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議会議事録(平成18年決算特別委員会 11月24日)

議会議事録(平成18年決算特別委員会 11月24日)

羽幌町各会計決算特別委員会会議録

〇議事日程(第1号)
 平成18年11月24日(金曜日) 午前10時30分開会

 第1 認定第1号 平成17年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について
 第2 認定第2号 平成17年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第3 認定第3号 平成17年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について
 第4 認定第4号 平成17年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第5 認定第5号 平成17年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第6 認定第6号 平成17年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 第7 認定第7号 平成17年度羽幌町水道事業決算認定について

〇出席委員(12名)
  2番 熊谷 俊幸 君
  3番 高野 輝雄 君
  4番 室田 憲作 君
  5番 有沢 護 君
  6番 金木 直文 君
  7番 橋本 修司 君
  9番 大山 新太郎 君
 11番 磯野 直 君
 12番 蒔田 光子 君
 13番 伊藤 昇 君
 14番 松井 道弥 君
 15番 森  淳 君

〇欠席委員(3名)
  1番 高山 誓英 君
  8番 駒井 久晃 君
 10番 寺沢 孝毅 君

〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
 町長 舟橋 泰博 君               
 監査委員 米澤 幸雄 君
 助役 松本 信裕 君
 教育長 山本 孝雄 君
 総務課長 本間 幸広 君
 総務課総務係長 井上 顕 君
 総務課職員係長 更科 滋子 君
 総務課情報管理係長 谷中 隆 君
 政策推進課長 小川 雅人 君
 政策推進課長補佐 鈴木 典生 君
 財務課長 長谷川 一志 君
 財務課長補佐 石川 宏 君
 財務課主幹 三浦 義之 君
 町民課長 鈴木 義勝 君               
 町民課長補佐 大波 芳弘 君
 町民課主幹 濱野 孝 君
 町民課住宅係長 高山 信雄 君
 福祉課長 柳田 昭一 君
 福祉課長補佐 浅野 勝彦 君
 福祉課主幹 野上 京子 君
 福祉課主幹 藤岡 典行 君
 福祉課社会福祉係長 豊島 明彦 君
 福祉課介護保険係長 鈴木 繁 君
 福祉課保健係長 近藤 幸臣 君
 建設水道課長 平山 光彦 君
 建設水道課主任技師 岩井 広和 君
 建設水道課長補佐 水上 常男 君
 農林水産課長 西村 修 君
 農林水産課長補佐 尾崎 正克 君
 農林水産課主幹 千田 日出夫 君
 農林水産課主幹 山口 芳徳 君
 農林水産課農政係長 高橋 伸 君
 商工観光課長 張間 正美 君
 商工観光課主幹 安宅 正夫 君
 天売支所長 熊木 良美 君
 焼尻支所長 永原 裕己 君
 出納室長 今野 睦子 君
 学校管理課長 品野 万亀弥 君
 学校管理課長補佐兼学校給食センター所長 三浦 良一 君
 学校管理課総務係長 酒井 峰高 君
 社会教育課長兼公民館長 工藤 孝司 君
 社会教育課社会教育係長 春日井 征輝 君
 社会教育課体育振興係長 杉澤 敏隆 君
 社会教育課公民館事業係長 三上 敏文 君
 学校給食センター主査 敦賀 哲也 君
 農業委員会事務局長 荒井 光昭 君
 選挙管理委員会事務局長 本間 幸広 君

〇職務のため出席した事務局職員
 議会事務局長 伊勢田 正幸 君               
 総務係長 渡辺 博樹 君               
 書記 小林 政利 君               

    ◎副委員長あいさつ
〇熊谷副委員長 議事に先立ちまして一言ごあいさつを申し上げます。
 本日は、時節柄大変ご多忙の中、本委員会を開催しましたところ委員並びに理事者の各位におかれましては万障お繰り合わせの上ご出席を賜りましたことを心から厚く御礼を申し上げます。去る9月28日の本会議におきまして当委員会が設置され、委員長に高山誓英委員、副委員長に私が指名を受けたわけでございますが、本日委員長が急な所用のため欠席をしております。羽幌町議会委員会条例第9条の規定により私が委員長の職務を代行いたします。何分にもふなれなために皆様方にはご迷惑をおかけすることが多々あろうかと存じますが、ご容赦をいただきまして、ご協力賜りますよう心からお願いをする次第でございます。
 町の予算規模も7会計に及び、この内容も多岐にわたっておりますことから、本委員会は議会議決の趣旨に従いまして適正かつ効率的な予算執行がなされているかどうか、また予算執行の財政的、経済的効果あるいは行財政上の効果、また町費の効率的支出あるいは住民の福祉の増進に伴うそれぞれの効果等を確認する上でも重大な使命を有している委員会でございます。
 したがいまして、慎重なる審議が必要であろうと存じますので、委員の皆様には特段のご協力を賜りますようお願い申し上げ、甚だ簡単措辞でございますけれども、開会に当たりましてのごあいさつにかえさせていただきます。

    ◎開会の宣告
〇熊谷副委員長 本日の出席委員は12名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから羽幌町各会計決算特別委員会を開会いたします。
 本日の欠席の届けは1番、高山誓英君、遅刻の届け出は8番、駒井久晃君、10番、寺沢孝毅君であります。

(開会 午前10時30分)

    ◎開議の宣告
〇熊谷副委員長 これから本日の会議を開きます。

    ◎認定第1号ないし認定第7号
〇熊谷副委員長 本委員会に付託されました認定第1号 平成17年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 平成17年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 平成17年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 平成17年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成17年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成17年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第7号 平成17年度羽幌町水道事業決算認定について、以上7件を一括議題とします。
 次に、審査の方法についてお諮りいたします。本委員会では、計数の照合審査など監査委員の審査と重複することを避けて、適切な執行状況並びに行財政効果等について精密に審査をすべきであり、監査委員の審査報告を信頼し、問題となる経理がない限り監査意見書に基づいて審査を進めたいと思います。
 なお、審査に当たって証拠書類の検閲が必要となった場合は、地方自治法第98条あるいは同法100条による議決がなければ証拠書類の提出を求めることができないという行政実例があります。したがって、本委員会では、まず決算書に対する監査委員の審査意見について説明を求め、その後助役から決算書の内容説明、続いて財務課長から決算認定資料等に対する説明、続いて建設水道課長から決算認定書の内容説明を受けた後理事者側に対する質疑を行い、逐次このように審査を進めていきたいと思います。これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 異議なしと認めます。
 したがって、ただいま申し上げましたごとく審査することに決定しました。
 代表監査委員から報告を求めます。
 代表監査委員、米澤幸雄君。

〇米澤代表監査委員 それでは、お手元の審査意見書に基づきましてご説明を申し上げます。
 その前に字句の挿入についてでありますが、最初のページの中で平成17年度の「年」が漏れておりますので、表題と本文中の1行目と2行目の3カ所についてそれぞれ「年」の挿入についてお願いとおわびを申し上げます。
 それでは、平成17年度羽幌町各会計歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見について申し上げます。
 地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成17年度各会計歳入歳出決算書並びに同法第241条第5項の規定により、平成17年度定額基金運用状況調書を審査いたしたので、別紙のとおり意見書を提出いたします。なお、地方自治法第199条第11項の規定に基づく有沢監査委員との合議は9月4日でございます。
 また、去る9月定例議会において町長からありました提案理由の内容と重複する事項がありますので、あらかじめご了承を賜りたいと存じます。
 それでは、次のページをお開き願います。平成17年度羽幌町各会計歳入歳出決算審査意見書の内容について申し上げます。審査の対象は、次の一般会計及び各特別会計であります。
 審査期間につきましては、平成18年8月2日から同年8月25日までの期間において行ったものであります。
 審査方法及び範囲についてでありますが、平成17年度一般会計及び特別会計に関する各会計歳入歳出決算書、各会計歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書等について、関係法令に準拠して調製されているか、会計処理が適正に行われているか、決算書等の計数が証拠書類に符合しているか、予算は適正に執行されているか、また財政運営は健全か等について審査するとともに、必要に応じて関係職員からの説明と資料等の提出を求め、これらを審査の参考にいたしたところであります。なお、現金、預金残高並びに証書類等の検査につきましては、定期監査及び例月出納検査の結果を勘案して審査を行ったものであります。
 次に、審査の結果につきましては、審査に付された一般会計及び特別会計歳入歳出決算書及び附属書類等は関係法令の様式を備え作成されており、それぞれの内容を精査した結果、その計数はいずれも正確であることが認められました。また、予算執行及び財務に関する事務処理等につきましても適正に執行されていることが認められました。当年度一般会計及び特別会計をあわせた決算総括表は、次表に掲げるとおりであります。
 次の2ページをお開き願います。一般会計及び特別会計決算総括表についてでございますが、合計欄で申し上げますと歳入決算総額では97億6,807万9,789円で、一方歳出決算総額では96億6,017万6,398円であります。以下内容の説明は省略させていただきます。
 3ページごらん願います。それでは、一般会計について申し上げます。まず、1の概要でありますが、当年度一般会計の決算状況は、次の第1表に示しておりますが、当初予算額57億200万円で、補正予算額1,514万円を減額し、繰越明許費3,372万8,000円を加えた予算総額57億2,058万8,000円に対し、歳入総額56億6,675万6,000円から歳出総額55億8,583万2,000円を差し引いた形式収支額及び実質収支額とも8,092万4,000円で、黒字決算となっております。また、当年度の実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた単年度収支額は、637万7,000円の赤字となっているところであります。
 次に、2の歳入でありますが、歳入の決算状況は、4ページに示しておりますが、第2表のとおりであります。内容は、調定額57億956万円に対し収入済額56億6,675万6,000円、収入率99.3%で、執行率99.1%となっております。前年度に比較して、収入済額14億1,363万7,000円、20.0%減少しており、収入率では0.3ポイント上昇し、予算執行率では0.2ポイント低下している状況であります。不納欠損額は296万4,000円で、前年度と比較して278万2,000円、48.4%減少しております。以下、不納欠損額につきましては20ページで申し上げますので、省略させていただきます。
 次に、4ページの収入未済額でありますが、収入未済額は3,984万円で、前年度に比較して2,522万3,000円、38.8%減少しております。このことは、収納事務に鋭意努力されていることがうかがわれるところでもあります。収入未済額の主なものは、固定資産税1,350万9,000円、町民税1,070万5,000円、都市計画税2,000万1,000円で、税外収入では公営住宅使用料1,131万1,000円等であります。引き続き収納確保に一層の努力を望むものであります。第2表は以上のとおりであります。
 次に、普通会計でありますが、決算認定資料の11ページに示されておりますが、歳入決算額を普通会計ベースで一般財源と特定財源を前年度に比較すると、次の5ページに記載しております第3表のとおりであります。以下ごらんいただくことによりまして省略させていただきます。
 次に、5ページの3の歳出であります。歳出の決算状況は、6ページの第4表であらわしておりますが、内容説明は以下のとおり記載しておりますので、ごらんいただくことにより省略させていただきます。
 次に、7ページをお開き願います。第5表、款別歳入歳出決算状況でありますが、款ごとに主な増減の概要につきまして申し上げます。まず、議会費は省略いたします。総務費では、17年度支出済額2億9,170万9,000円、執行率93.8%で、前年度より740万6,000円、2.6%増加しております。これは、主として公有財産購入費で、南3条5丁目、職員住宅購入費1,956万5,000円の増と、一方減の主なものはバス停留所設置費及び留萌中部3町村合併協議会負担金等によるものであります。民生費では、支出済額5億6,561万3,000円、執行率96.0%であり、前年度より8,434万1,000円、13.0%減少いたしておりますが、この主なものは社会福祉費の扶助費1,927万8,000円、介護保険事業特別会計への繰出金6,385万6,000円などの減少によるものであります。次の衛生費では、支出済額4億4,908万6,000円、執行率97.6%で、前年度より6,345万8,000円の16.5%増加いたしております。これは、主として羽幌町外2町村衛生施設組合負担金5,095万7,000円、簡易水道事業特別会計への繰出金693万6,000円、民生費より当該衛生費にて措置された障害児居宅支援扶助費1,105万8,000円等がそれぞれ増加したところによるものであります。次の労働費は省略いたします。農林水産業費では、支出済額2億5,425万4,000円で執行率97.6%であり、前年度より2,829万5,000円、10.0%減少いたしております。減少の主なものは、土地改良事業、林業振興事業及び水産振興事業等であります。一方、増加の主なものは、中山間地域等直接支払い事業交付金2,460万6,000円、畜産担い手育成総合整備事業負担金3,813万円等となっております。次の商工費では、支出済額1億5,070万3,000円、執行率97.8%で、前年度より3億395万5,000円、66.9%減少しております。これは、主として中心市街地商店街商業集積活性化事業、商工会館取得補助金、温泉源改修工事、商業複合施設整備事業貸付金等がそれぞれ減となったものであります。土木費では、支出済額8億6,523万9,000円、執行率97.8%であり、前年度より2億524万3,000円、19.2%減少しておりますが、執行の主なものとしては国直轄港湾整備事業負担金、市街地再開発事業にかかわる優良建築物整備事業、公営住宅建設事業等による減で、一方増加の主なものは下水道事業特別会計への繰出金が4,867万6,000円などとなっております。次に、消防費は省略いたします。教育費では、支出済額4億3,590万円、執行率97.0%で、前年度より3億8,597万3,000円、47.0%の減となっております。主な執行内容は、当年度において天売小中学校グラウンド整備及び旧校舎等解体工事の施工があったものの、前年度において天売小中学校改築工事完了による減となったものであります。次、災害復旧費は省略いたします。公債費では、起債償還元金償還額及び償還金利子によるもので、前年度より2億7,117万6,000円、19.1%減少しております。次に、諸支出金では一般会計所属職員の給料及び諸手当等で、前年度より1億2,481万3,000円、10.3%減少しております。以上でございます。
 次に、8ページをお開き願います。財政指標でありますが、当年度の財政状況について財政力指数、経常収支比率及び公債費比率を前年度に比較してみると次の表のとおりであります。第6表は財政力指数をあらわしたもので、ごらんのとおりでありますが、財政力指数の上段の数値は3カ年平均で0.21、下段の括弧は当年度をあらわしております。表の下の米印でございますが、この数値が1に近いほど財政力が強いとされております。以上でございます。
 第7表は経常収支比率で、ごらんのとおり95.4となっております。なお、16、17年度につきましては、減税補てん債及び臨時財政対策債の額を除き算定された数値であります。表の下の米印でございますが、この比率が高いほど硬直化であるとされており、町村にあっては70%程度におさまることが一応妥当と考えられております。
 次の第8表は公債費比率、15.3となっております。表の下の米印でありますが、財政構造の健全性が脅かされないためには10%を超えないことが望ましいとされております。以上でございます。
 次に、9ページをお開き願います。財産に関する調書でございます。平成17年度における財産の増減高及び現在高は、次表に掲げるとおりであります。表の下に内容を記載しておりますが、公有財産のうち土地の貸付高は1,610万1,575平方メートルであり、前年度に比較して1万2,082平方メートルの増加となっております。この主なものは、町道路用地2,581平方メートル、職員住宅用地が1,653平方メートルなどの取得によるものであります。次に、建物の現在高は13万1,260平方メートルであり、前年度に比較して1,463平方メートルの減少となっておりますが、増減の主なものは新朝日団地公営住宅1,232平方メートルなどの増と旧天売小中学校解体2,514平方メートルなどの減によるものであります。次の有価証券及び出資による権利の増減は、いずれも平成17年度中の増減は発生いたしておりません。次の物品につきましては、省略させていただきます。
 以上で一般会計の説明を終わらせていただきます。
 次に、10ページをお開き願います。特別会計について申し上げます。まず最初に、国民健康保険事業特別会計について、1の概要でありますが、本会計の決算状況は当初予算額10億2,850万円、補正予算額6,465万3,000円を増額し、予算総額10億9,315万3,000円に対して、歳入総額10億5,681万8,000円から歳出総額10億4,791万1,000円を差し引いた実質収支額は890万7,000円の決算となっており、翌年度に繰り越しをいたしております。以下、記載のとおりでありますので、省略いたします。
 次に、2の歳入でありますが、保険税の収入状況につきましては、次の11ページをごらん願います。第2表のとおりでありますが、前年度に比較して調定額1,000万2,000円、2.8%、収入済額634万9,000円、2.1%及び収入未済額が385万7,000円、7.7%、それぞれ減少となっております。なお、収入率のうち現年度分及び滞納繰り越し分を前年度に比較すると、総体で0.6ポイント上昇いたしております。以上で11ページの第2表は記載のとおりでありますので、省略させていただきます。
 次に、11ページの3の歳出の関係で申し上げます。歳出決算額は、次の第3表のとおりとなっておりますが、総務費及び諸支出金を除く純給付費は10億1,973万2,000円であり、前年度に比較すると1億5,451万7,000円、17.9%増加となっております。以下第3表は記載のとおりでありますので、省略をさせていただきます。
 次に、12ページお開き願います。老人保健医療特別会計について申し上げます。1の概要でありますが、本会計の決算状況は当初予算額14億850万円、補正予算額1億3,357万5,000円を減額し、予算総額12億7,492万5,000円に対して、歳入総額12億7,446万6,000円から歳出総額12億7,420万5,000円を差し引いた実質収支額26万1,000円の決算剰余金となっており、翌年度に繰り越しております。以下ごらんいただくことにより省略させていただきます。
 次に、2の歳入及び歳出についてでありますが、款別歳入歳出決算状況を前年度と比較してみると次のとおりであります。内容説明は省略させていただきます。
 13ページごらん願います。次に、下水道事業特別会計について申し上げます。1の概要でありますが、本会計の決算状況は、当初予算額6億5,010万円、補正予算額2,894万5,000円を減額し、予算総額6億2,115万5,000円に対して、歳入総額6億458万9,000円から歳出6億454万8,000円を差し引いた実質収支額4万1,000円の決算剰余金は翌年度に繰り越しをいたしております。以下省略させていただきます。
 次、2の歳入及び歳出の関係でありますが、款別歳入歳出決算状況を前年度と比較してみると、次の14ページの第2表に示しておりますが、歳入では一般会計からの繰入金2億5,882万4,000円で42.8%の構成割合となっております。なお、下水道が布設完了した地域における水洗化について引き続き接続戸数等の普及に努められ、水洗化率の向上を望むところでございます。14ページの第2表につきましては、以下記載のとおりでありますので、省略させていただきます。
 次に、15ページごらん願います。簡易水道事業特別会計について申し上げます。1の概要については、本会計の決算状況は当初予算額5,540万円、補正予算額75万1,000円を増額し、予算総額5,615万1,000円に対して、歳入総額5,390万1,000円から歳出総額5,386万9,000円を差し引いた実質収支額3万2,000円の決算剰余金は翌年度に繰り越しをいたしております。以下ごらんいただくことにより省略させていただきます。
 次、16ページをごらん願います。2の歳入及び歳出でありますが、款別歳入歳出決算状況を前年度と比較してみると、次の第2表のとおりであります。概要を申し上げますと、歳入の主なものは使用料及び手数料と繰入金で、歳入総額の98.6%となっております。一方、歳出では簡易水道費が歳出総額の68.5%で、前年度に比較して575万6,000円、18.5%の増となっております。この主な執行内容は、天売地区貯水タンク屋根ふきかえ工事などによるものであります。
 次に、下の表で示しております水道使用料の地区別収納状況は、次表に掲げるとおりでありますが、収入済額では前年度に比較して262万4,000円、13.2%増加いたしております。また、収納率では0.6ポイント上昇しております。以下省略させていただきます。
 次、17ページお開き願います。介護保険事業特別会計について申し上げます。1の概要でありますが、本会計の決算状況は当初予算額11億4,450万円、補正予算額3,085万9,000円を減額し、予算総額11億1,364万1,000円に対して、歳入総額11億1,155万2,000円から歳出総額10億9,381万2,000円を差し引いた実質収支額1,774万円の決算剰余金となっており、翌年度に繰り越しをいたしております。以下、記載のとおりでありますので、省略させていただきます。
 次に、18ページお願いいたします。歳入及び歳出について款別歳入歳出決算状況の保険事業勘定及び介護サービス事業勘定をそれぞれ前年度と比較すると、第2表のとおりであります。ここで一部ご訂正を願いたいと存じますが、ただいま申し上げました事項中の第2表でありますが、第2表を次表にご訂正を願いたいと思います。それではまず、歳入の概要について申し上げます。保険事業勘定では、保険料、国庫支出金、道支出金及び支払基金交付金のこれら依存財源は5億5,009万9,000円で、歳入総額の83.3%となっております。また、繰入金の1億650万2,000円は、主に人件費分として一般会計より繰り入れによるものであります。一方、介護サービス事業勘定では、サービス収入4億3,890万7,000円で、歳入総額の97.3%となっております。また、繰入金は、人件費として一般会計より902万8,000円を繰り入れしており、前年度より7,434万8,000円、89.2%減少いたしておりますが、これは特別養護老人ホーム職員の職員退職手当組合追加負担金が減額となったものであります。
 次に、歳出でありますが、保険事業勘定では保険給付費の6億576万4,000円は、歳出総額の94.1%となっております。一方、介護サービス事業勘定では総務費の2,252万8,000円は前年度より7,537万8,000円、77.0%減少しておりますが、歳入で申し上げました職員退職手当組合追加負担金の減によるものであります。以下省略をさせていただきます。
 次に、19ページをお願いいたします。各基金の決算状況を申し上げます。各基金の運用状況につきましては、設置目的に沿って適正に処理されており、決算状況を基金別に見ると次表に掲げるとおりであります。合計欄の対前年度増減では1,797万2,000円の増となっております。以下、記載のとおりでありますので、省略をいたします。
 20ページお願いいたします。不納欠損処分の事由別、件数別集計表について申し上げます。内容等につきましては、決算認定資料の28、29ページに示されておりますが、平成17年度における一般会計、国民健康保険事業特別会計及び介護保険事業特別会計の不納欠損処分の事由及び件数は次表に掲げるとおりであり、不納欠損処分につきましては滞納処分の停止及び消滅時効等の成立により適正に処理をされております。合計で165件、金額では736万1,000円で、前年度と比較して29件の増でありますが、金額では272万円の減となっております。内訳を申し上げますと、町税では地方税法第15条の7第4項の適用は計44件で、金額は109万9,000円であります。次の地方税法第18条適用は計106件で、金額では576万8,000円となっております。一方、税外におきましては、地方自治法236条第1項適用関係では、常設保育料1件で10万5,000円、民法第167条適用は土地貸付収入が3件で13万7,000円、介護保険法第200条第1項適用では介護保険料11件で25万2,000円となっております。以上でございます。
 21ページをごらん願います。繰越明許費事業調べについてでありますが、公営住宅建設事業にかかわる平成16年度から17年度への繰越明許費決算状況であります。内容は、省略させていただきます。
 次のページをお開き願います。平成17年度羽幌町定額基金運用状況審査意見書の内容について申し上げます。審査の対象は、羽幌町奨学基金でありまして、審査の期日は平成18年8月28日であります。審査の方法でありますが、地方自治法第241条第5項の規定により、審査に付された基金運用状況調書について関係諸帳簿、証書類等の確認を行ったところであります。審査の結果につきましては、基金運用状況調書は関係諸帳簿、証書類と符合しており、適正に運用されていることが認められました。なお、平成17年度における基金の運用状況は、次表に示すとおりであります。
 次のページをごらん願います。基金運用状況調書についてごらん願います。本年度の運用状況のうちで、貸付金額のうち新規が2件で48万円、継続3件で84万円、計5件の132万円となっております。なお、本年度末残高の内訳では預金が822万円と貸付金額18件で794万円、計1,616万円となっております。
 以上で17年度の一般会計、各特別会計歳入歳出決算並びに定額基金運用状況についての決算審査の内容説明といたします。よろしくお願いを申し上げます。
 それでは、引き続きまして平成17年度羽幌町水道事業会計決算審査意見について申し上げます。地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された平成17年度羽幌町水道事業会計決算に関する審査意見を別紙のとおり提出いたします。なお、地方自治法第199条第11項の規定に基づく有沢監査委員との合議は6月28日であります。
 1ページをお願いいたします。平成17年度羽幌町水道事業会計決算審査意見書の内容について申し上げます。審査の概要でありますが、審査の対象としては平成17年度羽幌町水道事業会計決算報告書、以下ごらんのとおりであります。次に、審査の期間といたしましては、平成18年6月1日から平成18年6月13日までの期間において行ったものであります。審査の方法でありますが、審査に当たっては事業が常に経済性を発揮し、本来の目的である公共福祉を増進するよう運営されているかに重点を置き、決算報告書、財務諸表、事業報告書、附属書類との計数を照合し、審査を行ったものであります。審査の結果につきましては、審査に付された決算報告書及び財務諸表は地方公営企業法に準拠して作成され、それぞれの内容を精査した結果、計数は正確であり、事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているものと認められます。
 2ページをお願いいたします。経営状況についての経営成績でありますが、事業の経営については前年度と比較すると収益では主に水道使用料金の単価改定などにより収益全体で増加し、一方費用においては原水及び浄水費を除くほか、配水及び給水費並びに総係費等の減少により費用全体では減少しております。このことにより、当年度の純利益は前年度より4,464万2,000円増加し、4,522万9,000円の決算となっております。しかし、これまでの施設整備事業に投資した企業債償還金が平成19年度より財政負担の増嵩が余儀なくされることから、今後とも経費の縮減など一層の経営の効率化を図っていくよう不断の努力を望むものであります。
 なお、経営内容を考察するため計数の分析を行い、全国平均と比較すると次のとおりであります。なお、この全国の統計資料につきましては、平成16年度の地方公営企業の決算状況調査を基礎として作成されました給水人口5,000人以上1万人未満の各事業所の平均値であります。
 まず、アの財務比率でありますが、事業の安定度を見るための指標であります。内容の説明は省略させていただきます。次、3ページお願いいたします。イの収益比率につきましては、収益性を見るための指標であり、数値が大きいほどその収益性が高いことをあらわしております。いずれも全国平均値を上回っております。内容は省略いたします。次に、ウの施設利用率でありますが、施設の効率性を総合的に判断するための指標となっております。有収率では78.3%で、全国平均値を若干下回っております。次に、4ページごらんください。エの労働生産性につきましては、職員1人当たりの生産性について給水人口、有収水量及び営業収益をそれぞれ把握するための指標であります。内容は、省略させていただきます。次に、オの料金に関する比較につきましては、数量1立方メートル当たりの給水原価と供給単価をあらわしたものでありますが、供給単価につきましては平成17年度からの使用料金の改正により前年度より上回っております。また、回収率は117.6%であり、これは100%を超えておりますので、給水にかかわる費用が水道料金で賄われていることを意味するものであります。
 次に、5ページをお開き願います。第1表の業務実績比較表でありますが、区分欄の3、年間配水量につきましては、前年度に比較すると3,733立方メートル増加いたしております。なお、無効水量は前年度より1,234立方メートル増となっておりますが、この対応策に努力されているところでありますが、今後ともなお一層の給配水施設の有効な維持管理に努められますよう望むものであります。次に、区分欄の10、人件費につきましては、前年度より420万1,449円減少いたしております。以下についてごらんいただくことにより省略させていただきます。
 6ページお願いをいたします。第2表、決算額比較表でございますが、まず収益的収支について申し上げますと、17年度の消費税差し引き後の決算額で、下段の収支差引額は4,522万9,558円の利益となっております。次に、資本的収支では、収入決算額は水道管布設替補償金であります。一方、支出決算額は建設改良費、企業債償還金などでございます。下段の収支差し引き決算額4,395万1,704円の不足額は、留保資金より補てんをいたしております。
 次、7ページお願いいたします。第3表、比較損益計算書についてでございますが、単年度における企業の経営成績を明らかにするために当年度中に得た収入とこれに対応する費用を記載したものであります。先ほど申し上げましたとおり、本年度の純利益は4,522万9,558円となっております。以下省略をさせていただきます。
 8ページごらん願います。第4表、比較貸借対照表でございますが、水道事業会計の財産、財務状況を総括的にあらわしております。まず、資産の部でありますが、1の固定資産につきましては前年度より3,128万3,492円減少しております。これは、減価償却などによるものでございます。2の流動資産につきましては、前年度より4,842万4,214円の増となっておりますが、主なものは水道使用料の改定によるものでございます。
 次に、右側の負債資本の部でございますが、3の流動負債につきましては前年度より298万1,045円の減となっております。主なものは、営業未払い金などによるものでございます。4の資本金につきましては、前年度より2,740万6,691円の減は企業債未償還残高であります。5の剰余金では、前年度より4,752万8,458円の増は水道使用料改定による利益剰余金が生じたものであります。
 以上で平成17年度水道事業会計審査意見の内容説明とさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。

〇熊谷副委員長 次に、助役から決算書の内容説明を求めます。
 助役、松本信裕君。

〇松本助役 それでは、私から平成17年度決算につきましてお手元の決算書に基づき、ご説明を申し上げたいと思います。
 9月定例議会におきまして平成17年度決算認定の議案提出に当たり町長から決算の概要を説明いたしておりますことと、ただいま米澤監査委員から歳入歳出決算並びに基金運用状況審査意見について説明がございました。また、私の後で財務課長から決算認定資料などにより決算の状況と財政事情について説明することとなっておりますので、決算個々の数字は重複を避けるため省略させていただきますので、あらかじめご了承いただきたいと存じます。
 それでは、平成17年度羽幌町決算書についてご説明申し上げます。この決算書の構成につきましては、一般会計と五つの特別会計を合わせました六つの会計の歳入歳出決算と実質収支に関する調書、財産に関する調書並びに地方自治法第233条第5項の規定に基づく決算認定資料となっております。
 決算書の中身に入る前に、予算が未計上、または不足等で予備費を充用し、支出した内容を申し上げます。平成17年度で予備費を充用した事業は、一般会計で5件、365万8,000円となっております。主な内訳を申し上げますと、一つは道立畜産試験場からの試験終了払い下げが急遽決定による綿羊購入費用として70万9,000円の充用、二つ目として中央公民館ボイラー地下油タンク油漏れの発生により危険性もあり、修繕費用として33万9,000円の充用、三つ目としまして予想を超える積雪量のため排雪費用の重機借り上げによる費用として255万の充用が主なものでございます。
 それでは、各会計の実質収支に関する調書の状況についてご説明を申し上げます。決算書の64ページをお開き願います。一般会計では、歳入歳出差引額は8,092万4,000円で決算を終えております。なお、後ほど財務課長から説明があろうかと存じますが、16年度決算剰余金繰入金8,730万1,000円を差し引いた単年度収支では637万7,000円の赤字となりますが、財政調整基金の積み立て4,515万円を加えますと実質単年度収支では3,877万3,000円の黒字決算となっております。
 次に、特別会計でございます。初めに、国民健康保険事業特別会計ですが、79ページをお開き願いたいと思います。79ページの実質収支に関する調書をごらんいただきたいと思います。記載のとおり歳入歳出差引額は890万7,000円で決算を終え、全額翌年度へ繰り越しております。
 次に、88ページをお開き願いたいと存じます。老人保健医療特別会計実質収支に関する調書ですが、ごらんのとおり歳入歳出差引額は26万1,000円で決算を終え、全額翌年度へ繰り越しております。
 次に、99ページをお開き願いたいと存じます。99ページは、下水道事業特別会計では歳入歳出差引額は4万1,000円で決算を終え、全額翌年度へ繰り越しております。
 次に、109ページをお開き願います。109ページの簡易水道事業特別会計の決算は、歳入歳出差引額の3万2,000円をそのまま翌年度へ繰り越しております。
 次に、132ページをお開き願います。132ページの介護保険事業特別会計は、介護保険者としての保険事業勘定では歳入歳出差引額1,673万2,000円で決算を終え、居宅介護支援事業、特別養護老人ホーム運営に係る介護サービス事業勘定では100万8,000円の差引額で、各事業とも全額翌年度へ繰り越しております。
 以上で歳入歳出決算の説明を終わらせていただき、次に財産に関する調書については監査委員からの審査意見の中で財産別現在高、増減理由、基金の状況等が説明なされておりますので、省略させていただきます。
 以上で決算説明を終わらせていただきますが、次に公金の管理状況につきまして若干説明させていただきます。10月末の公金の残高につきましては、毎日の支払いに対応する歳計現金が1億9,000万円、歳計現金とは別に積み立てをしております各種基金が24億4,000万円の残高で、合計で26億3,000万円のお金がございます。その管理につきましては、1億9,000万の歳計現金は指定金融機関の当座、または決済用普通預金で管理しておりますことと基金現金につきましては国債、または北海道債に8億円充て、残り16億4,000万円余りは指定金融機関並びに町内の農協、漁協を含めた金融機関に全額保護となる決済用普通預金で管理しております。委員の皆様もご承知のとおり、決済用預金は金融機関の破綻時に全額保護されますが、利息がつきませんので、各種基金につきましては従来と同様に基金の取り崩し状況などを見きわめながら、財務課長と協議調整しながら、3年から5年程度取り崩しのない基金についてはできるだけ国債等にシフトし、少しでも効率的な公金の運用を図っていきたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。そのほか備荒資金の残高につきましては4億7,160万6,000円で、そのうち普通納付金が8,417万5,000円、残りの3億8,743万1,000円は超過納付金として任意に積み立てているものでございます。
 以上で私からの説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認くださいますようお願い申し上げます。

〇熊谷副委員長 次に、財務課長から決算認定資料等々の内容説明を求めます。
 財務課長、長谷川一志君。

〇長谷川財務課長 私から各会計決算認定資料に基づきましてご説明をさせていただきます。
 決算書、財産に関する調書、最後の148ページの次に認定資料がございます。認定資料の1ページ、第1表、各会計別決算総括表でございますが、これは町長からの提案理由説明と重複いたしますので、説明は省略させていただきます。
 次の2ページをお開き願います。第2表、決算の状況に関する調べ、一般会計決算の16年度と17年度の比較表でございます。歳入総額では14億1,363万8,000円の減、歳出総額では14億437万3,000円の減となっております。平成17年度に関係します数値を見ていただきますが、歳入総額から歳出総額を差し引きましたCの欄が8,092万4,000円となります。翌年度に繰り越しをします財源は17年度ございませんので、Jの欄、実質収支は8,092万4,000円の黒字決算となっております。また、一番下の欄、実質単年度収支では3,877万3,000円の黒字決算となっておりますが、これは17年度に措置されました黒字要素、赤字要素、例えば財政調整基金に積み立てをした分、または取り崩しをしたという要素を除きまして、単年度収支が実質的にどのような額になったかを見るものでございます。17年度の状況を見ますと、Jの欄、17年度の実質収支から16年度の実質収支を引きました17年度単年度収支がPの欄の数値でございますが、マイナス637万7,000円となります。それに黒字要素、基金の中でも財政調整基金のみでありますが、財政調整基金への積立金、Qの欄になりますが、4,515万円をプラスいたします。一方、赤字要素であります財政調整基金の取り崩しはありませんので、結果的には先ほど申し上げました3,877万3,000円が実質単年度収支となるものであります。
 次に、3ページ、第3表でございます。以下10ページまで、各会計の歳入歳出決算額を16年度と17年度を款別に比較してあります。増減の主なものをご説明いたします。まず、3ページ、一般会計の歳入でございますが、1款町税で前年度対比で1,944万7,744円、2.7%の減となっております。内訳といたしまして、町民税個人分で1,809万3,000円の減、徴収率は前年度と変化ありませんが、所得減の影響により調定自体で1,635万円の減となっております。同じく法人分では170万6,000円の増、徴収率は前年度と変化ありませんが、調定で126万9,000円の増となっております。また、固定資産税では8万円の増となっておりますが、家屋新増築などにより10万1,000円の増が主なものであります。また、固定資産税の増の関連で、都市計画税も17万7,000円の増となっております。
 次に、2款の地方譲与税では1,816万6,000円、17.6%の増でありますが、これは三位一体改革による国庫補助負担金削減により地方へ税源移譲されるまでの間暫定的に措置されます所得譲与税分1,725万6,000円の増が主な要因であります。
 次に、10款地方交付税では2,472万7,000円、0.8%の増であります。内訳は、普通交付税で5,689万5,000円、2.1%の増となっておりますが、国の出口ベース0.1%の増と過疎債などの起債償還の増などによります基準財政需要額の増によるものであります。特別交付税で3,216万8,000円、11.6%の増となっておりますが、国の出口ベース6.4%の減と市町村合併、それから豪雪や地震などの災害に財政需要があったことと16年度は台風18号災害分が算入されておりましたが、17年度は台風による災害がなかったため算入されておらず、減となっております。普通交付税の振りかわり分であります臨時財政対策債と普通交付税との合計額で見ますと、16年度が29億6,875万円、17年度が29億5,864万5,000円となり、16年度と17年度の比較では17年度1,010万5,000円の減となります。
 続きまして、14款国庫支出金では6億693万9,911円の減となっておりますが、減の主なものは天売小中学校改築及び給食施設整備で2億85万2,000円、中心市街地商業集積活性化及び優良建築物など整備で1億9,620万5,000円、NTT資金貸し付け償還時補助金1億6,674万円となってございます。
 15款道支出金では1億2,454万2,159円の減となっておりますが、中心市街地商業集積活性化及び優良建築物など整備の減が主な要因であります。
 18款繰入金では、17年度当初予算では3億9,000万円の予算措置をしておりましたが、最終的に減債基金1億4,500万円、役場庁舎など整備基金で1,856万6,000円、まちづくり事業基金で599万5,000円、国保会計から178万3,000円、人づくり事業基金で31万9,000円、交通対策事業基金で915万2,000円の合計1億8,081万5,000円の繰り入れで決算を終えておりますが、16年度と比較をいたしますと1億7,287万7,000円の減となっております。
 21款町債では5億6,370万円の減となっておりますが、減の主なものは天売小中学校改築及び給食施設整備事業債で2億円、商業複合施設整備建設事業債で5,000万円、減税補てん債で1億4,500万円のほか、港湾整備事業債で5,780万円、臨時財政対策債で6,700万円などでございます。
 次に、4ページをお開き願います。一般会計の歳出でございますが、増減の主なものにつきましては監査委員からの報告がありましたので、私からの説明は省略させていただきます。
 次に、5ページ、国民健康保険事業特別会計でございますが、上段の歳入の合計額、前年度対比で1億2,675万8,624円の増となっておりますが、増減要因の主なものをご説明いたします。2款国庫支出金及び4款の道支出金でありますが、一般被保険者に係る医療費の増加による増であります。
 3款療養給付費交付金の増は、退職被保険者数及びそれに伴う医療費の増加によるものであります。
 5款共同事業交付金につきましては、高額な医療費の基準であります1件70万円以上の対象件数及び医療費の増加により増となっております。
 下段の歳出でございますが、前年度対比で1億4,731万9,226円の増となっております。主なものは、2款保険給付費でありますが、一般被保険者及び退職被保険者に係る医療費が増加したことによるものであります。
 3款老人保健拠出金は、2年前の老人医療費をもとにして算出されますが、15年度は14年度より医療費が多かったため増加しております。
 7款諸支出金は、剰余金の基金への積み立て及び交付金精算還付金の減によるものであります。
 次に、6ページをお願いいたします。老人保健医療特別会計でございます。上段の歳入の合計額、前年度対比で8,301万4,722円の減となっておりますが、増減の主なものは歳入では医療給付費が16年度に対し約6%減少したことと制度改正により支払い交付金、国、北海道及び市町村の負担率割合が改正されたため、2款国庫支出金及び3款の道支出金では負担率の増加に伴い増となりましたが、反面1款支払基金交付金は負担率の減少に伴う減、4款繰入金では町負担が当初見込みより減少したことと前年度精算交付金が増加したことにより減となってございます。
 下段の歳出でございますが、前年度対比で8,264万5,216円の減となっております。1款医療諸費では、医療給付費が16年度に対し約6%減少しているため、1件当たりの医療給付額が減となったものであります。
 次に、7ページ、下水道事業特別会計でございます。歳入合計で3,255万8,118円の増でありますが、1款分担金及び負担金の減は受益者負担金の新規賦課区域の減及び前年度中に一括納付済みによる納付対象の減によるものであります。
 2款使用料及び手数料は、接続済み件数の増加に伴う使用料の増加であります。
 3款国庫支出金、5款繰越金及び7款町債の減は、繰り越し事業がなかったため減となっております。
 4款繰入金の増は、起債償還の増加に伴う増であります。
 6款諸収入の減は、事業費の減及び使用料の増に伴う消費税還付金の減によるものであります。
 歳出でございますが、前年度対比で3,368万7,096円の増となっております。1款総務費は、職員の会計間の移動による人件費の減によるものであります。
 2款の事業費の減は、繰り越し事業がなかったための減であります。
 3款公債費につきましては、起債償還額の増加による増であります。
 次に、8ページの簡易水道事業特別会計をお開き願います。歳入合計で979万2,699円の増であります。3款繰入金では単独事業費の増加によるものであります。
 歳出でございますが、前年度対比で984万5,586円の増となっております。1款簡易水道費の増は、単独事業による工事費の増によるものであります。
 2款公債費でございますが、起債償還額の増によるものであります。
 次に、9ページ、介護保険事業特別会計の保険事業勘定であります。歳入合計で1,289万3,765円の増でありますが、3款国庫支出金の増は保険給付費負担金及び調整交付金の増が主な要因であります。
 5款支払基金交付金及び8款繰入金の増は、保険給付費の増によるものであります。
 歳出でございますが、前年度対比で383万7,741円の減となっております。1款総務費では、法改正に伴う介護保険システム導入のため増となっております。
 6款諸支出金の減は、給付費交付金などの返還金、前年度精算分でございますが、なかったことによるものであります。
 次に、10ページの介護サービス事業勘定をお開き願います。歳入合計で8,349万596円の減でありますが、4款繰入金は3年ごとの精算によります退職手当組合追加負担金の減が主な要因であります。
 歳出でございますが、前年度対比で8,414万6,755円の減となっております。1款総務費の減は、歳入でご説明申し上げましたが、退職手当組合追加負担金の減によるものであります。
 2款事業費の増は、特別養護老人ホーム運営委託料の増によるものであります。
 3款基金積立金の減は、剰余金が減となったためであります。
 次に、11ページの第4表、経常収支に関する調べでございます。この表は、一般会計決算額から公営企業に準ずる経費として港湾旅客上屋に関する経費の一部107万1,000円と港湾機能施設整備事業債、埠頭用地の埋め立てでございますが、620万円の合わせて727万1,000円を除きました純粋な普通会計の決算をあらわしているものであります。歳入では、使途が特定されている財源とそうでないもの、また臨時的な財源なのか、経常的に見込める財源なのか、また歳出の方では経常的な経費に対しまして一般財源がどれだけ充当されているかなどをあらわしております。右側にあります2、支出の状況、表の一番右側の欄に経常収支比率がございますが、財政の弾力性を見る比率であります。17年度は、計の欄、一番右下にありますように95.4%となっております。16年度と比較しまして2.4ポイント増加しております。16年度と比べ収入で普通交付税の増加などで5,141万円の増となっておりますが、経常的支出に充当しました一般財源の額も1億3,864万円増加したことによりまして経常収支比率が増となったものであります。経常収支比率は、経常的な経費を経常一般財源収入の総額で割って求めるものでございまして、この表の数値で申し上げますと、経常収支比率95.4%のすぐ左隣の欄で一般財源の欄の計35億2,173万円を分子といたしまして、それを左の収入の状況の表、表の右端の一番下にあります経常的な一般財源収入総額36億9,039万8,000円を分母といたしまして割り返したものでございます。性質別に区分いたしました支出個々に比率の高い項目から申し上げますと、公債費が29.6%、前年比0.7ポイントの増、人件費24.7%、前年比3.8ポイントの減、補助費などで13.8%、前年比0.9ポイントの増、その他扶助費の減を除き物件費、それから維持補修費、拠出金は前年度と比較しましてポイントはいずれも若干増となっております。また、13年度から普通交付税の一部が臨時財政対策債に振りかわっておりますことから、先ほどの算出方法で申し上げました分母の数値が大きく減少してきており、経常収支比率は増加しております。ただ、決算統計上では比率を求める際先ほどの臨時財政対策債などを分母に含めまして算出した数値も用いておりますが、それによりますと17年度の経常収支比率は89.6%となりまして、16年度の同様の比率が85.8%でございますので、3.8ポイントの増となっております。
 次に、12ページをお開き願います。第5表でありますが、普通会計の決算額を款ごとに性質別にあらわしたものでございますが、説明は省略をさせていただきます。
 次に、13ページ、第6表から22ページまでにつきましては、主立った投資的事業につきまして会計別、款別に区分をいたしまして、事業ごとに決算額、整備内容などを載せております事業効果表であります。ごらんをいただきましてご理解賜りたく、説明は省略をさせていただきます。
 次に、23ページをお願いいたします。第7表でありますが、歳入歳出の決算状況を目的別にグラフにあらわしたものであります。次の24ページ、第8表は町税の収入額をそれぞれ税目別にグラフにあらわしたものであります。ごらんをいただきましてご理解賜りたく、説明は省略をさせていただきます。
 次に、25ページ、第9表から以下27ページまでは、収入の状況調べとなっております。町税につきましては、先ほど一般会計歳入で説明をさせていただきましたことと、28ページ、それから29ページにあります一般会計、特別会計の不納欠損額調べにつきましても監査委員から監査意見がございましたので、説明は省略させていただきたいと思います。
 次に、30ページ、第10表、給与費決算調書であります。一般会計と特別会計の特別職、一般職に係る職員数と給与費、共済費の決算状況をあらわしております。一番下の差し引き欄で16年度と比較しておりますが、合計の欄の一番右下になりますが、合計差し引き2億1,979万3,000円、14%の減となっております。内容といたしましては、定数内一般職員数10名の減、さらには3年ごとの精算によります退職手当組合の追加負担金の減が主な要因であります。
 次に、31ページ、第11表、債務負担行為の調べでありますが、一般会計におきまして17年度以前に議会で議決をいただき、4カ年以上にわたって債務の負担を要する内容を記載してあります。事項別の内訳は省略させていただきますが、一番右下の欄にありますように18年度以降一般財源で支出を予定されている額は3,469万円となっております。
 次に、32ページをお開き願います。第12表、地方債施設別現在高調べですが、会計別に17年度末の未償還元金の額を記載してございます。表の下にその他の内訳の3行目から4行目にかけまして、臨時財政対策債残高13億2,409万1,000円とありますが、この分は16年度現在高と比較しまして1億8,059万1,000円の増となっております。一般会計では、公営住宅建設に伴い公営住宅施設分6,521万円、その他では1億4,963万2,000円の増加となっておりますが、その他の主な増は表の下にその他の内訳の3行目から4行目にかけまして記載の臨時財政対策債1億8,059万1,000円と最後に記載のあります石綿対策事業債270万円でございます。このように増加しているものもありますが、一般会計の合計では4億2,613万4,000円の減となっております。また、簡易水道事業会計、下水道事業会計はいずれも減となっておりまして、総合計では4億6,907万9,000円の減となっております。
 第13表の右のグラフは、一般会計分、17年度までの起債の借入額の状況とその分に係る元金の償還予定額の状況を一応21年度までグラフであらわしたものであります。点線の折れ線グラフが元金償還予定の状況を示しておりますが、18年度、グラフでは元金分9億6,000万円でございますが、これに利息の償還分も含めますとおおむね11億4,738万円、同じく19年度が10億8,157万円、そしてグラフの最後にあります21年度は元金、利息合わせまして10億195万円の償還になるものと見込んでおります。
 次に、33ページ、第14表の一般会計の決算額を款別、節別に集計したものであります。ごらんをいただきまして、説明は省略をさせていただきます。
 次の34ページ、第15表、基金運用状況調べでありますが、定額の資金を運用する奨学基金の状況を載せてございます。
 次の35ページは、第16表、繰越明許費事業調べでございます。16年度から17年度へ繰り越しいたしました一般会計の決算状況でございます。ごらんいただきまして、ご理解を賜りたいと存じます。
 以上で17年度決算資料の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、認定賜りますようお願い申し上げます。

〇熊谷副委員長 以上で昼食のため休憩といたします。

休憩 午前11時58分
再開 午後 1時00分

〇熊谷副委員長 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 建設水道課長から水道事業決算報告書の内容説明を求めます。
 建設水道課長、平山光彦君。

〇平山建設水道課長 それでは、平成17年度の水道事業決算報告書の内容につきましてご説明申し上げます。
 決算書の1ページをごらんいただきたいと思います。この表は、平成17年度の経営状況に伴って発生した収益と費用を計上したものであります。(1)、収益的収入及び支出でございますが、収入では第1款水道事業収益2億6,713万円の予算額に対し、決算額2億7,640万1,556円であります。支出は、第1款水道事業費用2億6,249万5,000円の予算額に対し、決算額2億3,002万3,831円で、不用額は3,277万2,169円となっており、これは本年度実施した羽幌川取水堰改修に伴う北海道への負担額の減や配水管布設替など工事費の減が主な原因です。
 次に、2ページをお願いいたします。(2)、資本的収入及び支出でございますが、これは投資的事業に係る費用と過去の整備投資にかかわる企業債の元金償還も含んだ収支でございます。収入では、第1款資本的収入決算額188万6,677円に対しまして、支出は第1款資本的支出決算額4,583万8,381円で、差し引き不足額4,395万1,704円は損益勘定留保資金により補てんしたところでございます。
 次に、3ページをお願いいたします。3ページは、税抜きによりましてすべての収益と費用を掲載し、利益を明らかにしたもので、さきに1ページでご説明しました収益的収支の税抜き額及び11ページの事業収入、事業費の内容と一致する表でございます。収益から費用を差し引いた4,344万5,299円が経常利益となり、過去に取得しました償却資産の計上誤りによります修正として5番の過年度損益修正益178万4,259円を加えた4,522万9,558円が17年度純利益となっております。
 次に、4ページをお願いいたします。剰余金計算書と剰余金処分計算書でありますが、利益剰余金の部の積立金では16年度の減債積立金繰入額3万円を加えた1,642万5,405円が積立金の合計となっており、未処分利益剰余金は減債積立金3万円を差し引き、当年度純利益4,522万9,558円を加えた1億9,926万9,477円が当年度の未処分利益剰余金となっております。資本剰余金の部では、消火栓の受贈として45万8,413円の増、国庫補助返還金4万6,190円の減、配水管布設替に伴う補償金188万6,677円を加えた7億4,621万6,996円が翌年度繰り越し資本剰余金となります。
 次は、剰余金処分計算書であります。地方公営企業法の規定により、当年度純利益4,522万9,558円の20分の1を下回らない額226万7,477円が翌年度繰り越し利益剰余金となるものでございます。
 次に、5ページ、6ページは貸借対照表でございまして、企業の財産状況を明らかにするものであります。資産の部は、固定資産合計額25億5,917万3,721円と流動資産合計3億9,329万3,147円を加えた29億5,246万6,868円が資産の合計となっております。
 次の6ページは、負債の部の負債合計1,140万1,021円と資本の部の資本金合計19億7,915万3,969円と資本剰余金合計7億4,621万6,996円、利益剰余金合計2億1,569万4,882円、それぞれを加えた29億5,246万6,868円が負債、資本の合計となっております。これは、5ページの資産合計額と一致するものであります。
 次に、7ページをお願いいたします。7ページから14ページまでは、事業報告書でございます。最初に、7ページの概要ですが、給水状況では給水戸数、給水人口とも前年度と比較してそれぞれ戸数が31件、給水人口で76人の減少となりましたが、年間配水量は若干増加しました。17年度実施した主な工事は、量水器取りかえ、配水管布設替など総額5,548万2,000円となっており、工事概要は9ページに掲載しております。以下、財政状況について述べております。
 次に、8ページは、議会議決事項、職員の配置数を掲載しております。
 9ページは、先ほど述べました工事契約の概要でございます。
 次に、10ページの業務量、11ページの事業の収支について、それぞれ前年度との比較をあらわしたものであります。
 次に、13ページの企業債の概要でございますが、政府資金、公庫資金合わせて前年度末残高17億9,530万9,469円に当年度の償還額2,740万6,691円を差し引いた17億6,790万2,778円が当年度末未償還残高となるものであります。なお、17年度の一時借入金については該当がございません。
 以下、14ページが営業未収金調書、15ページから19ページまでは収益費用、20ページは資本的収支、21ページは固定資産、22ページは企業債を掲載しております。それぞれの各明細につきましては、これまでの説明と重複しておりますので、それぞれの明細につきましては省略させていただきます。ごらんいただきたいと思います。
 以上で平成17年度の水道事業会計決算報告書の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜りますようお願い申し上げます。

〇熊谷副委員長 これより理事者側に対する質疑を行いますが、質疑は決算書の内容についてのみにとどめられるようご協力をお願いいたします。
 認定第1号 平成17年度羽幌町一般会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。質疑ございませんか。
 3番、高野輝雄委員。

〇高野委員 一般会計の方でありますから、事業効果表というのが決算やった結果出ています。14ページ。まず、1点目ですが、総務費で財産の購入事業ということで、これは2,015万2,000円ということで職員住宅の購入ということで、これはこれまでの補正予算のときに説明があったのですが、この結果家賃、要するに職員の月額家賃はここでは幾らなのかお聞きをしたいと。

〇熊谷副委員長 総務課長、本間幸広君。

〇本間総務課長 今のご質問にお答えいたします。
 17年度で購入いたしました職員住宅、これについては旧営林署の職員住宅の件かと思います。一応1棟2戸の部分と1棟4戸の部分ございまして、料金設定についてはおのおの定めてございます。結論的に職員の方に家賃として申し受けしているのは、1棟4戸の方、2階建ての方でございますが、これは1万6,000円と算定させていただいております。それから、平家建ての方の2戸建ての方については1万2,000円と、そのように設定させていただいています。

〇熊谷副委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 わかりました。
 それで、次に4款の衛生費なのですが、子ども発達支援事業ということで241万5,000円という決算内容になっています。これは、旧商工会のところでしょうか、子ども発達支援センター購入整備ということでなっておりますが、241万5,000円。このうちの購入費のことではないのですが、ここで補修内容等出ております。この補修に当たっては、たしか産業建設常任委員会であったと思うのですが、いわゆる今回の改修については羽幌町のみ負担だということで聞いていますが、これ間違いないかどうか。

〇熊谷副委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 委員さんにお答えいたします。
 一応施設につきましては、羽幌町の財産ということになりますので、例えば壁ですとか屋根ですとか、そういう施設整備にかかわるものにつきましては羽幌町が負担すると。ただ、運営に伴うものについては、3町村のそれぞれ分担にするという形にしております。

〇熊谷副委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 これは、今の例でいうと財産はそうだと。しかし、結果運営していく上でこれからもろもろ改修費がかかると思うのです。今は入ったばかりで、いろんなところ出てきた場合にこれも求めないということかどうなのか、負担。

〇熊谷副委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 初めて今年財産購入して使い始めたわけですけれども、どの程度出てくるかわかりませんが、今のところ予定していますのは壁と、それから屋根が主でございます。それについては、この1年、2年で計画的に無理のない程度の補修をさせていただきたいと。これについても羽幌町が負担するという考えでございます。

〇熊谷副委員長 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 これ以上申し上げませんが、基本的にはやっぱりかかる内部の部分で、これから運営に係る部分については3町村で負担を求めると、これはこれからも予想されることなので、ぜひそのように今からきちっとそういう基本的な話をしておいていただきたいと思います。
 次に、水産振興事業費なのですが、この中で上から4番目、ウニ種苗センターの取水管の移設工事ですが、ここは非常にこれまでもいろんな部分でそれぞれ必要だからお金かかっているのでしょうけれども、そこで効果なのですが、この移設設置をした250メートル一式、その結果、この移設設置の結果効果はどういうふうになって、これで万全なのかどうか。効果のほどをお聞きしたいと思います。

〇熊谷副委員長 農林水産課長、西村修君。

〇西村農林水産課長 今の高野委員の質問にお答えいたします。
 この取水管につきましては、ご承知のように何回も工事かかっているのですが、17年度、一応沖合に出していた取水管、ホタテ共同施設の一文字の方に移設して安定した取水ということで、海水的には塩分濃度とかちょっと悪いのですが、安定的な取水ということで移設いたしました。それで、結果につきましては、一応今ウニ種苗センターにつきましては抜本的な改革を目指しております。それで、来年度以降、ウニの種苗センター施設で今まである程度中間育成して沖合に放流していたのですが、ウニ種苗センター施設の維持管理費等見直しをいたしまして、今ウニ種苗センターの維持管理について全面的に見直しを19年度以降考えていきたいと思っております。それで、この取水施設につきましては、19年度以降ほとんど使わなくなる、最小限の活用にしたいと計画しております。

〇熊谷副委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 第3款の民生費のところで、住民健診にかかわってお聞きをしたいと思います。
 この間本町では住民健診、総合健診とかがん検診をいわゆるその専門検診業者に依頼をして対応していた。当然17年度もそのように行ってきていたというわけですけれども、そうしながらも町としては道立羽幌病院へこの件について可能な限り住民健診行ってもらいたい旨の要請をしていたということでありますけれども、現状今後の見通しなどについてお答えいただきたいと思います。

〇熊谷副委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 今委員さんおっしゃいましたように、現在本町の場合は町が中心となりまして各種検診を行っておりますが、道立病院が新しくオープンいたしましてから、事務局サイドの話し合いになりますけれども、道立病院を活用して各種検診について行えないかどうかということにつきましては随時お話をしております。また、初山別村さんの方からも短期の人間ドック等が道立病院でできないかというお話もあるということで、現在事務局段階ですけれども、何とか医師の体制が整えば、とりあえずは人間ドックの短期あたりから取り組んでみたいというお話を聞いております。一番課題となりますのは、それぞれ器械はたくさんいいものが配備されたわけですけれども、やはり検診になりますと総合的に検診をしなければ効果が薄いということもあるそうでして、そういう面でとりあえずは今言いました短期的な人間ドックを取り組めないかどうかということで来年度から検討するというぐあいに聞いております。

〇熊谷副委員長 6番、金木直文君。

〇金木委員 当面人間ドックからということでありますが、徐々に体制が整えばほかのがん検診等も広がっていくのかなというふうに思いますが、そうなるとこれまで過去ずっと何年も続けてお願いしていた業者との関係で、一挙に変えるようなことになれば、これまでの過去のデータ類の蓄積についてどうするのかなど、いろいろ支障も考えられるとは思うのですが、その過程においては数年の間は両方を兼ねて行うような体制とかいろいろ必要なのかとは思うのですが、その辺の検討などもこれからということになりますか。

〇熊谷副委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 今後道立病院さんが先ほど言いましたように人間ドックだとかそういうものから取り組めるかどうかという課題もありますけれども、今現在私どもといたしましては業者に委託をして検診をしておりますけれども、その検診が終わった後のいわゆるそのデータをもとにした事後指導等については、保健師が携わって事後指導を実施しております。そういう点からしますと、あと道立病院との連携によって、道立病院の検診を受けられた方が道立病院単独という形になるのか、あるいは羽幌町の住民ということで広く見て、私どもと連携をしながら保健師等の事後指導を進めるのか、その辺また実際に取りかかった場合の事前打ち合わせ等も我々もしていかなければならないなというぐあいに考えております。

〇熊谷副委員長 金木直文君。

〇金木委員 次は、農林水産のところの町有林に関してお聞きをしたいと思います。
 以前産業厚生常任委員会でも町有林の実態を調査するということで、その折に私も同行させていただきましたけれども、最近はぼろ学講座で旧炭鉱地をめぐるということがありまして、そのときに私も参加をいたしました。たまたまその場所がその当時町有林、苗木を植えていた地域とほぼ近かったものですから、その苗木はどうなっているかなと思ってそちらの方も私個人だったのですが、見てきたところ、もうどれが苗木なのか雑草なのかわからない、旧本鉱のグラウンドを利用した苗木の場所で、たしかタモの木とかカラマツだったか、そういう苗木が1メートル間隔、2メートル間隔で植林されていた場所だったと記憶しておりますが、今回行ってみたところもうどれが苗木なのかわからないという状況でありました。現在この手入れの状況どのような措置といいますか、どういう事業になっているのか説明していただきたいと思います。

〇熊谷副委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 1時24分
再開 午後 1時25分

〇熊谷副委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 農林水産課、千田日出夫主幹。

〇千田農林水産課主幹 ご質問にお答えします。
 炭鉱跡地に過去5年、6年かけましてヤチダモその他いろいろな樹種を植えておりまして、造林についてはすべて完了いたしました。その後の管理につきましては、今後一応補助事業は8年ということで下刈り、これのみが当面出てくると思います。その後15年、20年たてば除間伐関係が出てきますが、ここ数年については下刈りのみの維持管理ということで、以上でございます。

〇熊谷副委員長 金木直文君。

〇金木委員 実際17年度あるいは今年についてですが、そういう作業は行ってきているわけですか。

〇熊谷副委員長 農林水産課主幹、千田日出夫君。

〇千田農林水産課主幹 炭鉱跡地の下刈りについては、現在二十数ヘクタール実施しております。たまたま17年度、それから今年についても造林につきましてあったのは台風被害のための造林で、これは場所的に上羽幌とか平やっておりまして、炭鉱跡地についての造林は行ってはおりません。

〇熊谷副委員長 金木直文君。

〇金木委員 ということは、これからも下刈りの作業を続けるということだと思いますが、本当に今回見てきたところ苗木もササやぶも一緒のような状況でありますので、本当に行うのであればといってももう冬場ですから、雪をかぶってしまったかもしれませんけれども、今後手入れをして苗木として育つのかどうかもちょっとかなり厳しいような、私素人目ではありますけれども、状況でありますので、早急に冬場、冬明けてからということになるかと思いますが、どのような対策をとるのかきちっとしっかりと考え、対策を立てていただきたいと思いますが、この点についてお伺いします。

〇熊谷副委員長 農林水産課主幹、千田日出夫君。

〇千田農林水産課主幹 造林については、そういう場所については下刈り等計画に基づいて実施しておりますし、冬期間とかいうことについても、冬のそういう気象害についても樹種的にトドマツ、ヤチダモにつきましては強い木でございますので、その辺は安心してというか、そういう形で被害はないと思っておりますので、今後先ほど言いましたように維持管理については下刈り、そして数年たちまして除間伐ということで、いい町有林をつくっていきたい、そういう考えを持っております。
 以上でございます。

〇熊谷副委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第1号について採決いたします。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第1号は原案のとおり認定されました。
 認定第2号 平成17年度羽幌町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
 3番、高野輝雄君。

〇高野委員 町の方、助役の方あるいは財務課長の方から詳しい説明があったのですが、ただ気になったのは歳出で保険給付費、今年度7億5,434万2,000円、前年に比較して22ポイント上がっているのですが、1億3,599万4,283円ふえています。さらに、その前の年、16年度は対前年比約7,240万円ふえている。ずっと増嵩傾向にあるわけです。この後出てきます老人保健の医療の部分でいうと、逆に今減っていると。医療費改正があって、負担率ふえたために逆に抑制、そういうことなのかなと。しかし、ここは退職者の被保険者数がふえたという、先ほどそういう説明あったかと思うのです。それだけではこんなにふえるのかなと。ここだけが突出しているように思うのです。この原因をもうちょっと具体的に、では退職者の部分で被保険者がどれだけふえているのか、そのことによってどれだけ医療費がふえたのか、国民健康保険ですからわかるはずです。それを教えていただきたいと思います。

〇熊谷副委員長 暫時休憩をいたします。

休憩 午後 1時30分
再開 午後 1時31分

〇熊谷副委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えします。
 とりあえず私の方から一般被保険者と退職保険者の増額ということで、その内容でございますけれども、通常の療養給付費が約22%、療養費が0.7%、高額が32%ということで、平均しますと約22%ほど増額しています。また、退職者の部分につきましても平均しますと20%ということで、特に一般の部分については高額療養費が32%ということで相当ふえております。といいますのは、やはり長期入院等の方々が多かったということがその一要因として考えられるかと思います。また、退職者につきましては、先ほど委員さんおっしゃいましたように保険者がふえてきているという状況もございまして、私この退職者の通院の状況を見ますとやはり札幌市等に出向く方が多くて、病気の内容によりまして若干入院の方が多いのかなというふうな傾向は押さえておるところでございます。

〇熊谷副委員長 暫時休憩します。

休憩 午後 1時33分
再開 午後 1時34分

〇熊谷副委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 ふえた要因でございますけれども、なかなか我々としましては細かいところまでは実際のところ押さえれないのが現実でございますが、先ほど私が述べましたように一般においても、また退職者におきましてもやはり重い病気といいますか、入院を伴う療養がふえてきているということが大きな要因かなというぐあいに思われます。

〇熊谷副委員長 高野輝雄君。

〇高野委員 なかなか分析難しいのかなとは思うのですが、ぜひもうちょっと詳細に分析をされて、どんどん、どんどんふえていくということになりますと限られた財源、あるいはそれから被保険者に直接保険税とすべてはならないにしてもなること、それから町のいわゆる国民健康保険の給付費の支払い準備基金がありますが、当然保険給付に要する財源不足したときにはそういう積立金の取り崩しということになってきます。加えて一般会計からの繰出金等があるとすれば大変な費用負担になりますから、病院にかかるなということではないです。本来は比較的元気かなと、老人医療の部分からいうと、そういう人方がふえていくということですから、例えば前にも委員会等で、決算委員会でも出ていたかと思うのですが、そういう対策、医療の対策、保健師さん等の保健対策、この辺とも絡むのかなと思いますが、その辺の対策については何かお考えでしょうか。

〇熊谷副委員長 福祉課長、柳田昭一君。

〇柳田福祉課長 お答えいたします。
 現状のところ我々の方で把握できますのは、国民健康保険加入者についてはレセプト等を詳細に点検することによってその要因もわかってくるのかなと思いますので、その辺はまず今後心がけていきたいと思いますが、とりあえず保健との連携でございますけれども、平成20年度からいわゆる生活習慣病、メタボリックシンドロームを主にいたしまして、一人一人の保険者のメタボリックになっている方々の把握と、それからその方々に対する保健対策ということが始まることになっております。その点からしますと、今後保健行政との連携をしながら、医療と保健が連携しながら、町民の健康の状況を細かく把握していくということが始まってまいりますので、その中でまたさまざまな事業展開するのかなというふうに考えております。

〇熊谷副委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第2号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第2号は原案のとおり認定されました。
 認定第3号 平成17年度羽幌町老人保健医療特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第3号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第3号は原案のとおり認定されました。
 認定第4号 平成17年度羽幌町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第4号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第4号は原案のとおり認定されました。
 認定第5号 平成17年度羽幌町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第5号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第5号は原案のとおり認定されました。
 認定第6号 平成17年度羽幌町介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第6号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第6号は原案のとおり認定されました。
 認定第7号 平成17年度羽幌町水道事業歳入歳出決算認定について、これから質疑を行います。
 6番、金木直文君。

〇金木委員 水道事業のこれは7ページになりますが、単年度の収支不足4,300万を損益勘定留保資金で補てんしたという説明になっておりますが、単年度のこのぐらいの赤字分、不足額というのは大体想定の範囲内なのか、どのような見解をお持ちなのかとあわせてこの後の企業債、残りが17億余りの企業債があったと思いますが、それらの償還への影響、見通しなどもあわせてお答えいただきたいと思います。

〇熊谷副委員長 暫時休憩をいたします。

休憩 午後 1時42分
再開 午後 1時45分

〇熊谷副委員長 休憩前に引き続き会議を再開します。
 建設水道課長補佐、水上常男君。

〇水上建設水道課長補佐 ただいまのご質問にお答えいたします。
 まず、第1点目の資本的支出の不足額4,395万一千何がしの額については想定内でございます。
 それと、平成17年度から値上げいたしまして、年間約4,000万ほど16年度に比較して増収となっております。平成23年までその増収分を見込んだといたしましても、まだ留保資金として3億円ぐらいは残るのではないかというふうに想定しております。
 以上です。

〇熊谷副委員長 ほかに質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで質疑を終わります。
 これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 これで討論を終わります。
 これから認定第7号について採決します。
 本案は、原案のとおり認定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)

〇熊谷副委員長 異議なしと認めます。
 したがって、認定第7号は原案のとおり認定されました。
 以上で各会計決算認定については、それぞれ認定することに決定いたしましたので、次の議会に報告することに取り運びをいたします。

    ◎町長あいさつ
〇熊谷副委員長 次に、舟橋町長からあいさつの申し出がありますので、許します。
 町長、舟橋泰博君。

〇舟橋町長 慎重な17年度決算についてのご審議ありがとうございました。皆様方からのこの決算に対する数字に対するさまざまな意見、そして非常に町財政も厳しいということもございますし、また財政についての先行きの明るさというものもなかなか見えてこない中で、やはり町の貴重な財産、財源、慎重に考慮をしながら、そして住民の方々のためになる事業の執行ということで政策も含めたことを考えていかなければならないというふうに思います。皆様方から出ましたさまざまな意見、やはり内容を考えますとこれからの使い方、これからの貴重な財源を有効に使っていくのだというような意味合いも含んだような意見も多かったのかなというふうにも思います。今後とも皆様方のご支援、ご支持、協議をいただきながら、予算の執行に取り組んでいきたいというふうに思います。
 本日はまことにありがとうございました。

    ◎副委員長あいさつ
〇熊谷副委員長 それでは、委員長退任に当たりまして一言お礼のごあいさつを述べさせていただきたいと思います。
 委員各位におかれましては、終始ご熱心にご審査を賜り、まことにありがとうございました。また、理事者各位におかれましても、本日の資料の作成並びに審査の円滑な運営にご協力いただきましたことを厚く御礼申し上げたいと存じます。ふなれでございましたけれども、皆様方の温かいご指導とご協力によりまして本日の委員会の全日程を終了することができました。このことに心より厚く御礼を申し上げまして、まことに簡単ではございますけれども、退任のあいさつにかえさせていただきます。長時間どうもありがとうございました。
(閉会 午後1時49分)

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