてもらえるというような形の中で今進んでおります。

〇大山委員長 ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 これで質疑を終わります。

    ◎延会の宣告
〇大山委員長 お諮りいたします。
 本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇大山委員長 異議なしと認めます。
 したがって、本日はこれにて延会することに決定いたしました。
 明日は、午前10時から本委員会を開会いたします。
 今日はご苦労さまでした。
(延会 午後3時42分)

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